三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ-シ-0139A 1/10 2014年 12月 表 題 アナログ入力特殊ブロックの「入力特性の変更」に関する注意点 適用機種 FX3U -4AD、FX3UC-4AD、FX2NC-4AD、FX2N -8AD 三菱マイクロシーケンサ MELSEC-F シリーズに格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 上記適用機種の入力特性を変更される際、一部注意点がございますので、下記の手順にて設定変更してい ただきますようお願いいたします。 ただし、既にご使用いただいている製品においては、その特性を変更しない限り、本内容を実施する必要は ございません。 記 本資料の対象 / 対象外は、以下の判定フローをご覧ください。 「本資料の対象か」の判定フロー 入力モードが 混在している いいえ 対象外 はい 入力特性を 変更する いいえ 対象外 はい 電圧入力のみの 入力特性を変更する いいえ 電流入力のみの 入力特性を変更する はい FX2N-8AD のばあい 電圧入力、および電流入力の 両方の入力特性を変更する はい 対象 FX3U-4AD FX3UC-4AD FX2NC-4AD のばあい いいえ はい 対象 2ページ参照 FX3U-4AD FX3UC-4AD FX2NC-4AD のばあい 6ページ参照 FX2N-8AD のばあい 対象 3ページ参照 FX3U-4AD FX3UC-4AD FX2NC-4AD のばあい 4、5ページ参照 7ページ参照 FX2N-8AD のばあい 8、9ページ参照 三菱電機株式会社 姫路製作所 〒 670-8677 姫路市千代田町 840 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 2/10 1. FX3U-4AD、FX3UC-4AD、FX2NC-4AD の注意点 1.1 電圧入力モードの入力特性のみを変更するばあい あらかじめBFM#20=K1により機能初期化された状態で、以下手順のとおり入力特性を変更してください。 <手順1> 全チャンネルの入力モード(BFM#0)を電圧入力モードに設定します。 例 )BFM#0=H □□□□( □:入力モード0~2) <手順2> 電圧入力モードの入力特性を変更します。 <手順3> 電流入力で使用するチャンネルの入力モード(BFM#0)を、電流入力モードに変更します。 例 )ch2を電流入力で使用するばあい BFM#0=H □□■□( ■:入力モード3~8) プログラム例 ch1、3、4を電圧入力、ch2を電流入力で使用するばあい(BFM#0=H0030)に、ch1の入力特性を変更 する例です。本プログラムは入力特性を変更するときのみ、実行してください。 入力モード(BFM#0)が初期値(H0000)で あれば、手順1以降を実行する。 (M100駆動) BFM#0 (入力モード) 手 順1 BFM#0 (入力モード) 手 順2 BFM#41 (ch1オフセット値) 入力モードをすべて電圧入力モードに設定 (入力モード0) ch1(電圧入力モード)の入力特性を変更 【変更する入力特性は図1.1参照】 BFM#51 (ch1ゲイン値) オフセット値 : -5000mV ゲイン値 : 5000mV ※ch3、4の入力特性を変更するばあいは、 別途手順2と同様のプログラムを作成 してください。 BFM#21 (入力特性の書込み) 手 順3 ch2の入力モードを電流入力モードに設定 (入力モード3) BFM#0 (入力モード) ※使用デバイス:T0、T1、M100、D20 デジタル値 デジタル値 (ゲイン基準値) 16000 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 5000mV (ゲイン初期値) 0mV (オフセット初期値) <初期特性> (ゲイン基準値) 16000 (オフセット基準値) 0 -5000mV (オフセット値) アナログ入力 5000mV (ゲイン値) <変更する入力特性> 図1.1:電圧入力モード(ch1)の入力特性変更の例 入力モードの設定、入力特性の変更方法は下記マニュアルをご覧ください。 → FX3U-4AD、FX3UC-4AD のばあい:FX3U・FX3UC シリーズユーザーズマニュアル [ アナログ制御編 ] → FX 2NC-4AD のばあい:同梱マニュアル 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 3/10 1.2 電流入力モードの入力特性のみを変更するばあい あらかじめBFM#20=K1により機能初期化された状態で、以下手順のとおり入力特性を変更してください。 <手順1> 全チャンネルの入力モード(BFM#0)を電流入力モードに設定します。 例 )BFM#0=H ■■■■( ■:入力モード3~8) <手順2> 電流入力モードの入力特性を変更します。 <手順3> 電圧入力で使用するチャンネルの入力モード(BFM#0)を、電圧入力モードに変更します。 例 )ch2を電圧入力で使用するばあい BFM#0=H ■■□■( □:入力モード0~2) プログラム例 ch2を電圧入力、ch1、3、4を電流入力で使用するばあい(BFM#0=H3303)に、ch1の入力特性を変更 する例です。本プログラムは入力特性を変更するときのみ、実行してください。 入力モード(BFM#0)が初期値(H0000)で あれば、手順1以降を実行する。 (M100駆動) BFM#0 (入力モード) 手 順1 BFM#0 (入力モード) 手 順2 BFM#41 (ch1オフセット値) 入力モードをすべて電流入力モードに設定 (入力モード3) ch1(電流入力モード)の入力特性を変更 【変更する入力特性は図1.2参照】 BFM#51 (ch1ゲイン値) オフセット値 : 2000μA ゲイン値 :10000μA ※ch3、4の入力特性を変更するばあいは、 別途手順2と同様のプログラムを作成 してください。 BFM#21 (入力特性の書込み) 手 順3 ch2の入力モードを電圧入力モードに設定 (入力モード0) BFM#0 (入力モード) ※使用デバイス:T0、T1、M100、D20 デジタル値 (ゲイン基準値) 16000 (オフセット基準値) 0 デジタル値 (ゲイン基準値) 16000 アナログ入力 4000μA 20000μA (オフセット初期値) (ゲイン初期値) <初期特性> (オフセット基準値) 0 アナログ入力 10000μA 2000μA (オフセット値) (ゲイン値) <変更する入力特性> 図1.2:電流入力モード(ch1)の入力特性変更の例 入力モードの設定、入力特性の変更方法は下記マニュアルをご覧ください。 → FX3U-4AD、FX3UC-4AD のばあい:FX3U・FX3UC シリーズユーザーズマニュアル [ アナログ制御編 ] → FX 2NC-4AD のばあい:同梱マニュアル 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 4/10 1.3 電圧入力モード、および電流入力モードの両入力特性を変更するばあい あらかじめBFM#20=K1により機能初期化された状態で、以下手順のとおり入力特性を変更してください。 なお、入力特性の変更は、電流入力モード、電圧入力モードの順で以下のとおり実施してください。 <手順1> 全チャンネルの入力モード(BFM#0)を電流入力モードに設定します。 例 )BFM#0=H ■■■■( ■:入力モード3~8) <手順2> 電流入力モードの入力特性を変更します。 <手順3> 電圧入力で使用するチャンネルの入力モード(BFM#0)を、電圧入力モードに変更します。 例 )ch2、4を電圧入力で使用するばあい BFM#0=H □■□■( □:入力モード0~2) <手順4> 電圧入力モードのチャンネルについては、下記プログラム例により変更する入力特性でデジタ ル値を取得します。 なお、電流入力モードのチャンネルについては、BFM からデジタル値を取得します。 プログラム例 ch2、4を電圧入力、ch1、3を電流入力で使用するばあい(BFM#0=H0303)に、ch1、ch2の入力特性 を変更する例です。 手順1~3のプログラムは入力特性を変更するときのみ、実行してください。(M101を駆動すると手順4の み実行されます。) BFM#0 (入力モード) 入力モード(BFM#0)が初期値(H0000)で あれば、手順1以降を実行する。(M100駆動) 入力モード(BFM#0)が初期値(H0000)で なければ、手順4のみを実行する。(M101駆動) 手 順1 BFM#0 (入力モード) 手 順2 BFM#41 (ch1オフセット値) 入力モードをすべて電流入力モードに設定 (入力モード3) ch1(電流入力モード)の入力特性を変更 【変更する入力特性は図1.3参照】 BFM#51 (ch1ゲイン値) オフセット値 : 2000μA ゲイン値 :10000μA BFM#21 (入力特性の書込み) ※ ch3の入力特性を変更するばあいは、 別途手順2と同様のプログラムを作成 してください。 手 順3 次のページへ BFM#0 (入力モード) ch2、4の入力モードを電圧入力モードに設定 (入力モード0) 次のページへ 三菱シーケンサ テクニカルニュース 前ページから No. 姫テ -シ-0139A 5/10 前ページから 手 順4 変更する入力特性の オフセット値-5000mVを設定する オフセット値 変更する入力特性の ゲイン値5000mVを設定する ゲイン値 ゲイン 初期値 オフセット 初期値 オフセット 初期値 オフセット値 (ゲイン初期値-オフセット初期値) ⇒D5 (オフセット初期値-オフセット値) ×ゲイン基準値 ⇒D7、6 ゲイン 基準値 ゲイン値 入力特性の変換 実行の前処理 オフセット値 (ゲイン値-オフセット値) ⇒D9、8 手 順4 ※ch4の入力特性を 変更するばあいは、 別途手順4と同様の プログラムを作成し てください。 