Panaya 製品ブローシャ2

ERP Upgrade Solution
SAPシステムのアップグレードを
短 期間・低コストで 実現する
アップグレード支援ソリューション
最短2日での解析を可能にするSAPプログラムの自動解析ツールの活用
SAP® R/3® 4.6Cのメインストリーム・メンテナンスの終了などを背景に、
SAP ERPをアップグレードする必要性は高まる一方です。
同時にアップグレードは、内部統制 基盤の強化、国際会計基準(IFRS)への対応、サーバ統合など、ERPをさらに活用していくた
めの布石でもあります。一方で、多くの企業がアップグレードの必要性を認識しながらも、それにかけるコストはできるだけ抑え
たいと考えています。こういった課題に的確に応えるSAPプログラムの自動解析ツール「Panaya(パナヤ)」によって、可能な限り
コストを抑え、短期間かつ確実にアップグレードを実施することができます。
リスクとコストをスピーディかつ正確に「見える化」
従来のアップグレード事前診断ツールは、
アドオンオブジェクトの全体像をリストアップすることに留まっていました。
SAP 構造分析技術を有する
Panayaは、修正・テストが必要な作業の相関関係を全プログラム間において明確に分析。トランザクション、プログラムとの関係性を、最短 2 日
間で解析します。専用の解析プログラムを実行するだけで、修正方法・優先度の提示、難易度を考慮したスケジューリング、修正とテストの進捗
管理など、きめ細かなレポートを提供。アップグレードにおけるリスクとコストを事前に明確化し、大幅な工数削減に貢献します。
従来のアップグレード診断サービス
見積りのための手段を提供
● 診断結果が出るまでに1∼2カ月かかる
● 修正ポイントの一覧表示のみ
● 修正指示まで出力すると追加コストが発生
● 優先度、修正順はプロジェクト担当者が
個別に判断
● テスト工数の積み上げはできない
診断結果(一覧リストのみ)
Panayaのアップグレード支援サービス
実 際のプロジェクトで 使える内容、診断結果を提供
● わずか2∼5日でスピーディに結果を提示
● 修正プログラムの使用頻度、修正の優先度も一目でわかる
● 追加コストなしで修正指示まで提供
● トランザクションからプログラムまでどのように関連しているか確認可能
● 修正、テスト工数のシミュレーションが可能
トランザクションA
【テスト要】
1h
トランザクションB
【テスト要】
5h
プログラム1
【修正要】
プログラム2
【修正要】
簡単な
修正
1h
<アップグレードを最適化するPanayaの独自機能>
◎ クローンプログラム※ の差異検出
簡単な
修正
1h
簡単な
修正
1h
難しい
修正
5h
トランザクションC
【使用されていないため
テスト不要】
プログラム3
【修正不要】
簡単な
修正
1h
工数シミュレーション
テスト工数:
1+5=合計6時間
修正工数:
1+1+1+5
=合計8時間
一般的な
修正
3h
アップグレードの鍵を握っているのが、
アドオンプログラムの改修およびテスト
です。PanayaはSAP ERPのアップグレードで標準プログラムに変更があっ
た場合、影響のあるアドオンプログラムの範囲を特定し、修正と難易度、
修正
◎ 適用済みSAPソフトウェアのNoteのアップグレード後の
指示提案を出力します。さらには、実施すべき修正・テストにおける作業時間
有効性検証
を設定し、
全体工数の想定と最適化をシミュレーションすることも可能です。
◎ 汎用モジュールの置き換え指示
◎ バッチインプットのリストアップと修正提案
◎ 権限のテストと修正提案
◎ リソース配分、コスト配分とプロジェクト計画支援
◎ プロジェクトの進捗管理を支援
※クローンプログラム:SAPソフトウェアの標準プログラムをコピーして作成したアドオン
プログラム。モディフィケーションを適用したくない場合に作成されることが多い。
ERP Upgrade Solution
ISIDでPanaya機能検証を実施:
報告を受けたユーザからの声
「実プロジェクトで実施した修正内容と同一の結果を、
