教育工学ってなぁに? 「教育工学を始めよう」~解説1 社会情報システム学講座 3年 高橋 拓志 何が書かれているの? • 教育工学の定義と研究領域 • それに至った経緯 ↓ 「教育工学って何ですか?」 に対する答え 教育工学の定義 • 「教育工学とは、学習の過程と資源につい ての設計、開発、運用、管理、ならびに評 価に関する理論と実践である」 (1994年、AECT) • 教育工学を示す言葉として Educational Technology から Instructional Technology へ 教育工学の研究領域 研究領域とその内容 領域 内容 設計 ISD、メッセージデザイン、教授法略など 開発 テキスト、視聴覚、コンピュータなど 運用 メディア活用方策、イノベーション普及な 管理 プロジェクト管理、資源管理、情報管理な 評価 形成的評価、問題分析など 教育工学の定義の経緯 1963年 • まだ教育工学という言葉ではなく、 「視聴覚コミュニケーション」として 定義されていた • 使えるものは何でも使って学習者の可 能性を最大限に引きだそう 1977年の定義 1977年 • 教育工学=“Educational Technology” • Instructional Technologyは Educational Technologyの下位領域と して位置づけられた 1994年の定義 1994年 • 教育工学=“Instructional Technology” • アメリカにおいて頻繁に用いられていた • 初等中等教育以外の実践領域を視野に入れられる • 教育におけるテクノロジーの役割をより特定化して いる • 教授と学習の両方の過程を一語で強調できること 終わりに • 定義はだんだんと簡潔で直接的になっ ていった • 世界の教育工学を眺めても公式の定義 としてAECTのものが受け入れられて いる • 「工学」という言葉のイメージ
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