端末管理ソフトウェア導入業務委託要件定義書 1 業務内容 PCやプリンタ等ハードウェア、ソフトウェア等の資産管理等をするためのソフトウェアを導 入し、本市の保有する統合仮想基盤上に環境構築し必要な設定を行うもの。 2 基本要件 (1)既存環境 No 1 区分 業務時間 2 ネットワーク 3 Active Directory 4 統合仮想基盤 要件 平日 8:30 から 20:00 休日 8:30 から 17:00 ・拠点間は光回線。末端は 100BASE-TX。 ・行政情報系ネットワーク、地域情報系ネットワーク、学校情報系ネット ワークの3系統。 ・行政情報系ネットワークは内部に閉じたネットワーク ・地域情報系ネットワーク、学校情報系ネットワークはインターネットに 接続されたネットワーク ・拠点間幹線は地域情報系 4Gbps、行政情報系 1Gbps ・ドメインコントローラは行政情報系ネットワーク上4台、地域情報系ネ ットワーク上2台。 ・行政情報系ネットワークと地域情報系ネットワークは同フォレスト別ド メイン。 ・OS は Windows Server 2008 Standard SP2。 ・フォレスト及びドメインの機能レベルは Windows Server 2003。 ・VMware vSphere Standard 5.5 ・ESX-i サーバ CPU: 2x E5-2695(2.4GHz) Mem: 192GB HDD: 300GBx 2(RAID1) ・ブレードエンクロージャ Cisco UCS 5108 2)プロジェクト管理 No 1 区分 体制 2 導入計画 3 当市における作業人 数・期間・時間 要件 ・プロジェクト体制を提示すること。 ・導入する端末管理ソフトウェアに精通し、導入実績のあるSEがプロジ ェクトに参画すること。 ・下記項目を含む導入計画(スケジュール)を提示すること。 1)機器設定 2)試験稼動・動作検証 3)操作研修 4)本番稼動 当市において作業を行う人数と期間について提示すること。 また、1日あたりの作業時間(概算)についても提示すること。 (3)研修 No 1 区分 研修 要件 ・管理者(20 名程度)向け研修を行うこと。 ・市と協議の上、研修内容及びスケジュールを作成すること。 ・研修に必要な資料を作成すること。また、電子媒体で納品すること。 ・研修は本導入内容に精通したものが講師を務めること。 ・研修会場は市が準備する。 - 1 - (4)納品ドキュメント 3 No 1 区分 納品媒体 2 ドキュメント 要件 ・ドキュメントは電子媒体で作成し納品すること。 ・ファイル形式は、原則として Microsoft Word、Excel、Powerpoint 形式 のいずれかとすること。 最低限、次のドキュメントを納品すること。 ・ドキュメント一覧 ・サーバ機器設定情報 ・試験(単体・結合)結果報告書 ・システム保守緊急時連絡体制及び連絡先 ・メーカーによる製品マニュアル ・基本操作マニュアル・手順書(通常運用に必要な手順) ・研修時に使用した資料 端末管理ソフトウェア要件 No 1 区分 機能要件 要件 別紙「端末管理ソフトウェア機能要件」参照 2 サーバ環境 必要サーバは本市の保有する統合仮想基盤上に構築するものとする。 3 クライアント環境 利用拠点数: 230 箇所 4 必要数 下記条件に必要なライセンス数を含めること。 (1)地域情報系 ・端末数 クライアント(FAT PC またはシンクライアント)3000 台 管理用端末(人)数 30 公開デスクトップ(SBC) 最大 3000 台 公開アプリケーション 最大 3000 台 ・ユーザー数 4000 人 (2)行政情報系 ・端末数 クライアント(FAT PC またはシンクライアント)700 台 管理用端末(人)数 30 ・ユーザー数 地域情報系 4000 人中 1300 人 ※契約時の数量は変動する場合がある。 5 4 エージェント配布 市と協議の上、端末から既存の JP1 エージェントを削除すること。 また対象端末にエージェントをインストールすること。 なお、事業者による作業はサーバ側からの作業のみで、各拠点での作業は 想定していない。 ソフトウェア要件 No 1 区分 Windows サーバ CAL 要件 SA(ソフトウェアアシュアランス)付きで別途調達済。 2 Windows サーバ OS SA(ソフトウェアアシュアランス)付きで別途調達済。 3 DB ライセンス 4 ウイルス対策ソフトウ ェア その他ライセンス パッチ ライフサイクル Oracle、MS SQL Server は SA(ソフトウェアアシュアランス)付きで別途調 達済。 統合仮想基盤は Trend Micro DeepSecurity を別途調達済。 5 6 7 システム構成に必要であれば追加すること。 OS、ミドルウェア等には原則として最新のパッチを適用すること。 運用期間内に保守期限が切れないよう、可能な限り最新の OS、バージョ ンのソフトウェアを使用する等、ソフトウェアのライフサイクルについて 考慮すること。 - 2 - 5 6 7 稼働試験 No 1 区分 単体・総合テスト 2 事前準備 要件 導入したソフトウェアの機能及び性能についてテストを行い、結果を報告 すること。 ・既存環境等に影響を及ぼす可能性のある場合には、市と協議の上日程等 について決定すること。 ・テスト手順を作成し、事前に市の了承を得ること。 ・障害発生時に備え、復旧手順や緊急連絡先等について準備すること。 運用・保守 No 1 2 区分 本番稼働時 運用体制 3 4 保守体制 保守対応 5 保守内容 6 バージョンアップ 7 インシデント 要件 本番稼働時には、導入事業者が当市で立ち会うこと。 ・本導入ソフトウェアの運用は、本市が行う。 ・導入事業者は、本市が安定的に運用するための支援を行うこと。 保守体制を提示すること。 (障害時の連絡体制を含む) 受付時間 24 時間 365 日(電話、電子メール等) オンコール対応 平日 9:00∼17:00 ・本導入ソフトウェアに精通したものがソフトウェア保守を行うこと。 ・障害コールに対し、現地対応を含めて作業対応すること。 ・システム不具合におけるオンコール対応の作業費を含めること。 端末管理ソフトウェアのバージョンバップに係るライセンス費用及び適 用作業費用を含めること。 ミドルウェア等のメーカサポートがインシデントサポートとなる場合は、 必要数を保守料に含むこと。 その他 No 1 区分 セキュリティポリシー 2 3 4 開発用端末 命名規則 廃材等処分 要件 ・開発中のデータ運搬等における情報保護については技術対策等含め十分 配慮すること。 ・川口市情報セキュリティポリシーに準拠し、情報セキュリティを確保す ること。川口市情報セキュリティポリシーは下記 URL を参照のこと。 http://www.city.kawaguchi.lg.jp/kbn/04150071/04150071.html 開発用端末が必要な場合は費用に含むこと。 サーバ名等の命名は市と協議の上決定すること。 機器梱包材等の廃材は受託業者において廃棄すること。 - 3 -
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