概 要 本セミナーは、米国非破壊検査協会(ASNT)のSNT-TC-1Aに準拠したサーモグラファ・レ ベル1資格を取得された方または32時間のトレーニングを終了された方で、(社)日本非破 壊検査協会(JSNDI)の赤外線サーモグラフィ試験(略称TT)による技術者認証試験レベル1 を受験されたい方を対象に開催します。本コースは、JSNDIの受験資格要件の訓練時間40 時間に足りない8時間を得るための追加トレーニング講習会です。 プログラム (1日:8時間コース) 講義および実技の補習を行ないます。 (トレーニング項目の詳細は裏面をご覧ください) 参加対象 米国非破壊検査協会(ASNT)のSNT-TC-1Aに準拠したサーモグラファ・ レベル1資格を取得された方または32時間のトレーニングを終了された 方で、(社)日本非破壊検査協会の赤外線サーモグラフィ試験(略称TT)に よる技術者認証試験レベル1を受験されたい方 講師陣 当協会 講師 定員 20名 参加費 (テキスト代、税込み) 会 員:27,000円/一人 非会員:30,000円/一人 申し込み方法 当協会ホームページよりWeb申し込みまたは申込用紙をダウンロードの上 ファックスにてお申し込みください http://www.thermography.or.jp/seminar/seminar11.html 注意事項 日本非破壊検査協会の受験要件である訓練時間の有効期間は5年間で す。受験する予定日より過去に遡って5年前以降に受講された方が対象 になります。5年以前に受講された方は、日本非破壊検査協会受験要件 の訓練時間を満たしませんのでご注意ください。 例)2013年7月受験予定の場合、2008年7月以降に米国非破壊検査協会 SNT-TC-1A準拠コースを受講した方の訓練時間が有効となります 開催場所 東京会場 ゆうぽうと 研修室 東京都品川区西五反田8丁目4-13 開催日時 2013年 6月 12日(水):9時30分~18時 (受け付け開始 9時00分~) トレーニング内容:下表朱筆部分を中心に実施 下記JSNDI「NDIS0604 TTレベル1教育シラバス」表中、朱筆部分がASNT SNT-TC-1Aと異なり主に補習する内容となります 非破壊検査一般 序論 認証制度 熱,温度,エネルギー 伝熱工学の基礎 伝熱の3形態 赤外線一般知識 赤外線工学の基礎 基礎となる物理法則 装置の持つ基本的機能 赤外線サーモグラフィ装 置 画像処理 補助機器 接触による熱負荷 熱負荷装置の種類 放射加熱 通電加熱装置 その他の加熱装置 非破壊検査とは 検査と評価 電気・電子関連 認証制度の意義 TTレベル1技術者の役割 熱力学第一法則の意味、式の理解 機械設備関連 熱力学第二法則の意味 熱と温度の違い 物質の相(固体・液体・気体)の違い きず(欠陥・異状)の種 ケルビン温度とセルシウス温度の各定義 プラント設備関連 類 伝導現象が起こる条件・環境・対象物 フーリエの熱伝導法則と公式 対流現象が起こる条件・環境・対象物 土木・建築関連 ニュートンの冷却法則と公式 放射現象が起こる条件・環境・対象物 プランクの法則と公式 材料評価関連 ウィーンの変移則と公式 ステファン・ボルツマンの法則と公式 赤外線サーモグラフィ試験 上記放射3原則の関係 の特徴 蒸発現象が起こる条件・環境・対象物 断熱温度場検出に基づく 赤外線に係わる歴史 方法 電磁波における赤外線の位置付け 赤外線の区分け その他の方法 測定原理 放射率・反射率・透過率・吸収率の各 定義 アクティブ法とパッシブ法 黒体・灰色体・選択放射体の違い 定性的方法と定量的方 キルヒホッフの法則と公式 法 大気の窓の位置(波長域) 主要物質熱物性値の相対的関係 試験環境 赤外線サーモグラフィ装置の測定原理 量子形センサ搭載装置の特徴 熱形センサ搭載装置の特徴 放射エネルギーと温度の関係(測定原 理) 放射率に影響を与える因子 測定の実施 撮像方法 装置を構成する主要部品の種類と役割 白黒濃淡表示とカラー表示の違い 画像加算平均による温度分解能の改 善 画素補正方法の種類 特殊フィルタの役割 代表的な特殊フィルタの種類と適用方 データ処理 法 技術文書の種類 光学レンズの種類と役割 非破壊検査に関する技 記録と報告 光学レンズ使用時の注意事項 術文書 用語 測定補助機器の種類と役割 接触による熱負荷装置の種類 準備,試験,報告 気体・液体を用いた熱負荷方法の種類 と特徴 フラッシュ加熱の特徴 実技 ステップ加熱の特徴 各種試験 通電加熱装置の種類と特徴 その他加熱装置の種類と特徴 電気・電力設備に発生するきずと赤外線画 像(状態監視) 電子部品(接合)に発生する傷と赤外線画 像 稼動部品の異状と赤外線画像(状態監 視) 冷却部の異状と赤外線画像(状態監視) 構造物・配管の異状と赤外線画像(状態 監視) 冷却塔・加熱炉の異状と赤外線画像(状 態監視) 建築物外的に発生するきずと赤外線画像 その他構造物などに発生するきず・漏水等 赤外線画像 はく離・膨れ・空洞と赤外線画像 腐食による減肉と赤外線画像 ひび割れ・亀裂と赤外線画像 赤外線サーモグラフィ試験の特徴 はく離欠陥検出の原理 亀裂状欠陥検出の原理 自己発熱に基づく方法の原理 空洞放射効果に基づく方法の原理 アクティブ法の特徴 パッシブ法の特徴 定性的方法の特徴 定量的方法の特徴 整備すべき試験環境条件 誤差要因の認識 装置の放射率の設定 主な材料の放射率 放射率の設定方法 感度ばらつき補正および校正方法 空間分解能の把握 測定角度の設定 温度レンジの設定 画像表示のスパンとレベルの調整 フレームタイムおよび露光時間の調整 反射ミラーの使用方法 フォーカスの調整 信号処理・画像処理の種類 記録すべき事項 技術文書の種類 記録と報告 赤外線サーモグラフィ試験に関する用語 試験装置の設定と操作 熱負荷と測定 報告書作成 電気・電子関連の異状検出試験 機械(回転体)の異状検出試験 建築構造物中のはく離欠陥検出試験 複合構造材料中のはく離検出試験 引用:一般社団法人 日本非破壊検査協会「NDIS 0604赤外線サーモグラフィ試験認証制度のご案内」パンフレット:P11より ■会場への交通 ・JR五反田駅西口下車 徒歩5分 ・都営地下鉄浅草線 会 場 五反田駅(A1出口)下車 徒歩5分 ・東急池上線大崎広小路駅 下車 徒歩1分 ■お問合せ先:当協会事務局 TEL: 03-5759-1055 東京都品川区西五反田8丁目4-13 ■ご注意 *ひとつの法人/団体等で複数人が申し込まれる場合は、お一人ずつお申し込み下さい。 *申込書を受け付けた後は、受講をキャンセル出来ませんのでご注意願います。 . 個人情報の取扱について:申込書に記載された個人情報は講習会・セミナー関係の書類等の作成や送付及び講習会・セミナー情報の お知らせ等に使用します。その他の目的には使用いたしません。
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