導入事例のご紹介 株式会社市進ホールディングス様 - ジェネクサス

【事例報告:パネルディスカッションーⅡ
基幹システム開発のイノベーション!その後】
ジェネクサスによる基幹システム開発と
その後の展開について
“サスティナブルなシステム構築は実現したか“
株式会社市進ホールディングス
情報管理部 IT戦略推進室長
今林豊
×
株式会社ジェネクサス・ソリューションズ・ジャパン
技術本部長 CTO 四居雅章
2014年11月5日
Ichishin Educational Group Base System
会社概要
株式会社 市進ホールディングス
創業
1965年5月
代表者
下屋 俊裕
資本金
13億7590万円
主な事業内容
教育関連事業全般
グループ会社
株式会社 市進
株式会社 個学舎
株式会社 茨進
株式会社 市進ウイングネット
ジャパンライム株式会社
株式会社 市進綜合研究所
株式会社 江戸カルチャーセンター
株式会社 市進ケアサービス
株式会社 市進アシスト
Ichishin Educational Group Base System
システム更改のきっかけ
✔システムが複数存在
同じお客様への請求書がシステムごとに出力
口座振替日も別日程
✔変更に時間がかかる
弊社前社長曰く
「項目追加するのに数ヵ月かかると
システム部門に言われる。」
✔変更コストが高い
項目追加で数百万
対象学年の拡大には数千万
(影響範囲の調査からはじめます…)
Ichishin Educational Group Base System
導入までの道のり
2009.04
2010.05
2010.06
2010.07
2010.07
2010.09
2010.11
2012.05
システム更改検討開始
RFP提示
コンペ開始
「作らない開発」に興味を抱く
半信半疑で緊急調査開始
大規模システムでも可能と判断
システム開発開始
システムサービスイン
Ichishin Educational Group Base System
システムの統合
汎用機
WEB
C/S
家庭教師
管理システム
基幹システム
個別指導
管理システム
通信添削
管理システム
社会人向け受講
管理システム
未納債権
管理システム
統合
新基幹システム
(iNET)
画面(メニュー):490
帳票:52
外部インターフェース:25
バッチ:25
Ichishin Educational Group Base System
新旧システムの比較(開発時)
Before
After
ハードウェア
汎用機
Webサーバ
開発期間
1年8ヶ月
1年6ヶ月
言語・ツール
COBOL
GeneXus
ピーク時SIer
25人
11人
開発範囲
集団指導のみ
集団・個別・家庭指導
稼働月
1996年12月
2012年5月
テーブル数
194
442
バッチ処理
有人(夜間)
自動化(夜間)
開発費用
㊙億円
左の1/4
Ichishin Educational Group Base System
新旧システムの比較(運用時)①
【
DB項目追加
】
Before
After
リリースまでの期間
2~3ヶ月/件
1~45日/件
事前準備期間
1~2週間/件
1~3時間/件
作業時間
1~7時間/件
0.5~1.5時間/件
作業時期
夜間
業務開始直前
費用
150~1,000万/件
内製化
※Afterでは、DBはGeneXusが自動生成するため、DB担当者は不要
例
消費税対応
調査
Before
6ヶ月
After
1.5ヶ月
変更作業
2ヶ月
5日
Ichishin Educational Group Base System
新旧システムの比較(運用時)②
【
画面変更
】
Before
After
リリースまでの期間
0.5~1ヶ月/件
0.5~2日/件
作業時間
1週間/件
0.5時間/件
費用
50~150万/件
内製化
調査
Before
1週間
After
0.1時間
変更作業
1~3日
0.1時間
例
画面項目追加
Ichishin Educational Group Base System
開発業務システム
入会講習受付
市進グループ
講師
勤怠管理
講師割当
給与計算
受講申込
試験申込
受講変更
受付
講師管理
協力会社
生徒・保護者
物品販売
集団受講
講座試験企画
教材物品企画
映像授業
企画
個別指導
授業運営
通信添削
家庭教師
定例試験
本部発注
教室発注
試験運営
検定試験
物品管理
生徒管理
FC教室発注
収納管理
FC教室
合否管理
在籍管理
督促
FC精算
返金
受講管理
成績管理
休退会管理
請求
入金
金融機関
Ichishin Educational Group Base System
システムの開発①
・開発
✔開発ツール「GeneXus」を利用
プログラム、データベース、画面を自動生成
「作らない開発」を実践
GeneXusの特性を最大限に活かす
✔アジャイル開発
イテレーション(反復)開発
ユーザとSIerで週3~4日打ち合わせ
✔プロジェクトルームの設置
専用ルームで打ち合わせ、開発
常に全員が情報共有できた
Ichishin Educational Group Base System
システムの開発②
・プロジェクト憲章を掲示
Ichishin Educational Group Base System
システムの開発③
・開発時
✔一括移行
全システムを一括移行・稼働
✔予定通りのサービスイン(徹夜なし)
2012年5月(次の移行可能時期は正月)
・サービスイン時
✔平行稼働なし
切り替え時の業務負担軽減
✔すべて動作
バグは数件
仕様の行き違いの方が多い
Ichishin Educational Group Base System
システムの開発④
・基幹システムの刷新
✔6つのシステムを統合
汎用機+Web+C/S×4
✔開発期間
1年6ヶ月(ピーク時SIer11名)
✔規模
画面
490 (サブ含めると1000以上)
テーブル 442
帳票
50 (その他はBIツールで出力)
バッチ 25
ユーザ数 約700
✔機能
顧客管理全般 (パッケージがない)
Ichishin Educational Group Base System
GeneXus導入の効果①
・ツールの効果
✔短期開発・低コスト
SQL文の記述がない
✔高品質
稼働後のバグ < 仕様違い
(Before 稼働後のバグ > 仕様違い)
✔高速改修
1年半で300回超えのリリース
DB構造の変更もあり
✔内製化が可能に
わかりやすい簡易言語
Ichishin Educational Group Base System
GeneXus導入の効果②
・紙の仕様書からの解放
✔棚4つのドキュメント書類が0に
ナレッジベースがドキュメント
・IT部門の意識改革
✔開かれたIT部門へ
自分たちのシステム
・内部統制の強化
✔変更履歴が自動管理
いつどこを変更したか一目瞭然
Ichishin Educational Group Base System
サスティナブル?①
・保守スピードアップ
✔常に業務に追随するシステム変更が可能
変更容易性と内製化の相乗効果
Before
After
対応件数
1/年
999/年
リリース期間
2ヶ月
5日/Ave.
GeneXusの特性を最大限に活かせば、
保守フェーズで10倍以上の効果を発揮
Ichishin Educational Group Base System
サスティナブル?②
・プラットフォーム非依存
✔デファクトスタンダードに対応
標準のOS・プログラムにすべて対応
OS
IBM OS/400, UNIX, LINUX,
Windows 2008/2012, Windows Mobile,
Android, iOS
言語
.NET, Java, Ruby, .NET Mobile
DB
Microsoft SQL Server, Oracle, DB2, Infomix,
PostgreSQL, MySQL
再生成(ビルド)で別の言語やOSにすぐに変更可能
Ichishin Educational Group Base System
サスティナブル?③
GeneXus
is
Innovation tool
Ichishin Educational Group Base System
今後の展望
・機能追加とグループ会社への拡大を内製化で
✔機能追加
生徒マネジメントシステム導入
既存顧客の囲い込みを強化
✔新事業「学童保育」への対応
新たな商品体系への対応
顧客管理業務に機能を追加
Ichishin Educational Group Base System
ご清聴ありがとうございました。
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Ichishin Educational Group Base System