会員へのお知らせ - 広島県医師会 - 日本医師会

(13)2003年(平成15年)8月15日
広島県医師会速報(第1
840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可
思い立ったら医師年金 豊かな老後・確かな支え
日 本 医 師 会 医 師 年 金 の ご 案 内
日本医師会の医師年金は長寿時代に対応し、ご本人が一生涯お受け取りになれる終身年金です。
しかも、万一ご本人が受給開始後15年以内に死亡した場合にも、残りの期間を遺族の方が受給出来
ます。
また、掛け金には上限がなく、フレキシブルに将来の設計が出来ます。
昨今の超低金利状況においても、医師年金を受け取られる時の計算利率は1.
5%を確保しており、
銀行の定期預金、他種の個人年金と比較して大変有利となっております。
医師年金の特色 特色1 日本医師会が運営する会員のための唯一の年金。私的年金としてわが国最大規模を誇って
います。
日本医師会が会員福祉施策の一環として、昭和34年に創設しました。お蔭様で、その間多くの
会員の方からご支持を得て、現在、加入者数約52,
000人、資産規模5,
400億円を有する、私的年
金として我が国最大規模を誇っています。
特色2 年金の計算利率は、年1.
5%です。
現在の超低金利時代においても、お受け取りになる年金の計算利率は1.
5%。医師年金は、資
産を生命保険会社、信託銀行(外資系信託銀行含む)
、投資顧問会社の計1
3社に分散して運用し
ております。
特色3 長寿社会にふさわしく、一生涯年金を受給できます。
15年保証終身年金ですから、一生涯年金を受け取ることができます。万一、ご本人が受給開始
後15年以内に死亡した場合、遺族が残りの期間、同額の年金を受給できます。
加算年金については、5年間・10年間・15年間の確定年金も選択できます。
特色4 掛け金には上限がなく、いつでも増減できます。
掛金に上限がないので、計画的に将来の生活設計をお考え頂けます。掛金は基本掛金と加算掛
金の組み合わせになります。
基本掛金……………月額 12,
000円
加算掛金(任意)……月額 6,
000円の整数倍(上限なし)
●モデルプラン
月額20万円の年金を受取るには(15年保証終身年金の例)
加入年齢
満25歳
30 35 40 45 50 55 月払基本掛金
12,
000 円
12,
000 12,
000 12,
000 12,
000 12,
000 12,
000 月払加算掛金
54,
000 円
66,
000 84,
000 108,
000 144,
000 204,
000 324,
000 月払掛金合計
66,
000 円
78,
000 96,
000 120,
000 156,
000 216,
000 336,
000 年金月額
約204,
700 円
202,
300 204,
500 203,
600 202,
600 202,
250 201,
850 医師年金についてのお問い合わせ・パンフレットのご請求等は下記までご連絡ください。
広島県医師会経理課 082‐232‐7211 082‐293‐3363
現在、日本医師会医師年金のキャンペーンを行っております。専門担当員からの電話等によるお
勧めがあろうかと存じますが、ご検討の程なにとぞよろしくお願い申し上げます。
2003年(平成15年)8月15日
広島県医師会速報(第1840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可(14)
広島県医師会 経理課 行
FAX 082(293)3363
医 師 年 金 仮 申 込 書
□ 新規加入申込
□ 掛金増額申込
会 員 氏 名 電 話 番 号 医療機関名 意見・質問等
※当申込書は、あくまでも意志表示を頂戴するもので、正式なものではありません。