BFM#10~13 (ch1~4デジタル値) BFM#11の値を変換し、ch2のデジタル値 としてD110に格納する 【変更する入力特性は図1.4参照】 ch1デジタル値⇒D100 ch2デジタル値⇒D110 ch3デジタル値⇒D102 ch4デジタル値⇒D103 ※使用デバイス:D0、D1、D5~13、D20、D100~103、D110~113、T0~2、M100、M101 デジタル値 (ゲイン基準値) 16000 デジタル値 (ゲイン基準値) 16000 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 10000μA 2000μA (オフセット値) (ゲイン値) <変更する入力特性> 4000μA 20000μA (オフセット初期値) (ゲイン初期値) <初期特性> 図1.3:電流入力モード(ch1)の入力特性変更の例 デジタル値 デジタル値 (ゲイン基準値) 16000 (ゲイン基準値) 16000 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 5000mV (ゲイン初期値) 0mV (オフセット初期値) <初期特性> (オフセット基準値) 0 アナログ入力 -5000mV (オフセット値) 5000mV (ゲイン値) <変更する入力特性> 図1.4:電圧入力モード(ch2)の入力特性変更の例 入力モードの設定、入力特性の変更方法、オフセット初期値、ゲイン初期値、ゲイン基準値は下記マニュ アルをご覧ください。 → FX3U-4AD、FX3UC-4AD のばあい:FX3U・FX3UC シリーズユーザーズマニュアル [ アナログ制御編 ] → FX 2NC-4AD のばあい:同梱マニュアル 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 6/10 2. FX2N-8AD の注意点 2.1 電圧入力モードの入力特性のみを変更するばあい あらかじめBFM#20=K1により機能初期化された状態で、以下手順のとおり入力特性を変更してください。 <手順1> 全チャンネルの入力モード(BFM#0、1)を電圧入力モードに設定します。 例 )BFM#0=H □□□□、BFM#1=H □□□□( □:入力モード0~2) <手順2> 電圧入力モードの入力特性を変更します。 <手順3> 電流入力、または熱電対入力で使用するチャンネルの入力モード(BFM#0、1)を、電流入力モー ド、または熱電対入力モードに変更します。 例 )ch2を電流入力、ch4を熱電対入力で使用するばあい BFM#0=H ★□■□、BFM#1=H □□□□( ■:入力モード3~8、★ :入力モード9~ E) プログラム例 ch1、3、5~8を電圧入力、ch2を電流入力、ch4を熱電対入力で使用するばあい (BFM#0=H9030、BFM#1=H0000)に、ch1の入力特性を変更する例です。 本プログラムは入力特性を変更するときのみ、実行してください。 入力モード(BFM#0、1)が初期値(H0000)で あれば、手順1以降を実行する。 (M100駆動) BFM#0、1 (入力モード) 手 順1 BFM#0、1 (入力モード) 手 順2 BFM#41 (ch1オフセット値) 入力モードをすべて電圧入力モードに設定 (入力モード0) ch1(電圧入力モード)の入力特性を変更 【変更する入力特性は図2.1参照】 オフセット値 : -5000mV ゲイン値 : 5000mV BFM#51 (ch1ゲイン値) ※ch3、5~8の入力特性を変更するばあいは、 別途手順2と同様のプログラムを作成 してください。 BFM#21 (入力特性の書込み) 手 順3 ch2の入力モードを電流入力モードに設定 (入力モード3) ch4の入力モードを熱電対入力モードに設定 (入力モード9) BFM#0 (入力モード) ※使用デバイス:T0、T1、M100、D20、D21 デジタル値 デジタル値 (ゲイン基準値) 8000 (ゲイン基準値) 8000 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 5000mV (ゲイン初期値) 0mV (オフセット初期値) <初期特性> (オフセット基準値) 0 アナログ入力 -5000mV (オフセット値) <変更する入力特性> 図2.1:電圧入力モード(ch1)の入力特性変更の例 入力モードの設定、入力特性の変更方法は同梱マニュアルをご覧ください。 5000mV (ゲイン値) 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 7/10 2.2 電流入力モードの入力特性のみを変更するばあい あらかじめBFM#20=K1により機能初期化された状態で、以下手順のとおり入力特性を変更してください。 <手順1> 全チャンネルの入力モード(BFM#0、1)を電流入力モードに設定します。 例 )BFM#0=H ■■■■、BFM#1=H ■■■■( ■:入力モード3~8) <手順2> 電流入力モードの入力特性を変更します。 <手順3> 電圧入力、または熱電対入力で使用するチャンネルの入力モード(BFM#0、1)を、電圧入力モー ド、または熱電対入力モードに変更します。 例 )ch2を電圧入力、ch4を熱電対入力で使用するばあい BFM#0=H ★■□■、BFM#1=H ■■■■( □:入力モード0~2、★:入力モード9~ E) プログラム例 ch2を電圧入力、ch1、3、5~8を電流入力、ch4を熱電対入力で使用するばあい (BFM#0=H9303、BFM#1=H3333)に、ch1の入力特性を変更する例です。 本プログラムは入力特性を変更するときのみ、実行してください。 入力モード(BFM#0、1)が初期値(H0000)で あれば、手順1以降を実行する。 (M100駆動) BFM#0、1 (入力モード) 手 順1 BFM#0、1 (入力モード) 手 順2 BFM#41 (ch1オフセット値) 入力モードをすべて電流入力モードに設定 (入力モード3) ch1(電流入力モード)の入力特性を変更 【変更する入力特性は図2.2参照】 BFM#51 (ch1ゲイン値) オフセット値 : 2000μA ゲイン値 :10000μA ※ch3、5~8の入力特性を変更するばあいは、 別途手順2と同様のプログラムを作成 してください。 BFM#21 (入力特性の書込み) 手 順3 ch2の入力モードを電圧入力モードに設定 (入力モード0) ch4の入力モードを熱電対入力モードに設定 (入力モード9) BFM#0 (入力モード) ※使用デバイス:T0、T1、M100、D20、D21 デジタル値 (ゲイン基準値) 8000 (オフセット基準値) 0 デジタル値 (ゲイン基準値) 8000 アナログ入力 4000μA 20000μA (オフセット初期値) (ゲイン初期値) <初期特性> (オフセット基準値) 0 アナログ入力 10000μA 2000μA (オフセット値) (ゲイン値) <変更する入力特性> 図2.2:電流入力モード(ch1)の入力特性変更の例 入力モードの設定、入力特性の変更方法は同梱マニュアルをご覧ください。 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 8/10 2.3 電圧入力モード、および電流入力モードの両入力特性を変更するばあい あらかじめBFM#20=K1により機能初期化された状態で、以下手順のとおり入力特性を変更してください。 なお、入力特性の変更は、電流入力モード、電圧入力モード(または熱電対入力モード )の順で以下の とおり実施してください。 <手順1> 全チャンネルの入力モード(BFM#0、1)を電流入力モードに設定します。 例 )BFM#0=H ■■■■、BFM#1=H ■■■■( ■:入力モード3~8) <手順2> 電流入力モードの入力特性を変更します。 <手順3> 電圧入力、または熱電対入力で使用するチャンネルの入力モード(BFM#0、1)を、電圧入力モー ド、または熱電対入力モードに変更します。 例 )ch2、3を電圧入力、ch4を熱電対入力で使用するばあい BFM#0=H ★□□■、BFM#1=H ■■■■( □:入力モード0~2、★:入力モード9~ E) <手順4> 電圧入力モードのチャンネルについては、下記プログラム例により変更する入力特性でデジ タル値を取得します。 なお、電流入力モードのチャンネルについては、BFM からデジタル値を取得します。 プログラム例 ch2、3を電圧入力、ch1、5~8を電流入力、ch4を熱電対入力で使用するばあい(BFM#0=H9003、 BFM#1=H3333)に、ch1、ch2の入力特性を変更する例です。 手順1~3のプログラムは入力特性を変更するときのみ、実行してください。(M101を駆動すると手順4の み実行されます。) BFM#0、1 (入力モード) 入力モード(BFM#0、1)が初期値(H0000)で あれば、手順1以降を実行する。(M100駆動) 入力モード(BFM#0、1)が初期値(H0000)で なければ、手順4のみを実行する。(M101駆動) 手 順1 BFM#0、1 (入力モード) 手 順2 BFM#41 (ch1オフセット値) 入力モードをすべて電流入力モードに設定 (入力モード3) ch1(電流入力モード)の入力特性を変更 【変更する入力特性は図2.3参照】 BFM#51 (ch1ゲイン値) オフセット値 : 2000μA ゲイン値 :10000μA BFM#21 (入力特性の書込み) 手 順3 次のページへ ※ch5~8の入力特性を変更するばあいは、 別途手順2と同様のプログラムを作成 してください。 