新霞が関ビル 19 階 LAN 敷設工事一式仕様書 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 平成 26 年 11 月 1 2 調達件名 新霞が関ビル 19 階 LAN 敷設工事 一式 契約期間 契約日から平成 27 年 2 月 13 日までとする。 3 作業の概要 (1) 目的 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下、「総合機構」という。)において は、役職員等が利用するメール、電子掲示板、電子書庫等の機能や、総合機構内 の各業務システムの基盤として、総合機構の基幹業務システムである共用 LAN シ ステムを整備し、運用を行っているところである。 今般、新霞が関ビル 19 階 LAN 敷設工事に関し、そのネットワーク敷設工事仕様 を示すものである。 (2) 用語の定義 用 語 共用 LAN システム 概 要 総合機構の共通的基盤システム。メールサーバ やグループウェアサーバ等で構成され、役職員 等に PC を貸与している。 (3) 業務の概要 本業務の範囲は共用 LAN システムに係る LAN 敷設工事に関する以下の事項とし、 これに伴う総合機構との協議、打ち合わせ等への出席を含む。 ① UTP ケーブルの敷設及び附帯工事 ② 光ケーブルの敷設及び付帯工事 ③ 19 インチラックの設置、スイッチングハブ等 LAN 機器の取付・調整・設 定変更作業 ④ ネットワーク通信試験 ⑤ 納品成果物に記載の資料作成 (4) 情報システム化の範囲 <導入機器一覧> 調達機器 パッチパネル 台数 注) 機能概要・要件 ・スイッチングハブと支線の接続を行うた めに、19 インチラック内に設置する。 ・日立金属製 C6-MPP48 と同等品を調達する こと。 1 整線パネル ・パネルのコネクタは SC コネクタとする。 注) ・スイッチ内の配線には整線パネルを使用 すること。 ・日立金属製 PIB-CMP1 と同等品を調達する こと。 ローゼット 注) ・支線と PC 端末など各機器を接続する線を 接続する。 ・支線と各機器を接続する線を接続するロ ーゼットについては 6 口タイプとし、床 下に配置すること。 フロアスイッチ 1台 ・日立金属 Apresia13200-48X-PSR、または 同等品を調達すること。 スイッチングハブ 6台 ・日立金属 Apresia13200-52GT、または同 等品を調達すること。 ・3 台をエッジスイッチとして使用するこ と。残る 3 台については予備機とする。 フロアスイッチ用トラン シーバ(10GBase-LR) 2個 ・本調達に含むフロアスイッチに使用する ためのトランシーバ(10GBase-LR)を調 達に含めること。 既存スイッチングハブ用 トランシーバ (10GBase-LR) 2個 ・既存スイッチングハブ(AX3830S-44XW) に使用するためのトランシーバ (10GBase-LR)を調達に含めること。 19 インチラック 1架 19 インチラック用架台 1架 ・EIA 規格に準拠した 42U ラックを調達に 含め、19 階東へ設置すること。 ・19 階東へ設置するラックに使用。高さに ついては、契約後に現地調査を実施し決 定すること。 ケーブル 注) ・本調達において必要となるケーブル類に ついては、すべて調達の範囲内とする。 ・幹線、及び支線 UTP ケーブルは、Cat6-4P (若草色)を使用すること。 ・幹線光ケーブルは、SM12 芯を使用する こと。 注)システムを安定稼働させ、管理するための必要数を調達する。 (5) 調達・作業内容 新規フロア等における LAN 敷設工事であり、詳細は次のとおり。 ① LAN 敷設等工事 各フロア LAN 整備工事、LAN 環境の導入において必要となる機器(以下、 「機 2 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ (6) 器等」という。)、本調達を行う上で必要となるケーブル類の調達。 