(Microsoft PowerPoint - 2010\220F\215\336\224\255\225\\\214\264

2010年
2010年11月
11月5日
凹版印刷用インキ
凹版印刷用インキの
インキの流動特性と
流動特性とレオロジー
株式会社DNPファインケミカル
ファインケミカル
株式会社
○篠﨑俊介、
篠﨑俊介、山口はるな
山口はるな、
はるな、鈴木猛、
鈴木猛、有富充利
【目次】
目次】
1.インキ
1.インキの
インキの流動挙動解析手法
2.凹版印刷
2.凹版印刷における
凹版印刷における“
における“およぎ”
およぎ”の解析
3.まとめ
1-1.レオロジー
1-1.レオロジーと
レオロジーと高次構造
インキ
原料
多様な解決策
⇒経験則によるところが大きい
印刷適性
相関
実用物性
レオロジー
高次構造
一次構造
設計
相関
印刷
実機で確認
1-1.レオロジー
1-1.レオロジーと
レオロジーと高次構造
インキ
原料
現象の
現象の定量化
インキ
顔料の
顔料の凝集
(粒子連結性)
粒子連結性)
流動特性を
流動特性を決める
ワニス
(樹脂、
樹脂、溶剤)
溶剤)
印刷適性
相関
実用物性
レオロジー
高次構造
一次構造
相関
印刷
1-1.レオロジー
1-1.レオロジーと
レオロジーと高次構造
インキ
原料
印刷適性
相関
実用物性
レオロジー
高次構造
一次構造
相関
印刷
現象の
現象の定量化
オフセット印刷
オフセット 印刷の
印刷 の 種類
新聞用
ツボ
黄 紅 藍 墨
インキ
8 7 8 6
DIP
5
4
5
4
キーレス
1
1
1
1
3
2
3
3
特性
実用物性
印刷適性
顔料の
顔料の凝集
(粒子連結性)
)
粒子連結性
ガラス板流度
つぼダレ
ガラス 板流度
つぼ ダレ
輪転
流動性 静置流動
商業用
スプレッド
枚葉
2
2
2
つぼ上
つぼ 上 り
ドットゲイン
転移
2
粘着性 タック
合計70
合計70点
70点
流動特性を
を決める
流動特性
ワニス
(樹脂、
、溶剤)
樹脂ミスチング
溶剤)
飛散性
紙剥け
紙剥 け 、 転移
汚れ
1-2.レオロジー
1-2.レオロジーと
レオロジーと実用物性との
実用物性との相関性
との相関性
■S:σ
σ0
レオロジーと
レオロジーと実用物性の
実用物性の関係
低速領域
高速領域
実用物性
降伏項 降伏項 S
粘性項 粘性項 η
弾性項 弾性項 G
ガラス板流度
ガラス 板流度
静置流動
スプレッド
タック
ミスチング
△
△
×
×
×
△
△
○
○
×
○
○
○
△
○
■η:η’100、
(η
)/η0.1、
(η0.1-η10)/η
η
η*1000、G”100
■G:
:G’100、G’1000 、
G’3000
○:高い、 △:中程度、
中程度、×:低い
凝集体
を単位
流れ出すのに必要
すのに必要な
必要な力
凝集体の
凝集体の
破壊を
破壊を伴う
流れやすさ(
れやすさ(流動性)
流動性)
R
粒子
連結性
流れにくさ(
れにくさ(戻ろうとする力
ろうとする力)
1-2.レオロジー
1-2.レオロジーと
レオロジーと実用物性との
実用物性との相関性
との相関性
■S:σ
σ0
レオロジーと
レオロジーと実用物性の
実用物性の関係
低速領域
高速領域
実用物性
降伏項 降伏項 S
粘性項 粘性項 η
弾性項 弾性項 G
ガラス板流度
ガラス 板流度
静置流動
スプレッド
タック
ミスチング
△
△
×
×
×
△
△
○
○
×
○
○
○
△
○
■η:η’100、
(η
)/η0.1、
(η0.1-η10)/η
η
η*1000、G”100
■G:
:G’100、G’1000 、
G’3000
○:高い、 △:中程度、
中程度、×:低い
凝集体
を単位
流れ出すのに必要
すのに必要な
必要な力
凝集体の
凝集体の
破壊を
破壊を伴う
流れやすさ(
れやすさ(流動性)
流動性)
降伏項
粘性項
R
粒子
連結性
流れにくさ(
れにくさ(戻ろうとする力
ろうとする力)
弾性項
m
n
p
S ・η ・ G
『 流動特性式 』
1-2.レオロジー
1-2.レオロジーと
レオロジーと実用物性との
実用物性との相関性
との相関性
■S:σ
σ0
レオロジーと
レオロジーと実用物性の
実用物性の関係
低速領域
高速領域
実用物性
降伏項 降伏項 S
粘性項 粘性項 η
弾性項 弾性項 G
ガラス板流度
ガラス 板流度
静置流動
スプレッド
タック
ミスチング
△
△
×
×
×
△
△
○
○
×
○
○
○
△
○
■η:η’100、
(η
)/η0.1、
(η0.1-η10)/η
η
η*1000、G”100
■G:
:G’100、G’1000 、
G’3000