ch2、3の入力モードを電圧入力モードに設定 (入力モード0) ch4の入力モードを熱電対入力モードに設定 (入力モード9) BFM#0 (入力モード) 次のページへ 三菱シーケンサ テクニカルニュース 前ページから No. 姫テ -シ-0139A 9/10 前ページから 手 順4 変更する入力特性の オフセット値-5000mVを設定する オフセット値 変更する入力特性の ゲイン値5000mVを設定する ゲイン値 ゲイン 初期値 オフセット 初期値 オフセット 初期値 オフセット値 (ゲイン初期値-オフセット初期値) ⇒D5 (オフセット初期値-オフセット値) ×ゲイン基準値 ⇒D7、6 ゲイン 基準値 ゲイン値 入力特性の変換 実行の前処理 オフセット値 (ゲイン値-オフセット値) ⇒D9、8 手 順4 BFM#10~17 (ch1~8デジタル値) ※ch3の入力特性を 変更するばあいは、 別途手順4と同様の プログラムを作成し てください。 BFM#11の値を変換し、ch2のデジタル値 としてD110に格納する 【変更する入力特性は図2.4参照】 ch1デジタル値⇒D100 ch2デジタル値⇒D110 ch3デジタル値⇒D102 ch4デジタル値⇒D103 ch5デジタル値⇒D104 ch6デジタル値⇒D105 ch7デジタル値⇒D106 ch8デジタル値⇒D107 ※使用デバイス:D0、D1、D5~13、D20、D21、D100~107、D110~113、T0~2、M100、M101 デジタル値 (ゲイン基準値) 8000 デジタル値 (ゲイン基準値) 8000 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 4000μA 20000μA (オフセット初期値) (ゲイン初期値) <初期特性> (オフセット基準値) 0 アナログ入力 10000μA 2000μA (オフセット値) (ゲイン値) <変更する入力特性> 図2.3:電流入力モード(ch1)の入力特性変更の例 デジタル値 デジタル値 (ゲイン基準値) 8000 (オフセット基準値) 0 アナログ入力 5000mV (ゲイン初期値) 0mV (オフセット初期値) <初期特性> (ゲイン基準値) 8000 (オフセット基準値) 0 -5000mV (オフセット値) アナログ入力 5000mV (ゲイン値) <変更する入力特性> 図2.4:電圧入力モード(ch2)の入力特性変更の例 入力モードの設定、入力特性の変更方法、オフセット初期値、ゲイン初期値、ゲイン基準値は同梱マニュ アルをご覧ください。 三菱シーケンサ テクニカルニュース No. 姫テ -シ-0139A 10/10 改訂履歴 作成日付 副 番 2014年 12月 A 内 容 初版作成 三菱電機株式会社 〒100-8310 東京都千代田区丸の内2-7-3(東京ビル) お問合わせは下記へどうぞ 本社機器営業部・・・・・ 北海道支社・・・・・・・ 東北支社・・・・・・・・・ 関越支社・・・・・・・・・ 新 潟支 店・・・・・・・・ 神奈川支 社・・・・・・・ 北陸支社・・・・・・・・・ 中部支社・・・・・・・・・ 豊田支店・・・・・・・・・ 関西支社・・・・・・・・・ 中国支社・・・・・・・・・ 四国支社・・・・・・・・・ 九州支社・・・・・・・・・ 電話技術相談窓口 〒10 0 - 8 310 〒0 6 0 - 8 6 9 3 〒 9 8 0 - 0 011 〒3 3 0 - 6 0 3 4 〒9 5 0 - 8 5 0 4 〒 2 2 0 - 8118 〒 9 2 0 - 0 0 31 〒4 51- 8 5 2 2 〒4 7 1- 0 0 3 4 〒5 3 0 - 8 2 0 6 〒730 - 8 657 〒76 0 - 8 6 5 4 〒 810 - 8 6 8 6 東京都千代田区丸の内2-7-3(東京ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 札幌市中央区北二条西4-1(北海道ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仙台市青葉区上杉1-17-7(仙台上杉ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さいたま市中央区新都心11-2(明治安田生命さいたま新都心ビル ランド・アクシス・タワー 34F)・・・・・・・・・・・・・・・・ 新潟市中央区東大通2-4-10(日本生命ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 横浜市西区みなとみらい2-2-1(横浜ランドマークタワー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 金沢市広岡3-1-1(金沢パークビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 