広島県医師会速報(第1
840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可
(15)2003年(平成15年)8月15日
た
ん
の
吸
引
の
実
施
に
つ
い
て
、
一
定
の
条
件
の
下
で
︵
医
師
及
び
看
護
職
員
を
除
く
。
以
下
同
じ
。
︶
に
よ
る
の
上
で
、
在
宅
A
L
S
患
者
に
対
す
る
家
族
以
外
の
者
を
図
る
た
め
の
措
置
を
講
ず
る
こ
と
が
求
め
ら
れ
、
そ
進
す
る
な
ど
、
在
宅
A
L
S
患
者
の
療
養
環
境
の
向
上
︵
レ
ス
パ
イ
ト
︶
の
確
保
の
た
め
の
施
策
を
総
合
的
に
推
す
る
機
器
の
開
発
・
普
及
の
促
進
及
び
家
族
の
休
息
サ
ー
ビ
ス
の
適
切
な
連
携
確
保
、
在
宅
療
養
を
支
援
ビ
ス
の
充
実
と
質
の
向
上
、
の
介
護
の
み
に
依
存
し
な
く
て
も
、
円
滑
な
在
宅
療
養
同
報
告
書
に
お
い
て
は
、
在
宅
A
L
S
患
者
が
家
族
認
す
る
こ
と
を
申
し
添
え
る
。
療
養
環
境
の
整
備
状
況
等
に
つ
い
て
把
握
し
た
上
で
確
後
に
そ
の
実
施
状
況
や
在
宅
A
L
S
患
者
を
取
り
巻
く
1 護
職
員
、
保
健
所
の
保
健
師
等
、
家
族
以
外
の
者
い
て
、
家
族
や
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
け
医
、
看
院
か
ら
在
宅
に
移
行
す
る
前
に
、
当
該
患
者
に
つ
療
を 退
入 行 院 入 養
院 う が 院 環
先 。 可 先 境
の
能 の の
医
か 医 管
師
ど 師 理
及
う は
び
か 、
看
に 患
護
つ 者
職
い の
員
て 病
は
総 状
、
合 等
的 を
患
に 把
者
判 握
が
し
入
断 、
の
吸
引
方
法
に
つ
い
て
の
指
導
を
行
う
。
得
さ
せ
る
と
と
も
に
、
当
該
患
者
に
つ
い
て
の
た
ん
A
L
S
や
た
ん
の
吸
引
に
関
す
る
必
要
な
知
識
を
習
び
訪
問
看
護
職
員
は
、
家
族
以
外
の
者
に
対
し
て
、
3 入
院
先
の
医
師
や
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
け
医
及
家
族
以
外
の
者
に
対
す
る
教
育
理
を
行
う
。
生
活
を
送
る
こ
と
が
で
き
る
よ
医 う
療 、
サ
ー 訪
ビ 問
ス 看
と 護
福 サ
祉 ー
的
な
診
療
や
訪
問
看
護
を
行
い
、
適
切
な
医
学
的
管
び
訪
問
看
護
職
員
は
、
当
該
患
者
に
つ
い
て
、
定
期
と
お
り
取
り
ま
と
め
ら
れ
た
と
こ
ろ
で
あ
る
。
な
お
、
今
回
の
措
置
の
取
扱
い
に
つ
い
て
は
、
3
年
と
こ
ろ
で
あ
る
が
、
今
般
、
報
告
書
が
別
添
1
︵
略
︶
の
養
支
援
に
関
す
る
分
科
会
﹂
に
お
い
て
検
討
さ
れ
て
き
た
に
つ
い
て
、
﹁
看
護
師
等
に
よ
る
A
L
S
患
者
の
在
宅
療
S
患
者
に
対
す
る
た
ん
の
吸
引
の
医
学
的
・
法
律
的
整
理
い
て
適
切
に
対
処
す
る
よ
う
お
願
い
い
た
し
た
い
。
す
る
と
と
も
に
、
A
L
S
患
者
の
