2.27MB - シスメックス

2013年11月28日
証券コード：6869
代表取締役会長兼社長
いえつぐひさし
家次
恒
シスメックスの会社紹介
1
シスメックスは身近な会社です
健康診断や病院などで行う
血液検査、尿検査に必要な機器や試薬、
ソフトウェアを開発し、製造･販売しています。
見覚えありませんか？
血液検査の結果表です
検査機器
専用試薬
「検査」を通じてみなさまの健康をサポートしています
2
活躍する舞台は“検体検査”領域です
問診
診察・治療
完治
検査は、診断の支援
治療・投薬の効果測定に不可欠です。
臨床検査
検体検査
生体検査
血球計数検査
（ヘマトロジー）※
レントゲン・MRI
血液凝固検査
尿検査※
免疫検査
心電図測定
呼吸機能検査
脳波計測
など
生化学検査※ など
シスメックスの事業領域
※健康診断でも行われる検査
3
シスメックスのプロフィール
設立
1968年2月20日
本社
神戸市
資本金
97億1,177万円
2013年3月末
売上高
1,455億円
2013年3月末
従業員数
社名の由来
6,326名
（うち、海外従業員3,062名）
SYStematical + MEdics +
上場市場
東証1部
証券コード
6869
単元株
(うち、海外売上高72.4％）
2013年9月末
無限の可能性（X）
本日（11/28）前場の株価
6,580 円
100株
※新株価指数「ＪＰＸ日経インデックス400」銘柄に採用（2014年1月より）
4
国内事業拠点
■全国に7支店、12営業所
本社
研究開発
テクノパークを中心に、機器・
試薬の研究・商品開発を推進
■国内関係会社7社
テクノパーク
生産
国内営業、サービス＆サポート
全ての機器を日本で生産
機器：加古川工場
※
※
試薬：西神工場、小野工場
販売・サービス＆サポーﾄ・
ロジスティックス機能を集約し、
お客様を総合的にサポート
生産拠点
開発拠点
加古川工場
[機器生産]
西神工場
[試薬生産]
販売・顧客サポート拠点
※シスメックス国際試薬株式会社
5
5 /17
ソリューションセンター
シスメックスの安定成長のひみつ
（シスメックスの強み）
ポイントにご注目ください！
6
ビジネスの種類を例えると
印刷
検体検査
専用インク
専用試薬
プリンター
検査機器
検査には、“機器”と“専用試薬”が必要です
7
ビジネスモデル <収益構造>
ポイント①
売上
機器より、試薬の
方が利益率が高い
サービス
＆
サポート
売上構成比
その他
試薬
サービス＆サポート
機器
機器
試薬
景気の影響を
受けにくい部分
機器
1年目
2年目
3年目
4年目
●●●
景気に左右されにくく、長期的に安定した収益が得られます
8
シスメックスの強み
研究開発から生産、販売、ｻｰﾋﾞｽ&ｻﾎﾟｰﾄまで一貫体制を構築
さまざまな課題を
生産
抱える医療機関の
複雑なニーズにお応え
研究開発
お客様
販売
サービス＆サポート
病院
検査センターなど
お客様に常に安心してお使いいただけるしくみを提供
9
グローバル展開
地域別売上高構成比
アジア・パシフィック
7.3％
日本
中国
16.8％
27.6％
売上高
1,455億円
米州
21.1％
販売・ｻｰﾋﾞｽ&ｻﾎﾟｰﾄ
生産
シンガポール
開発
2013年3月期
欧州
27.2％
世界170カ国以上に製品とサービスをお届け
70％以上が海外の売上
10
シスメックスの売上構成とシェア
分野別
ポイント②
検体検査領域のシェア
● その他検査
ヘマトロジー分野（血球計数分野）市場シェア
-免疫検査
-生化学検査
● ヘマトロジー
-POC検査など
15.5％
● 尿検査
7.5％
1位：シスメックス
（血球計数分野）
62.4％
ﾍﾏﾄﾛｼﾞｰ分野
（血球計数検査）
■シスメックス
売上高
■その他
市場規模：約2,200億円
1,455億円
※当社推定
2013年3月期
● 血液凝固検査
14.6％
血液凝固検査分野
尿検査分野（尿沈渣）
1位：シスメックス
1位：シスメックス
+シーメンス（独）
ヘマトロジー分野を中心に、グローバルシェアNo.1
11
業績推移 (上場以来)
ポイント③
(億円)
(億円)
売上高
営業利益
2,000
1,800 ※
海外売上高
1,455
国内売上高
1,500
350
300
営業利益
250
1,000
200
150
500
309
100
50
0
0
1996.3 1997.3 1998.3 1999.3 2000.3 2001.3 2002.3 2003.3 2004.3 2005.3 2006.3 2007.3 2008.3 2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3
為替レート
※2013年11月修正
(予想)
(円)
