人にやさしい医療へ テルモ株式会社 2014年3月 (証券コード:4543) 会社概要 発起人の一人、北里柴三郎博士 1921年(大正10年)創立 優秀な体温計の国産化を目指して、北里柴三郎博士 をはじめ国内の医学者らが発起人となり創立・創業 ©Terumo Corporation 2/29 社名の由来:テルモメーター 社名の由来: “Thermometer” 「体温計」を意味するドイツ語。体温計によって企業の 礎を築いてきた歴史が刻まれている。 ©Terumo Corporation 3/29 テルモグループの基本方針 企業理念 医療を通じて社会に貢献する 5つのステートメント 「開かれた経営」、「新しい価値の創造」、 「安全と安心の提供」、 「アソシエイトの尊重」、「良き企業市民」 ©Terumo Corporation 4/29 体温計は、売上高の 1%未満 です 売上高 4,023億円 (2013/3期) ©Terumo Corporation 5/29 日本初、プラスチック製使いきり注射器 ©Terumo Corporation 6/29 沿革:現場の課題を受けて事業領域を拡大 プレフィルド プラスチック製 シリンジ 真空採血 システム ’90 骨髄細胞 濃縮技術 開通忘れ防止 機構付輸液バッグ 2000年以降 ’80 使いきり注射器 ’70 ステント ガイドワイヤー ~60年代 人工肺 ガラス体温計 脳動脈瘤治療用 コイル PTCA用バルーン カテーテル 血液バッグ ©Terumo Corporation 7/29 現在の事業領域は3つ 血液システム事業 心臓血管領域事業 2013/3期 4,023 億円 ホスピタル事業 ©Terumo Corporation 8/29 医療を支える基盤製品で高いシェア 注射器 6 約 割 ガイドワイヤー 6 約 割 《欧米》 成分採血装置 6 約 割 輸液ポンプ 注射針 6 約 割 人工肺 77 約 割 割 約 血液バッグ 5 約 割 55 約 割 割 約 《米欧》 《米欧》 イントロデューサーキット ガイドワイヤー 6 約 割 6 約 割 ※ 当社調べ ©Terumo Corporation 9/29 基盤製品からの収益を先端開発に投資 開発費 イノベーション 短いライフサイクル ブランド 技術 安定収益 長いライフサイクル ©Terumo Corporation 10/29 中期経営計画 (2013年度 ~ 2016年度) ©Terumo Corporation 11/29 世界で存在感のある企業へ 世界の医療機器メーカーの売上高ランキング (画像診断系企業除く) 順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 社名 ジョンソン&ジョンソン メドトロニック バクスター フレゼニウス アボット コヴィディエン ストライカー ベクトンディッキンソン ボストンサイエンティフィック ビーブラウン セントジュードメディカル ジンマー テルモ 売上高(億ドル) 274 162 142 129 103 99 87 77 72 61 55 45 42 (注) MPO Magazine ランキングより(画像診断系企業を除いた結果)*テルモは2013/3期 業績1$=95円で換算 ©Terumo Corporation 12/29 売上成長持続、営業利益率20%へ回帰 売上 +10% CAGR 営業利益 *のれん等償却前 5,800 +16% *1,200 CAGR 20.7% (注) のれん等償却:のれん代とBCT社買収に伴う無形固定資産の償却 為替:FY10-12:実勢レート, FY13・FY16:US$/EUR=95/123 ©Terumo Corporation 成長市場で強みを活かせる機会を捉える 医療機器市場30兆円、今後5年間で1.4倍に 先進国 :高齢化により医療費が増大 新興国 :生活水準向上により生活習慣病が拡大 当社事業領域における成長機会を捉える (心臓血管) 低侵襲治療の全身への広がり (血液) グローバルでの輸血需要の拡大 (ホスピタル) 医療現場での安全ニーズの高まり ©Terumo Corporation 14/29 低侵襲治療:「人にやさしい」医療へ 