森中だより2月号 - 横浜市

2月号
平成25年2月20日発行
横浜市立森中学校 校長 太田 稔
我 が 子( 相 手 )を 変 え る 九 原 則
我が子を育てていて、
てていて、どうして親
どうして親の言うことを聞
うことを聞かないのだろう、
かないのだろう、どうして反抗的
どうして反抗的な
反抗的な態度をとるのだろうと
態度をとるのだろうと、
をとるのだろうと、
んだことはないでしょうか?
をよい方向
方向に
えるには、
いくつかの原則
原則があります
があります。
悩んだことはないでしょうか
? 我が子をよい
方向
に変えるには
、いくつかの
原則
があります
。我が子だけで
なく、
なく、自分のかかわっている
自分のかかわっている相手
のかかわっている相手を
相手を変えたいと思
えたいと思ったときも、
ったときも、きっと役
きっと役に立ちます。
ちます。
次にあげることを読
にあげることを読んで、
んで、なるほどと思
なるほどと思ったら、
ったら、実践してみてください
実践してみてください。
してみてください。きっと、
きっと、我が子(相手)
相手)をよい方
をよい方
向に変えていくことができるでしょう
えていくことができるでしょう。
。
①まずほめる。
(注意
まずほめる。
(注意ばかりが
注意ばかりが先
ばかりが先に立ち、ほめることを忘
ほめることを忘れていませんか?)
れていませんか?) ②遠まわしに注意
まわしに注意を
注意を与える。
える。
(危険が
危険が伴わないときは、
わないときは、自分を
自分を振り返らせるために、
らせるために、遠まわしに言
まわしに言うことも大事
うことも大事です
大事です。
です。) ③まず自分
まず自分の
自分の誤
りを話
した後
注意を
える。
命令せず
せず、
意見を
める。
てる。
(一人
一人の
人間として
として、
りを
話した
後、注意
を与える
。 ④命令
せず
、意見
を求める
。 ⑤顔を立てる
。(
一人
の人間
として
、まずは
面子をつぶさないことが
(ほめるときも
面子をつぶさないことが大切
をつぶさないことが大切。
大切。) ⑥わずかなことでも、
わずかなことでも、すべて、
すべて、惜しみなく、
しみなく、心からほめる。
からほめる。
(ほめるときも、
ほめるときも、
「でも、
でも、ここは・・・」
ここは・・・」と、すべてをほめていないときはありませんか?
すべてをほめていないときはありませんか?時には、
には、惜しみなくすべてをほめる
ことが大切
大切。
期待をかける
をかける。
激励して
して、
能力に
自信をもたせる
をもたせる。
「そんなことばかりしているから
そんなことばかりしているから、
ことが
大切
。) ⑦期待
をかける
。 ⑧激励
して
、能力
に自信
をもたせる
。
(
「
そんなことばかりしているから
、
だめなのよ。
だめなのよ。」「なにやってんの
「なにやってんの。
なにやってんの。」と
」と、自信を
自信を失わせる言葉
わせる言葉を
言葉を投げかけていませんか?)
げかけていませんか?) ⑨喜んで協力
んで協力させ
協力させ
る。
(やりたいと
(やりたいと思
やりたいと思った時
った時が、一番伸びる
一番伸びる時
びる時です。
です。そういう時
そういう時は、大喜びをして
大喜びをして協力
びをして協力させてあげることが
協力させてあげることが大切
させてあげることが大切。
大切。)
【 副 校 長
江 目 親 利 】
1月23日
23日(水)に、2年生は
年生は職場体験学習を
職場体験学習を行いました。
いました。151名
151名の生徒が
生徒が、47か
47か
所に分かれて、
かれて、現場の
現場の方々のご協力
のご協力のもと
協力のもと、
のもと、日頃は
日頃は学ぶことのできない大切
ぶことのできない大切なことを
大切なことを学
なことを学ぶ
ことができました。
ことができました。ご協力くださった
協力くださった事業所
くださった事業所の
事業所の方々、本当
々、本当にありがとうございました
本当にありがとうございました!!
にありがとうございました!!
