消消化化器器内内科科 - 西宮市立中央病院

目
次
ご挨拶……………………………………………………………………………………………1
病院の概要………………………………………………………………………………………2
フロアーのご案内………………………………………………………………………………3
施設認定・主な医療機器………………………………………………………………………4
外来診療科・一般外来…………………………………………………………………………5
専門外来…………………………………………………………………………………………6
救急体制…………………………………………………………………………………………7
セカンドオピニオン外来………………………………………………………………………8
各診療科のご案内
■内科(消化器、呼吸器、循環器、神経、糖尿病、内分泌内科)……………9∼1
2
■外科………………………………………………………………………………………1
3
■脳神経外科………………………………………………………………………………1
5
■整形外科…………………………………………………………………………………1
6
■小児科……………………………………………………………………………………1
7
■皮膚科……………………………………………………………………………………1
8
■泌尿器科…………………………………………………………………………………1
9
■眼科………………………………………………………………………………………2
0
■麻酔科・疼痛緩和センター……………………………………………………………2
1
■歯科口腔外科……………………………………………………………………………2
2
■臨床病理科………………………………………………………………………………2
2
■耳鼻咽喉科………………………………………………………………………………2
3
■放射線科…………………………………………………………………………………2
4
■産婦人科…………………………………………………………………………………2
4
■内視鏡センター…………………………………………………………………………2
5
■消化器センター…………………………………………………………………………2
6
■呼吸器センター…………………………………………………………………………2
7
■糖尿病センター…………………………………………………………………………2
8
■リハビリテーション科(リハビリテーションセンター)…………………………2
9
その他部門のご紹介
■薬剤部……………………………………………………………………………………3
0
■臨床検査科………………………………………………………………………………3
1
■外来化学療法室…………………………………………………………………………3
2
■看護部……………………………………………………………………………………3
3
■緩和ケアチーム…………………………………………………………………………3
4
■栄養管理室………………………………………………………………………………3
5
■NST(栄養サポートチーム) ………………………………………………………3
7
■ICT(感染対策チーム) ………………………………………………………………3
8
■医療安全対策室…………………………………………………………………………3
9
開放型病院ご利用の手引き……………………………………………………………………4
0
検査予約システムの導入について……………………………………………………………4
1
放射線科検査受付………………………………………………………………………………4
2
内視鏡検査受付…………………………………………………………………………………4
3
人間ドックのご案内……………………………………………………………………………4
4
地域医療連携室での
ご紹介・ご予約患者様承りについて…………………………………………………………4
6
患者様のご紹介から受診までのご案内………………………………………………………4
7
診療情報提供書…………………………………………………………………………………4
8
診療情報提供書(栄養指導用)………………………………………………………………4
9
内視鏡検査申込書(診療情報提供書)………………………………………………………5
0
ご挨拶
病院の概要
名
称
西宮市立中央病院
NISHINOMIYA MUNICIPAL CENTRAL HOSPITAL
診療科目
リハビリテーション科、産婦人科
(外来のみ)
、眼科、耳鼻咽喉科
(外来のみ)
、
病院長
左近
内科、外科、整形外科、脳神経外科
(外来のみ)
、小児科、皮膚科、泌尿器科、
賢人
麻酔科、放射線科、歯科口腔外科
許可病床数
2
5
7床
外来診療日
月曜日∼金曜日
移転新築に向けての基本計画の作成が開始されました。西宮市民の意向である基本構想を基に、新しい中央
病院の機能が現実的な視点から検討されています。言うまでもなく、公立病院の基本的な役割は民間医療機関、
一般外来
特に診療所の先生方の黒子に徹することと考えています。
(初診・再診)
受付時間
午前8時3
0分∼午前1
1時
本院は「高度な医療を優しく、確実に」を基本コンセプトとし、低侵襲治療やペインクリニックなどの得意
※小児科午後一般外来…木曜日のみ
分野を活用しながら、5大がん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)や膵がん、前立腺がんの診療
受付時間
を重点化してきました。平成23年2月に兵庫県指定がん診療連携拠点病院の指定を受けたこともあり、今後は
午後1時0
0分∼午後3時0
0分
所謂「がんパス」を用いて地域の先生方とがん診療連携をさらに拡充していきたいと思っています。また、偶
専門外来
数月に開催しています症例検討会では最も活躍中の先生方を特別講師としてお招きしています。これにより、
受付時間
地域の先生方にもがんの診断治療に関する最新の医療情報が提供できているものと思っています。
午後1時∼午後3時
もう一つの役割は救急、特に1次、2次救急です。これは初期臨床研修医の臨床教育を考えると、特に重要
な領域と言えます。医師数や当直医の専門性もあり、まだまだ十分と言う訳ではありませんが、受け入れでき
なかった原因を一例一例、毎日検討しています。また、応急診療所や病院群輪番制に少しでもより多く貢献で
休
診
日
土曜日、日曜日、国民の祝日
年末年始(1
2月2
9日∼1月3日)
きますよう、様々な可能性を探求しています。特に本院の得意分野である腹部や呼吸器疾患では主要な役割を
果たさなければならないと考えています。
本年度も宜しくお願いします。
1
2
フロアーのご案内
施設認定
6 階
■内科:日本内科学会認定内科専門医教育関連病院、
[6階病棟]
小児科・成人混合・緩和病床
5 階
[5階病棟]
内科・呼吸器センター
4 階
[4階西病棟]
3 階
2 階
室
ク
室
1
階
放
射
線
科
中央処置室・総合処置室
健康管理センター
地域医療連携室
入 退 院 受 付
認定教育施設、日本糖尿病学会認定教育施設、日
ライナック(放射線治療装置)
本高血圧学会専門医認定施設
RI(核医学検査装置)
デジタル血管連続撮影(アンギオ)装置
マンモグラフィー撮影装置
管理部門(総務課、経営企画課)
呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設、日本
Fat scan
図書室、講義室、第1・2応接室
がん治療認定医機構認定研修施設、日本大腸肛門
HoLEPの装置
開放型病院登録医更衣室
病学会専門医修練施設、マンモグラフィー検診施
拡大内視鏡(消化器)
設画像認定施設
ポリソムノグラフィー(睡眠時無呼吸症候群の診断)
消化器外科
料
ッ
術
MRI(磁気共鳴断層装置)
会専門医修練施設、日本乳癌学会研修認定施設、
内科・麻酔科・泌尿器科
材
ド
手
気管支鏡認定施設、日本内分泌学会内分泌代謝科
ESWL(体外衝撃波結石破砕)装置
外科・泌尿器科・消化器内科
央
間
央
撮影装置)
学会外科専門医制度修練施設、日本消化器外科学
整形外科・皮膚科・口腔外科・眼科
中
人
中
6
4列マルチスライスCT(X線コンピューター断層
日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器内視鏡学会
■外科:日本外科学会認定医制度修練施設、
日本外科
[4階東病棟]消化器センター
主な医療機器
医療安全対策室
臨 床 検 査 室
心
電
図
室
婦
耳 鼻
小
内視鏡
薬
剤
外 来 採 血
予 約 セ ン タ
医
事
守
衛
内
科
外
科
皮
膚
科
脳 神 経 外 科
整
形
外
科
救
急
室
リハビリテーション科
(リハビリテーションセンター)
麻酔科ペインクリニック
消化器センター
呼吸器センター
糖尿病センター
外来化学療法室
部
室
ー
課
室
地下
ライナック治療室
人
科
咽 喉 科
児
科
センター
食
喫
売
眼
科
泌
尿
器
科
歯 科 口 腔 外 科
堂
茶
店
■内科・外科:日本消化器内視鏡学会指導施設、日
本消化器病学会専門医制度認定施設
血圧脈波検査装置(CAVI・ABI)
炭酸ガスレーザー
■整形外科:日本整形外科学会専門医制度研修施設
細径胸腔ビデオスコープ
■小児科:日本小児科学会小児科専門医研修施設
デジタルハイビジョン腹腔鏡
■皮膚科:日本皮膚科学会認定専門医研修施設
カプセル内視鏡
■麻酔科:日本麻酔科学会認定施設、日本緩和医療
ダブルバルーン小腸内視鏡
学会認定研修施設、日本ペインクリニック学会指
3D内視鏡
定研修施設
■泌尿器科:日本泌尿器科学会専門医教育施設
消化器センター
外来化学
療法室
外科 脳神経外科
◆ ◆
◆
皮膚科
◆
総合診察室
中央処置室
外来受付②
外来受付①
内科
◆
再診
◆
1階略図
初診
◆
凡 例
健康管理
センター
外来採血室
WC
CT・MRI受付
◆
糖
セ尿
ン病
タ
ー
中
庭
放射線科
受付
◆
EV エレベーター
正面玄関
予
約
← 受 正 ◆料金計算
付面
セ
ン
かかりつけ医紹介
受
タ
← 紹 ◆銀行
↓
付介
ー
患 医事課
予約センター
者
◆
電
地域医療
薬交付口 話
連携室
