平成27年度文科省 事業化支援制度説明会 つくばテクノロジーシード(株)グループ ○責任プロモーター: つくばテクノロジーシード(株) ○共同実施機関: 中部テクノロジーシード(株)のご紹介 2014年11月18日 1 究極のウィルスの開発 名古屋大学発ベンチャーの草分けM社 (西山先生) ヘルペスウイルスによる癌治療薬開発 タカラバイオが名大発ベンチャーより 抗がん剤(HF10)事業譲渡 2010年11月30日 CTS-中部テクノロジーシード株式会社 2 CTS 会社概要 会社名 設立 本店所在地 資本金 役員 事業概要 活動方針 中部テクノロジーシード株式会社(CTS) 2008年4月14日 愛知県名古屋市名東区 980万円 代表取締役 小澤 理夫(中部TLO) 取締役 架谷 昌信(愛工大教授) 取締役 佐々木 美樹(TTS社長) 大学人、技術移転機関、投資会社の連携により設立 研究者の立場で大学発ベンチャーを支援 ・中部地区のVBあるいは有力研究者を訪問 ・現状と課題を調査 ・必要に応じ投資・支援を実施 3 CTS起業支援の特徴 中部 TLO の支援内容 支援の強み ・知財戦略 ↓ 項 目 容 ① 技術シーズの発掘 大学内技術シーズを発掘し、社会還元および研 究・教育の一形態として起業可能性を検討 ② 知財戦略策定と資産化 発明を知財化し、ベンチャー企業の資産として 有効利用できるよう支援 ③ 事業計画作成 金融機関(メーンバンク)向けの簡略式事業計 画書の作成により技術以外もマクロに把握 ④ 公的資金の検討 大学発ベンチャーには公的資金の制度が準備 されており、適切な利用法を検討 ⑤ 資金調達・人材確保 シードキャピタル機能を持つ支援会社を新設し投資 する。局面により VC やマネージメントの紹介・コンサ ・投資政策 ↓ 内 ルティングを実施。 ⑥ 経営支援 会社経営に伴う法務、経理等につき、実績ある 専門家を紹介。契約書等の作成支援 ⑦ 販路確保 ・出口戦略 製品やサービスを販売する場合のルート確保 や当該分野の人脈を紹介 ⑧ 出口戦略策定 ベンチャー企業がレベルアップするにつれ、資 本政策の立案やパートナー企業の探索を支援 CTS-中部テクノロジーシード株式会社 4 シーズの主な源流と支援事例 名古屋大学 ★工学系 ★薬学系 ★医学系 名古屋工業大学 ★次世代自動車工学教育研究センター等 名古屋市立大学 ★芸術工学研究科 等 支援投資事例 名古屋大学、名古屋工業大学、愛知工業大学、 愛知教育大学等 5 CTS-中部テクノロジーシード株式会社 共同プロモーターに応募・採択 2013年4月 ‐名古屋大学との緊密連携をキャッチフレーズに‐ ①2012年のSTART事業発足時より中部地域でのプロモータ発足を呼び掛け ②モノづくり技術をベースとした、当地域特有のベンチャーの可能性 ③名古屋大学等を源泉とする有望技術の早期発掘と育成 ・名古屋大学グリーンモビリティ連携研究センター ・NCC(ナショナルコンポジットセンター) ・名古屋大学GCOEプログラム ・愛知県「知の拠点」重点プロジェクト ・クラスター創成事業、 ④強みを発揮する仕掛け : 名古屋大学、中部TLOとの緊密連携 ・中部地域大学帰属の知財発掘から特許管理、技術移転までを協力、情報共有 ・大学発VBに学内インキュベーション施設の優先利用 ・次世代自動車地域産学官フォーラム、創薬関連コンソーシアムを介したコラボ ・名古屋大学米国事務所NU-Tech、TLO在米コンサル、BIOCOM等の利用可 中部テクノロジーシード株式会社 6 TTS プロモーター2名登録 名古屋東海地区をカバー 小澤 理夫 – 1972年京都大学機械工学科卒業、北海道大学大学院精密工学修士、日立造船内燃 機設計部(大阪、舶用大型ディーゼル技術係)・日本碍子(名古屋、第4研究所長、環 境装置事業部設計部長)・京橋工業(大阪、開発部長)、TSI社(京都)ビジネスコーデ ィネーターをへて2004年(財)名古屋産業科学研究所中部TLOへ。2007年中部TLO事 業部長をへて現在クラスターマネージャー(次世代自動車)。2008年大学、TLO、JAI Cシードキャピタルが連携し、中部テクノロジーシード㈱(CTS、名古屋)を創設し代表 取締役。毎月の企業訪問定例会をベースに、中部地域の大学発ベンチャーなどへの 投資実行。 後藤 正美 1971年名古屋工業大学工業化学科卒業。㈱スズケンの医療機器部門をへて、日本コ ーリン㈱を立ち上げ取締役、その後代表取締役。2009年中部TLOに参加(発明協会 特許流通アソシエイト)。