在
宅
療
養
の
支
援
に
つ
︵
特
別
区
を
含
む
。
︶
、
関
係
機
関
、
関
係
団
体
等
に
周
知
上
、
関
係
部
局
間
の
連
携
を
密
に
し
、
管
内
の
市
町
村
患
者
が
在
宅
に
移
行
し
た
後
も
、
相
互
に
密
接
な
族
以
外
の
者
等
患
者
の
在
宅
療
養
に
関
わ
る
者
は
、
つ
け
医
、
看
護
職
員
、
保
健
所
の
保
健
師
等
、
家
の
療
養
生
活
の
質
の
向
上
を
図
る
た
め
の
方
策
や
、
A
L
貴
職
に
お
か
れ
て
は
、
同
報
告
書
の
趣
旨
を
御
了
知
の
と
が
求
め
ら
れ
て
い
る
。
こ
の
た
め
、
在
宅
A
L
S
患
者
担
が
大
き
く
な
っ
て
お
り
、
そ
の
負
担
の
軽
減
を
図
る
こ
間
体
制
で
介
護
を
行
っ
て
い
る
な
ど
、
患
者
・
家
族
の
負
A
L
S
患
者
の
在
宅
療
養
に
つ
い
て
は
、
家
族
が 24
時
る
も
の
と
考
え
る
。
で
は
、
当
面
の
や
む
を
得
な
い
措
置
と
し
て
許
容
さ
れ
る
た
ん
の
吸
引
の
実
施
に
つ
い
て
、
後
記
の
条
件
の
下
ば
、
在
宅
A
L
S
患
者
に
対
す
る
家
族
以
外
の
者
に
よ
が
、
A
L
S
患
者
の
在
宅
療
養
の
現
状
に
か
ん
が
み
れ
要
か
つ
十
分
に
患
者
に
提
供
さ
れ
る
こ
と
が
必
要
料
等
に
つ
い
て
は
、
患
者
の
状
態
に
合
わ
せ
、
必
係
者
の
連
携
の
下
に
行
う
。
医
療
機
器
・
衛
生
材
え
、
医
療
機
器
・
衛
生
材
料
等
必
要
な
準
備
を
関
及
び
看
護
職
員
は
、
患
者
の
在
宅
へ
の
移
行
に
備
厚
生
労
働
省
医
政
局
長
医
政
発
第
平 0
成 7
15 1
年 7
7 0
月 0
17 1
日 号
ば
、
医
師
又
は
看
護
職
員
が
行
う
こ
と
が
原
則
で
あ
る
た
ん
の
吸
引
に
つ
い
て
は
、
そ
の
危
険
性
を
考
慮
す
れ
の
措
置
を
講
じ
て
い
く
こ
と
は
重
要
で
あ
り
、
ま
た
、
を
適
切
に
行
い
、
患
者
の
理
解
を
得
る
。
在
宅
に
移
行
す
る
こ
と
に
つ
い
て
、
事
前
に
説
明
者A
のL
在S
宅︵
療筋
養萎
の縮
支性
援側
に索
つ硬
い化
て症
︶
患
在
宅
A
L
S
患
者
の
療
養
環
境
の
向
上
を
図
る
た
め
も
の
と
考
え
ら
れ
る
と
整
理
さ
れ
て
い
る
。
は
、
当
面
の
措
置
と
し
て
行
う
こ
と
も
や
む
を
得
な
い
体
制
な
ど
の
状
況
を
把
握
・
確
認
す
る
。
等
患
者
の
在
宅
療
養
に
関
わ
る
者
の
役
割
や
連
携
2 入
院
先
の
医
師
や
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
け
医
及
在
宅
患
者
の
適
切
な
医
学
的
管
理
連
携
を
確
保
す
る
。
で
家 あ
族 る
、 。
入
院
先
の
医
師
、
在
宅
患
者
の
か
か
り
入
院
先
の
医
師
や
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
け
医
入
院
先
の
医
師
は
、
患
者
や
家
族
に
対
し
て
、
広島県医師会速報(第1840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可(16)
