F=C-P+2 F=1- 1+ 2= 2(圧力と温度自由) 氷の融点が圧力により変化する 負の勾配の理由: ・圧力が݄くなると融点が下がる (スケートのエッジ) (374.1℃、218.5 atm) 過冷水の蒸気圧 曲線 F=1- 3+ 2= 0 (自由なし) F=1- 2+ 2= 1 (圧力か温度どち らかが自由) =1 atm = 760 mmHg 611 Pa (0.006 atm) (4.58 mmHg) 参考:ଢ 臨 界 水 猛毒ダイオキシンと その発生源となるPCB の分ӂ(環境問題)。 プラスチックの分ӂ。 Џめない 0 0.01 (273.16 K) 凍結乾燥はD点以下の圧力下で 行われる(熱に不安定な物࠽から 乾燥固体を得る方法) 融ӂ曲線 蒸気圧曲線 昇華曲線 1気圧では、いかに低温に冷却 しても液体の二酸化炭素は得れ ない。 気体を圧縮していくとき 液体と気体の相変化なし 臨界点 (criticalpoint) 液体と気体の共存状態 全て液体状態 理想気体の状態方程式 と一致(前田先生は理想 の大きさにաい) 気体状態 ファン・デル・ワールスの 状態方程式による値 本式は相変化を含まない (要補正) 問題 水にブドウ糖を溶かしていくと、やがて固体のブドウ糖が容 器の底にたまり固体と溶液との平衡状態になる。系の圧力を 大気圧(一定)と等しく保ち、また温度をある値に定めると 溶液のブドウ糖濃度は必ず一定値(溶Ж度)に定まる。この ことをギブスの相律により説明せよ。 多形:固体の中には、同じ化学組成を有する物ޑでありながら、結晶構造が異なるために、 お互いに異なる物理化学的性ޑを示す2種以上の異なる固相が存在する場合がある。(化学 組成は同じであるが2種以上の結晶をとりうる現象あるいは物)ޑ 三重点:S1, S2, 液体が 平衡に達している S1:相転移 してS2へ 固体 S2はC’B’上で 溶ӂ S1はCB上で 溶ӂ S2はCF上で液体、さ らに温度を上げてる と蒸気の領域へ 液体 固体の転移速度は極めて૧い S2:準安定形 ので固体Ⅰ(S1)はEF上の点で 融ӂする。この領域は、温度が 転移点より݄くS2が安定に 蒸気 存在する領域なので、直ちに 固化して固体Ⅱに相転移 B-E:自発的にS2へ S1:安定形固体 互変二形の場合 (enantiotropy) 2つまたはそれ以上の安定な相が存在 曲線CC’A’は曲線 ACより上にあり、 蒸気圧݄く不安定 安定形は自然放置では相転移しない。 融ӂし液相へ、液体を加冷却し固化へ (monotropy) 安定な相は1つ 多形は固体状態のみで観察される現象で、液体では生じない。 固溶体 ある固体Aが他の固体(物)ޑBを均一に溶かした状態のものを固溶体(solid solution) この場合、溶ける物ޑは気体、液体、固体のいずれでもよい。 気体が固体にとけた:金属パラジウムに溶けた水素 液体が固体にとけた:亜鉛に溶けた水ր 固体が固体にとけた:ସに溶けた亜鉛 一般に、2種の物ޑA、Bの各結晶構造がս縁関係の場合に固溶体ができやすい。 固溶体生成の条件とその型 1.条件: 成分Aと成分Bが固溶体を生成するためにはBの分子はAの結晶の特定の空間格子中へ大きな歪みを与える ことなく入ってくることができること。 2.型: 置換型固溶体:Bの分子がAの分子に取って代わる様式:2つの分子や形や大きさ十分に似ていること ナフタレンと2-ナフトール 侵入型固溶体:小さな成分の分子がより大きな成分の分子の間にはまりこむ固溶体の形成様式 主として金属の水素化合物や炭化物 固溶体の生成 全組成にわたって固溶体をつくる場合 (liquid:溶液Aと溶液B) Bの 融 点 液 相 線(liquidus line) 固相線(solidus line) 固体と液体が平衡して 存在(液体と固体共 存 ) Aは融点が低いので なかなか固体にならない ので液体の比率が݄い t1において凝固し始める。 S1のBの割合はもとの組成Xよ り 大きくなるのは、融点の݄いBの ほ う が 融点の低いAよりも固体になりやすいの で 、 Bは固体になりやすいので液体の中での 割合よりも結晶の中に多く入り込むから。 Aの 融 点 連結線 t 2に下げる。 液体の組成l2となり、組成S 2の 固溶体が 析 出 す る 。 S2:l2= a:bの 割 合 で 存 在 さらにt3ま で 下 げ る と 液体の組成l3、 こ れ が 固体S3と平衡保つ、固 体 の み 液体では溶け合うが結晶では混ざり合わない二成分A、Bからなる混合物が共晶を形成する場合の状態図 Aの融点がBの添加により低下 Aの融 点 (liquid:溶液Aと溶液B) その温度における 液体の組成 連結線 液相線 この領域では 固相はAの み 固相線 Bの融点がAの添加により低下 Bの 融 点 この領域では 固相はBのみ 固相線 溶液AとBが混じり合 っている。 溶液AとBが混じり合 固相線 っている。 