2月号(807KB)

い た ん で 嬉 し い で す 。」 団
学 校 便 り
平成二十五年度 第十号
体戦、スタート地点に座っ
た葛西選手は、個人戦で自
分が飛び終わった後に駆け
寄ってきてくれた後輩たち
のことを考えていたといい
ます。人は誰かのためと思
う時、さらに大きな力を発揮できるものです。 松
(山 淳
「ソチオリンピックから」
氏の文を引用 )
オ リ ン ピ ッ ク っ て いい で す ね 。 い ろ いろ な ドラ マ が
校長 四反田 撮史
あって、人として学べるものがたくさんありますね。
オ リ ン ピ ッ ク 開 催中 は 、 朝 起 き る の が楽 し みだ っ た方
も 多 か った こ とと 思 い ま す 。 そ れ は 、オ リ ンピ ッ ク選 手
達 の 様 子が 、 ソ チ か ら 映 像 と し て 届 いて い たか ら では な
いで し ょ う か 。 1 0 代 選 手 の 活 躍、 1 6 年ぶ り の お家 芸
二月 六日( 木 )
、 東京霞ヶ関 の文
復活 な ど 印 象 深 い も の で した 。 その 中 で 、4 1 歳の 葛 西 部 科 学 省 で 、 本 校 英 語 科 の 濵 田 先
選 手 が 、 ラ ー ジ ヒ ル 個 人 で銀 メ ダ ル 、 団体 戦 で 銅メ ダ ル 生 と 粟 谷 先 生 が 研 究 発 表 を 行 い ま
を獲得しました。
し た 。 本 年 度 、 金 峰 中 は 国 立 教育
葛 西 選 手 は 、 7 回 の オ リン ピ ッ ク を 経験 し 、 41 歳 の 政 策 研 究 所 の 指 定 を 受 け 、 外 国 語
メ ダ リ ス ト は スキ ー ジ ャ ン プ 史 上 最 年長 で あり 、 冬 季五 の 教 育 課 程 の 研 究 を 進 め て き ま し
輪の日本代表選手としても記録更新となりました。また、 た。「伝え合う自己表現力を高める
ス キ ー ジャ ン プ 団 体 戦 で 、 日 本 が メ ダル を 取っ た のは 、 学 習 指 導 の 工 夫 ~ 段 階 的 な 『 書 く
長 野 オ リン ピ ッ ク 以 来 に な り ま す。 当 時 、 葛西 選 手は 、 こ と 』 の 指 導 を 通 し て ~ 」 を 研 究
舟木 選 手 や 原 田 選 手 ら と 一 緒 に 団体 戦 に 出る は ずで し た 主 題 と し て 、 二 年 生 を 対 象 に 英 語
が、 故 障 の た め に 直 前 で その メ ン バ ー か ら外 れ てし ま い の 文 章 を 「 書 く こ と 」 を 高 め て い
ました。
く授業に取り組んできました。「書
そ んなつ らい 経験をし た葛西選
く こ と 」 の 力 を つ け て い く ため に
手の こと が、 ソチオリ ンピックを
は、他の技能である「聞くこと」
「読
前に 日経新 聞に 、次のよ うに載っ
むこと」「話すこと」と総合的に育
ていました。
『かつての葛西は、
「信
成していかなければできないこと
じる 」なん て言わ なかった。 負け
なので、二年生の英語力向上に役
た後、 いつ も口に したのは「 風に
立 ちま し た 。 ま た 、 先 生 は 日本 語 を 使 わ ず 、 ほ と ん ど
恵まれ なかっ た」 という恨み節 。
英 語 で 授 業 を 進 め た り 、 デ ジタ ル 教 科 書 を 活 用 し た り
( 中略 )1月 ワー ルドカップ( W
し て き ま し た 。 こ れ らの 取 組 に よ り 、 生 徒 の 書 く こ と
杯 )を 取材し た。その 時も風に恵
へ の 抵 抗 感 を 和 ら げ なが ら 意 欲 を 向 上 さ せ る こと が で
まれ なか った 葛西は「 風が…」と
きました。
言 っ た 。 し か し、 以 前 と は 決 定 的 に 違う も のを 感 じた 。
平成二十六年度 入学説明会開催
風 に 怒 り 、 不 運を 嘆 い た の が 昔 の 葛 西。 1 月の 葛 西は そ
うではなかった。