2003年(平成15年)8月15日
内
吸
引
を
行
う
間
、
人
工
呼
吸
器
を
外
す
必
要
が
場
合
に
は
、
気
管
カ
ニ
ュ
ー
レ
内
部
ま
で
の
気
管
と
す
る
。
特
に
、
人
工
呼
吸
器
を
装
着
し
て
い
る
管
カ
ニ
ュ
ー
レ
内
部
ま
で
の
気
管
内
吸
引
を
限
度
た
ん
の
吸
引
の
範
囲
は
、
口
鼻
腔
内
吸
引
及
び
気
険
性
が
高
い
こ
と
か
ら
、
家
族
以
外
の
者
が
行
う
心
停
止
を
引
き
起
こ
す
可
能
性
が
あ
る
な
ど
、
危
経
そ
う
を
刺
激
す
る
こ
と
に
よ
り
、
呼
吸
停
止
や
よ
り
肺
側
の
気
管
内
吸
引
に
つ
い
て
は
、
迷
走
神
こ
の
場
合
に
お
い
て
、
気
管
カ
ニ
ュ
ー
レ
下
端
て
、
適
正
な
た
ん
の
吸
引
を
実
施
す
る
。
無 無 交 記 組
効 効 付 号 合
の 年 年 ・ 員
理 月 月 番 氏
由 日 日 号 名 盗
難
に
よ
る
紛
失
の
た
め
平 平 0
成 成 1
15 14 4
年 年 9
7 10 8
月 月 0
1 1 4
日 日 7
発 無 発 旧 組 行 効 行 組 合
合 機 年 年 員 員 関 月 月 証 氏
番 名 日 日 号 名 判
所
支
部
裁 平 平 0 森 判 成 成 3
記
所 1514 3 本 共 年 年
済 7 8 1 清 組 月 月 2
合 14 1 0 美
広 日 日 3
6
島
6
地
方
裁
安 部 記
弥 絡
・
相
談
・
報
告
な
ど
を
通
じ
て
連
携
を
密
に
し
効
の
旨
連
絡
が
あ
り
ま
し
た
。
生
り
、
無
効
に
な
り
ま
し
た
。
裁
判
所
共
済
組
合
員
証
を
亡
失
し
た
旨
の
届
出
が
あ
裁
判
所
共
済
組
合
員
証
亡
失
に
つ
い
て
問
看
護
職
員
と
の
間
に
お
い
て
、
同
行
訪
問
や
連
先
の
医
師
、
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
け
医
及
び
訪
び
訪
問
看
護
職
員
の
指
導
の
下
で
、
家
族
、
入
院
入
院
先
の
医
師
や
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
け
医
及
い
る
こ
と
を
原
則
と
し
、
当
該
家
族
以
外
の
者
は
、
し
て
適
切
な
診
療
や
訪
問
看
護
体
制
が
と
ら
れ
て
5 医
師
及
び
看
護
職
員
と
の
連
携
に
よ
る
適
正
な
た
広
島
県
歯
科
医
師
国
民
健
康
保
険
被
保
険
者
証
の
無
ん
の
適 吸
切 引
な の
医 実
学 施
的
管
理
の
下
で
、
当
該
患
者
に
対
保広
険島
者県
証歯
の科
無医
効師
に国
つ民
い健
て康
保
険
被
体
制
を
確
保
す
る
。
家
族
以
外
の
者
等
の
間
で
、
緊
急
時
の
連
絡
・
支
援
け
医
、
訪
問
看
護
職
員
、
保
健
所
の
保
健
師
等
及
び
再
発 番 記 発
行 行
年 組
月
合
日 号 号 員
証
旧
発 番 記 組
行 合
年 員
月
証
日 号 号 平 0 な
成 1 し
15 3
年 0
7 4
月 8
22 3
日
平 0 な
成 1 し
13 3
年 0
1 2
月 2
6 8
日
配
慮
が
必
要
で
あ
る
。
者
の
自
由
意
思
に
基
づ
い
て
同
意
が
な
さ
れ
る
よ
う
て
、
文
書
に
よ
り
同