１USドル 94.1 108.8 121.0 130.8 113.9 107.8 121.5 125.3 115.9 108.2 113.3 117.0 114.3 100.5 92.9 85.7 79.1 83.1 97.9
１ユーロ 108.8 118.1 131.0 134.4 137.9 150.1 161.5 143.5 131.2 113.1 109.0 107.2 130.0
想定為替レート
円高の影響を受けつつも
売上高 13期連続増収、営業利益12期連続増益
12
シスメックスの基本戦略と今後の展望
13
シスメックスの企業理念
14
5
長期ビジョンと基本戦略
■長期ビジョン
A Unique & Global Healthcare Testing Company
特徴のあるグローバルなヘルスケアテスティング企業
■3つの基本戦略
リード･ヘマトロジー
（絶対的なグローバル
ヘマトロジーNo.1）
リード・エマージング
ライフサイエンス･
マーケット
イノベーション
（新興国フォーカス）
15
リード・ヘマトロジー
２位
１位
１位
欧州
欧州
日本
米州
280億円
268億円
161億円
256億円
１位
中国
アジア・パシフィック
209億円
＊上記の数字は、2013年3月期ヘマトロジー分野の当社売上高
ヘマトロジー分析装置 XNシリーズ
＊円グラフの大きさは市場の規模を示します（イメージ）
ヘマトロジー分野で絶対的なNO.1ポジションを確立します
16
試薬
リード・エマージングマーケット
■ 新興国の売上高比率
■成長が期待できる新興国での取り組み
-新興国ニーズに適合した製品の販売
2012年3月期
実績
26.7%
2013年3月期
実績
-アジアにおける生化学・免疫分野での基盤強化
29.7%
新興国市場向け製品
■先進国
■新興国
小型ヘマトロジー分析
装置 XPシリーズ
生化学自動分析装置
JCA-BM6010/C (日本電子)
新興国における検査の発展をリードします
17
ライフサイエンス・イノベーション
日本初
乳がんリンパ節転移迅速検査システムが、国内で初めて保険適用（2008年11月）
乳がんリンパ節転移迅速検査システム
がん
現在の検査法
（病理組織顕微鏡検査）
検査の標準化/高感度/
客観的/迅速/定量的
リンパ節
遺伝子増幅検出装置 RD-100i
リンパ節をカットし、
断面を顕微鏡でみる
試薬
同リンパ節転移迅速検査システムが、大腸がん、胃がんにも保険適用（2013年10月）
がんを中心とした検査において、新たな価値を創造します
18
個別化医療に向けた技術プラットフォーム
拡充と新たなビジネス領域拡大
■個別化医療
従来：同じ治療（薬）
個別化医療：患者一人ひとりの個性にかなった医療
■シスメックスの取組み
-ドイツ企業２社を買収
・Partec：最先端のFCM※1技術を保有し、新興国・途上国においてHIV検査やマラリアなどの感染症検査を展開
・Inostics：血液中の癌遺伝子を測定するための高感度PCR※2技術等の分子診断技術を保有
-国立がん研究センターとがんの診断薬開発に向けた連携契約を締結
-医療用ロボット開発に向け、シスメックスと川崎重工がマーケティング会社を共同設立
19
※1 フローサイトメトリー（FCM）：微細な粒子を流体中に分散させ、
その流体を細く流して、個々の粒子を光学的に分析する手法のこと。
※2 PCR：遺伝子増幅技術の一つ。
2014年3月期連結通期業績予想
営業利益
売上高
1,800億円
(23.6％増）
300億円
(37.6％増）
（2013年11月修正）
当期純利益
185億円
(30.6％増）
（中間）
■業績予想修正額とその理由
■ 為替レート
2014年3月期 2013年3月期
想定
実績
１USD
97.9円
83.1円
１EUR
130.0円
107.2円
売上高 (修正額：+50億円)：
為替が想定よりも円安に推移しており、売上高は予想を上回る見込み
営業利益：
増収効果はあるものの、ドイツ企業2社の買収に関する費用の増加等もあり
当初の計画通り
当期純利益：修正なし
20
配当について
21
配当政策と配当予想
配当政策と配当予想 12期連続の増配（予想）
シスメックスは、安定的な高成長を持続させるための積極的な投資と、収益性の向上に
シスメックスは、安定的な高成長を持続させるための積極的な投資と、収益性の向上に伴う
伴う
株主の皆様に対する利益還元との適正なバランスを確保することを目指しております。株主
株主の皆様に対する利益還元との適正なバランスを確保することを目指しております。
還元については、継続的な安定配当に留意するとともに、業績に裏付けられた成果の配分
株主還元については、継続的な安定配当に留意するとともに、業績に裏付けられた成果
を行うという基本方針のもと、連結での配当性向20%を目処に配当を行ってまいります。