「風が…」と言いながらほほ笑み「来年
二 月 七日 ( 金 )、 阿多 小 ・
こそ札幌で勝つ」と話した。楽天的な雰囲気を漂わせ「今 田 布 施 小 か ら 元 気 な 5 6 人
回は 条 件 が 悪 か っ た が 、 い い 大 会も 必 ず ある は ず」 と 言 の 六 年 生 と 保 護 者 を 迎 え 、
っているようだった。
』 日
付朝刊 )入学説明会を行いました。
(本経済新聞 2014.2.17
こ れ は 、 負 け て も 恨 み 節 で は なく 、 次 は勝 利 する 自 分
本校の入学説明会は、生
を 信 じ て い る と い うこ と で 、 前 楽 天 イ ーグ ル スの 野 村克 徒 会 を 中 心 に 生 徒 自 身 で 運
也 監 督 が 「 人 間的 成長 な く し て 技 術 の進 歩 なし 」 と 言っ 営 し て い ま す 。 生 徒 会 長 の
て い ま す 。 葛 西選 手 は 、 人 間 的 な 成 長を し てき た から こ あ い さ つ の 後 、 レ ク レ ー シ
そ 自 分 を信 じ る こ と で き る よ う に な った の では な いで し ョ ン を 通 じ て 中 学 生 と 六 年
ょうか。
生、また、六年生同士交流
個 人 戦で 悲 願 の 銀 メ ダ ル を 獲 得 し た時 に は、 葛 西選 手 を 深 め ま し た 。 そ の 後 、 中
に涙 は あ り ま せ ん で し た 。し か し 、 団 体 戦試 合 後は 涙 を 学 校 生 活 を プ レ ゼ ン テ ー シ
ぬぐいながらインタビューに答えていました。
「択も病気 ョ ン ソ フ ト を 使 っ て 紹 介 し
で 、 そ れ な の に 選 ばれ て 一 緒 に 団 体 出 れた こ とを 嬉 しく た り 、 部 活 動 を 紹 介 し た り
思 っ て ま す し 、 大 貴も 膝 痛 め て 、 そ んな 中 で 4人 で 力合 し ま し た 。 最 後 に は 校 歌 を
わせてとれたのが嬉しいし、取らせてあげたいと思って 声高らかに披露しました。
働く人に学ぶ会
主な行事
日 (月 )
日 (水 )
日 (木 )
日 (金 )
今月 は 、 各 学 年で 保 健
タイ ム を 行 いま し た 。 一
年 生は 「 性 被 害 防止 」 を
テー マ に 、 セク シ ャ ル ハ
ラ ス メ ン トや 性 被 害 が人
権侵害であることを知り、
そ の 対 処法 に つ い て学 び
ま し た。 二 年 生 は 「性 情
報 と その 選 択 」 を テー マ
に 、性 情 報 は 自分 の 正 し
い判 断の も と選 択し てい く こと が大 切で ある こ とを学
び、三年生は「これからの男女交際」をテーマにデート
DVが起こる背景を理解し、その対処法について学びま
した。みんな真剣に取り組んでいました。
全学年 保健タイム
を実施しました
こ で 、 合 格 祈 願 の 後 、 再 度 お み く じを
引くと、また、
「凶」が出た・・・
八幡に戻 り、友達と 別れた後、家に
は帰らず、 自分だけこそ こそと近所の
『最 後の詰 め』
神 社 へ と 向 か っ た 。 福 岡 で は 正 月に 三
教頭 前田 浩二
つ の 神 社 に 参 る 風 習 が あ る 。「 や っ ぱ
三月六日 ・七日、いよ いよ公立高校 り、
正月は三社詣をせんといかんばい。」
の入試が行わ れる。不安 に駆られてい とつぶや きながらお みくじを買った。
た り 、 あ る い は 逆 に な め て かか っ た り 今 度 こ そ は と 思 っ て 開 い て み る と 、 そ
で 、 勉 強 が 手 に 付 か な い 人 は い な い だ こ に は 「 や る こ と す べ て 悪 し 」 と書 か
ろうか。
れていた。
北 九 州 市 八 幡 に 住 ん で い た私 は 高 校
そしてそ の年、私た ちは三人とも大
三 年 の 一 月 、 大 学 受 験 に 挑 ん だ 。 当 時 学に入学することはできなかった。