薬剤部
EV
EV
WC
WC トイレ
EV
■眼科:日本眼科学会専門医制度研修施設
■放射線科:日本医学放射線学会放射線科専門医修
練機関
■臨床病理科:日本病理学会登録施設、日本病理学
会研修登録施設
入
退
守 院
衛 出
室 入
口
↓
■基幹型臨床研修病院
◆ 郵便ポスト
入退院
受付
◆ ◆
電話
麻酔科
◆
ペインクリニック
リハビリテーション受付
◆
◆
整形外科
WC
(車椅子用)
◆
リハビリテーション
↑
救急入口
3
4
一 般 外 来(午前診)
外来診療科・受付時間
月曜日∼金曜日
診
療
科
月
火
専 門 外 来 (午後診)
午前8:30∼11:00(初診・再診)
水
木
金
診
療
科
〈初診担当医〉 〈初診担当医〉 〈初診担当医〉 〈初診担当医〉 〈初診担当医〉
内
科
呼吸器センター
(内科 診)
外
脳
科
神
経
外
科
(初診)
整
形
外
科
小川
弘之
紅林
昌吾
栗本
哲哉
合屋佳世子
紅林
昌吾
大畑
裕之
林
典子
堀野
次郎
栗本
哲哉
堀野
次郎
安田
雄紀
上浪
健
梶山
幸司
葉山
善友
田
昌幸
鶴田
直敏
二重
隆史
池田
聡之
齋藤
宜之
池田
聡之
岡
義雄
左近
賢人
左近
賢人
市原
隆夫
桧垣
直純
村上
雅一
林田
博人
村上
雅一
林田
博人
相馬
逸郎
岡
義雄
圓尾
知之
後藤
雄子
西田
田邉
勝久
中島
恭哉
中島
恭哉
十河
英司
武生
交替制
十河
英司
田邉
勝久
八杉
純
交替制
内
科
外
科
田邉 勝久
(手・肘外来)
小
皮
泌
児
膚
器
人
眼
放
科
尿
婦
耳
科
科
科
科
鼻
射
咽
喉
線
科
科
倭
和美
中島
良一
歯 科 ・ 口 腔 外 科
5
眞二
2・4週 神経 松岡
中島
良一
鬼木俊太郎
鬼木俊太郎
鬼木俊太郎
熊野
公子
古松
茜
古松
茜
福田
尚美
古松
茜
瀧内
秀和
福井
浩二
瀧内
秀和
倭
和美
門谷
眞二
1・3・5週 鬼木
2・4週 古松
福田
1・3・5週 白石
2・4週 田岡
交替制
小熊
朋子
綾田
昌弘
水谷
重康
綾田
昌弘
日山
英子
大井
順子
東堂なをみ
日山
英子
金山
雅子
田代久美子
田代久美子
田代久美子
竹田
泰三
花本
敦
竹田
泰三
岡崎
鈴代
竹田
泰三
藤田
眞
藤田
眞
藤田
眞
藤田
眞
藤田
眞
田中
壽
前田/菅島
前田
倫
陽子
片山 顕徳
(術前外来)
網野かよ子
前田
倫
前田
倫
桐田
泰江
松村
陽子
網野かよ子
網野かよ子
火
水
木
金
糖尿病・内分泌
田
(予約のみ)
消化器
樫 原
(再診のみ)
禁煙
二 重
(予約のみ)
消化器
小 川
(予約のみ)
消化器
大 畑
(予約のみ)
消化器
小 川
(予約のみ)
糖尿病・内分泌
紅 林
(予約のみ)
糖尿病・内分泌
玉 田
(予約のみ)
インスリン導入
紅 林
(予約のみ)
糖尿病・内分泌
紅 林
(予約のみ)
呼吸器
齋 藤
(予約のみ)
呼吸器
二 重
(予約のみ)
呼吸器
池 田
(予約のみ)
消化器
林
(予約のみ)
呼吸器
二 重
(予約のみ)
呼吸器
中 根
(予約のみ)
肺縦隔
桧 垣
(予約のみ)
肺縦隔
桧 垣
(予約のみ)
乳腺・内分泌
林 田
(予約のみ)
乳がん健診
乳腺検査
林 田
(予約のみ)
乳腺・内分泌
林 田
(初診)
市 原
(予約のみ)
岡 田
(予約のみ)
岡
(予約のみ)
整
形
外
左 近
(予約のみ)
脊椎
山 下
(1∼3週予約のみ)
科
尚美
第2・4前立腺外来
予約のみ
松村
麻酔科・ペインクリニック
門谷
月
小
児
科
麻酔科・ペインクリニック
予防接種
2∼5週
頭痛・顔面痛外来
前 田
一般外来
緩和ケア外来
前 田
交替制
片山 顕徳
(術前外来)
松村/菅島
(隔週)
網野かよ子
網野かよ子
応援医師
6
救急体制
セカンドオピニオン外来
当院では、西宮市の救急医療システムの中で、主に2次救急医療の役割を担っています。
当院ではセカンドオピニオン外来を開設しています。現在、当院以外の医療機関にかかられている患者様で、
診断や今後の治療法などについて、主治医以外の医師の意見をお求めの方に対し、当院の専門医がセカンドオ
《受入の対象となる患者様》
ピニオンをご提供します。
◇
地域の開業医様からの紹介患者様
◇
救急車による搬送患者様
なお、当院での検査・投薬は行いません。
セカンドオピニオン対象科・対象疾患等
※予約状況等の都合により、受診は担当日以外の曜日・時間帯となることがあります。
地域の診療所で診療を受け、検査や入院が必要とされる患者様のご紹介に対応いたします。
ご紹介いただける患者様には“紹介状”をお渡し下さい。
診療科
■中央病院の救急医療体制
区
分
小児科2次救急
外科1次救急
月曜日
18:00∼
翌朝7:00
18:00∼
翌朝8:00
火曜日
18:00∼
翌朝7:00
――
水曜日
木曜日
18:00∼
翌朝8:00
土曜日
内
――
――
――
――
外 科 2 次 救 急 18:00∼21:00 18:00∼21:00 18:00∼21:00 18:00∼21:00
内 科 2 次 救 急 18:00∼21:00
金曜日
18:00∼21:00 18:00∼21:00
――
――
18:00∼
――
翌朝8:00
18:00∼
翌朝8:00
18:00∼
翌朝8:00
科
9:00∼12
:
0
0
9:00∼12
:
0
0
担当医師
科
担当曜日
※時間帯はいずれも午後
池
田
聡
之
呼吸器
火曜
二
重
隆
史
呼吸器
水曜
栗
本
哲
哉
循環器
月曜
小
川
弘
之
消化器
月曜
紅
林
昌
吾
糖尿病・内分泌代謝
木曜
左
近
賢
人
消化器(特に肝臓・胆嚢・膵臓)
月曜
義
雄
岡
外
専門分野
消化器(上部消化管)
内視鏡外科手術
消化器(食道・胃・小腸・大腸・肛門)内視
月曜
市
原
隆
夫
林
田
博
人
乳腺・甲状腺
木曜
桧
垣
直
純
呼吸器
金曜
※月曜日∼木曜日および土曜日の内科・外科2次救急は祝日は行いませんので、ご注意ください。
鏡外科手術
木曜
問合せ先
西宮市立中央病院
地域医療連携室
電話(0
7
9
8)6
4−1
5
4
0
FAX(0
7
9
8)6
7−4
8
9
6
7
8
消化器内科
呼吸器内科
診療内容の概要
特徴・特色
診療内容の概要
特徴・特色
消化器(上部・下部消化管及び肝胆
上部・下部消化管の内視鏡的治療(食道静脈瘤治療、止血術、ポリ
肺癌、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞
肺癌:肺癌ドックでの早期発見、外科との連携による手術療法、多
膵)疾患全般。
ペクトミー、粘膜切除〈EMR〉、粘膜下層剥離〈ESD〉、胃ろう造
性 肺 疾 患(COPD)
、間 質 性 肺 炎、
剤併用化学療法
(外来化学療法も含む)
、放射線療法等の集学的治療
設〈PEG〉、総胆管結石砕石〈EST〉など)
睡眠時無呼吸症候群、慢性咳嗽など
により根治、生存期間の延長を目指す。
C型肝炎、B型肝炎、肝硬変の治療。
の呼吸器疾患全般。
気管支喘息:吸入ステロイド療法を柱にした長期コントロール及び
肝癌の局所治療(エタノール注入、ラジオ波焼灼術〈RFA〉など)。
喘息死の撲滅を目標とする。
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の治療。
COPD:禁煙指導、気管支拡張剤(吸入型)を中心とした長期コン
消化器癌の化学療法。
トロール及び在宅酸素療法。
睡眠時無呼吸症候群:ポリソムノグラフィーによる的確な診断及び
小川
(
弘之
内科部長
兼内視鏡センター部長
兼消化器内科部長
)
専門:消化器
資格:日本内科学会総合内科専門医、指導医
日本消化器病学会専門医、指導医
日本肝臓学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医、指導医
日本消化管学会胃腸科認定医
日本ヘリコバクター学会ピロリ感染症認定医
日本医師会認定産業医
日本がん治療認定医機構認定医
大畑
健康管理センター部長
裕之(兼内科医長
CPAPの導入。
)
専門:消化器
資格:日本内科学会認定医、指導医
池田
次郎(内科医長)
専門:消化器
専門:消化器
9
呼吸器センター部長
兼呼吸器内科部長
兼内科医長
)
資格:日本内科学会認定医
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医、指導医
日本呼吸器学会専門医、指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医、指導医
日本がん治療認定医機構認定医
林
典子(内科副医長)
専門:消化器
樫原
宜之(内科医長)
直敏(内科副医長)
専門:呼吸器
資格:日本内科学会認定医、指導医
資格:日本内科学会認定医
日本呼吸器学会専門医
日本消化器病学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
日本がん治療認定医機構認定医
博史(内科医師)
鶴田
専門:呼吸器
上浪
久美子(内科医師)
(
隆史
専門:呼吸器
資格:日本内科学会認定医
石井
二重
専門:呼吸器
齋藤
堀野
聡之(副院長兼薬剤部長)
健(内科医師)
葉山
善友(内科医師)
専門:呼吸器
専門:呼吸器
資格:日本内科学会認定医
資格:日本内科学会認定医
専門:消化器
10
循環器内科
糖尿病・内分泌内科
診療内容の概要
診療内容の概要
特徴・特色
高血圧、心不全、弁膜症、不整脈、
冠動脈疾患など循環器疾患全般。
アデノシン負荷心筋シンチグラフィーによる心筋虚血の診断
心エコー、末梢血管エコーによる評価
臨床検査科第1部長
栗本
哲哉(兼循環器内科第1部長
)
兼内科医長
安田
臨床検査科第2部長
雄紀(兼循環器内科第2部長
)
兼内科医長
<糖
尿
特徴・特色
糖尿病専門外来を拡充し、週5日(月∼金)の診療体制。
病>
生活習慣病としての糖尿病の管理か
糖尿病センターでは包括的な糖尿病ケアを目標に、糖尿病チーム
らインスリンの外来導入、教育入
が中心となり療養指導を行っています。フットケア外来と看護外
院・治療まで、チーム医療で対応し
来を開設しました。
(予約制)
。
ます。
通院でのインスリン治療の導入のため、インスリン導入外来を併設。
CGM機器を用いた持続血糖モニターが可能です。
専門:循環器
