ROV用スキッドの製作 - jamstec

入
札
公
告
一般競争入札について、次のとおり公告する。
平成26年12月19日
独立行政法人海洋研究開発機構
分任契約担当役 経理部長 池川 和彦
(公印省略)
1.競争に付する事項
(1)件
名 ROV 用スキッドの製作
(2)納
期 平成27年3月31日(火)
2.契約方式
最低価格落札方式(技術審査無)
3.競争参加資格
平成25・26・27年度
の提供等」
全省庁統一競争参加資格
:「物品の製造」または「役務
4.必要書類等の提出場所等
(1)必要書類等の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問合せ先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2番地15
独立行政法人海洋研究開発機構 経理部契約第1課 道沢 圭
電話 046-867-9161 FAX 046-867-9125
(2)入札説明書の交付期間
平成26年12月19日(金)10:00~平成27年1月8日(木)17:00まで
(3)仕様説明会
なし
(4)必要書類の提出期限
平成27年1月16日(金)12:00
(5)入札及び開札の日時及び場所
平成27年1月29日(木)15:00
独立行政法人海洋研究開発機構 横須賀本部 本館1階 セミナー室
5.入札者に求められる義務
入札に参加しようとする者は、4.
(2)の入札説明書の交付を受けなければならない。
6.その他
(1)詳細については、
「入札説明書」による。また、入札に当たっては、上記に記載のほか、
機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/j/about/procurement/index.html)で
公表している「入札参加者心得」を熟読し承知した上で入札に参加すること。
(2)本公告に関する仕様書を、機構ホームページ(http://www.jamstec.go.jp/bid/)で公
表している。
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仕様書
1.件
名:
ROV 用スキッドの製作
2.概
要:
無人探査機「かいこう Mk-IV」
(以下、ROV という)において、ROV 本体フレーム下部に追加浮力材、
マニピュレータを装着可能な ROV スキッドの製作について定める。
3.数
量:
1式
4.納
期:
平成 27 年
5.納入場所:
3 月 31 日(火)
神奈川県横須賀市夏島町 2-15
独立行政法人海洋研究開発機構
無人探査機整備場
6.仕
様:
(1)構成
ROV 用スキッドは、ROV 本体下部に装着されるスキッドと、マニピュレータ取付台からなる。スキ
ッドは本体フレームの下部に装備し、海洋資源探査及び海中・海底の調査探査活動の多目的なミッ
ションに対応したペイロード搭載を可能とするものである。
・ROV 全体の概要
全長: 約 3,000m、幅: 約 2,000mm、
重量: 約 6 トン(最大)
※スキッドを装着した状態
高さ:約 2600mm
(2)主要目
構造は、別紙の製作参考図-1 による。詳細は、製作図面により決定する。
1)スキッド
全長: 約 2,728mm
幅 : 約 2,028mm
重量: 約 150kg
高さ: 約 561mm
但し、スキッドの高さは、ROV 本体フレーム下部に装備した状態において、ROV 全体
の高さが、2600 ㎜ 公差±5 ㎜となるように製作すること。
2)マニピュレータ取付台(右用、左用)
全長: 約 590mm
幅 : 約 520mm
重量: 約 20kg(単体)
3)付属品
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・追加浮力材取付用アイ・・・必要数(44 個+予備 2 個)
・犠牲陽極・・・必要数(6 か所+予備 1 個)
・バラスト受金具・・・4 か所
・固定用ボルト・・・必要数
(3)材料
1)スキッド
主構造: アルミ合金(A6063-T5)
底部プロテクタ: デルリン
保護ネット : SUS メッシュ
2)マニピュレータ取付台(右用、左用)
本体 : アルミ合金(A5083-0)
(4)塗装
1)スキッド
硬質アルマイト+封孔処理+黒染
2)マニピュレータ取付台(右用、左用)
硬質アルマイト+封孔処理+黒染
(5)耐荷重
1)スキッド
スキッドは ROV フレームと一体で、母船に搭載して航行時に受ける動揺、着水・揚収時の衝撃
に耐える構造とすること。
<設置状態の荷重条件>
地面や甲板上にスキッドを介して置いた状態で、上下方向に-1.7G、前後方向に 0.2G、左右方
向に 0.6G の加速度を想定
<吊上げ状態の荷重条件>
吊金具部分でスキッドと共に吊り上げた状態で、上下方向に-2.0G の加速度を想定
2)マニピュレータ取付台(右用、左用)
マニピュレータ(Schilling Robotics ATLAS 7P)のアーム部を前方水状態に最大展開し、持上
げ最大荷重 2450N が爪部に加わった状態で耐える構造とすること。
(6)取付方法
1)スキッド取付方法
スキッドの全体図を製作参考図-2に示す。詳細は、製作図面により決定する。
・スキッドと ROV 本体フレームへは、スキッド上面の取付穴を使用しボルトによって固定すること。
・スキッド全面には、内部サンプルバスケット取付用アイ(上部)及びサンプルバスケット取付用
アイ(下部)を装備すること。なお、内部サンプルバスケットおよびサンプルバスケットの製作
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は本仕様書に含まないが、既存の内部サンプルバスケットおよびサンプルバスケットが取付可能
な事とする。
・スキッド前面の左右にそれぞれマニピュレータ取付台用の取付穴を設けること。
2)マニピュレータ取付台取付方法(右用、左用)
・スキッドとマニピュレータ取付台は、マニピュレータ取付台背面部に設けた取付穴を使用してボ
ルトによって固定すること。
3)腐食対策
付属部品などとスキッド本体の異種金属が接触する部分には、ゴムまたはプラスチック・ワッ
シャー等による腐食対策を実施すること。
(7)製作の進め方
1)受注業者は、本件履行にあたり海洋研究開発機構(以下、機構という)担当者と必要に応じ
て打合せを行い進めること。
2)受注後速やかに「工程表」を提出すること。また、受注業者は、製作開始前までに「製作図」
により機構担当者の確認を得て製作を開始すること。
3)本件の履行に必要な ROV 本体との各種確認作業は、機構担当者と日程を協議のうえ実施する
こと。なお、下記日程で ROV 航海が予定されており、その間以外での作業となります。
・ROV 航海予定: 1 月 22 日~3 月 8 日
※ROV 航海は、変更になる場合がある。
4)ROV 本体フレームとの「取付穴位置合わせ作業」および「取付確認作業」等の作業時には現
在のスキッドを取外/現状復旧の補助作業を機構担当者の指示にしたがい機構側と協力して
実施すること。
5)受注業者は、本件の履行に関して、関連法令を順守し安全上必要な処置を講じること。
(8)その他
1)受注業者は、本件の履行に必要な ROV 関連図面を機構担当者が許可した物に関して参照する
ことが出来る。ただし、別の用途に使用してはならない。
7.検
査:
納入時に機構担当者の立会いのもと、取付検査を行う。
8.保
証:
保証期間は検査終了後、1年間とし、受注業者の責による不具合が発生した場合には、機構の指
定する日までに無償で修理または代品を納入のこと。
9.提出書類:
1)工程表(受注後速やかに)・・・・1 部
2)製作図(製作開始前までに)・・・2 部
3)完成図・・・3 部
4)電子媒体
前述 1)および3)の内容を CD に収めた物・・・1 枚
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10.その他
本仕様書に疑義が生じた場合には、機構担当者と協議により決定する。
※製作参考図-1および2については、ホームページ上での公表は省略させていただきます。
以上
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