その後、産学連携アソシエイトとして経済産業省の創造的産 学連携事業を担当、大学発ベンチャー推進支援制度(発明協会事務局)の専門家。名 古屋大学、豊橋技術科学大学、名古屋工業大学、愛知工業大学、名古屋市立大学、 岐阜大学等のベンチャー相談を実施。 CTS-中部テクノロジーシード株式会社 7 大学の技術シーズを プロモーターとして見直すと • 大学発ベンチャーの傾向 – 一般的に事業化までの時間及び投資額大 – シーズ、スタートアップ企業への投資は、障害が多い。 – リスクに見合ったハイリターンが要求される。 • 技術シーズ – 想定する事業領域の市場規模 – 世界トップレベルの技術 – 重要特許は大学単願? • 研究者、事業化支援者 – 事業化意欲の高い研究者 – 事業化を推進する支援者は? • 課題は多いが、技術に魅力! CTS-中部テクノロジーシード株式会社 8 名古屋大学シーズ 名古屋大学名古屋大学なな案件との出会い 無機PTC素子技術との出会い (特徴) 中部地域のものづくり風土 ・自動車:精緻なすり合わせ技術 イノベーション=ハイテクか? ・こなれた手法の新結合で革新的性能 ・従来なかったものを普通の存在に (ものづくりイノベーション) 2013年8月採択! 採択事例 第6 「無機過電流保護素子」 事業プロモーターユニット: つくばテクノロジーシード株式会社 研究開発機関:名古屋大学 過電流保護素子 (iPTC :inorganic Positive Thermal Coefficient device) iPTC 導電性無機材料 焼付け金属電極 実装用 リード 繰返し使用100A級ヒューズ 用途:車載部品、Liイオン電池、 インターフェース回路等 9 採択後のプロモーター活動 • ヒト – 適切な経営者 – コンサル(許認可時等) • コト・モノ – 協力企業等とのアライアンス – 知財戦略・・・・・大学知財部門との連携 – 海外展開支援にネットワーク活用 • カネ – 黒字化までには分野により二桁億円以上必要 – リスクマネー調達 – 資本戦略 • 大口投資家、事業パートナー、公的助成金獲得 CTS-中部テクノロジーシード株式会社 10 実際の活動事例 1) チームワーク醸成 キックオフミーティングで関係者全員集合 2) PR活動 次世代自動車フォーラム技術開発セミナーでの講演 (TECH BIZ 共催イベントに仕立て) →配布資料のWEBアップロード →大手企業の探索にヒット →連携研究の提案 3) 海外連携ファンドへのプレゼン機会 4) 地の利を生かした日常活動 11 先ずはご相談から 1) 自薦他薦を問わず、面白そうな技術がございましたら、 お知らせください。 ・特許がらみなら → 中部TLO産学連携支援部 [email protected] TEL: 052-783-1255 ・ものづくりなら → 次世代自動車クラスターマネージャー [email protected] TEL: 052-783-1255 ・起業/移転でお悩みなら → 中部テクノロジーシード [email protected] TEL: 052-783-1255 2) 名大内連携窓口 ・知財・技術移転グループ 後藤部長・鈴木MGR 12 名古屋大学事業化支援制度説明会 つくばテクノロジーシード(株)のご紹介 2014年11月19日 13 会社概要 会社名 設立 本社 資本金 事務所 役員 子会社 事業概要 つくばテクノロジーシード株式会社(TTS) 2004年1月7日 東京都千代田区神田錦町3丁目14-3錦町ビル6F 34百万円 本社以外に筑波大学内にSTARTオフィスを構える 代表取締役 佐々木 美樹 取締役 佐々木 博 取締役 藤原 和隆 取締役 上原 健一 取締役 齊藤 正敬 監査役 安川 均 中部テクノロジーシード(株) ベンチャー企業の設立支援、投資 農業ファンドの運営 産業財産権の取得、事業化、ライセンスの斡旋等 事業化支援コンサルティング 14 STARTに向けた体制 先端科学技術エン タープライズ(株) (ASTEC) 若林 拓朗 (2013年度~) 総勢8名の体制 提 携 つくばテクノロジーシード(株) (TTS) 全国規模で展開 関 連 会 社 佐々木 美樹 佐々木 博 上原 健一 (2014年度~) 齊藤 正敬 (2014年度~) 高橋 真理子(若手育成枠) 中部テクノロジーシード(株) (CTS) 中部地区中心に展開 小澤 理夫 (2013年度~) 後藤 正美 (2013年度~) 15 各プロモーター略歴(1) 佐々木 美樹(TTS) 京大工学部修士後、日立製作所→SRIインターナショナル(産業コン