WebFOCUS研修補足資料 (WebFOCUS 8.0.04以降の変更点) WebFOCUS 8.0.04以降の変更点 1 WebFOCUS 8.0.04以降の変更点 1.1 WebFOCUSレポーティングサーバのディレクトリ名 WebFOCUS 8.0.04より、WebFOCUSレポーティングサーバのインストールディレクトリ名が一部変更されました。 WebFOCUS 8.0.01 C:\ibi\srv80 WebFOCUS 8.0.04以降 C:\ibi\srv77 1.2 HTMLコンポーザで作成したWebページのテキストボックスの動作 WebFOCUS 8.0.04より、HTMLコンポーザで作成したテキストボックスの動作が変更されました。 WebFOCUS 8.0.01では、テキストボックスに何も入力せずに実行すると、変数には空文字が受け渡されますが、 WebFOCUS 8.0.04以降では、変数自体が受け渡されません。 WebFOCUS中級コーステキストのP7-10『7.2 _FOC_NULL』の例題2では、Webページから受け渡される値に よって選択条件を無効にしています。このとき、WebFOCUS 8.0.01と8.0.04以降ではプロシジャの指定が異なり ます。 WebFOCUS 8.0.01 -SETを使用して、Webページから受け渡される値によって変数に格納する値を制御しています。 テキストボックスに何も入力しなかった場合、空文字が_FOC_NULLに置き換えられて変数に格納され、選択 条件が無効となります。 -SET &AREA = IF &PARAM EQ '' THEN '_FOC_NULL' ELSE &PARAM; TABLE FILE 売上実績 SUM 売上金額 BY LOWEST 地区名 BY LOWEST 分類名1 WHERE 地区名 EQ '&AREA'; : WebFOCUS 8.0.04以降 -DEFAULTSを使用して、変数の初期値を設定しています。 テキストボックスに何も入力しなかった場合、変数には_FOC_NULLが格納され、選択条件が無効となります。 -DEFAULTS &AREA = '_FOC_NULL'; TABLE FILE 売上実績 SUM 売上金額 BY LOWEST 地区名 BY LOWEST 分類名1 WHERE 地区名 EQ '&AREA'; : WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.0.04以降の変更点) 1 1.3 プロシジャのテスト実行ページ WebFOCUS 8.0.04より、セキュリティの脆弱性につながる可能性があるため、プロシジャのテスト実行ページは用 意されていません。プロシジャをテスト実行したい場合は、以下の方法があります。 Developer Studioからの実行 Developer Studioからプロシジャを実行すると、Webブラウザから実行した場合と同じく、WebFOCUSクライ アントを経由してレポーティングサーバが処理を行います。 URLからの実行 以下のURLを指定してプロシジャを実行します。 http://Webサーバ/ibi_apps/WFServlet?IBIF_ex=プロシジャ&IBIAPP_app=ディレクトリ Webサーバ :Webサーバのホスト名もしくはIPアドレスです。 プロシジャ :実行するプロシジャ名を指定します。 ディレクトリ :実行するプロシジャが格納されているディレクトリ名を指定します。 Webコンソールからの実行 Webコンソールからプロシジャを実行すると、レポーティングサーバ単体の動作を確認できます。 Webコンソールのメニューから[アプリケーション]をクリックし、画面左のアプリケーションから実行するプロシジャ を右クリックし、[実行]を選択します。 2 Copyright(C) 2014 K.K. Ashisuto All Rights Reserved. WebFOCUS 8.0.04以降の変更点 1.4 Developer Studioビューア WebFOCUS 8.0.04より、Developer Studioの出力ビューアにDeveloper Studioビューアが追加されました。 Developer Studioビューアは、Developer Studioからプロシジャ、HTMLファイルを実行する際の専用ブラウザ です。初期設定では、Developer Studioビューアに実行結果が出力されます。 研修環境では、Internet Explorerに出力するように設定を変更しています。 (1) メニュー[ウィンドウ]→[オプション]を選択します。 (2) [出力ビューアの設定]タブを開き、[Internet Explorerの使用]にチェックを入れます。 WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.0.04以降の変更点) 3 1.5 Excel 2007 Formula 形式の追加 WebFOCUS 8.0.08より、出力形式 Excel 2007 Formulaが追加されました。 「Excel 2007 Formula」を設定すると、Excel 2007形式(.xlsx)のファイルが出力されます。また、列合計や中間 合計などの集計情報や、一時項目(COMPUTE)の値は、数式に変換されて出力されます。 中間合計は値ではなく、 「 =SUM(C2:C7) 」という 計算式になっています。 4 Copyright(C) 2014 K.K. Ashisuto All Rights Reserved. WebFOCUS 8.0.04以降の変更点 1.6 出力形式[ユーザ]の選択肢の追加 WebFOCUS 8.0.08より、出力形式「ユーザ」の選択肢に、Excel 2007とExcel 2007 Formulaが追加されま した。出力形式の選択肢は、[ユーザフォーマットの編集]より変更可能です。 WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.0.04以降の変更点) 5 1.7 グラフの出力形式の初期設定 WebFOCUS 8.0.08より、グラフの出力形式の初期設定が、PNGからHTML5に変更されました。 なお、[ホーム]タブのボタンをクリックすれば、PNG出力への変更も可能です。 6 Copyright(C) 2014 K.K. Ashisuto All Rights Reserved. WebFOCUS 8.0.04以降の変更点 1.8 グラフのドリルダウン設定 WebFOCUS 8.0.08より、グラフのドリルダウンを設定する[ドリルダウン]ウィンドウの起動方法が変更されました。 WebFOCUS 8.0.01、8.0.04 (参考:WebFOCUS初級コーステキスト PA-15) ドリルダウンを設定したい項目を選択し、[フィールド – 項目名 ]の[ハイパーリンク]ボタンをクリックします。 WebFOCUS 8.0.08以降 ドリルダウンを設定したい項目を選択し、[フィールド – 項目名 ]の[リンク]ボタン、次に[ハイパーリンク]ボタン をクリックします。 (3) [ハイパーリンク]ボタンをクリックして、[ドリルダウン]画面を起動します。 WebFOCUS研修補足資料(WebFOCUS 8.0.04以降の変更点) 7
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