意
す
る
。
な
お
、
こ
の
際
、
患
者
が
自
己
の
た
ん
の
吸
引
を
実
施
す
る
こ
と
に
つ
い
に
つ
い
て
依
頼
す
る
と
と
も
に
、
当
該
家
族
以
外
の
で
き
て
い
る
こ
と
を
確
認
す
る
。
以
外
の
者
が
た
ん
の
吸
引
を
適
正
に
行
う
こ
と
が
及
び
訪
問
看
護
職
員
は
、
定
期
的
に
、
当
該
家
族
た
。
旧
組
合
員
証
は
無
効
と
な
り
ま
す
証
紛
失
に
よ
る
再
交
付
申
請
が
あ
り
、
再
交
付
し
ま
し
を
習
得
し
た
家
族
以
外
の
者
に
対
し
て
た
ん
の
吸
引
4 患
者
は
、
必
要
な
知
識
及
び
た
ん
の
吸
引
の
方
法
患
者
と
の
関
係
6 家
族
、
入
院
先
の
医
師
、
在
宅
患
者
の
か
か
り
つ
緊
急
時
の
連
絡
・
支
援
体
制
の
確
保
記
あ あ
入 る る
院 。 た
め
先
、
の
医
安
師
全
や
か
在
つ
宅
適
患
切
者
な
の
取
か
扱
か
い
り
が
つ
必
け
要
医
で
広
島
労
働
局
支
部
組
合
員
中
田
一
也
か
ら
、
組
合
員
厚
生
労
働
省
共
済
組
合
員
証
の
再
交
付
に
つ
い
て
(17)2003年(平成15年)8月15日
広島県医師会速報(第1
840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可
協力基幹病院へお願い! 子どもの虐待等の相談・診療に関する協力基幹病院ネットワークについて
児童虐待対策特別委員会委員長 田 中 義 人
広島県地域保健対策協議会・児童虐待対策特別委員会では、近年増加の一途をたどる子ども虐待
への適切な対応のために、各関連機関の横の連携の強化をはかる必要性を痛感し、医療機関を中心
とした子ども虐待対応ネットワークの構築を考えました。
問題を抱えた家庭の存在に最初に気づく職種としては、保育士、幼稚園教諭、小学校・中学校教諭、
養護教諭、保健師、地域の開業医(かかりつけ医)などがありますが、中には子どもの虐待の疑い
を抱いても、自分が介入するには荷が重すぎる、自分が通報したことがわかると地域での人間関係
に齟齬を生じる、どこに相談すればいいかわからない、などの理由で消極的な態度を取られる方も
あります。
日常診療・乳幼児健診・学校健診などで子どもに接する機会の多い医師からの子ども虐待の通告
は全体の約6%にすぎず、まだその役割を十分に果たしているとはいえない状況です。医師一人ひ
とりが子どもの虐待に一層の関心をもち、正しい知識と観察により早期発見し、児童相談所に通告
していただくことが大前提ですが、地域の開業医(かかりつけ医)ではなかなかその対応が難しい
場合もあると考えられます。
以上のことから、各地域に子どもの虐待等の相談・診療に関する協力基幹病院(別掲)を設定し
ました。協力基幹病院は相談窓口・連絡電話番号を、子どもに関わる機関・職種に広く公表し、各
関連機関からの相談に応じて、子どもの虐待等の問題を抱えた家庭に対応し支援する役割を担います。
ネットワーク概念図にあるように、各関連機関とも密な連携を保ち、各関連機関の役割を認識し協
力しあうことで、各機関ごとの個々の対応ではなく、みんなで担うシステムの構築を目指しています。
協力基幹病院の先生方には、去る5月1
5日
に「第1回子ども虐待対策連絡会議」
(速報1832号(5
/25)掲載)におきまして、趣旨説明・協力確認をいたしております。この連絡会議は定期的に開
催される予定です。
子どもの虐待は、発生直後は子どもの安全確保のための緊急介入が優先されますが、再発予防の
ためには虐待者も含めた家庭全体への対応が重要になります。また、発生予防に関しては、問題を