名古屋市西区牛島町6-1(名古屋ルーセントタワー)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 豊田市小坂本町1-5-10(矢作豊田ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪市北区大深町4-20 (グランフロント大阪 タワーA)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 広島市中区中町7-32(ニッセイ広島ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高松市寿町1-1-8(日本生命高松駅前ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 福岡市中央区天神2-12-1(天神ビル)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 受付時間※1 月曜〜金曜 9:00〜19:00、 土曜・日曜・祝日 9:00〜17:00 対象機種 MELSEC iQ-R/Q/L/QnA/Aシーケンサ一般(下記以外) MELSEC-F FX/F シーケンサ全般 ネットワークユニット/シリアルコミュニケーションユニット アナログユニット/ 温調ユニット/ 温度入力ユニット/ 高速カウンタユニット MELSOFT GXシリーズ MELSOFTシーケンサプログラミングツール SW □ IVD-GPPA/GPPQ など MELSOFT 統合エンジニアリング環境 MELSOFT iQ Works(Navigator) MELSOFT MXシリーズ MELSOFT 通信支援ソフトウェアツール SW □ D5F-CSKP/OLEX/XMOP など シーケンサ MELSEC パソコンボード Q80BD シリーズなど C 言語コントローラ/MES インタフェースユニット/ 高速データロガーユニット iQ Sensor Solution プロセスCPU MELSEC 計装 /Q 二重化 二重化 CPU MELSOFT PXシリーズ 安全シーケンサ(MELSEC-QSシリーズ) MELSEC Safety 安全コントローラ(MELSEC-WSシリーズ) 電力計測ユニット/ 絶縁監視ユニット QE8□シリーズ GOT-F900/DU シリーズ 表示器 GOT2000/1000/A900シリーズなど MELSOFT GTシリーズ MELSERVO シリーズ 位置決めユニット/シンプルモーションユニット サーボ / 位置決めユニット/ モーションコントローラ モーション CPU(MELSEC iQ-R/Q/Aシリーズ) MELSOFT MTシリーズ /MR シリーズ インバータ FREQROLシリーズ ロボット MELFAシリーズ ※1:春季・夏季・年末年始の休日を除く ※2:金曜は17:00まで ※3:土曜・日曜・祝日を除く FAX 技術相談窓口 ( 0 3) 3 218 - 6 76 0 ( 011) 212 - 3 7 9 4 (0 2 2)216 - 4 5 4 6 (0 4 8) 6 0 0 - 5 8 35 ( 0 2 5 ) 2 41-7 2 2 7 (0 45)2 2 4 -2 62 4 (0 76)2 3 3 - 5 5 0 2 ( 0 5 2 ) 5 6 5 - 3 314 ( 0 5 6 5 ) 3 4 - 4112 (0 6) 6 4 8 6 - 412 2 (0 82)2 4 8 - 5 3 4 8 (0 87 )82 5 - 0 0 55 ( 0 9 2 ) 7 21- 2 2 47 電話番号 052-711-5111 052-725-2271※2 052-712-2578 052-712-2579 052-711-0037 052-712-2370 052-712-2830※2 052-712-3079※2 052-719-4557※2,※3 052-725-2271※2 052-712-2417 052-712-6607 052-722-2182 052-721-0100 受付時間※4 9:00〜16:00 (受信は常時※5) 対象機種 FAX 番号 上記電話技術相談対象機種 052-719-6762 電力計測ユニット/ 絶縁監視ユニット(QE8□シリーズ) 084-926-8340 三菱電機 FAサイトの「仕様・機能に関するお問合わせ」もご利用ください。 ※4:土曜・日曜・祝日、春季・夏季・年末年始の休日を除く ※5:春季・夏季・年末年始の休日を除く 安全に関するご注意 本テクニカルニュースに記載された製品を正しくお使いいただくためご使用の前に必ず「マニュアル」を よくお読みください。 ・本資料に記載してある会社名、 製品名は、 それぞれの会社の登録商標または商標です。
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