共晶点or共融点(eutectic mixture) 残りの液相のAとBの混合溶液 AとBの2つの固体と液体(3つ ) はX Eの組成となり、固体Aと 融点は最低となる(AとB結晶同時に析出) 固体Bの混合物が析出し、液相 (2つの固相からなる不均一相である) がなくなるまでその温度にと XE どまる。 固相線に達すると 初めにできたAの 大 き な 結晶の間を結晶Aと結晶B が共に析出し埋める。 固体有機薬品を2種または数 種混合した場合融点・湿潤点 降下を֙こして、常温で湿潤 液化することあり、共有混合 物(共晶)を生成するため e b a c b a f c d サリチル酸が60%含まれるサリチル酸と サリチル酸が85%含まれるサリチル酸と アセチルサリチル酸の溶融混合物 アセチルサリチル酸の溶融混合物 Bの 融 点 液相線 Aの融 点 固 溶 体 α と 液 体 固相線 液相線 固溶体βと液体 固相線 サリチル酸がアセチルサリチル酸 に溶けて生成する固溶体 固化 共晶点or共融点(eutectic mixture) アセチルサリチル酸がサリチル酸 に溶けて生成する固溶体 固相線 いったん共晶点に達すると液体は組成がそれぞれS5の固溶体αとS4の固溶体βとの共晶として すべて固化してしまうまで一定温度が保持される。 例:ナフタレンと1-ナフトール、尿素とスルファチアゾール 純粋なAとBの安定な化合物が形成される系で、その化合物が、同じ 組成の液体と分ӂすることなく平衡状態で存在する場合 固 体化合物SABを加熱すると 温度T ABで溶け、液相と同じ 組成で平衡になる。調 和 融 点 TAB Aの融点 温度低下に伴い液体 の組成はこの曲線 Bの融点 (liquid:溶液Aと溶液B) 温度低下に伴い液体 の組成はこの曲線 A-AB系 B析 出 L N AB-B系 L N AB析出 A析 出 M AB析出 O AがBよ り存在 量多い 共晶点(=共融点) 固 体Aと固体化合物 ABの結晶析出 BがAよ り存在 量多い 共晶点 固体Bと固体化合物AB の結晶析出 AとBが組成比1:1で分子化合物ABを生成し、 AとABが共晶Mを、BとABが共晶Oを形 成 す る 場 合 図の状態図となる組合せ:フェノールとアニリン、ベンゾフェノンとジフェニルアミン 固体のBの 析 出 点Mの温度以上 化合物の存在なし 固体のBの 析 出 ABの析出 本来のAB の融点 ABの析 出 すべてが 固体になる ABの析 出 冷却するとこの線上 この温度で分子化合物A B が析出、残りの液体はすべて でBが 析 出 固体になる。 これより低い温度: 固体Bと固体AB存 在 すべてが 固体になる 共晶点 すべて固体 固体ABと 固体A この範囲はAがBよ り も 多いため、B単独の 場 合 は 存在しない。 この範囲はBがAよ り も 多いため、A単独の 場 合 は 存在しない。 この温度(融点) 一致融点、調和融点 同じ組成の液相と平衡 固体化合物SAB析 出 に な る 寒剤の原理 この温度 分ӂ融ӂ、不一致融点、不調和融点 SH2O+ L L+NaCl・2H2O L+NaCl 固 体SAと 固体化合物SABの 共晶となって出現 氷 モル分率 固体化合物 塩化ナトリウム濃度(࠽量百分率) 相図を作成するためには、固体と液体間の相の境界を正しく決める必要がある。 この境界を決める便利な方法に混合物の熱分析(thermal analysis)がある。 あらかじめ全組成範囲の混合物を調製し、それらの混合物を加熱あるいは冷却する際に 見られる温度の経時変化をଵোする技術である。 冷却の過程を温 度 変 化と時 間との関係を表したのが冷 却 曲 線である。 固溶体形成 一定の速度で冷却す るが、個体が析出す る際に凝固熱が放出 されるので冷却速度 が減少する。 固溶体形成 共晶析出 気体と液体からなる 2成分系の平衡状態 この状態図:沸点図ともいう(boiling point diagram) 気体の組成はc 液体の組成はd 気相と液相の組成比 気相:液相= (x2-x3) :(x3-x1) 気相線:凝縮(気体から液体へ)温度と気相の組成 Bの標準沸点 気相と液相の平衡の混合物 連結線 液相線:沸点と液相の組成 Aの標準沸点 前提 A:沸し易い B:沸し難い X2の組成を加熱して行く と液相線と交わった点の 温度t1で沸始まる このときの蒸気の組成はCで表される 気相:沸点の低いAが多く含まれ 液相:残液にはBが多く含まれ ラウールの法則から正のずれ ラウールの法則から負のずれ クロロホルムの 沸点:61.2℃ 水の沸点 エタノールの 沸点:78.3℃ 共沸点 64.4℃ 共沸点 73.2℃ アセトンの 沸点:56.5℃ 1気圧 96.0w/w% エタノール 純物࠽のよう 共沸混合物から純物࠽の分離 参考:消毒用エタノールは76.9 81.4 vol % 無水エタノール:生石灰を加え水を吸収。工業的には96.0%のエタノール 参考:局方エタノールは95.1 95.6 vol % にベンゼンを加え、3成分の共沸混合物をつくることによって水を除去 気相 気相 T b, B 液相 液相
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