抱えた家庭の早期発見と予防的介入(支援)が求められます。協力基幹病院の相談窓口は小児科医
ですが、すべての診療科の先生方のご協力が必須となります。
何卒以上の趣旨をご理解の上、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。また、実態調査な
どを実施いたします際には、ご協力いただきますよう、お願いいたします。
2003年(平成15年)8月15日
広島県医師会速報(第1840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可(18)
《子ども虐待等の相談・診療に関する協力基幹病院》
協力基幹病院
担当者
役職
連絡電話番号
国家公務員共済組合連合会 広島記念病院
岸 高 正
住 田 和 幸
小児科医長
庶務課長
082‐292‐1271
(代)
広島市立舟入病院
兵 藤 純 夫
小児科部長
082‐232‐6195
(代)
広島市立広島市民病院
伊予田 邦 昭
小児科主任部長
082‐221‐2291
(代)
広島赤十字・原爆病院
西 美 和
小児科部長
082‐241‐3111
(代)
医療法人 あかね会 土谷総合病院
大 崎 秀
小児科医長
082‐243‐9191
(代)
広島逓信病院
川 野 妙 子
小児科医長
082‐224‐5308 広島鉄道病院
松 浦 良 二
小児科部長
082‐262‐1170
(代)
総合病院福島生協病院
徐 清 一
小児科部長
082‐292‐3171
(代)
県立広島病院
福 原 里 恵
新生児科医長
082‐254‐1818
(代)
マツダ
柏 弘
小児科部長
082‐565‐5026 広島県済生会 済生会広島病院
藤 岡 幸 一
医事課長
082‐884‐2566
(代)
広島医療生活協同組合 広島共立病院
東 浩 一
小児科医長
082‐879‐1111
(代)
広島市立安佐市民病院
和 合 正 邦
小児科主任部長
082‐815‐5211
(代)
国立病院呉医療センター
田 中 丈 夫
小児科医長
0823‐22‐3111
(代)
労働福祉事業団 中国労災病院
清 水 浩 志
小児科部長
0823‐72‐7171
(代)
国家公務員等共済組合連合会 呉共済病院
溝 口 信 行
小児科医長
0823‐22‐2111
(代)
国立福山病院
池 田 政 憲
小児科医長
084‐922‐0001
(代)
総合病院 三原赤十字病院
平 本 啓
小児科部長
0848‐64‐8111
(代)
尾道市立市民病院
佐 藤 正 義
小児科医長
0848‐47‐1155
(代)
厚生連尾道総合病院
佐々木 伸 孝
小児科主任部長
0848‐22‐8111
(代)
日立造船健保組合 因島総合病院
松 原 恒 則
小児科医長
08452‐2‐2552
(代)
国立大竹病院
岡 畠 宏 易
小児科医長
0827‐57‐7151
(代)
厚生連廣島総合病院
中 畠 千恵子
小児科主任部長
0829‐36‐3111
(代)
庄原赤十字病院
大 谷 英 之
小児科医師
08247‐2‐3111
(代)
世羅中央病院
池 田 亜 希
小児科医員
0847‐22‐1127
(代)
厚生連吉田総合病院
西 丸 弘 明
総務課長
0826‐42‐0636
(代)
県立安芸津病院
江 口 恭 慈
小児科部長
0846‐45‐0055
(代)
国立療養所広島病院
下 田 浩 子
小児科医長
0824‐23‐2176
(代)
厚生連府中総合病院
西 尾 陽 介
小児科主任部長
0847‐45‐3300
(代)
公立三次中央病院
大 西 博 之
小児科医長
0824‐65‐0101
(代)
公立みつぎ総合病院
横 山 泰 三
小児科医長
08487‐6‐1111
(代)
マツダ病院
(19)2003年(平成15年)8月15日