専門:循環器
内臓脂肪の定量測定
(Fat scan)や血圧脈波検査
(CAVI・ABI)が
資格:日本内科学会総合内科専門医、指導医
資格:日本内科学会認定医
可能で、肥満や動脈硬化の評価を行います。
公開糖尿病教室(月4回、一般参加可)では、セルフケアを応援します。
日本循環器学会専門医
<内 分 泌 代 謝>
間脳下垂体疾患、副腎疾患、甲状腺
疾患などの診断・治療
紅林
甲状腺超音波、シンチグラム、下垂体MRI、各種負荷試験が可能。
(
昌吾
)
糖尿病センター部長
兼糖尿病・内分泌内科部長
兼内科医長
田
専門:糖尿病・内分泌代謝
昌幸(内科副医長)
専門:糖尿病・内分泌代謝
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本糖尿病学会専門医、指導医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、指導医
神経内科
日本高血圧学会指導医
日本医師会認定産業医
診療内容の概要
特徴・特色
パーキンソン病、脊髄小脳変性症な
週1回、神経内科専門医が神経疾患全般について専門外来を行って
どの神経変性疾患、多発性硬化症、
おり、MRI、頚部血管エコー、脳波などの検査が可能です。ただし、
頭痛、末梢神経・筋疾患など。
末梢神経伝導検査、針筋電図検査や認知症の神経心理検査、脳血流
非常勤医師紹介
長尾
綾子(内科医師)
専門:糖尿病・内分泌代謝
非常勤医師紹介
梶山
幸司
兵庫医科大学病院
神経・脳卒中科臨床准教授
担当:脳神経内科外来
資格:日本内科学会認定医
専門:糖尿病・内分泌代謝
日本糖尿病学会専門医
玉田
大介
日本糖尿病療養指導士:看護師7名、
薬剤師1名、
専門:糖尿病・内分泌代謝
管理栄養士1名、
理学療法士1名、
フットケア指導士1名
資格:日本内科学会認定医
■糖尿病教室のご案内
水曜または木曜の午後3時から医師・栄養士・薬剤師・理学療法士・看護師による「公開糖尿病教室」を開催しています。
糖尿病は患者様がどのような薬剤治療を行う場合でも、自己管理することが重要な病気です。糖尿病があっても
健康な生活を過ごすには、糖尿病の正しい知識をもち、血糖をコントロールして、合併症を予防する必要がありま
す。糖尿病教室は患者様が糖尿病について正しく理解し、積極的に自己の生活管理できるようになるための教室で
す。一般の方も予約無しでご参加いただけます。患者様の療養にお役立て下さい。毎月のプログラムは病院ホーム
ページをご覧下さい。
日本神経学会専門医
■栄養指導のご案内
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
個別栄養指導
当院に入院・通院されている患者様以外にも、地域の医療機関の先生方の指示のもと、管理栄養士が患者様個々の生
活習慣に応じた食生活をアドバイス致します。詳しくは地域医療連携室(0798‐64‐1540)へ電話でお問い合わせ下さい。
FAXにて栄養指導用診療情報提供書を送らせていただきます。
日本脳卒中学会専門医
11
佳世子
資格:日本内科学会認定医
SPECT検査などは行っておりません。また、脳卒中やてんかんな
どの神経急性期疾患には対応しておりません。
合屋
12
外
専門科
科
診療内容の概要
食道、胃癌
上部消化管
(担当:岡、市原)
特
徴
・
特
色
食道癌、胃癌に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)
、内視鏡的粘膜
下層剥離術(ESD)、腹腔鏡下の幽門側胃切除術、胃全摘術、食道
癌手術から緩和的手術、ならびに化学療法、放射線治療を含めた集
学的治療。
資格:
資格:
PEG
日本消化器病学会専門医、指導医
肝胆膵
(担当:左近) 胆道癌
膵臓癌
リンパ節郭清を伴う拡大根治手術および術後補助療法。切除不能膵
癌に対する放射線併用化学療法。ゲムシタビンによる切除不能膵癌
の治療。
胆石症
腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)、経皮経胆嚢ドレナージ術(PTGBD)
総胆管結石症
腹腔鏡下総胆管切石術、Cチューブドレナージ術
肺縦隔外科
肺癌、転移性肺癌、気 胸腔鏡補助下肺切除術、胸腔鏡下肺嚢胞切除術、胸腔鏡補助下縦隔
(担当:桧垣) 胸など
腫瘍切除術。
乳腺外科
甲状腺外科
乳癌や甲状腺癌
(担当:林田)
乳癌、甲状腺疾患の診断と治療。乳房温存手術、センチネルリンパ
節生検。化学療法。内分泌療法。放射線治療、マンモグラフィ等に
よる乳癌の早期診断。
ヘルニア
腹腔鏡下根治術、メッシュプラグを用いた修復術。
痔核
内視鏡下痔核結紮術(ELH)
虫垂炎
腹腔鏡下虫垂切除術
脾疾患
腹腔鏡下脾臓摘出術
癒着性イレウス
腹腔鏡下イレウス解除術、小腸部分切除術
*当科では低侵襲で患者様にやさしい腹腔鏡・胸腔鏡下手術を積極的に導入しています。
*消化器病の診断から治療まで最先端技術を駆使し、患者様に喜んでいただける医療を目指します。
*癌疼痛をお持ちの患者様に対して麻酔科の協力によりペインクリニックも致しております。
*腹腔鏡下手術や癌の手術に対しては上の表に記載しているもの以外にも、対応可能なものがありますのでお
尋ね下さい。
*緊急患者様につきましては、休日・夜間も2名のオンコール体制にて速やかに対応いたしますのでご連絡下
日本消化器外科学会専門医、指導医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構認定医
日本がん治療認定医機構認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
日本緩和医療学会暫定指導医
市原
消化器センター第1部長
隆夫(兼外科医長
)
専門:消化器外科
内視鏡外科
資格:日本外科学会専門医、指導医
日本消化器外科学会専門医、指導医
日本大腸肛門病学会専門医、指導医
日本消化器内視鏡学会専門医、指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医
桧垣
呼吸器外科第1部長
直純(兼外科医長
)
専門:呼吸器外科、消化器外科
資格:日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
中根
呼吸器外科第2部長
茂(兼外科医長
)
専門:呼吸器外科
内視鏡外科
林田
乳腺、内分泌外科部長
博人(兼外科医長
)
専門:乳腺・甲状腺外科
資格:日本外科学会専門医
日本乳癌学会認定医
日本消化器外科学会認定医
村上
)
雅一(外来化学療法室部長
兼外科医長
専門:消化器外科
資格:日本外科学会認定医
日本消化器外科学会認定医
日本がん治療認定医機構認定医
相馬
逸郎(外科医長)
専門:消化器外科
資格:日本外科学会専門医
資格:日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
*消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科の各専門医が担当させていただきます。
13
日本外科学会専門医、指導医
日本外科学会専門医、指導医
PEG(経皮的内視鏡下胃瘻造設術);嚥下障害、意識障害などで
経腸栄養が必要な場合。
肝機能を温存した肝癌切除術、拡大肝右葉切除術など、小型肝癌に
対する経皮下ラジオ波凝固療法(RFA)
、腹腔鏡下マイクロ波凝固
療法。放射線科との経肝動脈的化学療法
(TAE)
、肝癌に対する腹
腔鏡補助下肝切除術。リザーバーを用いた転移性肝癌に対する経肝
動脈的化学療法。
)
義雄(外科部長兼救急室部長
兼中央手術室部長
専門:上部消化管外科
日本消化器外科学会専門医、指導医
全ての癌を対象とした腹腔鏡補助下結腸直腸切除術。
機能温存を目指した神経温存直腸切除術。
早期直腸癌に対する経肛門的内視鏡下手術(TEM)
。
直腸癌に対する超低位前方切除術。
大腸ファイバーによる内視鏡下粘膜切除術(EMR)
。
岡
専門:消化器外科(特に肝胆膵)
腹腔鏡下大網充填術。
肝臓癌
さい。
賢人(兼地域医療連携室長 )
十二指腸穿孔
下部消化管
(担当:市原、 大腸癌
村上)
その他
病院長
左近
岡田
かおる(外科副医長)
専門:消化器外科
資格:日本外科学会専門医
日本食道学会食道科認定医
14
脳神経外科
診療内容の概要
整形外科
特徴・特色
専門科
診療内容の概要
特徴・特色
手の外科疾患
上肢の腱・神経損傷・骨折など外傷、腱鞘
手・肘の疾患に対する全般的治療・診断・
低侵襲手術・保存的治療・リハビリテーシ
脳腫瘍、脳血管障害(脳出血、脳梗塞)、その他(正常圧
MRI、MRAを使った脳ドック診療により、未
水頭症、慢性硬膜下血腫、三叉神経痛、片側顔面痙攣、頭
破裂脳動脈瘤、脳腫瘍、脳梗塞などの早期発
炎、手根管症候群、肘部管症候群、デュピ
痛、片頭痛、めまいなど)。
見に努めている。
ュイトレン拘縮、スポーツ肘障害、リウマ
頭部CT検査は診察後、当日に可能。
MRI機種は、MAGNETOM
チの手、手足の先天的異常など。
頭部MRI・MRAは診察の上、予約必要。
・Symphony1.
5T。
関節疾患
外来診察のみ。入院・手術・血管内治療・放射線治療が必
ョンを含む最良の治療を心がけている。
変形性膝関節症に対する人工関節手術、手
変形性膝関節症、変形性股関節症、リウマ
術前後のリハビリテーションにより、術後
チ性関節症、化膿性関節炎、痛風など。
早期の歩行を可能にする。人工関節置換術
要な場合は他施設を紹介。
には自己血輸血をほとんど使用せずに行っ
外傷性疾患
大腿骨頸部骨折など全身各部位の外傷・骨
ている。
折など。
脊椎疾患
非常勤医師紹介
変形性脊椎症、頸椎椎間板ヘルニア、腰椎
どに対する治療。
椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、胸腰
椎圧迫骨折など。
圓尾
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症な
知之
専門:脳神経外科一般
西田
武生
その他
クリニカルパスを導入、リハビリテーション
骨粗鬆症、小児整形外科など。
専門:脳神経外科一般
(
)
整形外科部長
兼リハビリテーション科部長
兼リハビリテーションセンター部長
)
田
小児脳神経外科
脳血管内治療