○:高い、 △:中程度、
中程度、×:低い
凝集体
を単位
流れ出すのに必要
すのに必要な
必要な力
凝集体の
凝集体の
破壊を
破壊を伴う
流れやすさ(
れやすさ(流動性)
流動性)
降伏項
実用物性 ∝
粘性項
R
粒子
連結性
流れにくさ(
れにくさ(戻ろうとする力
ろうとする力)
弾性項
m
n
p
S ・η ・ G
『 流動特性式 』
各項の寄与率を
寄与率を示す)
m + n + p = 1 1 (各項の
相関係数極大化 相関係数極大化 1-2.レオロジー
1-2.レオロジーと
レオロジーと実用物性との
実用物性との相関性
との相関性
■S:σ
σ0
レオロジーと
レオロジーと実用物性の
実用物性の関係
低速領域
高速領域
実用物性
降伏項 降伏項 S
粘性項 粘性項 η
弾性項 弾性項 G
ガラス板流度
ガラス 板流度
静置流動
スプレッド
タック
ミスチング
△
△
×
×
×
△
△
○
○
×
○
○
○
△
○
m
n
p
■
η:η’0.12
100、
0.20
0.68
(η
)/η 、
(η0.1-η10)/η
0.40
0.15 0.450.1
η
η*1000、G”100
0
0.37 0.63
■0
:G’1001、G’1000 0、
G:
0 G’30000
1
○:高い、 △:中程度、
中程度、×:低い
凝集体
を単位
流れ出すのに必要
すのに必要な
必要な力
凝集体の
凝集体の
破壊を
破壊を伴う
流れやすさ(
れやすさ(流動性)
流動性)
降伏項
実用物性 ∝
粘性項
R
粒子
連結性
流れにくさ(
れにくさ(戻ろうとする力
ろうとする力)
弾性項
m
n
p
S ・η ・ G
『 流動特性式 』
各項の寄与率を
寄与率を示す)
m + n + p = 1 1 (各項の
相関係数極大化 相関係数極大化 2-1.凹版印刷
2-1.凹版印刷への
凹版印刷への展開
への展開
“およぎ
およぎ” : 印刷物上に色ムラが生じる印刷不良
およぎ
およぎの定量化
およぎの定量化
試験印刷物の
試験印刷物の作成
■
■印刷方式:
印刷方式:ベビー印刷機
ベビー印刷機 印刷機 ■
■インキ:
インキ:グラビア藍
グラビア藍インキ(
インキ(11点
11点) ■
) ■原紙:
原紙:薄葉紙(
薄葉紙(コート紙
コート紙)
デジタルマクロスコープによる
デジタルマクロスコープによる印刷物
による印刷物の
印刷物の撮影、
撮影、2値化 値化 ⇒ 着色部/
着色部/非着色部を
非着色部を算出
A
B
C
D
F
G
着色部面積(%)
33
44
53
61
73
81
およぎ
大
小
2-2.レオロジー
2-2.レオロジーとおよぎ
レオロジーとおよぎ数値
とおよぎ数値の
数値の相関
2-2.レオロジー
2-2.レオロジーとおよぎ
レオロジーとおよぎ数値
とおよぎ数値の
数値の相関
m,n,p
160
濃度面積/%
y = -33.59x + 107.54
R2 = 0.5448
m
n
p
S0 ・ η0.8 ・ G0.2
S ・η ・ G
120
80
およぎの流動特性式
およぎの流動特性式
40
0
0
-1
0
1
2
σ00 ・ G”0.8 ・ G’0.2
3
0.8
σ0 ・ G”
0.2
・ G’
損失弾性率G”
損失弾性率
3.まとめ
3.まとめ
原料
インキ
現象の
現象の定量化
0
およぎの流動特性式
およぎの流動特性式
0.8
σ0 ・ G”
0.2
・ G’
印刷適性
相関
実用物性
レオロジー
高次構造
一次構造
相関
印刷
3.まとめ
3.まとめ
原料
インキ
印刷適性
相関
実用物性
レオロジー
高次構造
一次構造
相関
印刷
現象の
現象の定量化
0
およぎの流動特性式
およぎの流動特性式
0.8
σ0 ・ G”
0.2
・ G’
およぎ
安定分散状態
準安定分散状態
凝集状態
3.まとめ
3.まとめ
原料
インキ
印刷適性
相関
実用物性
レオロジー
高次構造
一次構造
相関
印刷
現象の
現象の定量化
0
およぎの流動特性式
およぎの流動特性式
0.8
σ0 ・ G”
0.2
・ G’
およぎ
安定分散状態
準安定分散状態
凝集状態
損失弾性率G”を制御したインキ組成物により高品質な印刷が可能と思われる。
2009年
2009年6月18日
18日 独立行政法人海洋研究開発機構と
独立行政法人海洋研究開発機構と共同記者会見
印刷用インキ
印刷用インキの
インキのシミュレーションソフトウェアの
シミュレーションソフトウェアのプロトタイプを
プロトタイプを世界に
世界に先駆けて
先駆けて開発
けて開発
~印刷の
印刷の品質向上から
品質向上からマントル
からマントルの
マントルのシミュレーションまで
シミュレーションまで幅広
まで幅広く
幅広く応用可能~
応用可能~