広島県医師会速報(第1
840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可
「児童虐待の防止等に関する法律」に基づく通告先一覧
居住(所在)区分
福祉事務所
市(福祉事務所)
大竹市
大竹市福祉事務所
0827(59)2148
廿日市市(佐伯町、吉和村を含む)
廿日市市福祉事務所
0829(20)0001
(安芸郡)府中町、海田町、熊野町、
坂町
(佐伯郡)大野町、湯来町、宮島町
呉 市(下蒲刈町を含む)
県(地域事務所)
広島地域事務所
厚生環境局
0829(32)1181
呉市福祉事務所
0823(25)3482
(豊田郡)安浦町、川尻町、豊浜町、
豊町
呉地域事務所
厚生環境局
0823(22)5400
(安芸郡)江田島町、音戸町、
倉橋町、蒲刈町
(佐伯郡)能美町、沖美町、大柿町
児童相談所
中央児童相談所
082(254)0381
中央児童相談所
呉分室
0823(24)6824
芸北地域事務所
厚生環境局
082(814)3181
山県郡、高田郡
竹原市
竹原市福祉事務所
0846(22)3544
東広島市
東広島市福祉事務所
0824(20)0934
賀茂郡
東広島地域事務所
厚生環境局
0824(22)6911
(豊田郡)安芸津町、大崎上島町(大
崎町、東野町、木江町)
三原市
三原市福祉事務所
0848(67)6042
尾道市
尾道市福祉事務所
0848(25)7113
因島市
因島市福祉事務所
08452(6)6210
尾三地域事務所
厚生環境局
0848(64)2322
福山児童相談所
084(951)2340
(豊田郡)本郷町、瀬戸田町、
御調郡、世羅郡
福山市(内海町、新市町を含む)
福山市福祉事務所
084(928)1061
府中市
府中市福祉事務所
0847(43)7148
福山地域事務所
厚生環境局
084(921)1311
沼隈郡、深安郡、神石郡
三次市
三次市のびのびこども課
0824(62)6147
庄原市
庄原市子育て支援センター
08247(3)0051
備北地域事務所
厚生環境局
0824(63)5181
中福祉事務所
082(504)2569
東福祉事務所
082(264)5111
南福祉事務所
082(250)4131
西福祉事務所
082(294)6342
安佐南福祉事務所
082(877)2111
安佐北福祉事務所
082(819)0605
安芸福祉事務所
082(821)2813
佐伯福祉事務所
082(922)0111
三次児童相談所
0824(63)5181
甲奴郡、双三郡、比婆郡
広島市
広島市児童相談所
082(263)0694
広島県医師会速報(第1840号)昭和26年8月27日 第3種郵便物認可(20)
2003年(平成15年)8月15日
前記ホットラインは民間の相談窓口として、弁護士・臨床心理士などの専門家が設立したものです。
児童相談所への通告に躊躇されている場合の相談先として、援助を必要としている保護者のための
連絡先としてご利用いただけます。
具体的なケースに関して、児童相談所の対応に疑問をもたれた場合の相談も受け付けています。
医療機関を中心とした子ども虐待対応のためのネットワーク概念図
家 庭
救急・消防機関など
受 診
搬送・受診
学校・保育所・幼稚園など
受 診
通 告
一 般 地 域 医 療 機 関
(かかりつけ医)
医
療
機
関
相 談
(県)地域事務所厚生環境局
(市)福祉事務所
◎相 談
連絡
通告
・診断が困難な場合 など
連 絡
児 童 委 員
◎患者紹介
・入院が必要な場合 など
相 談
連 絡
相 談
協力基幹病院
保 健 所
市町村(保健センター)
相 談
民 間 団 体
連 絡
◎一時保護(入院)委託
◎診断(医学的証明)依頼
通告
通告
調査
通告
児 童 相 談 所
通告