専門:手の手術
専門:四肢の骨折、捻挫、変性
肘の手術
疾患、骨粗鬆症、人工膝
末梢神経外科
関節
日本脳神経血管内治療学会専門医
資格:日本整形外科学会専門医
恭哉
整形外科医長
兼リハビリテーション科医長
兼リハビリテーションセンター医長
脳血管障害
資格:日本脳神経外科学会専門医
中島
(
機能的脳神経外科
資格:日本脳神経外科学会専門医
勝久
部門と連携し、スムーズな術後療法を実施。
資格:日本麻酔科学会麻酔科標榜医
日本手外科学会専門医
後藤
雄子
専門:脳神経外科一般
機能的脳神経外科
間脳下垂体
資格:麻酔科標榜医
15
十河
(
英司
)
整形外科医長
兼リハビリテーション科医長
兼リハビリテーションセンター医長
専門:整形外科全般
手の手術
肘の手術
16
小 児 科
皮 膚 科
診療内容の概要
特徴・特色
診療内容の概要
特徴・特色
気管支炎、胃腸炎などの感染症を中心に、喘息発作、 地域に密着した小児科医院、小児科クリニックとの
アレルギー性皮膚疾患:アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、 原因や増悪因子の検索と症状経過に応じた治療。皮
その他、新生児から中学生までの子供たちのいろい
連携を大切にした、地域の病院としての役割を担っ
薬剤アレルギー、接触性皮膚炎。
内テスト・パッチテストなど各種皮膚テストに対応。
ろな問題に対処しています。
ている。
皮膚外科的疾患:皮膚腫瘍(悪性腫瘍を含む)、皮
入院・通院で、腫瘍切除、植皮、皮弁など手術を含
当院では専門的に小児内分泌疾患(低身長・甲状腺
臨床心理士によるカウンセリングや発達テスト、心
膚潰瘍、熱傷、褥瘡、陥入爪、巻き爪。
めた治療。
疾患等)、小児糖尿病、心身症、発達障害(ADHD) 理テストも行っている。
陥入爪には、人工爪、フェノール法、ワイヤー法(保
に対応ができます。
険外診療)も行う。
専門外来
乳幼児検診……発育発達に関する事柄と育児相談。
その他の皮膚疾患:水疱症、角化異常症、脱毛症、
入院治療可。乾癬のTNFα阻害薬使用承認施設。
白斑、各種皮膚感染症など
PUVA療法、
免疫療法
(SADBE)
、
SBT療法も可能。
特殊発達外来…西宮市立わかば園と共同。
*皮内テスト・パッチテストのみの依頼、皮膚生検のみの依頼にもできる限り対応します。
予防接種外来…三種混合・麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜワクチン・Hibワクチン・肺炎球菌ワクチ
*CO2レーザーにて老人性疣贅、汗管腫、眼瞼黄色腫等にも対応します。
ン・BCG・日本脳炎・インフルエンザ(時期限定)・ポリオ。
神経外来………てんかんを中心。神経疾患対応。
鬼木
慢性外来………内分泌疾患・小児糖尿病・気管支喘息・アトピー性皮膚炎・心身症・発達障害・川崎病後
専門:皮膚科全般
専門:皮膚科全般
資格:日本皮膚科学会認定
資格:日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医
皮膚科専門医
のフォロー。
倭
和美(小児科第1部長)
中島
専門:小児血液・悪性腫瘍
良一(小児科第2部長)
西谷
資格:日本小児科学会専門医
日本血液学会専門医
八杉
専門:小児科全般
尚美(皮膚科医師)
専門:皮膚科全般
純(小児科副医長)
皮膚科専門医
専門:小児科全般
小児糖尿病・感染症
資格:日本小児科学会専門医
資格:日本小児科学会専門医
非常勤医師紹介
熊野
非常勤医師紹介
ュニケーションなど)、自
田中
閉症、学習障害、
ADHD、
専門:発達障害
不登校、心身症
福田
資格:日本皮膚科学会認定
眞二(小児科第3部長)
専門:発達の遅れ(ことば、コミ
奈生(皮膚科副医長)
専門:アレルギー
日本小児血液・がん学会指導医
あつ子(臨床心理士)
茜(皮膚科副医長)
小児内分泌学
資格:日本小児科学会専門医
上好
古松
専門:小児科全般、
自己免疫疾患・免疫異常
門谷
俊太郎(皮膚科医長)
公子
専門:皮膚外科学、皮膚悪性腫瘍
ハンセン病
勝治
資格:日本小児科学会専門医
日本小児神経学会専門医
日本てんかん学会専門医
17
18
泌尿器科
眼 科
診療内容の概要
特徴・特色
診療内容の概要
特徴・特色
泌尿器悪性腫瘍:副腎腫瘍、腎癌、腎盂癌、尿管癌、 副腎腫瘍、腎腫瘍、前立腺癌に対する3次元内視鏡
眼科一般、白内障、緑内障、網脈絡膜炎、斜視・弱
糖尿病・高脂血症などの成人病を伴う眼疾患患者に
膀胱癌、前立腺癌、尿道癌、精巣腫瘍など。
下ナビゲーション腹腔鏡手術
視訓練、身体障害者認定、重症患者認定。
対して、内科とともに、運動療法・食事療法・生活
尿路結石症:腎・尿管・膀胱結石。
MRI画像を用いたナビゲーション前立腺生検
手術対応:白内障(人工水晶体移植術)
、緑内障、レ
管理の指導を行っている。
尿路感染症:腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎など。
前立腺肥大症に対するレーザー手術
ーザー光凝固術、眼瞼・結膜の外来手術。
排尿障害疾患:前立腺肥大症、尿失禁など。
ウルフ社(ドイツ)製の体外衝撃波結石破砕装置によ
小児疾患:夜尿症、停留精巣、真性包茎など。
る砕石治療。レーザーを用いた内視鏡下結石破砕治療
専門外来
特殊外来(糖尿病眼疾患、ぶどう膜炎など)
田代
瀧内
秀和(泌尿器科部長)
専門:泌尿器科全般
久美子(眼科部長)
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
悪性腫瘍、腹腔鏡手術、レーザー前立腺手術
資格:日本泌尿器科学会専門医、指導医
日本泌尿器科学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
福井
浩二(泌尿器科医長)
非常勤医師紹介
専門:泌尿器科全般
資格:日本泌尿器科学会専門医、指導医
日山
英子
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
東堂
なをみ
古川
晶子
専門:眼科全般
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
資格:日本眼科学会専門医
大井
金山
順子
専門:眼科全般
雅子
専門:眼科全般
資格:日本眼科学会専門医
19
20
麻酔科・疼痛緩和センター
歯科口腔外科
診療内容の概要
特徴・特色
診療内容の概要
特徴・特色
麻酔:当科は麻酔科学会認定指導医、専門医が常勤
高齢化・合併症例の増加にも関わらず、重大な偶発
歯、口腔、顎、唾液腺の腫瘍を含む口腔内疾患の外
一例一例を大切にし、
診断から手術、
さらに長期間の
している。2
0
1
1年麻酔科管理症例624例。
症は発生していない。術前評価、術後鎮痛も含めて
科的処置。
経過観察を同じ口腔外科医が担当し、患者様とのコ
術前外来:月・木
安全で確実な周術期管理を行っている。引き続き安
入院手術例:口腔悪性腫瘍切除及びリンパ節郭清術、 ミュニケーションを大切にするよう努力しています。
ペインクリニック:外来診療は週5日連日行い、透
全で良質な麻酔を行っている。
良性腫瘍、顎骨骨折、顎変形症、舌強直症、埋伏歯、 総合病院の科として、全身疾患のある患者様の口腔
視下ブロックを週3回(月、木、金)実施している。
顎及び口腔底のう胞、唇裂、口蓋隆起、上顎洞炎、
外科的処置にあたっては他科の協力を得ることがで
入院診療は、脊髄刺激療法、硬膜外内視鏡、三叉神
日本ペインクリニック学会認定施設である。あらゆ
その他。
きます。
経節高周波熱凝固などの低侵襲治療を行い、また坦
る痛みを対象とするが、筋骨格系の椎間板ヘルニ
外来手術:埋伏智歯、のう胞、腫瘍。
インプラントが導入されました。
癌患者も含めた緩和医療も積極的に行っている。緩
ア・腰部脊柱管狭窄症など神経ブロック低侵襲治療
呼吸器疾患、各種疾患患者様の口腔管理、口腔ケア
和ケア病床2床。
で集学的に治療している。
にも力を入れています。
頭痛、三叉神経痛、非定型顔面神経痛など頭痛に関
睡眠時無呼吸症候群における口腔内装置の作成も開
する専門外来を設けている(火・午後)。
始しました。
顔面・眼瞼痙攣、痙性斜頚に対してボツリヌス毒素
による治療も行っている。
専門外来
口腔唾液腺腫瘍外来・顎変形外来・顔面口腔外傷骨折外来・粘膜疾患外来
前田
倫
麻酔科第1部長
(兼疼痛・緩和センター部長)
専門:麻酔科
ペインクリニック全般・頭痛
片山
顕徳(麻酔科第2部長)
網野
専門:麻酔科
専門:口腔腫瘍・粘膜疾患
資格:麻酔科学会専門医
資格:日本口腔外科学会専門医、指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
資格:日本麻酔科学会指導医
(歯科口腔外科)
日本ペインクリニック学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本頭痛学会専門医・指導医
インフェクションコントロールドクター
日本緩和医療学暫定指導医
松村
陽子(麻酔科第3部長)
専門:麻酔科、ペインクリニック
資格:日本麻酔科学会指導医
日本ペインクリニック学会専門医
菅島
裕美(麻酔科医師)
専門:麻酔科、ペインクリニック
臨床病理科
綾田
桐田
泰江(麻酔科医師)
専門:麻酔科、ペインクリニック
かよ子(歯科口腔外科部長)
(
昌弘
臨床病理科部長
兼産婦人科医長
兼臨床検査科医長
)
資格:日本病理学会病理専門医、研修指導医
日本病理学会認定病理専門医
日本細胞診学会指導医
21
22
耳鼻咽喉科
放射線科
診療内容の概要
特徴・特色
行っている検査
診療内容の概要
特徴・特色
耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患を
中耳炎は内科的な治療から鼓室形成術のような外科
純音聴力検査、語音
放射線診断部門:一般撮影、マンモグラフィー、透
各領域を網羅した診療業務を行ない、血管系のみな
対象として診断・治療を行い
的治療を含めて広範囲な治療法で対処しています。
聴力検査、チンパノ
視撮影、超音波(エコー)
、6
4列マルチスライスCT、 らず非血管系IVRにも幅広く対応している。
ます。特に、耳には聴覚や体
顔面神経麻痺はステロイドの点滴などによる内科的
メトリー、アブミ骨
1.