サルティング) →日本アジア投資(株) ベンチャー投資歴20年以上 佐々木 博(TTS) 東北大経済学部卒後、日商岩井(現双日) → 日本アジア投資(株) 13年間の米国滞在経験、商社時代から世銀等の国際金融機関と 多数折衝、投融資業務経験約20年 上原 健一(TTS) 筑波大学大学院(修士)→日本鉱業(現JX日鉱日石)→ジャフコ→ つくばテクノロジーシード設立、代表取締役→筑波大学産学連携リエ ゾン共同研究センター教授 齊藤 正敬(TTS) 横浜国立大学卒、住友海上火災保険(現三井住友海上火災保険) インドネシア、英国に8年駐在、2001年より三井住友海上キャピタル 2014年4月当社入社、 投資歴15年 16 各プロモーター略歴(2) 高橋 真理子(TTS) 米国Chatham University卒、帰国後特許事務所勤務、2010年 (株)WA設立、アフリカを中心とする途上国支援ビジネスを展開 2012年5月当社入社 小澤 理夫(CTS) 京都大学工学部卒、日立造船(株) →日本ガイシ(株) →中部TLO 2008年中部テクノロジーシード(株)設立、中部地域を中心とする 大学発ベンチャー支援に従事 後藤 正美(CTS) 名古屋工業大学卒、(株)スズケン医療機器部門 →日本コーリン㈱ 設立、→中部TLO 2008年中部テクノロジーシードに参加 若林 拓朗(ASTEC) 東大法学部卒後、リクルート(株)入社、2001年先端科学技術エンター プライズ(株)設立、代表取締役就任、以来一貫して投資業務に従事 17 採択プロジェクト一覧 名称 研究機関 代表者 概要 極細ファイバーを利用し、観 察とレーザー照射(治療)を同 時に行い、医療、産業用に展 開する 担当 1 複合型光ファイバを適用 (独)日本原 した産業、医療用ツール 子力研究開 岡 潔 開発プロジェクト 発機構 2 経皮的肝灌流化学療法 (PIHP)を行う医療システ ムの開発 3 多機能エネルギーセンサ 磁性薄膜を利用した電力セン 大阪市立大 による省電力ソリューショ 辻本浩章 サーの開発を通じ省電力に 佐々木 学 ン技術の開発 貢献する 4 無機過電流保護素子の 開発 5 6 神戸大学 難治性肝臓がん治療のため 具 英成 のPIHPの応用開発を行い、 医療機器開発販売を目指す 遮断特性に優れた無機個体 名古屋大学 小橋 眞 複合材料を利用した過電流 保護素子の開発 新規バイオマーカーを利 京都大学 用した病理診断技術 大腸がん、肺がん等の新規 予後予測マーカーの開発と 武籐 誠 キット化を通じて、医療費の 削減に貢献する ボールSAWセンサを用い た小型・高速・高感度な 東北大学 微量水分計ユニットの事 業化 球の表面を無回析で多重周 回する弾性表面波(SAW)を用 いるボールSAWセンサによ 山中一司 り、小型・高速・高感度な微量 水分計を創成し、半導体、ガ ス、エネルギー各産業のユー ザーに提供する。 卒業 佐々木 小澤 佐々木 齊藤 18 当社のSTART事業における特徴 1) 陣容の豊富さ 総勢8人のプロモーター 案件毎に主担当、副担当の二名~三名体制を採る 2) 全国規模での展開 3) START終了後、ベンチャーの設立後も出資、役員を派遣して事業の 立ち上げに注力する。 例) 原研光ファイバープロジェクト(卒業案件) → 海外展開での協力 医療用としての開発のため、Case Western Reserve University に、サンプルを持ち込む準備を進めている。 4) 特に海外展開でのネットワークを有する 19 海外ネットワーク(一例) 米国 Case Western Reserve University - 米国で有数の癌研究、病院を有す Stamford Research Institute - 産業コンサルティング その他 欧州 University of East Anglia - 環境分野の研究に強い 大学の子会社Adaptで技術シードファンドの運営、 TTSと案件の交換 Biopolis Consultants - 医療、Life Science分野のコンサルタント Elana bv 医療機器メーカー Boehringer Ingelheim Investment Fund Boehringer Ingelheim(製薬メー カー)のベンチャーキャピタル子会社 NordRhein Westfalen (NRW) &NRW Invest ドイツNRW州産業公社 その他 20
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