{ サーバー管理 } と 強化されたスクリプト { “Windows PowerShell” } で 実現する新しい管理手法 マクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 田辺 茂也 http://blogs.technet.com/stanabe/ シンプル=システム管理性向上 ンストールと展開 管理ツールの変更点 サーバー マネージャー Windows PowerShell GUI+CUI = Better Together! より効率的な管理のために ベントログやタスクの活用 リモート管理 { インストールと展開 } 最小限の入力項目でンストール完了 OSのコンポーネント化 管理ツールの整理 ネットワーク経由で OS の展開をサポートするための仕組み Windows Server 2008、Windows Vista の展開をサポート (XP, 2003 もサポート) 既存の Remote Installation Services (RIS) の後継機能 RIS と比べて、メージの保存場所に関するセキュリテゖの向上、 管理の委任機能、より優れた管理シナリオなどの改良が含まれる WIM( Microsoft Windows Imaging Format )により、 1 つのメージで異なるハードウェゕ構成を処理可能 展開用サーバー (WDS) 参照コンピュータ メージフゔル (WIM) 展開先コンピュータ OS、ゕプリケーションの展開を自動化 参照システムメージの作成、メンテナンス 既存のツールを最大限活用、連携 Windows Server 2008 の展開にも対応 役割の追加構成 http://www.microsoft.com/deployment (英語) から ダウンロード MDT Lite Touch セットゕップ手順 セットアップ MDT インストール OS の追加 設定 アプリケーションの追加 パッケージの追加 ドライバーの追加 タスクシーケンス 展開 タスクシーケンスの作成 配布ポイントの作成 ネットワーク経由での展開 マルチキャスト対応 カスタマズしたメージの展開 Microsoft Assessment and Planning (MAP) http://technet.microsoft.com/en-us/library/bb977556.aspx サーバー展開のための事前調査 ハードウェゕのンベントリ収集 互換性調査 レポート生成 ゕップグレード ンストール Windows Server 2003 SP1, R2, SP2 (x86, x64) から Windows Server 2008 (フル版, x86, x64) への ゕップグレードのみ可能 Windows Server 2008 Standard から Enterprise へ Enterprise から Datacenter へのゕップグレードが可能 x86 から x86 へ、 Windows Server 2003 Windows Server 2008 SP1, SP2, R2 x64 から x64 へのみ Standard Standard Server Core は Enterprise 新規ンストールのみ Enterprise Enterprise http://support.microsoft.com/ kb/948070 参照 Datacenter Datacenter Datacenter ンストール 直後の既定 の構成を表示 ンストール 直後に すべき基本設 定を確実に ンストール 中の 入力は最小限 設定項目 既定の設定値 管理者のパスワード 初回ログオン時に設定 コンピューター名 ランダムに割り当て ドメン ワークグループ “WORKGROUP” Windows Update (自動更新) 未構成 ネットワークの構成 DHCPによる割り当て Windows フゔゕウォール 有効 ※ ビルトン Administrator は UAC 無効 { サーバー マネージャー } サーバー管理のワンストップポータル Windows Server 2003 では サーバーの構成ウゖザード、サーバーの役割管理、Windows コンポーネ ントの追加と削除、システムのプロパテゖ、コンピュータの管理… 一度に1つの役割のみ追加・削除可能 Windows Server 2008 では サーバーマネージャに集約 一度に複数の役割・機能を追加または削除 サーバーの状態、操作、ナレッジが一目でわかる 正常性モデルの導入 トラブルシューテゖングのためのドキュメントを整備 これまでの管理ツールを踏襲、統合 コマンドランツールも提供 サーバー個別のセキュリテゖ構成は、セキュリテゖの構成ウゖザードで SML (Service Modeling Language) によるモデル化 コンポーネント間の依存関係を解決 シンプルで確実な構築作業 今後の IT ンフラにおけるプラットフォームとして重要な存在 ウゖザードで複数の役割を並行ンストール 役割・機能の依存関係を自動的に解決 Active Directory Rights Management サービス Active Directory ドメン サービス Active Directory フェデレーション サービス Active Directory ラトウェト デゖレクトリ サービス Active Directory 証明書サービス DHCP サーバー DNS サーバー FAX サーバー Hyper-V (64bit版) UDDI サービス Web サーバー (IIS) Windows 展開サービス ゕプリケーション サーバー ターミナル サービス ネットワーク ポリシーと ゕクセス サービス フゔル サービス 印刷サービス ウゖザードで複数の機能を並行ンストール 役割・機能の追加の中で、必要な機能もンストールされ る .NET Framework 3.0 の機能 BitLocker ドラブ暗号化 BITS サーバー拡張 HTTP プロキシを経由した RPC LPR ポート モニタ Peer Name Resolution Protocol RDC (Remote Differential Compression) SAN 用記憶域マネージャ Simple TCP/IP Services SMTP サーバー SNMP サービス Telnet クラゕント Telnet サーバー TFTP クラゕント UNIX ベース ゕプリケーション用 サブシステム Windows Internal Database Windows PowerShell Windows Server バックゕップの機能 Windows システム リソース マネージャ Windows プロセス ゕクテゖブ化サービス WINS サーバー ンターネット印刷クラゕント ンターネット記憶域ネーム サーバー グループ ポリシーの管理 デスクトップ エクスペリエンス ネットワーク負荷分散 フェルオーバー クラスタリング マルチパス I/O メッセージ キュー リムーバブル記憶域マネージャ リモート ゕシスタンス リモート サーバー管理ツール ワヤレス LAN サービス 高品質な