5テスラMRI、血管撮影、核医学検査(RI)
。
充実した画像診断システムを地域医療に還元するた
のバランスを扱う感覚器が含
治療が中心ですが、高度な障害の場合は外科的治療
筋検査、聴性脳幹反
IVR(放射線診断技術の治療への応用):肝細胞癌
め、MRI、CTなど画像診断のみの紹介も放射線科
まれていますので、それらの
でも対応します。
応、蝸電図検査、グ
に対する動脈塞栓術(TAE)、転移性肝癌に対する
が窓口となって積極的に受け入れ、画像診断・IVR
障害によって生じる難聴・め
めまいの病気は脳に障害がある場合もありますので、 リセロールテスト、
リザーバー留置、喀血や吐下血に対する血管造影に
に関するコンサルテーションも歓迎している。
まいの疾患は耳鼻科で診療を
出来るだけ早期に耳に由来するものかどうかを当日
赤 外 線CCDカ メ ラ
よる緊急止血、閉塞性黄疸に対するPTCDや金属ス
行っています。また、顔面神
に画像検査を含めた検査を行って、治療方針を決定
による眼振検査、カ
テント留置、膿瘍に対するドレナージなど
経が耳の奥の側頭骨の中を走
することをモットーとしています。メニエール病や
ロリック検査、鼻腔
放射線治療部門:ライナックによる放射線治療。
行している関係で顔面神経麻
良性発作性頭位めまいは耳からくるめまいで有名で
通気度検査、喉頭フ
痺も耳鼻科で取り扱っていま
すが、それらの診断を行うためのめまい検査やグリ
ァイバー検査
す。
セロールテスト、蝸電図検査も当院で行っています。
藤田
眞(放射線科部長兼医療技術部長)
専門:画像診断・IVR
資格:日本医学放射線学会専門医
日本IVR学会専門医
美津子
専門:胸部画像診断
放射線科では、ご紹介により各種検査を承っています。詳しくは本誌4
1ペー
ジ(インターネット予約)、4
2ページ(電話予約)をご参照ください。
泰三(医務顧問
高知医科大学耳鼻科名誉教授)
専門:耳鼻咽喉科全般
産婦人科
資格:日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
日本めまい平衡医学会専門会員(Active Member)
日本平衡医学会めまい相談医
診療内容の概要
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
花本
鍔本
資格:日本医学放射線学会専門医
非常勤医師紹介
竹田
非常勤医師紹介
敦
岡
鈴代
専門:耳鼻咽喉科全般
専門:耳鼻咽喉科全般
資格:日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
資格:日本耳鼻咽喉科学会認定専門医
特徴・特色
婦人科内分泌:月経困難症、過多月経、月経不順、
女性ホルモンに関する治療と子宮頚癌、子宮内膜癌
更年期不安症
の癌検査を中心に診療いたしております。不安症、
不眠症、月経前のいらいら、月経痛、不正出血など
ご相談ください。女性ホルモンの測定や骨密度の測
定も行っております。
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医
綾田
(
昌弘
臨床病理科部長
兼産婦人科医長
兼臨床検査科医長
)
非常勤医師紹介
坂根
理矢
専門:婦人科全般
水谷
重康
資格:日本産婦人科学会産婦人科専門医
23
24
内視鏡センター
消化器センター
診療内容の概要
特徴・特色
診療内容の概要
特徴・特色
消化器(上部・下部消化管及
び肝胆膵)疾患全般。
上部・下部消化器疾患の診断と治療、内視鏡的治療(ポリペクトミー、粘
膜切除〈EMR〉、粘膜下層剥離〈ESD〉、止血術、食道静脈瘤治療、胃ろ
う造設〈PEG〉、総胆管結石砕石〈EST〉など)
。
消化器(上部・下部消化管及
び肝胆膵)疾患全般。
消化器内視鏡医、消化器外科医、放射線医が同時刻、同視線で診断、治療
していくセンターです。従来の消化器疾患に対する診療の他、悪性疾患(食
道癌、胃癌、大腸癌など)、良性疾患(胆石症、炎症性腸疾患、急性虫垂
炎など)
、腹部救急疾患に対しては県下随一を誇る内視鏡、腹腔鏡手術の
高度技能取得医達が患者様の状態、希望にお答えするよう内視鏡、腹腔鏡
的治療を行っていることが当センターの特徴です。
小川
弘之
市原
内科部長
兼内視鏡センター部長
兼消化器内科部長
岡
消化器センター第1部長
兼外科医長
市原
義雄
大畑
外科部長
兼救急室部長
兼中央手術室部長
桧垣
直純
村上
次郎
相馬
逸郎
隆夫
典子
岡田
久美子
消化器センター第1部長
兼外科医長
外科部長
兼救急室部長
兼中央手術室部長
左近
小川
賢人
樫原
内科部長
兼内視鏡センター部長
兼消化器内科部長
大畑
桧垣
裕之
直純
健康管理センター部長
兼内科医長
呼吸器外科第1部長
兼外科医長
村上
堀野
雅一
内科医師
伸郎
次郎
外来化学療法室部長
兼外科医長
内科医長
相馬
林
逸郎
典子
外科医長
内科副医長
岡田
石井
博史
かおる
久美子
内科医師
医務顧問
青山内科クリニック:胃大腸内視鏡/IBDセンター、
日本消化器内視鏡学会専門医、
指導医、
日本消化器学会専門医、指導医、
(前)神戸大学医学部附属病院准教授、光学医療診療部(内視鏡部)部長
中川
弘之
病院長
兼地域医療連携室長
外科副医長
青山
義雄
かおる
外科副医長
内科医師
非常勤医師紹介
岡
外科医長
内科副医長
石井
雅一
外来化学療法室部長
兼外科医長
内科医長
林
裕之
健康管理センター部長
兼内科医長
呼吸器外科第1部長
兼外科医長
堀野
隆夫
樫原
博史
内科医師
須美子
内視鏡センターでは、ご紹介により各種検査を承っています。詳しくは本誌43ページをご参照ください。
25
26
呼吸器センター
診療内容の概要
糖尿病センター
紅林
特徴・特色
糖尿病センター部長
腫瘍性疾患:肺がん、良性肺腫瘍
・診療科の枠組みを超えて、より効率的な診断、
治療が可能である。医師、看護師のみならず薬
感染性疾患:肺炎、気管支炎、肺真菌症、肺化膿症
剤師、臨床検査技師、理学療法士を含めたチー
閉塞性疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD)
、
ム体制が特徴である。
気管支喘息
・肺癌の診断には気管支鏡検査の他、CTやエコ
肺
間質性疾患:間質性肺炎
ーガイド下経皮肺生検、胸腔鏡下肺生検にて、
膿疱性疾患:気胸
より早期に確実な診断を心がけている。
・内科、外科、放射線科のそれぞれの呼吸器専門
その他:慢性呼吸不全、サルコイドーシス、
医が集まり個々の症例について検討し、最新か
塵肺症、肺胞蛋白症、慢性咳嗽
つ最良の治療を提供できるよう努力している。
・治療と並行して症状の緩和も必要不可欠である
縦隔腫瘍(胸腺腫、奇形腫、悪性リンパ腫)、
縦隔
と考えており、緩和ケアチームと連携して積極
縦隔気腫
的なケアを行っている。
胸膜
悪性胸膜中皮腫、胸膜炎(癌性、細胞性、結核性) ・COPDに対しては呼吸機能リハビリ、在宅酸
素、NPPVと包括的治療を行っている。
睡眠障害 睡眠時無呼吸症候群
・睡眠時無呼吸症候群に対しては、
1泊2日のポリ
ソムノグラフィーによる精密検査を行っている。
禁煙外来 ニコチン依存症
池田
聡之(副院長兼薬剤部長)
専門:呼吸器内科
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医、指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
桧垣
直純(呼吸器外科第1部長
)
兼外科医長
二重
(
隆史
呼吸器センター部長
兼呼吸器内科部長
兼内科医長
専門:呼吸器内科
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医、指導医
日本呼吸器内視鏡学会専門医、指導医
日本がん治療認定医機構認定医
中根
茂(呼吸器外科第2部長
)
兼外科医長
専門:呼吸器外科、消化器外科
資格:日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本消化器外科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
専門:呼吸器外科
齋藤
鶴田
宜之(内科医長)
内視鏡外科
資格:日本外科学会認定医・専門医
地域の先生方からのご紹介で多いケースは、血糖
コントロール不良時の対応、初期治療・指導、糖尿
病合併症の精査加療と関連指導であります。最近で
はインクレチン関連薬を用いた薬物療法やCGM機
器での持続血糖モニターによる病態評価を行う機会
が増えてきました。しかしながら、これらの新しい
薬剤や検査方法を用いても、それだけで糖尿病の管
理を良好にするのには限界があります。受診いただ
く患者さまのなかには、患者指導とケアを要することがよくあります。合併症を未然に防ぐためには、患者さ
まの疾患理解を高める接触と予防的な介入も必要だと痛感しています。
当センターはオープンから3年を過ぎ、指導ケア部門では、フットケア、栄養指導、看護指導外来を開設し
ています。できるだけ診察に合わせて、患者指導・ケアを実施できる体制を整えました。それぞれの専用室で
は、ケアや指導を通して療養相談を行うことで、安心できる糖尿病治療を患者さまに提供できるよう心がけて
います。今年は糖尿病透析予防外来の開設にむけて、準備を進めております。
糖尿病診療部門では現在担当医4名体制で、下記担当表の通り毎日行っています。また糖尿病チーム(日本
糖尿病療養指導士、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、看護師、眼科、皮膚科、地域医療連携室のメンバーで
構成)を中心に、糖尿病教室やインスリン外来を担当し、関連職種スタッフが連携して診療を行っています。
先生方の糖尿病診療にお役に立てるよう、チーム一丸となって取り組む所存です。さらに活用していただけ
るようなセンターをめざしておりますので、今後ともご協力ご指導よろしくお願いいたします。
◎日本糖尿病療養指導士
◎フットケア指導士
9名:看護師6名、薬剤師1名、管理栄養士1名、理学療法士1名
1名
日本呼吸器外科学会専門医
直敏(内科副医長)
専門:呼吸器内科
資格:日本内科学会認定医、指導医
日本呼吸器学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本がん治療認定医機構認定医
専門:呼吸器内科
資格:日本内科学会認定医
上浪
葉山
健(内科医師)
)
昌吾
■糖尿病センター担当予定表
月
火
水
木
金
―
紅林
―
合屋
紅林
田
紅林
玉田
紅林(イ)
ケア外来
栄養
療養
フットケア・ フットケア・
栄養
(午後)
相談
指導
栄養相談 療養指導
相談
午前
診療
午後
善友(内科医師)
専門:呼吸器内科
専門:呼吸器内科
資格:日本内科学会認定医
資格:日本内科学会認定医
診療
紅林
田
(イ)インスリン導入外来
27
28
リハビリテーション科(リハビリテーションセンター)
田
勝久
中島
恭哉
十河
薬 剤 部
英司
整形外科部長
整形外科医長
整形外科医長
兼リハビリテーション科部長
兼リハビリテーション科医長
兼リハビリテーション科医長
兼リハビリテーションセンター部長
兼リハビリテーションセンター医長
兼リハビリテーションセンター医長
橋本
秀一
副薬剤部長
薬剤部では、平成2
2年春の院外処方せん全面発行以降、入院患者様を対象とする業務が中心となり、入院時
当院は、一般病床主体の急性期病院であるため、当センターは急性期リハを中心に、脳血管疾患(
外来
(
器入院
( )
)・運動
)・呼吸器( )の施設基準を受け、理学療法士5名・作業療法士2名・言語聴覚士1名・介
護員2名のスタッフにて、各診療科からの依頼により早期の機能回復、退院に向けて治療・支援に努めており
