情報提供依頼書(PDF:277KB) - 新潟市

新潟市財務会計システム再構築
基本計画策定に関する情報提供依頼書
平成 26 年 12 月
新潟市総務部 IT 推進課
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趣旨
新潟市(以下「本市」という。)では,予算編成や執行,決算などの業務を行う財
務会計システムを導入していますが,改修に高額な費用を必要とする点や機能不足を
はじめ,様々な課題を抱えています。
このため,財務会計システムに関する業務全体の見直し,事務の標準化・効率化お
よびシステム更新・保守・運用経費など,各種コストの削減を目標として,システム
再構築の実施を検討しています。
再構築にあたっては,事前に「財務会計システム再構築基本計画」を策定し,事業
の目的・効果,開発規模,工程順,スケジュールおよび事業に必要な組織の要件を明
確にする予定です。
本依頼書は,計画策定の参考とさせていただくため,類似業務の実績があるサービ
ス提供事業者を対象に,情報の提供を依頼するものです。
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背景
現行の財務会計システムは,平成 18 年度に稼働し,平成 22 年度に賃貸借期間の満
了に伴う機器更新を行いました。平成 26 年度に再度機器更新を行った後,平成 30 年
度決算の終了まで使用する予定です。
現行の財務会計システムは,以下の点が課題となっており,これらの解決を目的と
して,財務会計システムの再構築計画を策定することとしました。
(1) 環境変更に伴う高額な改修費用
ア 平成 23 年度に庁内で使用する端末の環境変更に伴う改修作業(Windows 7
対応)を行いましたが,高額な費用を要しました。
イ 平成 27 年 7 月に現行システムのサーバ OS のサポートが終了するため,平成
26 年度にサーバ OS をバージョンアップし,システム改修を行っていますが,
Windows 7 対応時と同様に,高額な改修費用を要しています。
(2) 機能不足
ア
総務省が推進する新地方公会計制度に対応する機能を実装していないため,
複式簿記・発生主義などの企業会計手法を導入できていません。
イ 電子決裁機能を実装していないため,紙資源の削減が進んでいません。
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スケジュール(予定)
平成 27 年 10 月~平成 28 年 8 月
…基本計画策定(本情報提供依頼の対象範囲)
・平成 28 年 3 月 調査報告書作成
・平成 28 年 8 月 計画書本編作成
平成 29 年 7 月~平成 31 年 3 月
…システム構築(別途調達)
・平成 30 年 10 月 一次稼働(予算編成業務のみ)
・平成 31 年 4 月 二次稼働(本稼働)
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基本計画の利用目的
基本計画は,財務会計システムの再構築に関する事業全体の最上位の計画と位置付
け,以下の目的での利用を予定しています。
(1) 再構築事業の推進
再構築事業の目的と効果を説明するとともに,開発規模,工程順,スケジュール
(マイルストーン)および再構築事業に必要な組織の要件(体制,役割,権限など)
を示し,再構築事業の推進に利用します。
(2) 再構築時の基準提示
システムの再構築にあたり,基本パッケージの機能の評価や,カスタマイズを行
う場合の基準書として利用します。なお,原則として基本パッケージの機能の使用
を前提とし,カスタマイズは可能な限り行わないことを予定しています。
(3) 要求仕様書
開発業者選定時の要求仕様書の一部とします。
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業務概要
計画策定業務の範囲は,以下を予定しています。
(1) プロジェクト管理
(2) 庁内検討会議運営支援
(3) 動向調査
(4) 本市の財務会計システムの現状調査・分析
(5) 調査報告書の作成
(6) 基本計画の策定
(7) 基本計画書(概要版)の作成
(8) 情報提供依頼書の作成
(9) 要求定義書の作成
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業務内容
計画策定業務の内容は,以下を想定しています。
(1) プロジェクト管理
ア 計画策定業務のプロジェクト計画書の作成
イ プロジェクトの進捗管理
(2) 庁内検討会議運営支援 (業務所管課で構成)
計画策定に関する庁内検討会議の資料作成などの支援を行います。
(3) 動向調査
ア 自庁導入によるシステム導入および内部事務系システムの一括導入の動向
調査
イ クラウド型サービス(ASP/SaaS)の動向調査および活用方法の検討
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ウ
仮想化技術の活用方法の検討
(4) 本市の財務会計システムの現状調査・分析
ア 経費調査
イ 機能,帳票調査(新地方公会計制度未対応機能調査を含む)
ウ 搭載データ調査(項目・データ容量など)
エ 現行業務および業務フロー調査
オ システム運用フロー調査
カ 各所属の業務量,特性調査
キ 連携システム状況調査
ク 連携検討対象システム状況調査
(5) 調査報告書の作成
上記(3)および(4)の調査に関する調査報告書を作成します。なお,報告書は,調
査結果の分析や課題の抽出を含みます。
(6) 基本計画の策定
基本計画の記載においては,作成基準を設けて用語の統一化などを図ります。な
お,可能な限り専門用語の使用を控え,やむを得ず使用する場合は解説を記載しま
す。また,図を適所に配置するなど,読み手を意識した計画書とします。
ア
目的および要求の明確化
(ア)調査・分析結果
上記(5)調査報告書の内容を整理して記載します。
(イ)課題の解決方針
上記(5)調査報告書により浮かび上がった課題について,原因や解決方針を
記載します。なお,解決方針は BPR(業務プロセス改革)の視点で検討するも
のとし,機能要件と非機能要件に分類して記載します。
イ
再構築導入方針
(ア)導入スコープ
下記の例により,システム化の対象範囲を技術面および運用面から検討しま
す。
・組織や職員の対象範囲
・事務の対象範囲
・情報の対象範囲
・課題解決方針の適用範囲
・システム全体像(財務会計システムの業務ごとに主要な機能を記載します。
また,財務会計システムと連携するシステムとの関連を記載します。)
(イ)業務要件
再構築後の最適な業務フロー・運用フローを検討のうえ,現行の各フローと
