平成 2６年（201４年）11 月２６日コンビニにＡＥＤを設置応急救護体制の強化へ来年４月から誰もが安心して暮らせるまちを目指す枚方市は、来年４月から、市内コンビニエンスストアにＡＥＤ（自動体外式除細動器）を設置する。これまで市内公共施設を中心に設置を進めてきたが、施設が閉館している夜間や休館日等は使用できないため、24 時間営業のコンビニの協力を得て常時ＡＥＤが使用できる環境を市内全域に整備し、さらなる応急救護体制の強化を図る。コンビニへのＡＥＤ設置は近畿では神戸市、宝塚市、府内では松原市のみ。予防接種の費用助成を開始します ★24 時間営業でいつでも使用可能に枚方市は現在、市庁舎や生涯学習市民センター、公立保育所、幼稚園、小中学校などの公共施設 131 カ所にＡＥＤを設置しているが、施設が閉館している夜間や休館日等は使用できない。24 時間営業のコンビニに設置することで常時使用が可能となるほか市内全域を網羅できるため、万一の事態に備え救命率の向上が期待できる。 ★５年間の設置協定平成 27 年４月実施に向け、市内に展開しているコンビニ５社（ファミリーマート、ローソン、サークルＫサンクス、ミニストップ、セブンイレブンの店舗が対象）に対してＡＥＤ設置の協力を要請している。意向確認ができ次第、設置に向けた手続きや各店舗の状況把握など各社と協議・調整を行い、設置に関する協定を締結する予定。協定期間は５年間の予定で事業費は 5,830 万円（平成 27 年度～31 年度の債務負担行為）。なお、コンビニ設置に併せ、枚方寝屋川消防組合等と連携してＡＥＤの実技講習を実施していく予定。 ★ＡＥＤは救命率向上のカギ心室細動の場合、心臓がけいれんして十分な血液が全身に送られていない状態となるため一刻も早い応急処置が必要となる。救急車が到着するまでの間、ＡＥＤによる応急処置は救命率向上のカギとなっている。突然の心停止からの救命率向上についてはＡＥＤの有効性が実証されており、平成 16 年から心停止による突然死を防止するため、一般市民もＡＥＤが使用できるようになった。＜問い合わせ先＞健康部健康総務課電話 072-841-1319（直通）ＨＩＲＡＫＡＴＡＣＩＴＹＰＲＥＳＳＲＥＬＥＡＳＥ 24 時間営業の市内コンビ二エンスストア分布図