◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 農林水産物等輸出促進メールマガジン 26・12・25 第205号 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 【目次】 1.東日本大震災について~オマーン向け日本産食品の輸入規制の緩和について~ 2.【参加者募集】米国食品安全強化法セミナーについて 3.品目別輸出団体の整備状況について 4.EU域内に輸出するペットフード等の適合事業場登録簿及び養殖水産魚用飼料の適 合事業場登録簿の更新について 5.最近の輸出関連記事の紹介 ---------------------------------------------------------------------------1.東日本大震災について~オマーン向け日本産食品の輸入規制の緩和について~ --------------------------------------------------------------------------- 東京電力福島第一電子力発電所事故の発生に伴い、オマーン向けに輸出される食品 について、検査機関が発行する放射性物質検査結果報告書(以下「報告書」という。 )の提出が義務づけられておりましたが、今般、以下のとおり、報告書に代えて輸出 事業者の実績に基づく簡素な証明書でも可とすべく、規制の内容が緩和されましたの でお知らせします。 ============================================================================ ・過去に報告書を提出し、オマーン向けに食品を輸出した実績のある業者については 、報告書の提出を不要とします。 ・代わって、農林水産省に対し、過去の輸出実績について届出を行って輸出事業者証 明書の交付を受け、当該証明書の写しを添付することとします。 ============================================================================ なお、過去にオマーン向けの食品輸出実績のない業者は、初回の輸出については従 来どおり報告書の添付を要しますが、問題が生じなければ、2回目以降は上記同様、 輸出事業者証明書の写しの添付をもって足りることとなります。 今回の決定を反映したオマーン向けに輸出される食品の輸入規制については、以下 のホームページをご参照下さい。 【ホーム > 組織・政策 > 食料産業 > 農林水産物等の輸出促進対策 > 東京電力福島 第一原子力発電所事故に係る諸外国への輸出に関する証明書発行について > 食品 等に係る諸外国への輸出に関する証明書発行について > オマーン向け輸出事業者 証明書の届出手続等について】 http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/oman_shoumei.html ---------------------------------------------------------------------------2.【参加者募集】米国食品安全強化法セミナーについて --------------------------------------------------------------------------- ジェトロでは、「米国食品安全強化法セミナー:米国向け食品輸出関連事業者必見 ~米国食品安全強化法への対応はできているか~」を開催します。 米国食品安全強化法(FSMA)は、2015年後半以降に規則が最終化され法律が義務化 される予定となっています。具体的には(1)対米輸出をする食品の製造等にあたっ ては、危害要因分析とリスクに応じた予防的措置を定めた計画を策定し、これを実行 する義務(HACCPの考え方をほぼ全食品に拡大)、(2)米国の輸入業者に製造され た食品が安全であることを検証する義務が新たに課されるとともに、(3)FDAによ る外国施設の検査が強化されることになります。 これらの規定の施行により、米国の輸入業者における対応のみならず、米国に輸出 を行う食品を取り扱う企業、団体、食品安全の認証団体など幅広い関係者の対応が必 要となることが必至と見込まれています。 本セミナーではこれまで公表された規則案の整理をし、あわせて関連の業界団体・ 企業によるFDAへの対応状況について報告します。加えて、米国を輸出戦略の重点国 にも挙げている農林水産省から、日本政府のFSMAへの対応方針や取り組みについて紹 介します。 ・東京会場 【日時】2015年2月16日(月曜) 13時00分~17時00分(受付開始:12時30分) 【場所】ホテルオークラ東京 曙の間本館1階(港区虎ノ門2-10-4) 【定員】300名程度(先着順) 【参加費】無料 【申込締切】2015年2月6日(金曜) ・神戸会場 【日時】2015年2月17日(火曜) 13時00分~17時00分(受付開始:12時30分) 【場所】神戸国際会館セミナーハウス 8階802、803号室 (神戸市中央区御幸通8-1-6) 【定員】70名程度(先着順) 【参加費】無料 【申込締切】2015年2月6日(金曜) <主催>日本貿易振興機構(ジェトロ) 詳細、お申込はこちら↓ http://www.jetro.go.jp/events/item/20141211965/ ※ 本事業は農林水産省補助事業として実施します。 ■お問合わせ先: ジェトロ農林水産・食品調査課(担当:長谷川、菅、今野、高松) TEL:03-3582-5186 / FAX:03-3582-7378 E-mail:[email protected] ---------------------------------------------------------------------------3.品目別輸出団体の整備状況について --------------------------------------------------------------------------- 農林水産省は、本年6月に閣議決定された「『日本再興戦略』改討2014」に沿って 、輸出戦略実行委員会を創設し、オールジャパンでの実効性ある輸出拡大に向けた取 組体制等について議論を行ってきました。 輸出戦略実行委員会では、品目毎の今後の輸出拡大方針を策定し、来年度の初めに かけて、順次主要品目の輸出団体を立ち上げて、オールジャパンでの輸出促進体制を 整備することとしています。 これまでに、輸出戦略実行委員会での議論を受けて、コメ・コメ加工品、牛肉(畜 産物)、茶の各品目について、輸出団体が立ち上がっています。 今後、水産物、花き、林産物についても体制を整備していきます。 