Windows オーデゖオ ビデオ エクスペリエンス 接続マネージャ管理キット 初期構成・構成確認の効率化・自動化が可能 ServerManagerCmd.exe -query 現在の構成の問い合わせ ServerManagerCmd.exe -query -install, -remove 1つの役割・機能を追加・削除 ServerManagerCmd.exe –install Web-Server –resultPath installResult.xml -inputPath XMLゕンサーフゔル により自動化 複数の役割・機能を追加・削除 ServerManagerCmd.exe –inputPath install.xml -whatIf ベントの一覧 関連するサービスの一覧、操作 関連する役割サービスのンストール状況 代表的なタスク、推奨設定、ヘルプへのリンク、 オンランリソースへのリンク ベントビューワ パフォーマンスモニタ 信頼性モニタ レポート デバスマネージャ タスクスケジューラ Windows フゔゕウォール WMI コントロール ローカル ユーザーとグループ Windows Server バックゕップ デゖスクの管理 次世代の Windows バックゕップ 簡潔なンターフェース バックゕップに詳しくない管理者でも容易に利用可能 高信頼性 VSS (ボリューム シャドウ コピー サービス) ベースのバックゕップ パフォーマンス向上(バックゕップ取得時間の短縮) ブロック レベル バックゕップによるパフォーマンス向上 拡張性 コマンド ラン スクリプトによる自動管理化 ゕプリケーション サポートの拡張 Exchange Server、SQL Server, Windows Sharepoint Service (WSS) サポート メデゖゕの拡張 DVD メデゖゕをサポート Windows NT バックゕップ/復元ユーテゖリテゖ 以前のバックゕップフゔルの復元が可能 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx? displaylang=ja&FamilyID=7da725e2-8b69-4c65-afa3-2a53107d54a7 { Windows PowerShell } コマンドランシェル + スクリプテゖング言語 + .NET Framework 生産性と管理性の向上 システム管理の自動化を推進 簡単かつこれまでの資産を活用 新しい対話型シェルとスクリプテゖング言語 .NET Framework 上で動作 100以上の組み込みコマンドレット .NET を活用した新しいスクリプテゖング言語 「オブジェクト・パプラン」 現在使っているツールも利用可能 現在使っている自動化技術 (COM) も利用可能 次世代のシステム管理ゕーキテクチャの基礎 今後サーバー製品で利用 Windows Server 2008 から標準の機能 気軽に始められる まずは、Get-Help, Get-Command, Get-Member Linux/Unix の経験があれば、より身近な操作性 一貫したコマンドレット体系 標準的な名前付けパターン [動詞]-[名詞] (例: get-help, get-command, get-member) オプション指定 Cmdlet –param v1 –param2 v1,v2 –flag 共通のパラメータ -Debug, -ErrorAction, -ErrorVariable, -OutBuffer, -OutVariable, -Verbose -Whatif, -Confirm (副作用がある場合) .NET Framework との強力な連携 CLR 上で動作 戻り値は常に「オブジェクト」 .NET Framework のクラスを呼び出せる 使えば使うほどに効いてくる特長 データへのゕクセスを共通化 ドラブに割り当て ドラブレターだけでなく、文字列を使用可 実運用レベルのスクリプテゖング パラメータの型、名前の指定、初期化 スクリプトへのデジタル署名 サードパーテゖ、コミュニテゖによるサポート スクリプトやツールが充実 $lines = netstat.exe -ano -p TCP $ps = get-process foreach ( $line in $lines ) { $obj = new-object System.Management.Automation.PSObject $obj.psobject.typenames[0] = "Netstat" switch -regex ($line) { ("^ TCP") { $values = $line.trim().split(" ", [StringSplitOptions]::RemoveEmptyEntries) $obj | add-member noteproperty "proto" $values[0] $laddr, $lport = $values[1].split(':') $obj | add-member noteproperty "laddr" $laddr $obj | add-member noteproperty "lport" ([int]$lport) $faddr, $fport = $values[2].split(':') $obj | add-member noteproperty "faddr" $faddr $obj | add-member noteproperty "fport" ([int]$fport) $obj | add-member noteproperty "state" $values[3] $obj | add-member noteproperty "pid" ([int]$values[4]) $pname = ($ps | where {$_.id -eq $values[4]}).name $obj | add-member noteproperty "pname" $pname $obj } ("^ UDP") { # TCPを参考に実装してみてください } } } 図形をドロップ • • • • 詳細の設定 スクリプト生成 PowerShell が身近なツールに ビジュゕルにスクリプトを作成 そのまま仕様書に 無償ダウンロード http://go.microsoft.com/?LinkID=8607303 Windows PowerShell の広がり サーバー製品に PowerShell のスナップン Exchange Server 2007 System Center Operations Manager 2007 Virtual Machine Manager 2007 Data Protection Manager 2007 Windows Server 2008 Windows Server バックゕップ IIS (http://www.iis.net) 複数のスナップンを読み込んでシームレスな管理 GUI と CUI の連続性 (Better Together !) 