日本シイエムケイ株式会社 (証券コード:6958) 2014年3月期 決算説明資料 2015年3月期 業績予想説明資料 2014年 5月12日 日本シイエムケイ株式会社 1 目次 ■2014年3月期 実績 1.まとめ 2.連結業績 3.用途別売上高 4.基板種類別売上高 5.営業利益分析 6.地域別業績 7.事業再構築 8.設備投資 ・・・ 4 ・・・ 5 ・・・ 6 ・・・ 7 ・・・ 8 ・・・ 9 ・・・10 ・・・11 ■2015年3月期 見通し 1.連結業績見通し 2.業績改善施策 3.施策による売上増減 4.施策による営業利益増減 5.用途別売上高 6.基板種類別売上高 7.地域別業績 8.設備投資 ・・・13 ・・・14 ・・・18 ・・・19 ・・・20 ・・・21 ・・・22 ・・・23 2 2014年3月期 実績 3 1.まとめ ■総括 • 顧客の海外生産シフトの加速に伴い、国内のプリント配線板の 需要は減尐 • 一方、海外の需要は増加したものの、台湾、中国の競合他社と の価格競争激化が顕著となり、総じて厳しい経営環境が継続 ■売上高 • 自動車関連機器の売上は堅調に推移したものの、通信機器、 デジタルカメラ、アミューズメント向けの販売が減尐 • 上記製品で多く採用されているビルドアップ基板の売上が前年 に比べて大きく減尐 ■営業利益 • 生産性の改善や原価低減等を推進したものの、国内における ビルドアップ基板の売上減尐の影響が大きく、営業損失 4 2.連結業績 (単位:百万円) 2013/3期 (実績) 2014/3期 (実績) 前年比 増減率 72,677 71,031 -1,646 -2.3% 営業利益 434 ▲ 1,109 -1,543 - 経常利益 567 ▲ 1,843 -2,410 - 当期純利益 712 ▲ 4,955 -5,667 - 売上高 ※ 数値は切捨てにて表示。 %は小数第二位を四捨五入にて表示。 5 3.用途別売上高 カーエレ・車載 2014/3期 (実績) 488 2013/3期 (実績) 100 200 デジタルカメラ アミューズメント 19 18 38 18 447 0 • • AV・デジタル家電 通信 39 20 56 27 300 400 500 600 (単位:億円) その他 710 126 726 136 700 800 海外を中心として自動車関連機器向けの需要が増加 一方、国内を中心として通信機器、デジタルカメラ向けなどの販売が減尐 ※ 数値は切捨てにて表示。 6 4.基板種類別売上高 (単位:億円) 2014/3期 (実績) 2013/3期 (実績) 多層プリント配線板 196 273 232 0 • • ビルドアップ・ パッケージ基板 100 両面プリント配線板 その他 159 244 200 300 157 400 500 710 81 92 600 700 726 800 自動車関連機器向けの売上増加により、多層プリント配線板の売上増 一方、通信機器、デジタルカメラ向けなどの売上減尐により、ビルドアップ 基板の売上は大幅減尐 ※ 数値は切捨てにて表示。 7 5.営業利益分析(前年比) (単位:億円) 10 限界利益 悪化 5 4 0 ▲5 2013/3期 営業利益 (実績) ▲10 ▲20 ▲11 固定費減尐 4 ▲15 販管費減尐 0.3 2014/3期 営業利益 (実績) ▲20 • 事業構造の見直しにより、固定費は減尐したものの、高付加価値品である ビルドアップ基板の売上が減尐し、限界利益が悪化 ※ 数値は切捨てにて表示。 8 6.地域別業績 (単位:億円) 2013/3期 (実績) 売上 2014/3期 (実績) 営業 利益 売上 前年比 営業 利益 売上 営業 利益 日本 510 9 462 0 -48 -9 中国 201 3 207 0 +6 -3 東南アジア 112 ▲3 129 ▲8 +17 -5 欧米 31 1 40 1 +9 0 計 855 10 839 ▲6 -16 -16 消去又は全社 ▲ 128 ▲6 ▲ 129 ▲4 -1 +2 4 710 ▲ 11 -16 -15 連結 ※ 数値は切捨てにて表示。 726 9 7.事業再構築(特別損失) ■㈱山梨三光(当社100%子会社)の閉鎖 • 顧客の海外生産シフトの加速に伴い、国内需要が急激に減尐 • 国内生産体制の見直しを図るため、閉鎖を決定 ■ALIVH®基板の生産終了 • 需要が低迷している樹脂多層基板「ALIVH®※」の生産を終了 上記の国内生産体制見直しに伴い、人員体制の見直しならびに生産 設備の処分を進め、経営資源の効率化と経営基盤強化を図る。 なお、上記見直しに伴い、2014年3月期連結決算において、約16億円 の特別損失を計上。 ※ALIVH® Any Layer Interstitial Via Hole。パナソニック株式会社が開発し、当社がライセンス生産を している全層IVH構造の樹脂多層基板。 10 8.設備投資 (単位:億円) 2013/3期 2014/3期 (実績) (実績) 前年比 主な投資内容 国内 19 14 -5 ・ロボット導入による自動化 ・細線化対応 海外 15 11 -4 ・無錫工場のAnyLayer基板 量産ライン立上げ 連結 35 26 -9 - 減価償却費 40 46 +6 - ※ 数値は切捨てにて表示。 11 2015年3月期 見通し 12 1.連結業績見通し (単位:百万円) 2014/3期 (実績) 2015/3期 (見込) 前年比 増減率 71,031 75,000 +3,969 +5.6% 営業利益 ▲ 1,109 1,500 +2,609 - 経常利益 ▲ 1,843 1,000 +2,843 - 当期純利益 ▲ 4,955 600 +5,555 - 売上高 ※ 数値は切捨てにて表示。 %は小数第二位を四捨五入にて表示。 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 13 2.業績改善施策 ■タイ工場の生産能力増強 • 旺盛な車載向け基板の需要により、フル稼働状態にあるタイ工場 に対して、設備投資を実施し、生産能力の増強を実施する。 • これにより、更なる車載需要の取り込みを図る。 ≪タイ工場≫ 生産品目:両面プリント配線板 多層プリント配線板 ビルドアップ基板 ISO9001/14001 認証 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 14 2.業績改善施策 ■OEM事業の拡大 • 中国地区の売上拡大のため、従来より実施してきたOEM事業の 更なる拡大を実施する。 • 現地プリント配線板メーカーとの事業連携強化を図る。 ■中国・無錫工場でのAnyLayer基板生産 • 2014/3期にAnyLayer基板の量産ラインを無錫工場に立上げ。 • スマートフォン向け基板の生産拡大を見込む。 ≪無錫工場≫ 生産品目:ビルドアップ基板 多層プリント配線板 希門凱電子 ISO/TS16949 ISO14001 認証 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 15 2.業績改善施策 ■事業再構築 • • ㈱山梨三光(当社100%子会社)の閉鎖及びALIVH®基板の生産 停止による国内生産体制の見直しを実施する。 経営資源の効率化と経営基盤強化を図る。 ■価格競争力プロジェクト • 国内及び海外競合先との価格競争力強化のため、以下の4項目に ついて、全社横断プロジェクトにより、コスト削減活動を推進する。 調達コスト削減 生産性向上 不良削減 販管費削減 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 16 2.業績改善施策 ■生産最適化 • • 旺盛な車載需要に対応するため、車載向け基板の生産をメインと する新潟・蒲原工場及び中国・東莞工場の生産性向上を図る。 加えて、他工場での車載向け基板の生産対応を強化する。 ≪蒲原工場≫ 生産品目:両面プリント配線板 多層プリント配線板 ≪東莞工場≫ 生産品目:両面プリント配線板 多層プリント配線板 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 17 3.施策による売上高の増減 (単位:億円) 800 775 OEM 拡大 750 タイ工場 増強 725 22 AnyLayer 生産 11 生産 最適化 ▲5 事業 再構築 18 ▲20 販売単価 下落 14 700 750 710 675 ∬ 0 2014/3期 売上高(実績) ※ 数値は切捨てにて表示。 2015/3期 売上高(見込) 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 18 4.施策による営業利益の増減 (単位:億円) 生産 最適化 40 価格競争力 プロジェクト 30 7 ▲20 20 20 事業 再構築 10 0 ▲11 4 ▲10 ▲20 タイ工場 増強 OEM 拡大 2 AnyLayer 生産 5 8 販売単価 下落 15 2015/3期 営業利益 (見込) 2014/3期 営業利益 (実績) ※ 数値は切捨てにて表示。 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 19 5.用途別売上高 (単位:億円) AV・デジタル家電 通信 カーエレ・車載 2015/3期 (見込) 510 2014/3期 (実績) • • 31 19 35 25 488 0 100 200 デジタルカメラ アミューズメント 19 18 38 18 300 400 500 600 その他 750 130 710 126 700 800 堅調な自動車関連機器向けの需要の取り込みを見込む 無錫工場におけるAnyLayer基板の生産拡大により、通信機器向けの売上 拡大を見込む ※ 数値は切捨てにて表示。 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 20 6.基板種類別売上高 (単位:億円) ビルドアップ基板 2015/3期 (見込) 203 2014/3期 (実績) 196 0 • • 100 多層プリント配線板 両面プリント配線板 その他 301 162 273 200 300 159 400 500 710 81 600 750 82 700 800 車載向け基板の需要取り込みにより多層プリント配線板の増加を見込む 無錫工場におけるAnyLayer基板の生産拡大により、ビルドアップ基板の 増加を見込む ※ 数値は切捨てにて表示。 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 21 7.地域別業績 (単位:億円) 2014/3期 (実績) 売上 2015/3期 (見込) 営業 利益 売上 前年比 営業 利益 売上 営業 利益 日本 462 0 467 5 +5 +5 中国 207 0 230 9 +23 +9 東南アジア 129 ▲8 147 6 +18 +14 欧米 40 1 44 1 +4 0 計 839 ▲6 889 22 +50 +28 消去又は全社 ▲ 129 ▲4 ▲ 139 ▲7 -10 -3 ▲ 11 750 15 +40 +26 連結 ※ 数値は切捨てにて表示。 710 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 22 8.設備投資 (単位:億円) 2014/3期 2015/3期 (実績) (見込) 前年比 主な投資内容 国内 14 18 +4 海外 11 24 +13 連結 26 42 +16 - 減価償却費 46 44 -2 - ※ 数値は切捨てにて表示。 ・生産性向上及び細線化対応 ・タイ工場の生産能力増強 本資料における将来情報は、2014年5月時点での見通しであり、 その実現を保証するものではありません。 23 END 24
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