61 奇跡の 6:00 起床→支度 Waist 57 cm バストアップと背筋を鍛えるため、入浴中に考案した「人魚姫のポーズ」。大きく胸を反ったうつぶせ状態でバスタブにつかり、100まで数えます。猫背の防止にも「朝は、お肌にもしっかりと栄養を与えます」。入浴・洗顔後に「肌ラボ」の極潤αシートマスクで保湿し、「ゲラン」のリリーエッセンシャルミスト（化粧水）、「シスレー」のエコロジカルコムバウンド（乳液）などをフルコースで。「高機能美容液は使わなくても、これだけで十分よ」。 10:30 出勤ひとクラス30人単位の講義から、3000人規模の講演会まで、シーンに合わせてメイクを使い分けています。「オーディエンスが大勢の場合は目鼻立ちをくっきり、ハイライトをガッツリ効かせた “ヅカメイク”、ゼミなどの生徒との接近戦はナチュラルに」。「 1日の食事の最低 1/3は新鮮な生もの」がモットー。朝食はフレッシュフルーツと野菜、タンパク質も豊富でボリューム満点に！歳同朋大学・大学院社会福祉学部・人間福祉研究科教授 12:30 ランチ「1日の食スケジュールをトータルで考えることが大切」。夜に食事会があるならお昼は控え目にが当たり前で、食事の際は、高タンパク、低脂肪、低カロリーなものをチョイスします。「豚肉、牛肉は赤身のものを、バターなど加熱すると酸化する食材はカラダに入れないようにする。食べることを楽しみつつ、抗酸化意識もしっかりと！」。どんなシーンで誰に会うかによって、まとう香りもチェンジ年間、ボディの変動なし！自分の最適解を維持するのが、サクセスフル・エイジングなのよ学術論文を執筆する傍ら、同時進行で名鉄グランドホテル内レストランのアンチエイジングメニューも監修。「振り幅を広く持つことがストレスのない生活に。これも美の秘訣です」 40 Weight 42 kg ボレロをまとったような黒のワンピースは「グッチ」。品格ある大人の女性らしく、ハイブランドをさらりと着こなします 45 会議中でも執筆中でも常に背筋をピーンと伸ばし、脳を使うだけの状況でも「ながらエクササイズ」を忘れません。「人は背筋から老いる！正しい姿勢はその人を美しく見せるだけでなく、第一に疲れません。良い姿勢も形状記憶させましょう」。 1950年、静岡県生まれ。37歳で大阪学院大学大学院に入学し、経済学研究科博士課程修了。在学中から老人保険施設等でカウンセラーを務め、兵庫県長寿社会研究所研究員、同朋大学社会福祉学部教授を経て、 2012年春より同朋大学大学院・人間福祉研究科教授となる。名古屋市介護認定審査協議会副会長など福祉関係の要職も務める。平日は名古屋市内に単身赴任、週末は自宅のある大津市でご主人と二人暮らし。最新刊『高齢者福祉政策の研究−居住問題を中心として− （黎明書房刊）』、『楽しく学ぶ高齢者福祉−まり子先生のサクセスフル・エイジング入門（ミネルヴァ書房刊）』など著書も多数。 www.marikosensei.com 19:30 帰宅→夕食週に3日はお付き合いの外食や会食へ。夕食後は何があっても固形物を口にせず、朝食までファスティング（断食）して内臓を休ませます。「体の抵抗力が高まり、自然治癒力が活性化されるの。週末断食より、1日の終わり断食の方が効果的よ！」。水は飲み過ぎて胃液を薄め、抵抗力を落とさないように、1 日5 0 0 m l×2 本程度。ガス入りがおすすめです伊東まり子先生「基本、何を食べてもOK。どう食べるかが肝心です」。この日は、大好物のうなぎ「美しい器で飲み、食すこと」も、まりこ先生の鉄板ルール。教授室では、生徒から贈られたエルメスのカップ＆ソーサーを使っています 15:30 会議自宅での和ごはん決定版！干し野菜や根菜、キノコなど、ダイエタリーファイバーで腸までキレイに 24:00 就寝たっぷり容量の「ポンズ」クリアフェイスクリームクレンジング、マッサージジェル「美元堂」プレミアムローズピールが定番一日の終わりはメイク落としをしっかりと。ダブルクレンジングで、くすみ知らずの肌を作ります。「1度目は化粧＋汚れ落とし、2度目はゆったりとマッサージをしながら。その後は化粧水も美容液も一切なし。お肌も栄養を与えすぎるより断食することで、潜在能力が引き出されます。翌朝の吸収率に驚くわよ」。その他、週に1度、ピーリングで角質ケアをプラス。簡単「まり子体操」で、柔軟＆ウエストシェイプまり子まり子先生が、認知症の方とのコミュニケーション術の一つとして講演会用に考えた体操を、日ごろから実践。ポージングを変えるたび、自分の名前を連呼するのがポイントで、「『まり子！まり子！』と自分を応援すると、元気が出るでしょ。回数より指先まで心を込めてやることがポイントよ」まり子まり子美しくあることは、まり子先生の生活ビボ魂 1 条件であってライフスタイルすべてに美意識目的ではない！ 37 ビボ魂体型を形状記憶させ、サクセスフル・エイジング子育てに一段落した歳のとき、専業主婦から一念発起して大学院に入り、代で大学教授となった伊東ま美貌の維持力も目を見張るものがあり子先生。経歴もさることながら、ります。代から変わらないボディラインに加え、老眼なし、カラーリングはしても薄毛に悩んだことは皆無だ﹁サクセスフル・エイジング﹂は、まりそう。子先生が学術的に提唱している〝年齢を重ねるごとに成功する〟生き cup 方。高齢者が﹁今が一番若い﹂と認識バスタブには、「ハウスオブローゼ」のフルーツパルフェ・バブルバスを7 滴入れ、泡風呂でリラックスし、充実した日々を送るというもの践しています。健康的な若々しさは、ですが、先生自身もこの生き方を実こだわりの食生活と体や脳と上手に付き合っている成果。先生曰く、﹁体型は形状記憶させるもの。脳でどんな自分になりたいかをイメージする D ことが大事です﹂。太って痩せるの繰 Bust り返しは細胞にストレスを与え、老化 cm の原因に。自分の最適解である3サ 157 イズや体重を決め、維持することが成功への近道です。 Tall 20 40 写真／太田昌宏（スタジオアッシュ）、川島英嗣、北川友美、竹内秀実・髙倉弘幸（スタジオ・プルミエ）、対馬一宏、宮田政也取材・文／小幡奈々、木根和美、徳久千恵、中西沙織、和田知子「あの人、最近若返った？」「近頃、ぐんとキレイになった？」と注目を集めている人は、輝かしい自分になるために、影ながらの努力をしていました。ハードなトレーニングを行ったり、知恵の詰まった生活を送ったりと、その方法は人それぞれですが、真摯に美と向き合うその姿は、アスリート級！キレイの裏には、スポ魂的な美容道まり子 Bibokon 44