海洋資源調査産業の規模等に関する調査 - jamstec

入
札
公
告
一般競争入札について、次のとおり公告する。
平成26年12月16日
独立行政法人海洋研究開発機構
分任契約担当役 経理部長
池川 和彦
(公印省略)
1.競争に付する事項
(1)件
名 海洋資源調査産業の規模等に関する調査
(2)履行期限 平成27年12月25日(金)
*詳細は仕様書を参照
2.契約方式
総合評価落札方式
3.競争参加資格
平成25・26・27年度
全省庁統一競争参加資格
:「役務の提供等」
4.必要書類等の提出場所等
(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問合せ先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
独立行政法人海洋研究開発機構 経理部契約第2課 阿久津 雅裕
電話 046-867-9166
FAX 046-867-9125
(2)入札説明書の交付期間
平成26年12月16日(火)10:00~平成26年12月25日(木)17:00
(3)仕様説明会
平成27年 1月 6日(火)13:00
独立行政法人海洋研究開発機構 横須賀本部 海洋科学技術館 2 階 会議室
(4)必要書類の提出期限
平成27年 1月26日(月)12:00
(5)入札及び開札の日時及び場所
平成27年 2月 6日(金)13:00
独立行政法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 セミナー室
5.入札者に求められる義務
入札に参加しようとする者は、4.(2)の入札説明書の交付および、4.(3)の
仕様説明会に参加しなければならない。
6.その他
(1)詳細については、
「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、
機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で
公表している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。
(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公
表している。
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仕
様
書
1.件名
海洋資源調査産業の規模等に関する調査
2.概要
総合科学技術・イノベーション会議が自ら司令塔を発揮し、府省の枠を超えたマネジメ
ントに主導的な役割を果たすことを通じて、科学技術イノベーションを実現するために設
定された戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)で実施する課題の1つである「次世代
海洋資源調査技術(以下、「SIP資源」という)」において、独立行政法人海洋研究開発機構
(以下、「当機構」という)は「管理法人」としてSIP資源を進めるうえで必要な情報収
集等を行うことになっている。
SIP 資源では、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、レアアース泥について効率的
な調査技術を開発し、そのうえで出口戦略として海洋資源調査産業の創出およびグローバ
ルスタンダードの確立を目指している。そのためには民間企業が大きな役割を果たしてい
くことが必要であるが、民間企業の投資や研究開発の意欲を喚起するためには、現在の市
場規模及び将来の市場規模をできる範囲で見積もっておく必要がある。
そこで、本件では最新の経済情勢や技術動向を踏まえ、さまざまな可能性を前広に調査
し、それに基づき将来の海洋鉱物資源調査産業の市場規模の推計を行う。
3.納入品
(1)中間報告書 紙媒体5部、電子媒体1部
(2)調査報告書 紙媒体で製本したもの5部、電子媒体1部
※(1)及び(2)の電子媒体の種類およびファイル形式については、当機構担当者と協議の
上定める。
4.納入場所
神奈川県横須賀市夏島町2番地15
独立行政法人海洋研究開発機構
5.納入期限
平成27年12月25日(金)
ただし、「3.(1)中間報告書」については、平成27年3月31日(火)までに提出すること。
6.仕様
(1)海洋資源調査産業の規模等に関する調査
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昨今の海洋調査業界や技術動向等を踏まえた適切な前提条件(国内及び海外の調査海域、
調査方法・能力等)を設定し、平成 27 年度時点及び将来の海洋鉱物資源調査産業の規模
を推計すること。推計の際には、客観性を高める観点から外部専門家の意見を踏まえると
ともに、適宜機構担当者の意見も取り入れること。
なお、算出すべき「海洋鉱物資源調査産業」は、以下の範囲とすること。
1)鉱物の範囲
国内及び海外に賦存する海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、マンガン団塊、レ
アアース泥を対象とする。
2)算出対象とする範囲
海洋調査サービス会社、海洋調査機器メーカー(探査機、観測機器、センサー等。それら
の下請け企業も含む)
、その他関連するメーカー及びサービス会社等
(2)新規参入分野の市場規模調査
海洋鉱物資源調査技術に向けて研究開発を行った機器類について、海洋鉱物資源調査産
業以外で活用できると見込まれる分野とその市場規模を推計する。
(3)補足調査
海洋鉱物資源調査産業の市場規模の推計を補足する傍証として、上記調査方法とは別途、
以下に例示する調査産業の情報をベースに、海洋鉱物資源調査産業との相違を考慮した上
で、適切な補正等を行うことにより、将来の海洋鉱物資源調査産業の市場規模を推計する。
(例)
・陸上の鉱物資源探査産業
・SIP 資源で対象としない海洋資源に関する調査産業(砂ダイヤモンド、海底石油・天
然ガス等)
・これまで実施された海底熱水鉱床など海洋鉱物資源の調査 等
(4)報告書の作成
調査結果を報告書にまとめること。なお、報告書は日本語で作成すること。作成の際
には、報告書が公開されることを前提に、情報提供者が指定した秘密に関する条件を遵
守すること。
1)中間報告書
平成27年3月までに収集した情報及びその収集方法、工夫、留意点についてまとめる
とともに、収集した情報の範囲から推定されるおおよその市場規模及び将来市場規模
を推計し、記載すること。
2) 調査報告書
調査の根拠資料を整理するとともに算出方法を明示し、指定された項目の市場規模を
推計し、記載すること。
(5)戦略的イノベーション創造プログラムの方針に沿った調査の実施
(1)から(3)の調査の実施にあたっては、以下のサイトに記載の戦略的イノベーション創
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造プログラム(SIP)、SIP資源の実施内容及び出口戦略等を踏まえること。
・内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/
・SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)概要
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/sipgaiyou.pdf
・SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)
研究開発計画
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/keikaku/5_kaiyou.pdf
(6)その他
・契約後早急に工程表を作成し、機構担当者と打合せのうえ、了承を得ること。
・研究開発は既に開始されており、当該調査で収集した情報を出来る限り早く今後の研究
開発方針に反映する必要があることから、当該調査の過程で得た情報等は、適宜機構担
当者へ提供すること。
・情報収集等は、出来る限り契約期間内で前倒しして実施すること。
7.検査
本仕様書に基づいて、機構担当者が合否を判断する。判定の結果、検査合格をもって検収
とする。
8.保証
本業務終了後1年以内に受注者の責による不備等が発生した場合には、当機構の指定す
る日までに再調査の上、調整または無償で修正を行うこととする。
9.官公庁等への手続き
業務の実施に官公庁等への手続きがあるが場合は、受注者の負担にて速やかに行うこと。
10.貸与物品及び支給品
機構内に保管されている既存の報告書等は、契約期間内に限り貸与する。貸与中は適切
な管理を行い、契約期間終了時には確実に返却すること。なお、請負者は契約期間内に限
り、機構から貸与された報告書等を複写し、自社内に限り閲覧させることができるが、こ
れらの複写物は契約期間終了時に破棄するものとする。
11.守秘義務
本業務を遂行中に知り得た事項について、発注者の承認を得た場合を除き、他に漏らし
てはならない。
以上
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