金属材料研究所・徳本有紀

顔写真
お好きな形・
大きさで。
なるべく画質
の良いものを。
科学技術振興調整費「女性研究者養成システム改革加速」
スキルアップ補助金利用内容について
金属材料研究所・徳本有紀
・目的
・旅程
平成23年5月9日~12日にフランスの
ニースで開催されたE-MRS 2011
Spring Meetingに参加した。欧州最大の
材料学会で、 窒化ガリウム(GaN)薄膜成
長における低温堆積バッファ層中の結晶
粒の優先的成長方位についての研究成果
を発表した。
・講演等内容について
GaN薄膜成長において、
基板と薄膜の格子不整合
によるひずみを緩和させる
ためにバッファ層が挿入さ
れる
れる。
講演では、GaN薄膜成長
での低温堆積バッファ層中
の結晶粒の優先的成長方
位について発表した。
・研究内容紹介など
GaNは短波長光デバイスとして用い
られている。GaN薄膜を用いたデバイ
スにおいてその結晶方位が特性に影
響を及ぼすことが知られている。GaN
薄膜のバッファ層のTEM観察を行い、
支配的な方位を持つ層の中にそれと
は異なる特定の方位を持つ結晶粒が
混在していることを明らかにした。
H23年度 外-2
平成23年5月8日
仙台駅→(鉄道)→成田空港→(飛
行機)→ロンドン ヒースロー空港→
(飛行機)→ニース
平成23年5月9日~12日
E-MRS 2011 Spring Meeting
に参加
平成23年5月13日
ニース→(飛行機)→ロンドン ヒー
スロー空港→(飛行機・機内泊)
飛
平成23年5月14日
成田空港→(鉄道)→仙台駅
・得られたスキルアップ効果や成果について
本会議は欧州最大の材料学会であり、多く
の専門家と交流を図ることができた。その中
で研究成果や実験手法について討議し 今
で研究成果や実験手法について討議し、今
後の研究に有益な情報が得られた。また、
各国の同年代の研究者とも交流を深め、良
い刺激を受けることができた。