の配
株式分割後ベースに換算した場合の配当金
※2005年11月18日付け：株式分割(1:2)
※2011年4月1日付け：株式分割(1:2)
（円）
配当(年間)
50
配当性向（連結）
100
40
11期連続の増配を更新中
40
42
34
30
24
30
18
20
10
25
28
6.25
7.5
18.9% 22.6%
10
13
26.8%
31.9% 29.4%
27.0% 29.1% 29.1%
2008.3
2009.3
17.8% 17.9% 20.0%
23.4%
0
0
2003.3
2004.3
2005.3
2006.3
2007.3
2010.3
2011.3
2012.3
2013.3
2014.3
(予想)
22
シスメックスの強みのおさらい
景気に左右されにくく、長期的に安定した収益が
得られるビジネスモデル＜収益構造＞
ヘマトロジー分野を中心に、グローバルシェアNo.1
売上高13期連続増収、営業利益12期連続増益
23
さいごに・・・
シスメックス女子陸上競技部
応援よろしくお願いします！
お知らせ
2013年12月15日
第33回全日本実業団対抗女子駅伝大会に出場
お知らせ
シスメックス女子陸上競技部メンバー
野口みずき選手：
2007年東京国際女子マラソン大会優勝時
[ 補足資料 ]
24
株価の推移
(円)
日経平均株価比較
シスメックス株価
上場来最高値 7,180円
（2013年5月）
株式分割 1：2
（2005年11月）
株式分割 1：2
（2011年4月）
大証第二部上場
（1995年11月）
東証第二部上場
（1996年7月）
東証・大証第1部昇格
（2000年3月）
リーマンショック
(2008年9月）
95年 96年
97年
98年
99年
00年
01年
02年
03年
04年
25
11
05年
06年
07年 08年
09年
10年 11年 12年 13年
シスメックスの事業におけるリスク
対策
リスク要因
● 為替予約等による
リスク回避
為替変動
● 海外での試薬生産
● トータルソリューション
の提供
医療制度改革
● ライフサイエンス分野
における事業化推進
● 売上の10%を研究開発
技術革新
に投資
26
CSR活動
■コミュニティへの参画
■森林保全活動を推進
「シスメックスの森」（兵庫県小野市）
神戸マラソンに特別協賛
■医療従事者向けの学術セミナーを開催
■乳がんピンクリボン活動に協力
第15回中国学術セミナー
27
ピンクリボンシンポジウム2013東京会場
アナリストカバレッジ
< 会社名（50音順） >
< アナリスト >
株式会社いちよし経済研究所
山崎清一
株式会社エース経済研究所
池野智彦
ＳＭＢＣ日興証券株式会社
橋口和明
株式会社極東証券経済研究所
田村真一
クレディ・スイス証券株式会社
酒井文義
ＪＰモルガン証券株式会社
小野塚昌之
ジェフリーズ証券会社
熊谷直美
シティグループ証券株式会社
山口秀丸
大和証券株式会社
広住勝朗
株式会社東海東京調査センター
赤羽高
野村證券株式会社
甲谷宗也
バークレイズ証券株式会社
宮迫光子
マッコーリーキャピタル証券会社
マイケルニューマン
丸三証券株式会社
興将吾
みずほ証券株式会社
渡辺英克
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券株式会社
日比野敏之
モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券株式会社
小池幸弘
28
（敬称略）
シスメックスのロゴマークについて
相対的な２つのエレメントの組み合わせは、相反する概念の融合と昇華を象徴しています。
「∞（無限）」を想起させる形状はシスメックスに秘められた無限の可能性を、モチーフとした海
と山は海から生まれ大地へと踏み出した生命の「進化」とシスメックスの誕生地である
神戸の景観を表しています。
33
29
個人投資家様向けＩＲ活動のご紹介
IＲウェブサイト「株主･投資家の皆様へ」
IRツール
■株主通信『Be Fine!』
http://www.sysmex.co.jp/ir/index.html
営業の概況、事業に関する
重要事項を記載した冊子で
す。当社では、株主様とのコ
ミュニケーションツールとして、
会社に関する様々な話題を写
真やグラフを用いてわかりやす
く紹介しています。
また、IRウェブサイト上では、当
社の拠点を映像風に紹介する
『シスメックスバーチャルツアー』
を公開しています。
■シスメックスバーチャルツアー
メール配信サービスのご案内
当社最新トピックスやホーム
ページ更新情報などを電子
メールにてお知らせします。
是非、ご登録ください！
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