プログラム修正に関して確認できました。モディフィケーションやSAP
ソフトウェアのNote適用についても事前のアセスメントが可能なため、
もしPanayaを実プロジェクトで使用していた場合、
有用であったと思います。プロジェクトマネジャーはコストとリスクについて、オーナーに対して自信を持って説明責任を
果たせますね。運用時におけるプログラム修正の影響範囲を特定する事も可能ですし、サポートパッケージオートメーション
には非常に期待をしています。」
アップグレードオートメーション
プログラムの影響を分析し、修正・テストの優先度を提案
アップグレードプロジェクトにおいて最も重視すべ
きポイントは、正確なコストの見積と効率的なプロ
TaskID: 2236
Transaction ZTRN
テスト工数:15時間、優先度:高、難易度:高
ジェクトの実行に他なりません。
「アップグレードオー
トメーション」では構造化されたABAPソースを多次
元的に比較し、修正箇所、
修正方法指示、
使用頻度、
修正
順、
呼び出し元検索、テスト範囲、テスト優先度、テスト
ZPGM
TaskID: 200
Include ZINCL-A
順、難易度などを短期間で判定。オブジェクト毎にかか
る工数を積み上げ、正確なコスト試算を実施し、プロ
ジェクトの準備と計画をトータルに支援します。プロ
TaskID: 203
Include ZINCL-B
ジェクト進行中には前回の状況との比較を行い、
的確
な進捗管理をサポートします。
ZTRNのテストには
下位構造の修正やテストが必要!
Panayaレポート内容
ZINCL-AはSAPソフトウェアの標準プログラムの
FI-PGM1をコピーして作成されています。
4.6CとSAP ECC 6.0間で標準プログラムのFI-PGM1に
変更はありません。
難易度:低
優先度:低
テスト工数: 1時間
ZINCL-BはSAPソフトウェアの標準プログラムの
FI-PGM2をコピーして作成されています。
4.6CとSAP ECC 6.0間で標準プログラムのFI-PGM2に
変更があるためソースを確認後、修正をして下さい。
難易度:高
優先度:高
修正工数: 15時間
汎用モジュールFM_OLDがZINCL-Cで使用されています。
FM_NEWに置き換えをして下さい。
難易度:低
優先度:中
修正工数: 1時間
TaskID: 1077
Include ZINCL-C
※実際のレポートは英文となります。
サポートパッケージオートメーション
サポートパッケージ適用のコストとリスクを50%削減
SAP ERPの継続的な運用には、バグ修正を行うサ
ポートパッケージの適用が不可欠ですが、その実装
には大規模なテストを実施して、
機能のコンフリクトを
検証しなくてはなりません。
そこで、Panayaの技術を
Sa aS 経由で利用すると、
サポートパッケージの影響を
簡単にシミュレーションできます。
進行中のプロジェクト
とのコンフリクトについてリストで確認できるととも
に、
サポートパッケージを適用した場合の影響を診断
<主なメリット>
◎ 現システムに最も適したサポートパッケージを提示
◎ 各トランザクションについてテストの必要性と優先度を提示
◎ コード修正箇所を指摘し、潜在的なリスクを排除
◎ テストシナリオの自動提案
◎ 潜在的コンフリクトの洗い出し
◎ Sa aS 形式で利用が可能
します。最終的に、サポートパッケージの適用にかか
るコストおよびリスクを半減することが可能です。
お問い合わせ先
エンタープライズ ソリューション事業部
〒108-0075 東京都港区港南2-17-1
TEL: 03-6713-7100 FAX: 03-6713-9923
E-mail: [email protected] http: //www.isid.co.jp/
* SAP、
SAPパートナーロゴは、ドイツおよびその他の国々に
おけるSAP AGの商標または登録商標です。
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