1度きりの作業、1回目の作業は GUI (ウゖザード) 繰り返し作業、自動化は CUI (スクリプト) { イベントとタスク } ベントビューゕ すべてのログを横断するビューが作成可能 情報の整理が簡単に XMLをベースに活用 ベントログ XML形式で出力 タスクの「添付」が可能 スキーマの採用 (XML) オンランドキュメントへのリンク ログフゔルのサズ制限なし ベントの転送 WS-Management 経由で転送 サブスクリプション サマリ表示 サマリ画面から目的のログへゕクセス カスタム ビュー 目的のベント ログのみを表示可能に ベント サブスクリプション 複数マシン上のベント ログを集約 WS-Management 準拠の ンタフェース (DCOM/RPC からの開放) タスク連携 ベント ビューゕから タスクを作成 XML ベースのログ保存 正常性モデルを順次整備 繰り返し実行されるタスクを、ユーザーに代わっ て実行 定期的な管理タスクを、自動実行 Windows Server 2003 以前では 信頼性 パスワードが変わると実行されない場合がある スケーラビリテゖ タスクの登録数に最大1000件の制限 制限 トリガの拡張はできない タスク同士の同期ができない 詳細なステータス情報、リトラができない Windows Server 2003 Windows Server 2008 さまざまなトリガ 後方互換性 イベントによるトリガ ネットワークが有効になったら実行 複数のタスクを順次実行 遅延実行 失敗の通知 パスワード変更への対応 実行履歴 タスクのインポート・エクスポート パフォーマンスデータの収集と整理 着目するデータをグループ化し レポートを作成できる システム変更の記録 システムが不安定になった場合、 原因や時期の特定に役立つ データ コレクタ セット 異なるタプのデータをグループ化して収集 パフォーマンスカウンタ、ベントトレースデータ、システム構成情 報 パフォーマンスカウンタの警告 柔軟なスケジュール設定 開発者向け情報 Performance Logs and Alerts http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/aa372635.aspx { リモート管理 } 管理コンソール 管理のスナップンを使ってリモート接続 WMI ネットワーク経由で WMI にゕクセス DCOM/RPC, HTTP(S) コマンドラン: wmic スクリプト: WSH, Windows PowerShell Windows Remote Management WinRM [GET|PUT|…] Windows Remote Shell Winrs.exe WS-Management HTTPS 経由でゕクセス可能 まず、リモート管理ができる環境を整備しよう WinRMリスナー、フゔゕウォール、ポリシー Microsoft リモート サーバー管理ツール (KB941314) Windows Vista SP1 から Windows Server 2008 をリモート管理 32bit: http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx? displaylang=ja&FamilyID=9ff6e897-23ce-4a36-b7fc-d52065de9960 64bit: http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx? displaylang=ja&FamilyID=d647a60b-63fd-4ac5-9243-bd3c497d2bc5 Hyper-V リモート管理ツール (KB949758) 32bit: http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx? displaylang=ja&FamilyID=bc3d09cc-3752-4934-b84c-905e78be50a1 64bit: http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx? displaylang=ja&FamilyID=450931f5-ebec-4c0b-95bd-e3ba19d296b1 Internet Information Services (IIS) 7.0 Manager (英語) http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx? FamilyID=32c54c37-7530-4fc0-bd20-177a3e5330b7&DisplayLang=en Server Core のリモート管理も可能 Web Service ベースのリモートからのコマンド管理 ントラネット/データセンター 管理用コンピュータ (WinRS をンストール) (WinRM をンストール) winrs -r:サーバー名 コマンド フゔゕ ウォール 経由 管理用クラゕント (WinRS をンストール) WinRS (Windows Remote Shell) WS-Management プロトコルでの Web Service 呼び出し (HTTP/HTTPS を使用) ※ コマンドランを WS-Management 規約に則って サーバーに送信して実行し、結果をクラゕントに返す WS-Management プロトコル WinRM (Windows Remote Management Infrastructure) Windows Server 2008 は シンプルなンストール・構成・運用管理 GUI + CUI = Better Together ! 見えるシステム、適切な判断と対応 リモート管理でスケーラブルな運用管理を © 2008 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION. Windows Server 2008 製品ページ http://www.microsoft.com/japan/ windowsserver2008/default.mspx Windows Server 2008 TechCenter http://www.microsoft.com/japan/ technet/windowsserver/2008/default.mspx Windows PowerShell でのスクリプテゖング http://www.microsoft.com/japan/ technet/scriptcenter/hubs/msh.mspx TechNet Forum Windows Server 2008 フォーラム http://forums.microsoft.com/TechNet-JA/ ShowForum.aspx?ForumID=1607&SiteID=36 Windows PowerShell フォーラム http://forums.microsoft.com/TechNet-JA/ ShowForum.aspx?ForumID=1559&SiteID=36
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