は共通一 次試験とい う、今のセンター
私がこの失敗から学んだことは 、
『お
試験のよう なものがあ った。その共通 みくじ はよく当た る』ということでは
一 次 試 験 の 模 擬 テ ス ト を 大 手 予 備 校が な い 。 や は り 、『 大 事 の 前 の 油 断 は 禁
主催し 、無料で受 けられるということ 物 である』と いうことで ある。もし本
だったの で、友達二 人と申し込んだ。 当に 神様がいら っしゃるならば、大事
しかしその 模擬テスト、 正月の一日に な試験 を前に、たる んだ気持ちの私に
行われるものだった。
戒めを与え てくれたと いうところでは
そ の 日 私 た ち は 、 模 擬 テ ス ト 会 場 の なかろうか。
ある小倉 に向かったも のの、正月の華
さ て、公立高校 入試を目前にし、受
やぎに負けた 。晴れ着を まとい、楽し 検生のみ なさんはど のように過ごして
そ う に 歩 く 人 々 を 見 な が ら いつ し か 、 い る だ ろ う か 。「 倍 率 が 低 か っ た か ら
「正月からテストなんかやっとられん。 もう勉強しなくていいかも」とか、「今
模擬テスト を受けたか らといって、急 さら必 死に勉強し ても日数も少ないか
に学力がアップするわけじゃなかろう。 ら学力はアップしないでしょう」とか 、
そん なことより、 神様に合格のお願い 気持ちがゆる んだり、自 分に言い訳を
に 行 く ば い 。」 と い う こ と に な っ た 。 し て 不 安 な 気 持 ち を ご ま か して い る 人
我々はテス ト会場には 行かず、小倉祇 はいな いだろうか 。油断大敵、何事も
園 太 鼓 で 有 名 な 八 坂 神 社 に 初 詣 に向 か 最後の詰めが肝心である。
った。 合格祈願を した後、それぞれお
最後の詰め とは、勢い を途切れさせ
みくじを 引いた。私 の運勢は「凶」で ない ことにある と思う。勢いは勢いを
あった 。友達も良い運勢ではなかった 。 生 む 。 最 後 の 詰 め こ そ が 大 き く 実 力 を
我 々 は 、「 共 通 一 次 試 験 を 前 に こ ら あ 伸 ば す チ ャ ン ス だ と 思 う 。 最 後 の 最 後
いかん 。
あともう一社詣でに行くばい。」 ま で 、 真 剣 に 、 粘 り 強 く 勉 強 に 取 り組
と、関門 海峡を渡り、 本州下関の赤間 み、 受検に臨んで ほしい。合格を祈っ
神宮までわざわざ行くことにした。そ ている。
二年生
一月二十 九日(水)に二年
生はキャリア教育の一環と
して「働く人に学ぶ会」を
開催しました。講師に本校
卒業生で、サッカー部のコ
ーチとしてお世話になって
いる南さつま市消防本部の
弥勒真人氏 を迎え 、
「私がめ
ざした消防士の道」を演題
にご講話いただきました。
生徒は「自分でこれからの
進路をしっかりと決めて将
来の夢がかなうように努力
してがんばりたいです」と
いう感想を寄せていました。
卒業式予行 同窓会入会式
第 34 回 卒 業 式
PTA運営委員会・理事会 公立高校合格発表
PTA会計監査・三役会
公立高校二次選抜
修了式
PTA送別会
辞任式
3
5
6
7
5 0993-77-0015
http://www.minamisa
tuma.ed.jp/jh/kinpouc
yu/
http://blog.canpan.inf
o/kinpoucyu/
責任者 四反田 撮史
発行日 平成26年2月27日
南さつま市金峰町
中津野 500-1
文科 省 で 英語 の 研究 を発 表 !
<第38回県下中学校新人柔道大会>
日 (水 )
日 (木 )
日 (金 )
日 (火 )
日 (月 )
日 (火 )
日 (水 )
日 (木 )
12
13
14
18
24
25
26
27
27 日 (木 )
28 日 (金 )
有馬 さくら
準優勝
女子階級別
<2月>
家庭教育学級 スクールカウンセラー来校
スクールカウンセラー来校
<3月>
高校卒業式
PTA三役会
公 立 高 校 入 試 ( ~ 7)
1・2年校外学習
発行 金峰中学校