ます。
持参薬の確認・再調剤、薬剤管理指導、高カロリー輸液調製、ICT・NST・緩和ケアなどのチーム医療、TDM
解析などの各取組みの充実を図っています。また、抗がん剤のレジメン管理や調製、薬品の保管管理(発注在
庫管理も含む)
、治験関連業務、薬学生の長期実務実習の指導・評価などにも携わり、その役割を果たすよう
努めています。
■院外処方せんについて
原則として全ての外来患者様に院外処方せんを発行しています。薬剤部は調剤薬局からの疑義照会の窓口
■理学療法(physical therapy)
筋力・関節可動域・協調性など身体の運動機能障害に対して、物理療法(電気・牽引・温熱)や運動療法等
を用いて、痛みの軽減や寝返る・立つ・歩くなど日常生活の基本的動作能力の回復を図ります。その他、呼吸
理学療法や糖尿病教室での運動指導などを行っています。
としての役割や、当院の新規採用薬や削除薬のリストを当院ホームページに掲載するなど、院外処方せんが円
滑に発行されるように支援しています。
■薬剤管理指導(服薬指導等)について
入院患者様への薬剤管理指導は、薬剤部の重要な業務です。薬のことを患者様によく知っていただくこと
で治療への意欲が向上し、副作用を未然に防ぐことができます。また薬剤師が患者様の話を聞くことによって
薬の効果を直接評価するとともに、副作用症状の発現を確認することができ、医師や看護師をサポートするこ
■作業療法(occupational therapy)
日常生活動作能力(食事・排泄・更衣・整容・入浴・家事・書字)などの回復を身体機能・高次脳機能・精
神心理・職業社会面を通じて、最大限活用できるように関わっていきます。また、自助具・装具の作製・指導
や福祉用具・家屋改造の情報提供などを行います。
■言語聴覚療法(speech, language and hearing therapy)
ことばによるコミュニケーションや食事の際の飲み込みにお困りの方の、評価・訓練・助言を行い、ご本人
とご家族を支援します。
失語症・構音障害・音声障害・言語発達遅滞など小児から高齢者まで幅広く対応しています。また、食事の
際にむせるなどの飲み込みの問題には、外来でも専門的な検査が可能となっています。
■義肢・装具の作成、適合、修理等
とにもなります。
■抗がん剤・高カロリー輸液混合調製について
がん化学療法は通常複数の抗がん剤を組合せて行われますが、その組合せや投与量、投与間隔などを間違
うと大変危険です。このため当院では抗がん剤投与法を標準化し、医師、薬剤師、看護師が個々の患者様の投
与計画を共有し、相互に確認を行う方法が実施されています。薬剤部では部内に安全キャビネットを設置し、
全ての抗がん剤の処方について、投与計画を確認しながら混合調製を行い、一部の抗がん剤では閉鎖式器具を
使用することでより安全性を高めています。また、高カロリー輸液についても安全性向上を目的として、部内
にて混合調製を実施しています。
■持参薬管理について
患者様が他の病院・診療所の薬を持参して入院されることがあります。この持参薬に対して安全管理面や
医療資源的なことより、全病棟(小児科を除く)を対象として、薬剤部にて持参薬の名称・効能効果・用法用
量・持参数量などを調べるとともに患者面談し、医師が継続・中止を適切に判断できるように情報提供を行い、
さらに継続持参薬については再調剤も行っています。
医師の指示により週2回義肢装具士が対応し、理学療法士・作業療法士も協力しております。
リハビリテーションセンターでは、患者様の退院後の諸問題にも支援しています。介護支援専門員・福祉住
環境コーディネータ・福祉用具プランナーなどの資格を併せ持つスタッフが要望に応じて助言し、また、転医・
退院に際しては転医先や担当ケアマネージャーへの情報提供、退院指導を行っています。
抗がん剤混合調製
29
持参薬管理
30
臨床検査科
外来化学療法室
栗本
哲哉
安田
雄紀
臨床検査科第1部長
臨床検査科第2部長
兼循環器内科第1部長
兼循環器内科第2部長
兼内科医長
兼内科医長
臨床検査科は栗本部長、安田部長を中心に生理検査部門と検体検査部門から構成され、臨床検査技師13名が迅
村上
雅一
外来化学療法室部長
兼外科医長
当院では、平成1
8年9月から、1階外科診察室西隣に「外来化学療法室」を開設しております。
速かつ正確な結果を報告しています。肺機能測定装置と全自動尿測定装置は最新の機器に更新され、正確な診断
癌の治療法は、大きく分けて3種類あります。「手術」、「放射線療法」そして「抗がん剤による化学療法」で
に役立っています。電子カルテ運用もスムーズになり検体検査部門はリアルタイムに臨床側に結果が報告され
す。これまで化学療法は、使用法や副作用の管理が難しいため、その多くは入院下に行われてきました。とこ
ています。
糖尿病センターから要望されていた、グリコアルブミンを院内測定に取り入れ、患者様により早く検
ろが、近年、新しい抗がん剤が登場し、また副作用を抑える治療法(支持療法)が進んだため、外来で化学療
査結果を報告できるようになりました。院外からの応援職員と共に24時間365日体制も確立され、診療をサポー
法を行うことが増えてきました。
トしています。
■安全性を高め、療養環境が整備された外来化学療法室
■業務内容
外来での化学療法が増えている昨今、従来のように各診療科が個別に化学療法を行う方式では、効率性や安
検体検査、細菌検査、生理検査の3部門に分けられます。
■検体検査
全管理の面で問題が生じてくることも考えられます。そこで外来での化学療法は、一般診療から独立させ、外
来化学療法室に集約化しました。
・生化学検査(肝機能、腎機能、膵機能、脂質、電解質等)
・免疫・感染症検査
・血液検査(検血、凝固系、血沈)
・輸血関連検査 血液型、クロスマッチ、抗体スクリー
ニング
・一般検査 検尿、便、髄液、関節液、穿刺液
・迅速検査(インフルエンザ、β溶連菌(A群)、便ロタ・アデノウイルス、ノロウイルス、RSウイルス、咽
頭アデノウイルス、トロポニン等)
実施件数
従来との違い
○独立化し、患者様のプライバシーに配慮
○専任スタッフの配置で、患者対応を充実
○チームで患者様の治療内容を把握
○使用する抗がん剤は、薬剤部で独立して調剤
○リクライニングチェア導入で、療養環境を改善
■細菌検査
一般細菌、結核菌、真菌(塗抹、培養、感受性)
■生理検査
心電図、負荷心電図、ホルター心電図、血圧・脈波・負荷心筋シンチ、聴力検査、脳波、肺機能、
PSG(睡眠時無呼吸症候群検査)、超音波検査(腹部、心臓、乳腺、頸部血管、下肢血管)
■その他
外来化学療法室は、化学療法を受けられる方の専用の治療室であるため、他の外来患者様から独立し、プラ
イバシーが配慮されるようにしています。当室では、専任の看護師・薬剤師・医師などの医療スタッフがチー
ムを組み、個々の患者様の治療内容とスケジュールを把握し、十分なケアが行えるように努めています。
特に、安全性の確保が重要な抗がん剤については、外来化学療法室の開室にあわせて薬剤部内の専用調剤設
備を新設し、2名以上の薬剤師が調剤し、外来化学療法室に運びます。このため、一般患者様の点滴などとは
1
3名の技師中、下記の認定資格所持者がいます。
完全に分離された経路で調剤されており、安全性を高めてい
認定血液技師1名(日本検査血液学会)
ます。
超音波検査士2名(日本超音波医学会)
全国規模の外部精度管理に積極的に参加し、検査
精度の維持・向上に努め高い評価を得ています。
また化学療法室で行われた採血検査の迅速化を図り、安全
性と効率を同時に高められるように努めています。
なお、外来化学療法室では、
看護師が常駐していますので、
輸血一元化は不適合血の検出やより確実・迅速な
看護相談や指導、管理、次回の予約などを行えます。テレビ
輸血につながり、血液製剤の適正使用を日々推進し
付リクライニングチェアなどリラックスした環境で、点滴治
ています。
31
療を受けていただけます。
32
看 護 部
緩和ケアチーム
前田
清水
伸子
麻酔科第1部長
兼疼痛・緩和センター部長
看護部長
地域医療機関の先生方には、大変お世話になっており、厚く御礼申し上げます。
私たちは、地域の皆様に信頼される看護を提供できるように知識・技術の向上と人間性の育成に努めてまい
倫
当院の緩和ケアチームは、発足以来6年で11
0名以上の末期癌患者のケアをおこなってきました。院内各科
に加えて、他院からの紹介も増えつつあります。
現メンバーは、麻酔科医4名、呼吸器内科医1名、外科医1名、皮膚科医(非常勤)1名、精神科医(非常
ります。
勤)1名、薬剤師1名、加えて各病棟1名以上の看護師からなります。ケアの主軸となる疼痛治療はオピオイ
看護部の理念
ドを中心とし、当院の特色であるペインクリニック科の神経ブロック、放射線科のライナックも併用可能であ
私たちは、良質で、信頼される看護をめざします。
り、有効な疼痛緩和法を行っています。主に癌と関係する診療科医師が主治医となりますが、チームとして毎
1
心温かな看護
週木曜日にカンファレンスと回診を行い、検討・決定した治療法の効果を連日1名のメンバーが交代で訪床し
2
患者様中心の看護
て確認し、フィードバックするシステムを取っています。
3
安全な看護
4
地域に開かれた看護
平成1
9年4月に施行された癌対策基本法を受けて、当院の将来構想にも緩和ケアの充実は大きく盛り込まれ
ています。それを受けて緩和病室2個室が設置されています。また日本緩和医療学会の暫定指導医3名を擁し、
緩和医療の研修認定施設となっています。平成2
4年6月現在、日本看護協会のがん性疼痛認定看護師の研修派
看護体制
遣も開始しました。本邦の緩和医療は現在、整備されつつありますが、当院も西宮市の地域緩和医療に大きく
看 護 体 系 10:1
寄与できる施設になるように努めています。
勤 務 体 制
3交代制
看護提供方式
固定チームナーシング
一定期間固定した看護チームが、患者様を継続して受け持ち、責任を持って看護にあたります。
外来部門では、通院患者様に疾患や治療を正しく理解し、安全・安楽に療養生活を送って頂けますよう、化
学療法やインスリン導入をはじめとした、看護支援、看護相談を行っています。平成21年4月に糖尿病センタ
ーを開設し、看護師によるフットケア外来、療養相談も予約制で行っています。現在、日本糖尿病療養指導士
の資格を持つ看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士が計9名おり、糖尿病チームの中心となって、専門的なケ
アや指導に携わっています。
また、がんの患者様に対して、従来の相談窓口だけでなく、外来各科の看護師による看護支援にも力を入れ
ていこうとしています。外来の待合スペースにがん情報を提供できるコーナーを整備するなど情報発信にも努
めています。
緩和病床
病棟の看護方式は、責任と継続性のある看護を提供するため、固定チームナーシングを採用しています。チ
ームのサポートを基盤として受け持ち看護師が、患者様の個別性を大切にした看護を実践しています。また退
院にむけてご家族を含めた生活指導を行い、訪問看護への継続、地域医療機関との連携も図っています。
チーム活動として、看護実践の評価や専門分野の学習を行って、よりよい看護サービスの提供に努めています。
33
チームカンファレンス
34
人間ドック後の栄養相談
栄養管理室
人間ドックの検査結果をもとに、個別栄養相談を行っています。検査結果に問わず、疾病予防の栄養相談も
お受けしていますので、詳しくは医事課へお問い合わせください。
当院の栄養管理室は、入院・外来にかかわらず、すべての患者様の栄養管理と栄養指導を受け持っています。
集団栄養指導(糖尿病教室)
■栄養管理
当院の糖尿病専門医、ならびに医療スタッフによる開放教室で、
当院の栄養基準表をもとに、入院患者様に対して一人ひとりに見合った内容のお食事を提供し、1日も早い