光ケーブル敷設工事 10 階サーバ室 19 インチラックから 19 階 19 インチラックまで SM 光ケーブ ル 12 芯を敷設及び融着 LAN 敷設工事に必要なスイッチングハブ等のラックマウント作業 LAN 敷設工事完了後のネットワーク通信試験 LAN 敷設工事に必要なスイッチングハブ等設定変更作業 19 インチラックの搬入、据付、架台の据付 スイッチングハブの搬入、据付、配線、調整、およびこれらに必要な導入 作業 既存スイッチングハブ(コアスイッチ:AX3830S-44XW)の設定変更作業 機器等の設定が適切であることを証明するための導入テストの実施とその 結果の報告 既設認証サーバの設定変更作業 既設認証サーバの設定が適切であることを証明するための導入テストの実 施とその結果の報告 既設 Syslog サーバの設定変更作業 既設 Syslog サーバの設定が適切であることを証明するための導入テストの 実施とその結果の報告 既設検疫サーバとの連携確認作業 既設検疫サーバとの連携が適切であることを証明するための導入テストの 実施とその結果の報告 納品成果物に記載の資料の作成・改訂 納入成果物及び期限 ① 調達機器一式 搬入、据付(予定) 契約日から平成 27 年 1 月 16 日までの期間 ※他の工事(電源、電話等)及び引越日とのスケジュール調整後に作 業日を決定すること。 ※騒音が発生する工事については土日で行うこと。また LAN 敷設工事 を完了し通信テストが行える環境構築までを含む。 検収予定日 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 平成 27 年 2 月 13 日 導入・構築体制図及び保守体制図(予定) 配線系統図 配線図 ラック搭載図 パッチパネル収容図 パッチ表 納入品内訳表 3 契約後一週間以内 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ (7) 試験成績書(UTP ケーブル試験成績書) 光ケーブル損失試験成績書 VLAN 一覧表 スイッチ設定表 機器設定表 作業実施報告書 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 平成 27 年 1 月 30 日 検収条件等 ① 納入場所 総合機構指定の場所 ② 検収条件 設置された機器等の数量がそろっていること及び導入テストに記載され た事項をパスしていること(正当な理由がある場合は条件付パスを認める)、 及び「3(6)項」に定める納入成果物の納入が完了していることをもって検 収合格とする。但し、検収後に受注者の責による瑕疵が認められた場合、受 注者の責任及び負担において対処しなければならない。 ③ 所有権等 本調達の範囲内で、第三者が権利を有する著作物または知的所有権等を利 用する場合は、受注者の責任において、その権利の使用に必要な費用の負担 及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行わなければならない。 4 情報システム稼動環境 構成等は、「別紙 図 1.ネットワーク構成図」「別紙 図 2.LAN 敷設先フロア図」 のとおり。 なお、別紙については、入札説明会時に配布する。 5 テスト要件定義 下記の項目を含むテストを実施するにあたって予めその計画書を作成して提出 し、総合機構職員の承認を得た上で実施し、その結果を報告書にまとめて提出しな ければならない。 <LAN 敷設工事が適切であることを証明するためのテスト> 絶縁抵抗測定の実施、光ファイバーケーブル接続試験(損失測定)、パケット送 受信試験(Ping 試験)、UTP ケーブル伝送品質測定を行うこと。 6 作業の体制及び方法 (1) 作業体制 受注者は、業務受託後 1 週間以内に総合機構に対して作業体制を報告し、承 認を得て業務を進めること。 4 (2) 開発方法 なし (3) 導入 「5 テスト要件定義」に定める要件を満たすよう、導入作業を行うこと。 (4) 瑕疵担保責任 「3 作業の概要」の(4)の各項目に対して、検収後 1 年以内に受注者の責に よる瑕疵が認められた場合、受注者の責任及び負担において対処しなければな らない。 7 特記事項 (1) 守秘義務 受注者は、本業務中に知り得た総合機構の情報を他に漏らしてはならない。 特に、機密情報(総合機構より明確に機密と指定されて開示される情報で、公 には入手できない情報)については、別に『秘密保持誓約』を締結し、これを 遵守しなければならない。 (2) 本稼動に向けての支援 LAN 敷設工事、ネットワーク機器の設置後に、執務室の引越を行い本稼動予 定するが、総合機構から要請された場合、安定稼動するまで支援作業を実施す ること。 (3) その他 本業務の実施にあたっては、総合機構担当者と十分な協議の上実施しなけ ればならない。 8 窓口連絡先 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 情報化統括推進室 飛知和 康史 電話 : 03-3506-9485 Email:[email protected] 5
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