別図及び附図

別図第1
0.5tn 以上
1.5tn 以上
0.05tn 以上
45°以下
外
側
tn
30°以下
30°以下
3分の1勾配以下
0.05tn 以上
2tn 以上
内 側
注
tnは,容器又は管の厚さ(㎜を単位とする)
66
別図第2
3 以上
1.5tn 以上
1
tn
45°以下
t
3tn(ただし 25 ㎜)以上
(1)
(2)
(3)
tn
t
t
tw
tn
tc
tc
(5)
(4)
tn
tn
tw1
tw1
tw1
tw1
tw1
tw1
圧力に制限なく温度 450℃
までに使用できる。
圧力 1570kPa 以下で温度
350℃までに使用できる。
67
(7)
(6)
tn
tn
tc
tw1
b
a
tw1
tw1
1∼3 ㎜
(溶接前)
a=1.4tn 以上
b=10 ㎜(外径が 61 ㎜以下の場合
は 9.6 ㎜)以上
tw1
圧力に関係なく温度 450℃
までに使用できる。
(9)
(8)
tn
tw1
tw2
tn
tw
tc
tc
tw1+tw2=3tn 以上
(備考)
)
t、t1、t2 は、フランジの厚さ(㎜を単位とする。
tn、tn1、tn2 は、容器又は管の厚さ(㎜を単位とする。)
)
tF は、継目のない容器又は管の計算上必要な厚さ(㎜を単位とする。
tc は、(2)にあっては、0.25tn 又は 6 ㎜のうちいずれか小さい方以上、(3)にあって
は、0.7tn 又は 6 ㎜のうちいずれか小さい方以上、(7)及び(8)にあっては、tn 以上、(9)
にあっては、tn 又は 2tF のうちいずれか小さい方以上
tw は、(3)の鍛造品の場合にあっては、0.5tn 又は 0.25t のうちいずれか小さい方以
上、(3)の鍛造品以外の場合にあっては、tn 又は 0.5t のうちいずれか小さい方以上、
(9)にあっては、3tn 以上
tw1 は、(4)から(6)までにあっては、tn 以上
68
別図第3
(2)
(1)
t
tc
tn
t
tw tw
tw
tc
tc
tn
(4)
(3)
t
t
tc
tc tn
tc
tn
(5)
(6)
t
t
69
tn
tw
tw
tn
tc
(7)
(8)
溶接部よりの出張りは任意
tn
tn
tw1
tw
tw2
45°以下
t
t
tw1=tn 以上
tw2=tn 以上
(9)
tn
tw1
tn
tw
tw2
(10)
t
t
tw1+tw2=2tn以上
tw1=0.5tw2以上で
2tw2以下
(12)
(11)
tc
tn
tw1
tw
tn
tw2
tc
t
t
tw1+tw2 =2tn以上(ステーで支えられる管板)
=3tn以上(ステーで支えられない管板)
tw1 =0.5tw2 以上
70
(13)
tc
tc
tn
t
任意の長さ
(備考)
1.t は、平板又は管板の厚さ(㎜を単位とする。
)
)
tnは、容器又は管の厚さ(㎜を単位とする。
)
tFは、継目のない容器又は管の計算上必要な厚さ(㎜を単位とする。
tcは、(1)から(4)までにあっては、0.7tn 又は 6 ㎜のうちいずれか小さい方以上
(6)、(11)及び(12)のステーで支えられるもの(管板に限る。
)にあっては、
0.7tn 又は 1.4tF のうちいずれか小さい方以上
(6)、(11)及び(12)のステーで支えられないものにあっては、tn又は 2tF のうち
いずれか小さい方以上
(13)にあっては、0.7tn 以上
twは、(1)及び(2)の鍛造品で、かつ、開先角度が 45°未満の場合にあっては、
0.5tn 又は 0.25t のうちいずれか小さい方以上
(1)及び(2)の鍛造品で、かつ、開先角度が 45°以上の場合及び鍛造品以外のもの
にあっては、tn 又は 0.5t のうちいずれか小さい方以上
(6)及び(11)のステーで支えられるもの(管板に限る。)並びに(5)及び(9)にあっ
ては 2tn 以上
(6)及び(11)のステーで支えられないものにあっては 3tn 以上
(8)にあっては,1.25tn 又は 2tF のうちいずれか大きい方以上。ただし、
t より大きくする必要はない。
2.ボイラー等であって、片側溶接による場合は、裏あて金を使用する片側溶接
(溶接後裏あて金を取り除いたものに限る。
)又は初層イナートガスアーク溶接に
よって行うこと。
71
別図第4
