おいしい低塩・減塩食品を求めて 栄養成分表示の義務化とともに益々重要性を増す低塩・減塩 食品--最大の課題 =“おいしさ向上”に挑む主力企業の開発 戦略と市場展望を討議します。 開催日時●2011年10月20日(木) 10:00~16:30 会 場●飯田橋レインボービル 1.“しお味”の味覚メカニズムの解明と商品開発のヒント (10:00~10:50) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 食品機能研究領域 食認知科学ユニット 主任研究員 河合 崇行氏 減塩は、糖尿や腎機能低下等で塩分制限を勧められている人にとって一大 関心事である。減塩と美味を両立させるための研究が世界中で進められて いる。本講演では、効果的な減塩法の提案に先立ち、塩味を感じるメカニ ズムに関する最近の知見を紹介する。さらに、実験動物を用いて塩味増強 物質の増強効果を数値化する方法や、一般人と熟練官能パネリストとの塩 味に対する感じ方・評価の違いについての研究結果も紹介する。 休憩5分 2.“しお味”増強物質の探索と製品応用の最新状況 2.1 減塩食品用調味料「ソルテイスト」による低塩・減塩技術(10:55~ 11:45) 当社は、昨年9月に減塩食品用調味料「ソルテイスト」の販売を開始し、加工食品の 低塩・減塩における課題解決に、本格的に取り組みはじめました。「ソルテイスト」 は、当社独自技術である「メイラードペプタイド」の塩味増強効果を活用し開発して おります。今回は、「メイラードペプタイド」による塩味増強に関する情報、ならび に「ソルテイスト」の開発背景や機能および具体的な使用方法などをご紹介したいと 思います。 キリン協和フーズ株式会社 食品開発研究所 製品開発センター リアクションG 宮内 大介氏 2.2 減塩食品の課題とその対策 (11:45~12:35) 消費者の減塩に対する意識は近年著しく高いが、減塩手法として一般的に用いられる 代替塩(塩化カリウム)は、「後味の苦味」などの風味課題がある。小川香料では、 長期に蓄積してきた風味研究を礎に、塩味やその他の風味を増強し、美味しさを付与 できる天然香料を開発した。本講演では、消費者のナトリウム摂取量を抑えつつも、 風味満足度の高い商品開発を行う上でのソリューションのいくつかを最新の知見とと もに紹介する。 小川香料株式会社 営業開発本部 営業開発部 次長 宮澤 利男氏 <12:35~13:30 ランチブレイク> 3.低塩・減塩食品開発の実際 3 . 1 減塩でパンを作る (13:30~14:20) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 食品素材科学研究領域 蛋白質素材ユニット長 矢野 裕之氏 動・植物、微生物の細胞に含まれ、サプリメントにも利用されている「グ ルタチオン」というペプチドを米粉生地に添加すると、グルテンなしでも パンができることを見出した。小麦やグルテンを利用したパンには食塩の 添加が不可欠であると一般的に考えられているが、グルタチオンパンでは 食塩の添加を要しない。本講演では、グルタチオンパンの紹介と、減塩食 品、グルテンフリー食品への応用の可能性について報告する。 3 . 2 食酢の減塩効果 (14:20~15:10) 株式会社ミツカングループ本社 中央研究所 小笠原 靖氏 食塩と食酢を混ぜた場合、味の感じ方はそれぞれの塩味や酸味の単純な足 し算にはなりません。塩味へ及ぼす食酢の効果は従来「味をひきたてる」 とか「塩かどをとる」とか表現され、これらは食酢が塩味を強めたり弱め たりすることを示します。また、食酢を用いた減塩メニューの多くは、食 酢によって塩味が弱められるはずの領域での調味です。ちょっと不思議で すね。本講演では食酢を用いた減塩調味について説明したいと思います。 <15:10~15:30 コーヒーブレイク> 4.