「鉄道車両・航空機用部材に要求される各種規制と試験要求」セミナー世界最大の鉄道見本市「イノトランス」が 9 月にドイツベルリンで開催され、鉄道車両開発のトレンドは従来の大きなテーマであった「スピード」から、「環境・省エネ」に変わってきた。昨年欧州で発行した EN 45545 規格をベースに現在 ISO/TC 269 で鉄道車両の標準化が審議されている。日本の規格ができるだけ採り入れられることが望まれる。鉄道車両については、輸出産業として今後成長が見込まれる分野と考えられている中で、日本国内ではなかなか体系的な情報が収集しづらい、米国および欧州の鉄道車両、航空機用部材に関する規制の具体的な内容を、要求される火災安全試験の手順まで踏み込んでご説明する。また、日本を含めた各国の規制の比較検討も行う予定。これから海外向けの鉄道車両、航空機へ材料・部品の製品展開を検討されているメーカー様を対象としたセミナーである。期日および時間：２０１４年１２月１９日（金曜日） (セミナー会場の開場は１２:３０となります) １３：００－１６：００セミナー１６：００－１７：００技術交流会場所: （株）ケミトックス東京本社第２ビル４階セミナー室東京都大田区南千束 1-1-5 定員: １０名（先着順）講師: (株)ケミトックス国際事業部担当副社長藤岡博明費用: 9000 円（3 名様以上あるいは他のセミナーを含め 3 回以上の出席は 20%の割引あり）講義内容(ワークショップを含む) １．鉄道車両用の部材に関する各国規制欧州では、鉄道車両の安全規格として、昨年 EN 45545 が国際規格として正式発行された。一方で、各国の安全規格も依然として残っており、どの規格に適合すればよいのか判り難い状況が続いている。本セミナーでは、主に EN 45545、BS 6853、DIN 5510、NF F 16 101 および 102 について、主として火災安全試験に関する要求内容と、各規格同士の相互関係について解説する。さらに、EN 45545 の今後の動向について、最新の情報を提供する。米国については、連邦法である 49 CFR Part 238 および NFPA 130 の内容を概観する。また、日本の規制についても紹介する。 1-1 米国の規制－Federal Railroad Administration（FRA）と Code of Federal Regulation（CFR） 1-2 49 CFR Part 238、NFPA130 の内容概観 1-3 要求される火災安全試験方法 1-4 欧州の規制－EN 45545 と各国規制との関係 1-5 EN 45545 の内容概観 1-6 各国規制の内容概観－BS 6853、DIN 5510、NF 101,102、UIC 564-2 1-7 要求される火災安全試験方法 1-8 日本の規制概観２．航空機用の部材に関する各国規制米国連邦法である FAR 25.853 に規定されている火災安全試験の要求内容を中心に、欧州および日本の規制との関係、および各航空機メーカー毎の安全要求について解説する。セミナーのお問い合わせは株式会社ケミトックス東京都大田区上池台 1-14-18 石井まで電話 03-3727-7111 または [email protected]