住んでみて肌で感じたことや素直な気持ちをつづった彼らの活動日誌。（よそ者）の人は絶対に買わないよ」（おばさん）「私みたいな貧し何気ない所にも、不思議や奥深い魅力が潜んでいるもの。（私）「ポルケ・ノ？町の店で年のことだからよ」カ者」に寄せられる期待に応この魔法を携えておけば、日も同じものを売ってましたよ」い人間が作ったものなど、町えていく所存ですが、今日は、常にハッとさせられる瞬間が私もまもなく着任から１年。引き続き「よそ者」「若者」「バ「アウトサイダーの眼」を培必ずや訪れることでしょう。（私）「ポルケ・ノ？」（おばさん）「田舎者はだめ」う秘訣として、魔法の言葉をその ②「ポルケ・ノ？ ¿Por ２つお教えしようと思います。「なぜ？」「なぜダメなの？」。質問ばかりしている（おばさん）「やりたくないわ」続いて「ポルケ・ノ？」同じくスペイン語で「なぜダメと、聞き分けの悪いコマッタ」 qué, no? 「なぜ？」を意味します。私が海なの？」という意味ですが、サンのようですが、常に物わ」 ¿Por qué? 外で仕事をしていた頃によくか私達の背中を押し、あと一歩かりの良いオリコウサンといその①「ポルケ？けられた魔法の言葉で、効き目を踏み出させてくれる魔法のうのももったいなく、怖いも「ポルケ？」は、スペイン語ではなかなかのもの。例えば… 言葉です。例えば… 私達をふと立ち止まらせ、考このように、ポルケ？には、ずっとお金持ちなんでしょ？」（おばさん）「ポルケ？私よりで、必ずしもそうではないよ」ります。この魔法を自分にかき、ブレーキを緩める力があこのように「ポルケ・ノ？」には、閉じかけた心の扉を開選んだことならいいじゃない」（同僚）「ポルケ・ノ？自分でが心配するから」ど、あまり転々としても周り（私）「やりたい仕事はあるけ視点」が現れるからです。皆さ自身の中に「アウトサイダーのかけを深めていくことで、私達なぜなら、自らが意識的な問いの存在は大変役立ちます。…が、うにあたり、外国人や「よそ者」「アウトサイダーの視点」を培と「わかる」は異なるからです。のです。「わかったつもり」（おばさん）「日本人は豊かで、えさせる力があります。けて、自らの思い込みで身動んも、自分の身の回りを「アウ暮らしも良い。皆、幸せだね」でに芋を全部植えなければ…。き取れずにいる姿が見えてきトサイダーの視点」で見直して（おじさん）「明後日の満月ま（私）「まあ、人それぞれなの忙しくて大変だよ」たらしめたもの。ただし、思っみませんか？「ポルケ・ノ？」必須ではありません。「ポルケ？」（私）「満月で芋？、ポルケ？」たようには効かないことも… 東京都新宿区出身。2011 年 7 月まで、ラテンアメリカの国々で国際協力活動などに従事。前居住地は東京都中野区。文　加藤　麻子（梁川町山舟生地区）（おじさん）「なぜって…。毎 15 県外から本市に移り住み、地域に活気を取り戻そうと尽力している「地 vol.23 で、かった土地前も知らな 1 年前は名も、こられたのに勤しんで日々の活動。そこての支えがあっ地域の皆さんございます。うとがりん、あ山舟生の皆さ ◉加藤　麻子かとう・あさこ域おこし支援員」。今まで埋もれてしまっていた伊達の良さや課題な地域おこし支援員の奮闘記連載コラムど、外部の人（アウトサイダー）だからこそ分かることがたくさんある。