パネル討論&総合質疑 (15:30~16:30) 「低塩・減塩食品の市場展開とおいしさ向上の課題を探る」 司会:河合 崇行氏 パネリスト:上記講師陣 ※ 低塩・減塩食品の市場、おいしさの評価法など様々な話題について討論します。 ※ 本セミナー当日、受講生の皆様に質問票を配付・回収。総合質疑にて担当講師 よりご回答いただきます。 参加規定と参加申込書 ■折り返し受講証と請求書をお送り致しますので、一週間以内に ■受講料(1名につき) 受講証が届かない場合はご連絡下さい。受講証は当日受付にご 39,900円(38,000円+消費税) 提示下さい。 *テキスト代、昼食代、コーヒー代を含む。 ラ ン チ ブ レ イ ク :12:35~13:30 ( コーヒーブレイク:15:10~15:30 ■先着順に定員に達し次第締め切らせていただきますので、申し ) 込みはお早目にお願い致します。 (お支払方法=振込先) ■定員 ■参加費(受講料+消費税)のお支払いは開催日前日迄に下記口座 60名(定員に達し次第、お申込みを締め切らせていただきます。) にお振込願います。 ■振込先(口座名=㈱サイエンスフォーラム) ■会場 飯田橋レインボービル 2 階「中会議室」 郵便振替口座(00100-3-23302) ※お支払いはなるべく郵便振替をご利用下さい。 〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町11 電話03(3260)4791 千 葉 銀 行 天王台支店(普通No.3368360) 三井住友銀行 神 田 支店(当座No.228275) ■参加規定・お問い合わせ み ず ほ銀行 〔申込方法〕 ■切取り線内の参加申込書に必要事項を記入の上、郵送又は 〈ご注意〉 FAX(04-7184-7912)にてご送付下さい。 1.キャンセルは開催日3日前までに必ずご連絡をお願いします。 ■お客様番号は、DMにあるお名前の下の番号をお書き下さい。 (土・日含まず) 2.上記以外の参加費の払い戻しは致しませんので、申込者がご 定員制(60名)につき、お申し込みは お早めにお願い致します。 都合の悪い場合は代理の方の出席をお願い致します。 3.テキストは会場でお渡し致します。 私たちは、新しい食の開発・市場 創造と安全確保のお役に立ちます。 おいしい低塩・減塩食品を求めて 参 加 申 込 書 No.91125 ■参加申込日 2011年 月 日 ㈱サイエンスフォーラム殿 (フリガナ) 団 社 体 (正式名称) 名 L F A X (内線) 参加者氏名 外堀通り (外濠) 所属部署名 役 職 名 E-mai l 至新宿 地下鉄線 JR総武・中央線 法政大学 逓信病院 参加者氏名 神楽坂B3 出口 大久保通り E 飯田橋 レインボービル 神楽坂 T ■会場 飯田橋レインボービル パチンコ店 〒 住 所 ■会場案内図 東京理科大 *部課名・役職名も必ずご記入下さい。 お客様番号 会 本 郷 支店(当座No.0131565) 警察病院 JR飯田橋駅 (西口) (東口) 日本 歯科大学 JR 飯田橋駅西口 徒歩5分 地下鉄 東西線・有楽町線・南北線・大江戸線 飯田橋駅神楽坂B3出口 徒歩5分 所属部署名 役 職 名 E-mai l ]× 名= 円 ●受講料[39,900円(38,000円+消費税) ■通信欄 ●請求書送付先(但し、送付先が参加者と同一の場合は不要です) 【備考】 ■お申込み・お問い合わせは下記へ *今後、記載された内容をもとに、書籍・セミナーご案内の情報ご提供の際等に利用 させて戴くことがございます。ご不要であれば、右記にチェックを入れて下さい。 ■㈱サイエンスフォーラム記入欄 受 領 日 申 込 番 号 受講証発送日 DM案内不要 私たちはintelligenceを提供します!! 摘 要 〒270-1173 千葉県我孫子市青山4-1-207 TEL.04(7128)5461 FAX.04(7184)7912 http://www.science-forum.co.jp 至東京 ・千葉
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