病状の改善と体力の回復をはかります。また退院後の栄養面での自己管理の参考になるよう考えていきます。
どなたでも参加できます。(奇数月は毎週水曜日、偶数月は毎週
木曜日の午後3時∼、1日2講演を実施)
平成1
8年度より始まったNST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)の一員として入院時の栄
毎月1回の食事療法の話をしています。
糖尿病の食事療法に合わ
養アセスメントを実施し、個々の患者様の栄養管理計画書を作成し、必要に応じて病棟訪問も行うなど、栄養
せ、テレビや新聞などさまざまな健康情報の正誤性も解説します。
面での管理の充実をはかっています。
日程などの詳細はホームページの糖尿病教室をご覧ください。
■栄養指導
デジカメを使用した栄養相談
個別栄養指導
デジカメで撮影した日常のお食事を、当院の管理栄養士が食事内容と栄養を分析し、患者様にふさわしい食
入院・外来患者様の栄養指導は、その患者様に合わせた栄養管理カルテを作成し、日常生活での問題点を
生活を丁寧に指導、アドバイスいたします。
(デジカメは当院で貸出します。
)
ピックアップしながら食事療養計画をすすめていきます。
■特定保健指導
当院に入院・通院されている患者様以外でも、地域医療機関の
先生方の指示のもと、個々の患者様の生活習慣を把握したうえで
特定健診(4
0歳以上義務化)後の特定保健指導を、管理栄養士が行っております。
食生活のアドバイス致します。詳しくは地域医療連携室へ電話で
(特定保健指導担当者研修修了者4名)
お問い合わせ下さい。
特定健診は、毎週水曜日に予約制で受け付けております。詳しくは医事グループへお問い合わせください。
FAXにて栄養指導用診療情報提供書を送らせていただきます。
■行事食
◇実施曜日
・月∼金曜日(ただし、水曜の午前は除く)
当院の入院中のお食事は、皆様に楽しんでいただけるように季節感のある献立を考えております。
・指導時間 30分程度
また、毎週木曜日は2種類のメニューよりお好きなメニューを選択していただけるようになっています。
対象疾患
1月…お正月(三が日、おせち料理)
、七草粥
糖尿病、肥満症、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、脳・心血管疾患、肝臓疾患、腎臓疾患、小
2月…節分
児食物アレルギー、メタボリックシンドローム、消化器術後食、低栄養
3月…ひな祭り
など
4月…花見弁当
*糖尿病*
糖尿病のチーム治療として、食事だけにとどまらずにさまざまな要素から病状改善のポイントを見つけてい
きます。栄養指導は、一度で完結させず、患者様の理解度や状況に合わせて継続的に行っております。
(日本糖尿病療養指導士資格者:1名)
*術後食*
消化器術後での食事の進めかたや、材料の選択、調理法などの栄養相談を行なっています。
*低栄養*
入院中だけでなく、退院後の在宅栄養管理もサポートしています。低栄養や嚥下困難に対応した栄養相談
5月…子供の日
6月…あじさい日和
7月…七夕、土用丑の日
8月…夏バテ防止
9月…敬老の日、松茸(栗)ご飯
1
0月…お月見、体育の日、ハロウィーン
1
1月…秋祭り(収穫祭)
1
2月…冬至、クリスマス、大晦日(年越しそば)
を行い、材料の選択や調理法、また栄養補助食品の紹介などをしています。
35
36
NST(栄養サポートチーム)
ICT(感染対策チーム)
岡
■NSTとは
義雄
外科部長
兼救急室部長
兼中央手術室部長
網野かよ子
歯科口腔外科部長
■始めに
NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)とは、栄養について総合的に管理するシステム
ICT(Infection Control Team:院内感染対策チーム)は平成19年1
1月に院内感染対策委員会の承認を得
で、医師のみならず看護師、管理栄養士、薬剤師、検査技師、リハビリテーションスタッフらがそれぞれの専
て設置され、活動を開始いたしました。構成メンバーは医師1名、歯科医師(Infection Control Doctor1
門的な知識、技術を活かしながらチームとして実施する集団をいいます。当院ではチーム医療の一環として、
名)
、看護師8名、薬剤師1名、検査技師1名、事務部門1名の13名です。お互いの専門分野を生かして協力
平成1
8年4月にNSTを立ち上げ勉強会を重ねて、7月より外科病棟において活動を開始しました。
し、根拠に基付く感染対策を行っています。
■なぜ栄養管理が必要なのでしょう
■ICTの活動内容
栄養不良は、治療や病気の予後に重大な影響を与えることが以前より指摘されています。すべての病気にお
1.感染対策マニュアルの作成、改訂
マニュアルの整備
いて、栄養管理をおろそかにすると治療の効果が減じてしまったり、合併症や副作用の頻度が多くなったりし
2.抗菌薬使用指針の作成
てしまいます。例えば、栄養状態が悪いと床ずれ(褥瘡)ができたり、食べ物や飲み物がうまく飲み込めない
3.ICT会議(月1回)
ことにより肺炎(誤嚥性肺炎)を起こしたりします。NSTは患者様の栄養をあらゆる方面から検討し、評価
4.院内感染対策研修会
して早期に退院できるようチームでサポートしてまいります。
5.院内の標準予防策、感染経路別予防策の条件整備
6.院内感染症発生時の対策と行動
■NST活動の実際
7.ICTニュース
入院された患者様には、入院時に食事の状態や日常生活の活動性などについて看護師が伺い、体重の変化や
血液検査データなどから患者様の現在の栄養状態を把握します。医師は入院時の診察で、栄養状態の評価や褥
■院内感染対策の実際
瘡の危険度の判断を行います。また、検査技師は、栄養管理の指標となる検査データをチェックし、薬剤師・
月1回ICT会議を持ち、感染菌発生状況の確認を行っています。また院内職員における情報の共有を目的に
管理栄養士は必要栄養量、現状の摂取栄養量を計算して栄養評価を行います。これらにより栄養管理が必要な
感染症発生報告を関係部署に行い、病棟別の抗菌薬の使用状況の確認と職員への報告を行っています。同時に
患者様を見逃さないようにします。栄養不良と判断された患者様がNSTの対象となります。当院のNSTでは
抗菌薬の適正使用に向けて、抗菌薬使用届け制度を開始しています。院内感染対策研修会は感染症に関わる最
毎週木曜日の午後1時半よりミーティングを行っています。体重や身体計測値の推移、摂食状態、その他の全
新情報や感染予防対策の強化を目的に年2回開催しています。重症呼吸器感染症候群管理指針の作成と改訂を
身状態を見ながら、必要なカロリーや栄養素が十分にとれているかを判断します。ミーティングの結果で、食
行い、新型インフルエンザ院内対応の検討を行っています。最新情報の収集と他施設との情報交換を行うこと
事内容、経腸栄養の内容、点滴の内容などに変更するべき点があれば主治医に提案します。現在病院には、チ
により院内感染対策活動を行ってまいります。平成2
2年2月より、感染症の特性や薬剤情報などをICTニュー
ーム医療として、緩和チーム、褥瘡チームなどがあり、それらが介入する患者様は栄養状態の悪い方が多いた
スでご紹介するようになりました。また新たに「病原体別院内感染予防指針耐性菌」を制定しました。
め、チーム連携の充実を図っていきます。栄養状態の改善はさまざまな病気の予防・治療の基本であり、当院
では、今後より一層、益々他部門との連携を充実させ、横断的なNST活動を積極的に行ってまいります。
37
平成2
3年8月から抗MRSA薬の薬物血中濃度モニタリングを開始致しました。患者様個々に「安全」かつ
「有効」な薬物治療を行うことが可能となりました。
38
医療安全対策室
開放型病院ご利用の手引き
■開放型病院とは…
室
長
看護師長
臨床工学技士
小川
源
山元
弘之
奈美江
秀紀
当院は、地域の医療機関が情報交換を含めた組織的な連携を結び、患者様にとってより良い地域医療提供体
制を実現することを目的とし、平成1
8年1
0月に開放型病院の認定を取得いたしました。
当院の病床や検査・手術のための設備は、開放型病院登録医に開放されています。登録医は当院での病床利
用や検査・手術を、当院の医師と共同で行うことができます。
これにより患者様は、入院前・入院中・退院後という治療経過の状況に即した一貫した治療を受けることが
医療安全対策室は、開設から8年目を迎えます。
できます。
近年の医療内容の高度化と共に、市民の医療への期待は大きくなっています。それに伴い、医療安全に対す
る関心も高まり、医療者が安全な医療を提供するといった責務は重大です。
医療者側の安全な医療に対する意識づけと教育は重要であり、組織的な取り組みが必要となっています。そ
■登録医について
西宮市立中央病院を開放型病院としてご利用いただくためには、登録医の申請が必要です。
の為、医療安全対策室は、全職員対象に研修会を行い、特に新人職員には当院や他施設での事故事例を取り上
登録用紙などをお届けいたしますので、地域医療連携室へご連絡下さい。
げて、その要因や対策について講習をしています。リスクマネジメント委員会では、インシデント報告内容と
登録していただいた先生には登録医証をお渡しします。また、ご来院の際には、当院で白衣と更衣室をご用
対策を検討し、病院全体で情報を共有して再発防止に努めています。その他にも、リスクマネジメント小委員
会(医師・看護師・事務部門のメンバー)による医療安全パトロールを実施し、不適切なシステムや環境につ
いて調査を行い、改善に繋げています。その他、院内倫理・個人情報保護委員会では、病院内での倫理的な事
案や、患者さまの個人情報の取り扱いや、管理方法について検討しています。
医療安全対策室では、臨床工学技士を2年前より配属しており、医療機器の安全管理と操作以外に、機器の
意します。
(TEL:0
7
9
8−6
4−1
5
4
0)
■登録医のメリット
☆ご紹介いただいた患者様の病状や診療内容をご確認いただき、担当医とディスカッションしていただけます。
☆当院の高度医療機器をご利用いただけます。
メンテナンスやトラブル発生時の対応等、機器の管理を行っています。人工呼吸器や超音波装置をはじめ、ラ
☆手術を見学していただけます。
ジオ波焼灼装置や腹水濃縮濾過器、高周波手術装置等の医療機器の操作にも携わっています。また、マニュア
☆当院が主催する症例検討会にご参加いただけます。
ルの作成、医療安全に関する研修会も行っています。
☆西宮市立中央病院図書室をご利用いただけます。
今後も医療安全対策室として、スピーディーで効果的な活動を行い、患者さまに安心して頂ける医療・看護
☆当院の主治医と共同診療を行った場合は、1回の診療につき3
5
0点分の診療報酬がご請求いただけます。
を目指していきたいと考えています。
39
40
検査予約システムの導入につい
いて
放射線科検査受付
当院では、一部の検査(MRI、CT)において、インターネットを利用した検査予約システムを導入してい
検査の種類
ます。システムの概要については以下の通りです。
このシステムをご利用いただくにはIDとパスワードが必要となります。
種
下記お問合わせまでご連絡ください。
類
C
M
システムの概要
・当院ホームページより24時間検査の予約が可能。
・患者様をお待たせすることなく日時を決定できる。
容
T
全身に対応
I
全身に対応
腹部超音波検査(US)
肝胆膵、腎など
消 化 管 造 影
食道・胃透視、注腸など
RI
(ラジオアイソトープ)
骨シンチ、Gaシンチなど
一
・検査予約表、検査説明書、注意書、承諾書がその場でプリント
R
内
般
撮
影
胸部、腹部、骨など
アウトできる。
必要な機器
・インターネット環境が整備されたパソコン、プリンター。
申
登録料や利用料は必要ありません
し
込
み
方
法