輸出戦略実行委員会については、以下のホームページをご参照下さい。 【ホーム > 組織・政策 > 食料産業 > 農林水産物等の輸出促進対策 > 輸出戦略実行 委員会】 http://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_kikaku/26zikkou.html ---------------------------------------------------------------------------4.EU域内に輸出するペットフード等の適合事業場登録簿及び養殖水産魚用飼料の適 合事業場登録簿の更新について --------------------------------------------------------------------------- EU域内に輸出するペットフード等の適合事業場登録簿及び養殖水産魚用飼料の適合 事業場登録簿が更新されましたので、お知らせします。 ペットフード等の適合事業場登録簿(更新:3施設) ・キョーリンフード工業株式会社加西工場 (承認番号:EU PET No.2) ・キョーリンフード工業株式会社九州工場 (承認番号:EU PET No.4) ・キョーリンフード工業株式会社福崎工場 (承認番号:EU PET No.8) 養殖水産魚用飼料の適合事業場登録簿(更新:1施設) ・日清丸紅飼料株式会社知多工場 (承認番号:EU FF No.1) EU域内に輸出するペットフード等及び養殖水産魚用飼料の適合事業場登録簿は、次 のURLをクリックしてください。 【ペットフード等の適合事業場登録簿】 http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/facility/pdf/eu_export_petfood.pdf 【養殖水産魚用飼料の適合事業場登録簿】 http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/facility/pdf/eu_export_fishfood.pdf ---------------------------------------------------------------------------5.最近の輸出関連記事の紹介 --------------------------------------------------------------------------- インターネット上に掲載された農林水産物・食品の輸出関連の記事を紹介します。 記事の詳細については、各社にお問い合せ下さい。 ・大平畜産工業、タイでレストラン 北海道産の牛肉輸出 (日本経済新聞 H26.11.20) ・下妻の貯蔵ナシ、マレーシアへ 試験輸出スタート (茨城新聞 H26.11.24) ・インドネシアへの牛肉輸出解禁 (農業協同組合新聞 H26.12.1) ・松本のリンゴ農家が輸出組合 シンガポールで販売開始 (信濃毎日新聞 H26.12.5) ・食品小口輸出に船便 ヤマトや北海道開発局 (日本経済新聞 H26.12.10) ・牛肉輸出:初の1000トン超へ 和牛が海外富裕層に人気 (毎日新聞 H26.12.10) ・釧路―釜山便を増便 南星海運、中韓向けの輸出好調 (北海道新聞 H26.12.11) ・羅臼の養殖ホタテ、韓国へ輸出 震災で北海道産に人気 (北海道新聞 H26.12.11) ・県産9商品豪州輸出へ (福島民報 H26.12.13) ・ロシアへの牛肉輸出解禁 (農業協同組合新聞 H26.12.15) ・「沖縄の塩」香港輸出 青い海、現地企業と共同開発 (琉球新報 H26.12.16) ・福井)県産輸出用米、敦賀港から初出荷 (朝日新聞 H26.12.18) ・琉球海運、商船三井と新航路 高雄経由でアジア、米へ (琉球新報 H26.12.19) ・特産松阪牛、初の米輸出へ 地元で出発式 (中日新聞 H26.12.19) ・豪州へのブドウ輸出解禁 (農業協同組合新聞 H26.12.19) ・九経連、7県農産物を一括して輸出 (日本経済新聞 H26.12.19) ・センコン物流、ロシア向け食品輸出拡大 (日本経済新聞 H26.12.20) ・オリーブ牛 タイ輸出祝う (読売新聞 H26.12.21) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆編集後記◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いよいよ、今年も残すところあとわずかとなり、この205号が今年最後の配信とな ります。仕事納めまでのあと数日、風邪などに気をつけて、この一年を締めくくりま しょう。 この一年間、「農林水産物等輸出促進メールマガジン」をご愛読いただきまして、 ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えくだ さい。 ---------------------------------------------------------------------------発 行 ---------------------------------------------------------------------------[農林水産物等輸出促進メールマガジン] 発行:農林水産省 食料産業局 輸出促進グループ 住所:〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 代表:03-3502-8111(内線4330) 直通:03-6744-7045 FAX:03-6738-6475 このメールマガジンに関するご意見・ご要望又は転載を希望する場合は、 当グループまでお問合せ下さい。 --------------------------------------------------------------------- 当メールマガジン及びバックナンバーは、以下の輸出促進対策ホームページ に掲載しています。 http://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_mailmaga/archive.html お知り合いに「農林水産物等輸出促進メールマガジン」をご紹介下さい。 当メールマガジンの配信登録、配信変更及び配信解除等は、以下のホーム ページから手続することができます。 http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html
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