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比較できるように記載します。
(ウ)機能要件
財務会計システムに実装すべき機能や出力帳票の要求事項を明確化します。
(エ)他システム連携要件
既存のポータルシステムを介したシングルサインオンなど,他システムとの
連携について検討します。
(オ)システム構成・仕様
a. システムの処理方式
基本構成要素と処理方式,コストの低減や応答性・信頼性・拡張性,バッ
クアップ方式などについて検討します。
b. システム全体構成
財務会計システムと連携する他システムなどの全体構成図を作成します。
c. ハードウェア仕様
ハードウェア構成図,ハードウェア一覧,CPU に求められる性能,ディス
ク容量,ハードウェア構成などを作成します。
d. ソフトウェア仕様
システムを構成するサーバ類,クライアント端末に搭載する OS やミドル
ウェアを検討します。
e. ネットワーク仕様
ネットワークセグメント,運用管理セグメント,ネットワーク構成などを
検討します。
ウ
運用方針
(ア)維持管理・運用体制
財務会計システムの運用・保守,障害対応,運用支援体制,運用基準,改修
要否の判断基準(法・制度改正に伴う改修,要望による改修を含む)のルール
作成などの要求事項を明確化します。特に,本市と運用事業者との役割分担を
意識します。また,運用において作成するべきドキュメントの種類や概要を検
討します。
(イ)テスト環境
修正プログラムの動作テストや職員の操作研修環境について検討します。
(ウ)セキュリティ対策
システムが取り扱う情報などについて,個人情報の庁外流出,破壊,災害に
対するシステム的な対策を検討します。
(エ)サービスレベル(SLA)
提供されるべきサービスの水準を管理する立場から,必要とする SLA
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(Service Level Agreement)の適正な項目と水準,測定方法などの要求事項を明
確化します。
エ
導入計画
(ア)導入スケジュール
システム開発時の体制や開発スケジュールを検討します。
(イ)移行計画
現行のシステムから新しいシステムへの切り替えのスケジュールおよび並
行稼働期間について検討します。また,切り替え時に必要となる,移行対象デ
ータの範囲を明確化します。なお,現行のシステムに蓄積されたデータの保管
手法について,検討します。
(ウ)研修計画
研修の種別や研修内容(操作研修とするのか座学での講義形式とするのか,
など),受講対象者などを検討します。
オ
費用対効果
(ア)費用算出
システムのライフサイクルベースによる 5 年間の費用(導入費用,運用費用,
改修費用など)について,概算費用を算出します。
(イ)導入効果
新たな財務会計システムの導入による効果を分析し,数値化します。
(7) 基本計画書(概要版)の作成
(8) 情報提供依頼書の作成
平成 29 年度に予定する,新たな財務会計システムの調達を広く周知し,システ
ムのライフサイクルベースによる見積り額などの情報提供を依頼するもの。
(9) 要求定義書の作成
平成 29 年度に予定する,新たな財務会計システムの調達業務に使用する要求定
義書および要求機能一覧を作成します。
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情報提供依頼事項
以下の内容について,情報提供をお願いします。
(1) 会社概要
貴社の会社概要
(2) 類似業務の実績
他自治体などにおける類似業務のサービス提供実績
(3) 業務内容の提案
上記「6 業務内容」の記載を参考に,サービス提供が可能な業務の範囲や業務内
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容の追加・修正・削除・分離などについてご提案をお願いします。また,ご提案の
業務内容を実施するための工程概要を示したスケジュールや必要とする期間につ
いて,ご回答ください。
(4) 概算見積
上記 7(3)により情報提供いただいた業務内容について,計画策定に必要な概算費
用をご回答ください。なお,計画策定業務について,「6 業務内容」のうち,「(5)
調査報告書の作成」までを平成 27 年度(平成 28 年 3 月 31 日まで),それ以降は平
成 28 年度(平成 28 年 8 月 31 日まで)を予定しています。ついては,各年度の概
算費用についてもご回答をお願いします。
また,実施範囲が,本市が予定している範囲と異なる場合は,各年度において実
施可能な範囲と,その概算をご回答ください。
(5) 基本計画書の概算総ページ数
「6 業務内容」のうち,
「(6) 基本計画の策定」で作成する基本計画書について,
想定される概算総ページ数をご回答ください。
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情報提供の方法など
(1) 情報提供受付窓口
所在地:新潟市中央区学校町通 1 番町 602 番地 1
所 属:新潟市総務部 IT 推進課
担当者:業務システムチーム 曽我・戸田・田島
電 話:025-226-2474(直通)
F A X:025-227-1021
E-mail:[email protected]
(2) 形式
A4 サイズを基本とし,任意の様式にて作成してください。
(3) 提出方法
持参,郵送または電子メール
(4) 情報提供希望期限
平成 27 年 1 月 30 日(金)午後 5 時までにご提供ください。
(5) 質疑応答
ご質問などについては,上記 8(1)の担当者にお問い合わせください。
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注意事項
(1) ご提供いただいた内容について,後日お問い合わせさせていただく場合があり
ます。
(2) ご提供いただいた資料の返却はいたしません。
(3) ご提供いただいた情報・資料は,当該目的以外には使用いたしません。また,
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本市の組織以外の第三者への開示はいたしません。
(4) 情報提供のために要する費用は,情報提供事業者の負担とします。
(5) 情報提供の有無は,本市が行う今後のいかなる委託業者選定などと一切関係あ
りません。
(6) 情報提供の内容は,今後の調達における仕様書などに反映する場合があります。
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