(2)
(1)
tn
tn
3 以上
30°以下
t
t
1
45°以下
1.5t 以上
以上
1.5
t
(3)
30°以上
(4)
tn
tn
tn
45°以下
13 ㎜以上
45°以下
30°以下
t3
18.5°以下
0.2t 以下
t
t4
t
t
6 ㎜以上
α1
A
t3+t4≦0.2t
α2
30°以下
ただしα1+α2≦18.5°
A
(5)
A―A断面
(6)
A
tn
tc
t
19 ㎜以上
tn
tn
t
t
tc
tc
A―A断面
A
72
(7)
(8)
tn
tn
(9)
tn
tc
t
t
tc
t
tc
tn 以上
第
1 段 階
第
(10)
tn
tn
t
a
tn
t
t
(11)
tc
(12)
t
t
a
tn
73
2 段 階
(14)
(15)
tn
tn
(16)
tn
tn
t1
t1
t1
t1
2
t
t2
t
t
t
t
t2
t2
(13)
tc
t1+t2=1.25tmin 以上、t1 又はt2は 0.7tmin 又は 6 ㎜のうち
いずれか小さい方以上
(18)
(17)
tn
tn
0.7 t min 以上
0.5 t min 以上
tc
tw
強め材に
溶接すること
te
胴に溶接
すること
t
t
te
0.5 t min 以上
tc
(19)
(20)
tn
tn
te
0.5 t min 以上
74
tw tw
tc
t te
tw
0.5 t min 以上
tw
t
0.5 t min 以上
te
tc
tc
(21-イ) (21-ロ)
(22-イ) (22-ロ)
(23-イ) (23-ロ)
いずれの方法でもよい
tc
tc
t1
t1
t1
tc
t2
t2
tc
t2
t1+t2=1.25tmin 以上
t1 又はt2=0.7tmin 又は 6 ㎜のうちいずれか小さい方以上
(24)
(23-ハ)
0.5 t min 以上
t
6 ㎜以上
0.7 t min 以上
取り付けられる管の
外径の s c h 160 に
対する厚さ以上
(23-ハ)による場合は,取り付けられる管の外径が 90 ㎜以下のものに限る。
(25)
tc
tn
tn 以上で 6 ㎜以上
1.5 ㎜以上
取付けられる管の外径が 166mm 以下のものに限る。
75
(26)
A
tc
tn
tn 以上で 6 ㎜以上
tc
1.5mm 以
上
A
A―A断面
取り付けられる管の外径が 166mm 以下のものに限る。
(27)
tn
tn 以上で 6mm 以上
tc
tc
1.5mm 以上
取り付けられる管の外径が 166mm 以下のものに限る。
管台又は管は、容器又は管の内面に突き出していないこと。
(28)
tn
tn 以上で 6mm 以上
tc
tc
1.5mm 以上
ボイラー等及び熱交換器等に限る。
取り付けられる管の外径が 114mm 以上 166mm 以下のものに限る。
tn は、管台の厚さ(mm を単位とする。)
76
(29)
(30)
te
tn
0.7 t min 以上
30°以上
t
t
tw
0.5 t min 以上
6 ㎜以上
0.5 t min 以上
(32)
(31)
0.5 t min 以上
tn
tn
30°以上
t
t
tw
tw
0.7 t min 以上
0.5 t min 以上
(33)
tn
t
te
tc
77
0.5 t min 以上
(34)
tn
0.85 t n 以上
9.6 ㎜以上
1∼3 ㎜
tsr(管台が取り付けら
取り付けられる管の外径が 90 ㎜
以下のものに限る。
れる部分の計算上必
要な厚さ)以上
(備考)
1.t は、容器又は管の厚さ(㎜を単位とする。
)
tn は、管台の厚さ(㎜を単位とする。)
)
te は、強め材の厚さ(㎜を単位とする。
tc は、(6)から(9)まで、(11)、(16)から(20)まで、(25)から(28)及び(33)にあっ
ては、0.7tn 又は 6 ㎜のうちいずれか小さい方以上。ただし、管台の胴内面への突出
し量がこれ以下の場合はこの限りでない。
(21)から(23)までにあっては、6 ㎜以上
)で 0.7tmin 以上
tw は、部分溶接の場合における深さ(㎜を単位とする。
tmin は、(13)から(20)まで及び(29)から(33)までにあっては、t、tn 又は tw のうちの小さ
いもの。ただし、19 ㎜以上とする必要はない。