高い 低い 治療のための傷 大きい 小さい 痛み 大きい 小さい 副作用 多い・重い 少ない・軽い 入院日数 長い 短い 患者さんに 「やさしい」 社会に 「やさしい」 ©Terumo Corporation 15/29 冠動脈バイパス手術(外科手術) 血液の流れをバイパス バイパス 血管 バイパス 血管 血管の 詰まり 〔出所〕 clevelandclinic ホームページ ©Terumo Corporation 16/29 カテーテル治療(経皮的冠動脈ステント留置術) 血管の中から治療 バルーンカテーテル 手首の動脈からカテーテルを挿入 薬剤溶出型ステント (Drug Eluting Stent) ©Terumo Corporation 17/29 動画をご覧ください ©Terumo Corporation カテーテル治療の全身への拡大 脳卒中 高血圧 脳動脈瘤塞栓用コイル 末梢動脈疾患 腎除神経カテーテル 末梢動脈治療用ステント ©Terumo Corporation 19/29 動画をご覧ください ©Terumo Corporation コイル予防治療で社会的負担を軽減 高額な医療費 健康寿命を阻害 医療費: 約 2兆円 (疾患別 2位) 主な後遺症 リハビリ費: 7,000億円 (疾患別 1位) 片麻痺、言語障害 摂食障害・・・ 1/3は社会復帰困難 リハビリ期間:180日 寝たきり37% 家族負担大 (注) 医療費: 国民医療費の概況H19,20 リハビリ費: H21社会医療診療行為別調査及びテルモ試算 リハビリ期間:厚生労働省算定目安 ©Terumo Corporation 開発・生産のグローバル化 ©Terumo Corporation 23/29 研究開発拠点のグローバル化 日米欧の3極体制 テルモハート社 テルモBCT (血液システム) (補助人工心臓) マイクロベンション社 (脳コイル・ペリフェラル) TCVS社 (人工心肺) テルモメディカル社 (カテーテル) ハーベスト テクノロジーズ社 (細胞医療) バスクテック社 (胸部・腹部 ステントグラフト) 研究開発センター ©Terumo Corporation 24/29 グローバル生産体制の構築 日本は高度技術を集積、マザー工場と位置付ける アジアを中心に量産技術を移管(世界の生産センターへ) 高度技術に特化 量産技術を移管 (海外生産比率:42%)2013/3末時点 富士宮工場 愛鷹工場 山口工場 (予定) 甲府工場 アジアを世界の 生産センターへ ©Terumo Corporation 25/29 トレーニング ©Terumo Corporation テルモメディカルプラネックス 最先端の医療技術の修得をサポート X線造影室 最新のシミュレーター 模擬病院を使った看護師、チーム医療のスキル向上 ICUを再現 模擬居宅 ©Terumo Corporation 株主還元について ©Terumo Corporation 26/29 配当について 配当方針 安定的に配当を増加、中長期的に配当性向30%を目標 一株当たり配当と配当性向の推移 (17.8%) (※) 2012年度は米国子会社の再編に伴う法人税等の減少分を除く ©Terumo Corporation 27/29 株主優待について テルモ製品 優待販売 血圧計、アップウォーク等を市価よりも安価で販売 施設見学会 テルモメディカルプラネックスにご招待 医療者向け医療技術修得プログラムの体験等を実施 ©Terumo Corporation 28/29 株価の推移(1990-2013) 変化率(%) 単元株:100株 テルモ 日経平均 ¥4,370 ¥1,880 ¥19,346 ¥14,923 * 1990年1月4日から2013年12月30日までの株価変化率 ©Terumo Corporation 28/29 おわりに・・・日本の成長戦略とテルモ 日本のリーディングカンパニーとして医療技術の海外 展開に協力していきたい 動画をご覧下さい 首相のロシア中東訪問に同行 ©Terumo Corporation 29/29
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