学校感染症と出席停止について

学校感染症と出席停止について
（１）学校感染症の種類について（学校保健安全法施行規則第 18 条）
エボラ出血熱
第一種
クリミア・コンゴ出血熱
痘そう
ペスト
南米出血熱
ラッサ熱
ジフテリア
重症急性呼吸器症候群（病原体がＳＡＲＳコロナウィルスのみ）
マールブルグ病
急性灰白髄炎
鳥インフルエンザ（病原体がＨ5Ｎ1 のみ）
（感染症予防法の一類及び二類感染症のもの、結核をのぞく）
インフルエンザ（鳥インフルエンザを除く）
第二種
麻しん
流行性耳下腺炎
風しん
水痘
結核
百日咳
咽頭結膜炎
髄膜炎菌性髄膜炎
（飛沫感染する感染症で児童生徒の罹患が多く、学校において流行を広げる可能性が高いもの）
コレラ
第三種
細菌性赤痢
急性出血性結膜炎
腸チフス
パラチフス
腸管出血性大腸菌感染症
流行性角結膜炎
その他の感染症
（学校教育活動を通じ、学校において流行を広げる可能性があるもの）
＊感染症予防法の指定感染症や新たな感染症は、専門機関の指導のもとに対応する。
（２）出席停止期間の基準（学校保健安全法施行規則第 19 条）
第一種
治癒するまで
インフルエンザ
発症した後 5 日を経過し、かつ解熱後２日を経過するまで
百日咳
特有の咳が消失するまで又は 5 日間の適正な抗菌物質製剤による治療が終了するまで
麻しん
解熱した後３日を経過するまで
流行性耳下腺炎
耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が消失した後 5 日を経過し、かつ、全身状態が良好
第二種
第三種
になるまで
風しん
発疹が消失するまで
水痘
全ての発疹が痂皮化するまで
咽頭結膜炎
主要症状が消退した後２日を経過するまで
結核
症状により学校医その他の医師によって感染のおそれがないと認めるまで
髄膜炎菌性髄膜炎
病状により学校医その他の医師において感染の恐れがないと認めるまで
症状により学校医その他の医師によって感染のおそれがないと認めるまで
＊病状により医師において感染のおそれがないと認められたときは、この限りではありません。
インフルエンザ出席停止期間早見表「発症した後 5 日を経過し、かつ解熱後２日を経過するまで」
発症日
０日目
例
１
例
２
例
３
例
４
例
５
発症後
発症
1 日目
発熱
に解熱
出席停止
発症後
発症
2 日目
発熱
に解熱
出席停止
発症後
発症
3 日目
発熱
に解熱
出席停止
発症後
発症
4 日目
発熱
に解熱
出席停止
発症後
発症
5 日目
発熱
に解熱
出席停止
発症後
1 日目
2 日目
3 日目
4 日目
5 日目
解熱後
解熱後
発症後
発症後
1 日目
2 日目
4 日目
5 日目
出席停止
出席停止
出席停止
出席停止
出席停止
発熱
解熱
解熱後
解熱後
発症後
1 日目
2 日目
５日目
出席停止
出席停止
出席停止
出席停止
出席停止
発熱
発熱
解熱
解熱後
解熱後
1 日目
2 日目
出席停止
出席停止
出席停止
出席停止
出席停止
発熱
発熱
発熱
解熱
出席停止
出席停止
出席停止
発熱
発熱
出席停止
出席停止
解熱
6 日目
7 日目
8 日目
登校可能
登校可能
登校可能
解熱後
解熱後
1 日目
2 日目
出席停止
出席停止
出席停止
発熱
発熱
解熱
出席停止
出席停止
出席停止
登校可能
解熱後
解熱後
1 日目
2 日目
出席停止
出席停止
登校可能

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