(21)から(24)までにあっては、管台が取り付けられる部分の厚さ。ただし、19 ㎜
以上とする必要はない。
a は、第2段階の溶接部に対して放射線透過試験を行う場合は、19 ㎜以上とする。
c は、管台の外径が 34 ㎜以下の場合は 0.25 ㎜以下、管台の外径が 34 ㎜を越え
115 ㎜以下の場合は 0.5 ㎜以下、管台の外径が 115 ㎜を越える場合は 0.8 ㎜以下とす
る。
y は、1.6 ㎜又は tn のうちいずれか小さい方以上
2.ボイラー等であって、片側溶接による場合は,裏あて金を使用する片側溶接(溶
接後裏あて金を取り除いたものに限る。
)又は初層イナートガスアーク溶接によって
行うこと。
78
別図第5
(1)
側板又は胴板
25 ㎜
以上
t
tw1
tw2
α
内
側
α
ℓ1
ℓ2
底板又はアニュラプレート
tw1
tw2
α
ℓ1
ℓ2
=
=
=
=
=
0.3t 以上
tw1 以上
50° 以上
tw1 tanα 以上
1.3tw2 tanα 以上
(2)
16tr 以下
tc2
コンプレッションリング
tc1
側
tr
板
tc1、tc2 は、6㎜以上
trは、コンプレッションリングの厚さ
79
(3)
t1+t2 以上
t1 又は t2 のうちいずれか小さい方の 0.7 倍以上
t1
t2
メンブレン又は内張り
80
別図第6
te
(1)
t
tw
0.5tmin 以上
(備考)ボイラー等及び熱交換器等に限る。
t は、容器の鏡板の厚さ
te は、強め材の厚さ
tw は、0.7tmin 以上
tmin は、t 又は te のうち小さいもの。
(2)
0.5tmin 以上
te
t
tw
(備考)ボイラー等及び熱交換器等に限る。
t は、容器の鏡板の厚さ
te は、強め材の厚さ
tw は、0.7tmin 以上
tmin は、t 又は te のうち小さいもの。
81
別図第7
(1)
(2)
t
tw1
n・tn
tw2
t
t
tw1
n・tn
tw
2
(備考)
熱交換器等に限る。
ベローズと管又はネックリングとの取り付
け溶接に限る。
t は、管又はネックリングの厚さ
tn は、ベローの厚さ
n はベローズの層数
tw1+tw2 は、2n・tn 以上とする。
(備考)
熱交換器等に限る。
ベローズと管との取り付け溶接に限る。
t は、管の厚さ
tn は、ベローの厚さ
n はベローズの層数
tw1+tw2 は、2n・tn 以上とする。
(3)
(4)
tw1
tw1
t
n・tn
n・tn
t
tw
2
tw
2
(備考)
熱交換器等に限る。
ベローズと管との取り付け溶接に限る。
t は、管の厚さ
tn は、ベローの厚さ
n はベローズの層数
tw1+tw2 は、3n・tn 以上とする。
(備考)
熱交換器等に限る。
ベローズと管との取り付け溶接に限る。
t は、管の厚さ
tn は、ベローの厚さ
n はベローズの層数
tw1+tw2 は、3n・tn 以上とする。
82
別図第8
(1)
(備考)
熱交換器等及び液化ガス設備に限る。
コアーとヘッダーの溶接に限る。
t は、コアーの厚さ
tn は、ヘッダーの厚さ
tn は 0.7tn 又は 6mm のうちいずれか小さい方以上
tc
t

(2)
tn
t
tn
90∼180°
(備考)
熱交換器等及び液化ガス設備に限る。
ヘッダーとエンド板の溶接に限る。
tn は、ヘッダー及びエンド板の厚さ
83
別図第9
(1)
t
tw
(備考)
熱交換器等に限る。
t は、熱交換器の伝熱プレートの厚さ
tw は、t 以上とする。
t
(2)
tw
(備考)
熱交換器等に限る。
t は、熱交換器の伝熱プレートの厚さ
tw は、t 以上とする。
84
附図第1 試験片の種類、数及び採取位置(板の場合)
A 試験材の厚さが 19 ㎜未満のもの
切 り 捨 て る
① 継手引張試験片
② 裏曲げ試験片
③ 表曲げ試験片
④ 裏曲げ試験片
⑤ 表曲げ試験片
⑥ 継手引張試験片
⑦ 衝撃試験片
切 り 捨 て る
B
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑦
切り捨てる
衝撃試験片
⑥ 長手裏曲げ試験片
⑤ 継手引張試験片
④ 長手表曲げ試験片
③ 長手裏曲げ試験片
② 継手引張試験片
切り捨てる
