平成26年度 前期 学校評価アンケート結果と今後の課題 西予市狩江小学校 1 楽しい学びと確かな学力 1 楽しくよく分かる授業 十分 おおむね十分 やや不十分 不十分 (1) 学校の授業はよく分かり楽しい。 28.6 教員 71.4 0.0 66.7 児童 33.3 40.7 保護者 0% 33.3 20% 40% 60% 0.0 3.7 80% 100% ・低学年は、掛け図を活用したり、も のさしやリットルます、大型時計など を活用したりして、児童の関心を高め る工夫をした。高学年は、社会科や外 国語活動で電子黒板を活用して、意欲 的な学習活動に役立てた。2学期も授 業改善に取り組み「分かる授業」「で きる授業」を積み重ねたい。また、表 現力を高められるような取組を工夫し ていきたい。 ・昨年度に引き続き「分かった」「で きた」の体験を大切にして教育活動を 進めた。また、児童が自分の「分かっ た」「できた」ことを書けるコーナー を設け校長訓話等で、紹介することに より、意欲化を図っている。 (2)個に応じた指導をしている。 28.6 教員 71.4 0.0 66.7 児童 33.3 33.3 保護者 0% 33.3 20% 40% 0.0 11.1 60% 80% ・教員1名減で、複式学級が増えた。 また、複式学級担任も2名とも初めて であり戸惑うことはあった。1週間の 授業計画を大まかに立てたり、準備を 前日までには行ったりして、授業の流 し方を工夫した。しかし、心と時間の ゆとりがない分、しっかりと準備等が できなかったと反省している。今後、 複式での授業の流し方を研修し、力量 を高めていかなければならない。ま た、個人差をうめるための個別指導の 時間の確保について工夫していきた い。 100% 2 基礎基本の定着 42.9 教員 57.1 54.2 児童 33.3 44.4 保護者 0% 20% 0.0 40% 60% 12.5 33.3 0.0 80% 100% ・狩江タイム等を生かして、漢字や計 算ドリルの習慣化を図ることができ た。漢字の読み書きや計算については ほぼ全ての児童が目標値をクリアーし ている。 ・今年度は、本校児童の課題の一つで ある「長文の読み取り」の力をつける ために、各学年に応じた長文問題に取 り組んだ。 ・家庭学習(ホームワークの手引き) の取り組み方について共通理解を図 り、課題と自主勉強をした時間を計画 帳に書かせることにより、定着化を 図った。しかし、児童の取組に個人差 が大きく、家庭との連携が必要であ る。 西予市狩江小学校 2 豊かな心・たくましい心身の育成 十分 おおむね十分 やや不十分 不十分 1 善悪の判断や規範意識の育成 57.1 教員 42.9 0.0 83.3 児童 16.7 0.0 63.0 保護者 0% 20% ・道徳の時間や日記指導を中心 に、心を大切にする学級経営に取 り組んだ。全校的に見て、子ども たち一人ひとりは健やかに育って いる。非行に関する事案はなく、 規範意識を持ちながら生活できて いる。学校生活全体を通して、 「児童の良いところを見つけてほ め、まちがった行動を心に響くよ うに指導する」ことを続けていき たい。 29.6 40% 60% 80% 3.7 100% 2 人間関係作り(学校へ行くのが楽しい?) 42.9 教員 57.1 児童 70.8 保護者 66.7 0% 20% 0.0 0.0 29.2 25.9 40% 60% 80% 3.7 100% ・学級内の横のつながり、異学年との 縦のつながりを大切にしながら諸活動 を進めることができている。1年生か ら6年生までが、人との関わりを楽し むことができている。さらに、ソー シャルスキル等を利用して、児童間の より良い人間関係づくりについて考え させていきたい。 ・「学校楽しいかなアンケート」で は、学校へ来るのが楽しいと感じてい る児童がほとんどである。これからも 児童が、「自分の居場所」として感じ れる学級、学校であるために、児童自 身が成就感がもて、さらに意欲が出せ るように工夫していきたい。 3 あいさつをする 教員 0.0 100.0 0.0 45.8 児童 50.0 51.9 保護者 0% 20% 4.2 33.3 40% 60% 80% 3.7 100% ・学校、保護者、児童ともあいさ つの大切さは理解できているが、 個人差が大きい。 ・校門での児童の出迎えとあいさ つ運動を毎日繰り返して行った結 果、4月当初に比べると、あいさ つの声が大きく、元気になってき たと思える。引き続き、具体的な 指導をしていきたい。 4 友だちと仲よくする 42.9 教員 57.1 0.0 83.3 児童 16.7 0.0 51.9 保護者 0% 11.1 33.3 20% 40% 60% 80% 100% ・「基本的人権の尊重の精神(個 性を認め合い、いじめや差別のな い学校づくり)」が学校教育全体 に浸透するように努力している。 ただし、いじめではないが児童間 のトラブルはある。早期発見・早 期対応に努めている。 ・一人ひとりの良さをお互いが認 め合い、心から信頼し合えるよう な学級をめざしている。2学期も 引き続き一番力を入れて取り組み たい。 5 縦割り班活動 42.9 教員 57.1 54.2 児童 37.5 59.3 保護者 0% 0.0 20% 8.3 25.9 40% 60% ・登下校、清掃活動、ハッピー デーでの活動等、異学年との縦の つながりを大切にしながら諸活動 を進めることができている。1年 生から6年生までが、人との関わ りを楽しむことができている。 3.7 80% 100% 6 いじめ対策 57.1 教員 42.9 79.2 児童 20.8 48.1 保護者 0% 20% 40% 0.0 60% 0.0 25.9 3.7 80% 100% ・年間を通して、各学年とも「い じめはしない・させない・ゆるさ ない」学級づくりができている。 ・「いじめSTOP笑顔の子ども 会議」についての取組を通して、 いじめ防止について考えさせ、実 践化を図ることができた。 ・多くのアンテナを張り巡らし、 いじめ防止に努めている。また、 良い行いを奨励している。学級全 体が支え合い、日々気持ちよく生 活できるように続けていきたい。 7 体験活動の重視 57.1 教員 42.9 75.0 児童 20.8 63.0 保護者 0% 20% 40% 0.0 33.3 60% 80% 4.2 0.0 0.0 100% ・学校行事、PTA行事とも本年 度で最後という意識をもちながら 効果的な体験活動を行うことがで きた。特に、1学期は、特別養護 老人ホームへのボランティア活動 並びに交流会、三世代交流会等 は、多くの方との出会いを体験す ることができた。特養との継続的 な交流も進められ、「共生」への 実践的態度を育てる第一歩を歩む ことができた。 西予市狩江小学校 3 開かれた学校づくり 十分 おおむね十分 やや不十分 不十分 1 通信等で教育方針や学校の様子を伝えている 14.3 教員 57.1 28.6 児童 51.9 保護者 0% 20% 40.7 40% 60% 3.7 80% ・学校・学級の様子を発信できるよう に学校だよりは月1回、学級通信は、 学年に応じて出すよう努力している。 さらに学校ニュースを地域の施設に配 布し、地域の方々にも、学校の様子を 発信できるようにした。 ・昨年度と比較してホームページの更 新がほとんどできなかった。2学期か らは少しでも更新頻度を上げれるよう 努力していきたい。 100% 2 学校行事や授業参観をする機会を多く設けている 教員 0.0 100.0 0.0 児童 51.9 保護者 0% 20% 40% 60% 40.7 0.0 80% 100% ・4月と6月の参観授業、5月の交通 安全教室等を中心にして、保護者にも 負担のない程度の行事を設定すること ができた。 ・6月に実施した親子環境デーでは、 「環境看板」を作成した。看板設置に ついては、PTA有志の方々の協力に より地域に設置することができ、「ふ るさと狩江」を大切にする心を育てる 良い機会となった。 3 保護者からの相談や要望に対して適切に対応している 85.7 教員 14.3 0.0 児童 55.6 保護者 0% 20% 40% 60% 33.3 3.70.0 80% 100% ・保護者からの相談や要望を学校 改善の最高の機会ととらえ、誠意 を持って対応させていただいた。 児童に関する相談が数件あった が、職員間でも共通理解を図り対 応することができた。保護者が学 校に話しやすい関係づくりを更に 進めていきたい。 4 PTAや地域と共に協力して活動している 100 教員 0.0 79.2 児童 16.7 77.8 保護者 0% 10% 20% 30% 40% 18.5 50% 60% 70% 80% 90% 4.2 0.0 100% ・地域オリエンテーリング遠足では、 地域の方やPTA役員の方の協力のも と、地域を知り、ふるさとを愛する気 持ちを育てる活動になった。教職員に も「地域や保護者の支援・協力があり がたい。」という声が常にある。これ からも、狩江小学校閉校に向けて、協 力した活動ができるように努力してい きたい。 西予市狩江小学校 4 安全・安心な学校づくり 十分 おおむね十分 やや不十分 不十分 1 いろいろな機会を通じて、児童の「命を大切にする心」を育てている 100 教員 0.0 70.8 児童 59.3 保護者 0% 20% 0.0 4.2 25.0 37.0 40% 60% 0.0 80% 100% ・「命は一つ」を合言葉として、命を 守るための的確な判断力や行動力を育 てることを全教育活動でめざした。自 分の命は自分で守る必要があることを 機会ある毎に児童に話し、自他の命を 大切にすることを指導している。 ・「生活いきいきカード」の取組は2 年目になり、昨年度より良い結果が出 ている。共通理解のもと、家庭と連携 して取り組んだ結果が出てきたと感じ る。 2 交通安全についての指導をしっかりと行っている 100 教員 0.0 62.5 児童 33.3 48.1 保護者 0% 20% 4.2 40.7 40% 60% 3.7 80% 100% ・新入生4名を迎え、登下校指導 の充実を図った。毎月の登校指導 や5月に行った交通安全教室で、 各学年の発達段階に応じた具体的 な実技指導を行うなど、安全指導 を積み重ねている。 ・渡江老人会の方がたくさん見守 り隊として一緒に登校していただ き、地域の子どもに対する気持ち がありがたい。 3 防災・防犯についての指導をしっかりと行っている 85.7 教員 14.3 79.2 児童 16.7 40.7 保護者 0% 20% 37.0 40% 60% 0.0 4.2 3.7 80% 100% ・1学期は地震への対応、不審者侵入 時の対応について訓練を行った。地震 に関する訓練では、津波を想定した2 次避難まで真剣に訓練を行うことがで きた。自助の大切さについては理解さ せることができたと感じる。 ・2学期当初に行われる西予市主催明 浜町合同避難訓練に積極的に参加し、 自宅から各地区への避難場所への避難 について、児童それぞれが学習したこ とを生かして避難できているか評価し たい。 4 施設・設備を定期的に点検し、安全に管理している 42.9 教員 57.1 0.0 70.8 児童 29.2 51.9 保護者 0% 10% 20% 30% 37.0 40% 50% 60% 70% 80% 0.0 3.7 90% 100% ・施設や設備の管理については、毎月 安全点検を実施している。そして不具 合なところは早く対応する体制を整え ている。 ・大雨時や台風8号接近時の児童や家 庭への対応や事前・事後点検も、職員 で協力し対処することができた。これ からも台風等が多く接近する時期にな るが、学校安全に取り組んでいきた い。
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