(但し、機器の整備やネット環境の設置代、通信料はかかります)
■一般撮影
(胸部単純X線など)は予約不要ですが、地域医療連携室へ来院予定及び診療情報提供書をFAXの上、
貴
院
西宮市立中央病院
患者様は午後1時から3時の間に初診受付(または再診受付)にお越し下さい。
■一般撮影以外の検査は予約受付けとなります。
プリンター
1.患者様をご紹介頂きます。
24時間予約可能
検査予約システム
ネット予約
パソコン
検査日時の決定
承諾書、診療情報提供書の印刷
地域医療連携室宛に診療情報提供書をFAXでご送信下さい。
7
9
8)6
7−4
8
9
6
FAX(0
2.予約票をFAXで返送致します(時間内受付の場合は直後に返送)
。
※注腸などの前処置の必要な場合は、説明・準備のため患者様またはご家族の方にあらかじめ来院のう
検査説明
診療情報提供書の作成、送信
)インターネットを利用した予約は前ページ(4
1ページ)をご参照下さい。
(CT、MRI検査)
)電話・FAXによる予約
ネット予約の段階では仮予約のままで
す。診療情報提供書のFAXを頂いた
段階で確定予約となります。
予約票、注意書、説明書、
【予約受付け手順】
FAX送信
地域医療連携室
え受診していただくこととなります。
3.患者様に検査を受けて頂きます。
4.検査後、患者様にデータ(CD−R)をお渡しします。
患者様
保険証、予約票、承諾書を持って来院
5.後日、結果をご報告(FAX及び郵送)致します。
―検査予約システムに関するお問い合わせ―
E-mail:[email protected]
T E L:0798−64−1515(土日・祝祭日を除く9:00∼17:00)
F A X:0798−67−4896
西宮市立中央病院 医事課 検査予約システム担当:西山
41
42
内視鏡検査受付
申
し
人間ドックのご案内
込
み
方
人間ドックの種類及び内容
法
■半日コース
上部消化管内視鏡(胃カメラ)
■当院の診療情報提供書(紹介状)をご記入のうえ、地域医療連携室へFAXをお送りください。
FAX受付時間
8:3
0∼1
9:0
0
検査予約をお取りし、予約票・検査注意事項・検査問診票を折り返しFAXさせていただきます。患者様
区
分
料
(税
金
込)
半日一般ドック
4
2,
0
0
0円
半日一般脳付ドック
6
8,
2
5
0円
半日脳ドック
4
4,
1
0
0円
半日肺ドック
3
7,
8
0
0円
には、検査日に「初診・再診受付」で受付をされてから、内視鏡センターで検査を受けていただきます。
検 査 曜 日:月∼木曜日の午前中
下部消化管内視鏡(大腸ファイバー)
1、当院の診療情報提供書に必要事項をご記入のうえ、地域医療連携室へFAXをお送りください。
FAX受付時間
実施曜日
(祝日を除く)
実施時間
月曜日
8
:
1
0∼1
3
:
0
0
水曜日
9:
4
0∼1
3
:
0
0
月曜日
8
:
1
0∼1
3
:
0
0
水曜日
1
2
:
0
0∼1
6
:
3
0
水曜日
1
2
:
4
5∼1
5
:
0
0
金曜日
8:
1
0∼1
0
:
3
0
水曜日
8
:
3
0∼1
0
:
0
0
実施曜日
(祝日を除く)
実施時間
8:3
0∼1
9:0
0
2、下記(4)の条件に該当する患者さまにつきましては、予約票・検査注意事項・検査問診票を折り返しFAX
区
分
料
(税
金
込)
外来受診の予約をお取りして、FAXで予約票を返送いたします。
4、条件は下記のとおりです。
容
尿検査、
血液検査全37項目、
X線検査、
腹部超音波検査、心電図検査、
子宮頸癌検査など
上記検査にMRI、眼底検査などの
脳ドック項目を追加
MRI・MRA検査、血液検査全28項目、
眼底検査、心電図検査
喀痰細胞診、胸部マルチスライスCT
検査、胸部X線検査
■1日コース
させていただきます。
3、下記(4)の条件に該当しない患者さまにつきましては、検査日時と検査日3日前までの内科または外科
内
1日ドック(脳付き)
9
4,
5
0
0円
火曜日
8
:
1
5∼1
7
:
3
0
実施曜日
(祝日を除く)
実施時間
7
5歳までの重篤な合併症がない患者さま
内
容
尿検査、
血液検査全41項目、
X線検査、
腹部超音波検査、
心電図検査、
動脈硬
化検査、
MRI・MRA、
頚部 エ コ ー、
子
宮頚癌検査など
(昼食付き)※一部院外実施
ニフレック内服が可能(CRE1.
2mg/dl以下)
検査目的
■1泊2日コース
ADL自立または家族等の付添いが可能な患者さま
検 査 曜 日:月・水・木・金曜日
外来診察日:月∼金曜日
地域医療連携室
電話
(0
7
9
8)6
4−1
5
4
0 内線1
8
5・1
8
6
FAX (0
7
9
8)6
7−4
8
9
6
上部・下部消化管ともに当日緊急検査が必要な場合は内視鏡センターまで
区
分
料
(税
金
込)
1泊2日ドック
8
4,
0
0
0円
1泊2日ドック
(脳付き)
1
1
2,
3
5
0円
1泊2日ドック
(肺付き)
1
0
3,
9
5
0円
1泊2日ドック
(脳・肺付き)
1
3
2,
3
0
0円
火∼水曜日
木∼金曜日
8:3
0∼
翌日1
3:0
0
内
容
半日一般ドックの検査項目に加えて、
動脈
硬化検査、糖負荷検査や甲状腺機能などの
血液検査全4
7項目、
眼底眼圧検査、
前立腺検
査、
乳房検査(マンモグラフィー)などを
実施します。
また、希望者には内臓脂肪検
査を無料で実施。
なお、
宿泊には近郊のホテルをご利用いた
だき、ホテルまでタクシーによる無料送迎
を実施します。
このほか、
一日目の昼食(院
内)
と夕食
(ホテル)
がすべて料金に含まれ
ております。
直接お電話でお問い合わせ下さい。
43
44
■オプション検査(予約制ですので、ドック申し込み時にあわせてお申し込み下さい)
有料オプション検査
検
査
名
料金(税別)
備
地域医療連携室でのご紹介・ご予約
約患者様承りについて
考
(院外実施)
PET―CT
90,
000円
1泊2日ドック、
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
大腸ファイバー(大腸カメラ)
〈受診日とは別の日に実施〉
28,
000円
1泊2日ドック、
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
聴力検査
(オージオメーター)
1,
732円
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
歯科口腔疾患検査
7,
350円
1泊2日ドック
ピロリ菌検査
(便採取法)
2,
362円
1泊2日ドック、
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
ピロリ菌検査
(内視鏡下生検法)
5,
827円
内視鏡(胃カメラ)実施者のみ
HPV検査(HPV高リスク判定)
5,
670円
婦人科検診実施者のみ
骨密度検査
1,
260円
1泊2日ドック、
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
肺がん腫瘍マーカー(シフラ、ProGRP)
3,
780円
1泊2日ドック、
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
婦人科系がん腫瘍マーカー(CA125)
1,
260円
1泊2日ドック、
1日ドック、半日一般ドック、半日一般脳付ドック
消化器系がん腫瘍マーカー(CA19‐9)
2,
362円
半日一般ドック、半日一般脳付ドック
鎮静剤費用
(内視鏡)
3,
500円
内視鏡(胃カメラ)実施者のみ
(次ページをご参照下さい)
地域医療連携室では、ご紹介患者様の予約診療を承っています。
手続きは、当院の診療情報提供書(紹介状)をご記入の上、地域医療連携室宛にFAXをお送り下さい。
患者様の予約希望日があれば、ご記入下さい(できるだけご希望に沿えるようにいたします)。1
0∼2
0分後
に、折り返しFAXで予約票を返送致しますので(月∼金曜日8時半から19時。以後は翌診療日に返送いたし
ます。
)患者様にお渡し下さい。
患者様の受診当日には、診察券、カルテを作成し、診察の準備をしてお待ちしております。
正面受付横の紹介患者受付カウンターへお越し下さるようご説明下さい。(当院受診歴のある方は診察券を
ご持参下さい。
)
患者様の診療後は、FAX、郵送または患者様を通じて、文書でご報告致します。ご報告が遅れているとき
はご一報下さい。
■その他の検査
・ABI、CAVI(動脈硬化検査)
・マンモグラフィー検査
■特定健康診査項目対応について
当院の人間ドックでは、半日肺ドックを除く全てのコースが特定健康診査の検査項目を満たしており、人間
*なお当院では、放射線科検査、内視鏡検査のご予約も承っております。
・放射線科検査は「放射線科検査受付」のページ(P.
4
2)をご参照下さい。
・内視鏡検査のお申し込みは「内視鏡検査受付」のページ(P.
4
3)をご参照下さい。
ドックを受診することで、特定健康診査を受診したものとみなされます。
■消化器検査の選択制について
消化器検査については、胃透視または胃カメラのいずれかを選択することができます。
■精密検査が必要とされた場合について
西宮市立中央病院
〒6
6
3−8
0
1
4 西宮市林田町8−2
4 TEL (0
7
9
8)
6
4−1
5
4
0
各種の診療科を備えた病院のメリットを生かし、必要に応じて診療科を紹介し、さまざまな精密検査・治療
につなげることができます。
■結果報告について
約2週間後、ご本人宛に結果を送付いたします。
地域医療連携室
FAX (0
7
9
8)
6
7−4
8
9
6
担当者:松田
真奈美
(看護師長) 藤井
潤子 (看護師)
岸本
雅之
(MSW)
智香子
(MSW)
橋本
沙織
(MSW)
田村
人間ドックは予約制になっております。
ご希望の方は健康管理センターへお申し込み下さい。
<ご予約・お問い合わせ>
西宮市立中央病院:電話(0
7
9
8)6
4−1
5
1
5
健康管理センター:内線2
0
1
受付時間:平日午前9時∼午後4時(土・日・祝日は休み)
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46
患者様のご紹介から受診までのご案内
患者様のご紹介
診療情報提供書(紹介状)ご記入
FAX
FAXにてご送付下さい
MTSH
(郵送でも結構です)
患者様が診療情報提供書(紹介状)を直接
持参される場合は、初診受付で受付け時
FAXで予約票を返送致します。
間内(平日8時半∼11時)に受診の手続
予約票は患者様にお渡し下さい。
をしていただきます。
ご来院までにカルテと診察券*をご用意して
診療情報提供書(紹介状)
・健康保険証・医
おります。
療受給者証をご持参下さい。
予約時間に正面受付横の紹介患者受付カウ
ンターに来て頂きます。
予約票・健康保険証・医療受給者証をご持参
下さい。
*当病院に受診歴のある方は
診察券をご持参下さい。
患者様の受診
ご報告
FAX、郵送、または患者様を通じて文書でご報告致します。
症状が落ち着かれましたら、かかりつけ医へお戻りいただきます。
FAX
午前8:30∼午後7:00
放射線科検査受付は午前8:30∼午後5:00
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栄養指導
(指導日) 平成 年 月 日( )
平成 年 月 日( )
FAX
(午前:水曜以外/午後:月∼金曜)
MTSH
cm
紹介目的
Kg
既往歴及び家族歴
症状経過
及び
検査結果
・
治療経過
・
現在の
処 方
【薬剤アレルギー: 有 (薬剤名 ) ・無 】
FAX
午前8:30∼午後7:00
午前8:30∼午後7:00