① 長手表曲げ試験片
C 長手曲げ試験を行うもの
試験材の厚さが 19 ㎜以上のもの
切 り 捨 て る
側曲げ試験片
継手引張試験片
裏曲げ試験片
側曲げ試験片
継手引張試験片
裏曲げ試験片
衝撃試験片
切 り 捨 て る
(備考)
1.試験材の厚さが 19 ㎜未満で初層部のみティグ溶接を行う場合は、表曲げ試験片を裏曲げ試験片と
読みかえるものとする。
2.衝撃試験片の数は、熱影響部及び溶接金属部からそれぞれ3個とする。ただし、異なる母材を用い
る場合は、各母材の熱影響部及び溶接金属部からそれぞれ3個とする。また、異なる溶接方法(初層
部のみに用いる溶接方法は、試験片を採取する必要がない。
)を用いる場合は、各溶接方法の交わる
箇所の熱影響部及び溶接金属部からそれぞれ3個ずつ採取するものとする。
85
附図第2 試験片の種類、数及び採取位置(管の場合)
A
試験材の厚さが 19mm 未満のもの
45°
上
①継手引張試験片
⑥裏曲げ試験片
②表曲げ試験片
固定水平面
⑧衝撃試験片
⑦衝撃試験片
⑤表曲げ試験片
③裏曲げ試験片
④
下
B
試験材の厚さが 19mm 以上のもの
継手引張試験片
上
45°
①
⑥裏曲げ試験片
⑧衝撃試験片
②側曲げ試験片
固定水平面
⑦衝撃試験片
⑤側曲げ試験片
③裏曲げ試験片
④継手引張試験片
下
(備考)
1.試験材の厚さが 19 ㎜未満で初層部のみティグ溶接を行う場合は、②⑤の表曲げ試験片を裏曲げ試
験片と読みかえるものとする。
2.衝撃試験片の数は、附図第1の板の場合と同じとする。
3.衝撃試験片の採取位置は、⑦又は⑧のいずれかでよい。
4.水平回転で溶接を行う場合における試験片の採取位置については、試験片の相対位置を図のとおり
とし絶対位置は問わない。
5.水平固定で溶接を行う場合における固定水平面は、図に示すとおりとする。
86
附図第3 衝撃試験片の採取位置
(1)熱影響部
t1
t2
衝撃試験片
軸
t
熱影響部
母材
溶接金属
(2)溶接金属部
t1
t2
軸
t
(備考)
1.t は、試験材の厚さ
t1 は、試験材表面から 1mm 以上とする。
t2 は、0.25t とする。なお、異なる溶接方法を用いる場合は、各溶接方法の交わる中心までとする。
2.0.25t を軸とすると、t1 が 1mm 未満となる場合は、軸の位置をかえて 1mm とすること。
87
附図第4 W-3-0r、W-3r、W-4r、W-13r、W-14r 及び W-15r の試験材の寸法及び取り付け方法並
びに試験片採取位置
a) 天井
水平管では天井、鉛直管では壁
裏曲げ
表曲げ又は
水平固定
側曲げ
裏曲げ
A
約 125
120°
60°
30°
30°
150 以下
約 125
水平管
では壁、
鉛直管
では床
B
C
120°60°
300
300
D
水平固定
表曲げ又は
側曲げ
b) 壁
裏曲げ
300
表曲げ又は
側曲げ
鉛直固定 C
B
300
120°
D
60°
60°
30°
A
45°
(備考)
1.寸法の単位は、㎜とする。
2.試験材は、本図に規定するほか、JIS Z3801(1997)「手
溶接技術検定における試験方法及び判定基準」を準用す
る。
3.試験材は、適当な方法を用いて図 a)のように水平に固
定して AB 及び AD 間を溶接する。D 点は水平軸の下端
とする。次に図 b)のように試験材を鉛直に固定して BCD
を溶接する。C 点は壁の隅の方向にする。
溶接は B 点、D 点のいずれから開始してもよい。
4.溶接方法の区分が別表第13に掲げる M 又は M 及び MO の場合にあっては、天井及び壁と試験材の間
隔「300」とあるのは「500」と読み替えるものとする。
5.W-13r、W-14r 及び W-15r の場合にあっては、天井及び壁と試験材の間隔「300」とあるのは「500(溶
接方法の区分が別表第7に掲げるティグ溶接及び初層ティグ溶接の場合は 400)」と、壁又は床と溶接
部の間隔「150」とあるのは「350(溶接方法の区分が別表第7に掲げるティグ溶接及び初層ティグ溶接
の場合は 300)
」と読み替えるものとする。
6.図中「表曲げ又は側曲げ」とあるのは W-3-0r、W-3r、W-13r 及び W-14r に対して表曲げと、W-4r 及
び W-15r に対しては側曲げとする。
88