生徒たちの
生徒たちの感想
たちの感想は
感想は森中ホームページに
森中ホームページに掲載
ホームページに掲載してありますが
掲載してありますが、
してありますが、一部を
一部を抜粋して
抜粋して紹介
して紹介します
紹介します。
します。
(職場体験で
職場体験で学んだこと・メッセージ)
んだこと・メッセージ)
・消防士は
消防士はTVやドラマで
TVやドラマで見
やドラマで見るのと、
るのと、本物では
本物では大
では大きな違
きな違いがあった。
いがあった。緊
張感やスピードがまったく
張感やスピードがまったく違
やスピードがまったく違った。
った。どの仕事
どの仕事もいろいろなことがあり
仕事もいろいろなことがあり
大変だと
(公共
大変だと思
だと思いました。
いました。
(公共)
公共)
・職場体験中
職場体験中に
験中に火事の
火事の通報が
通報が入りすぐに職場
りすぐに職場の
職場の人がヘリで現場
がヘリで現場に
現場に向かっ
たからすごいと思
たからすごいと思いました。
いました。大きな声
きな声であ
いさつすることも大切
(公共
いさつすることも大切だと
大切だと思
だと思った。
った。
(公共)
公共)
・今回の
今回の体験で
体験で、日常生活で
日常生活で使っている水道
っている水道の
水道の仕組みを
仕組みを学
みを学ぶことができ
ました。
(公共)
ました。水をどうやって家
をどうやって家に届けるのか知
けるのか知ることができました。
ることができました。
公共)
・スポーツセンターが普段
スポーツセンターが普段どんなことをしているかほとんど
普段どんなことをしているかほとんど知
どんなことをしているかほとんど知らなかっ
たけど、
たけど、実際は
実際は地域の
地域の方々とのコミュニケーションを目的
とのコミュニケーションを目的とした
目的とした運動
とした運動
をよく考
(公共
をよく考えて企画
えて企画していることを
企画していることを知
していることを知りました。
りました。
(公共)
公共)
・職場体験で
職場体験で初めて「
めて「寿司を
寿司を握る」ことをしてみて、
ことをしてみて、最初は
最初は全くわから
なかったけど、
なかったけど、周りのみなさんが優
りのみなさんが優しく教
しく教
えてくださり、
(販売
えてくださり、とても良
とても良い勉強になりました
勉強になりました。
になりました。
(販売)
販売)
・品出しや
品出しや商品補充
しや商品補充など
商品補充など一日
など一日やっただけでしたが
一日やっただけでしたが、
やっただけでしたが、とても大変
とても大変でした
大変でした。
でした。
いつもやっている人
いつもやっている人はすごいと思
はすごいと思いました。
いました。(販売
(販売)
販売)
・仕事の
仕事の大変さを
大変さを、
さを、身をもって感
をもって感じました。
じました。
いつも働
いつも働いてくれている両親
いてくれている両親に
両親に感謝し
感謝し
たいと思
たいと思いました。
いました。(飲食
(飲食)
飲食)
・仕事をしている
仕事をしている人
をしている人の中での上下関係
での上下関係は
上下関係は大切だと
大切だと思
だと思いました。
いました。職場の
職場の雰
囲気がわかって
囲気がわかって良
がわかって良かったです。
かったです。(飲食
(飲食)
飲食)
・不動産業はどんなことをするのかわかり
不動産業はどんなことをするのかわかり勉強
はどんなことをするのかわかり勉強になりました
勉強になりました。
になりました。将来自分
が不動産屋へ
不動産屋へ行くときに役
くときに役に立つ話をたくさん聞
をたくさん聞けました。
けました。(販売
(販売)
販売)
・運転手さんの
運転手さんの一日
さんの一日を
一日を教えてもらいました。
えてもらいました。バスを運転
バスを運転するまで
運転するまで、
するまで、15
分以上かけてたくさんのことをチェックすることに
(交通
分以上かけてたくさんのことをチェックすることに驚
かけてたくさんのことをチェックすることに驚きました。
きました。
(交通)
交通)
・駅員の
駅員の仕事は
仕事は基本的に
基本的に泊まり勤務
まり勤務で
勤務で大変だということや
大変だということや、
だということや、鉄道関係の
鉄道関係の
仕事は
仕事はとても時間
とても時間に
時間に厳しく、
しく、正確さが
正確さが求
さが求
められることを学
められることを学びました。
びました。(交通
(交通)
交通)
・障害のある
障害のある方
のある方の大変さや
大変さや、
さや、障害のある
障害のある方
のある方
がいろいろな場面
がいろいろな場面でがんばっているこ
場面でがんばっているこ
とを知
とを知りました。
りました。様々な努力を
努力を知って、
って、勉強になりました
勉強になりました。
になりました。(福祉
(福祉)
福祉)
・いかに人
・いかに人の目をつかまえるタイトルか、
をつかまえるタイトルか、どうしたら面白
どうしたら面白く
面白く読んでくれ
るかを実践
るかを実践していました
実践していました。
していました。自分だけの
自分だけの好
だけの好みではなく、
みではなく、誰かのために書
かのために書
くという、
(メディア)
くという、当たり前
たり前だけど大切
だけど大切なことを
大切なことを再確認
なことを再確認できました
再確認できました。
できました。
メディア)
・
「ありがとう」
ありがとう」という言葉
という言葉が
言葉が仕事のやりがいになっていることや
仕事のやりがいになっていることや、
のやりがいになっていることや、何を
するにも人
するにも人の気持ちを
気持ちを考
ちを考え、どんな旅行
どんな旅行にみんなが
旅行にみんなが行
にみんなが行きたいかをふま
えて、
えて、思いやりをもって仕事
いやりをもって仕事をするということを
仕事をするということを学
をするということを学びました。
びました。(旅行
(旅行)
旅行)
・小さな子
さな子だから「
だから「何でもいい」
でもいい」ということではなく、
ということではなく、やっていいこと
と悪いことをしっかり
いことをしっかり教
しっかり教えなければいけないことや、
えなければいけないことや、笑顔でいること
笑顔でいること
の大切さを
大切さを学
さを学びました。
びました。(幼保
(幼保)
幼保)
・子どもの目線
どもの目線でどう
目線でどう言
でどう言ったら喜
ったら喜ぶか、
ぶか、伝わるか、
わるか、やってくれるか。
やってくれるか。普
段の生活でつい
生活でつい出
でつい出てしまう汚
てしまう汚い言葉を
言葉を言わないようにすることも大事
わないようにすることも大事。
大事。
でも一番大事
(幼保
でも一番大事なのは
一番大事なのは“
なのは“一緒に
一緒に楽しむこと!!
しむこと!!”
!!”だと教
だと教わりました。
わりました。
(幼保)
幼保)
2月1日金曜日。横浜市中学校個別級合同学芸会のEブロックが行われ
ました。今年は森中・岡村中・汐見台中・浜中・洋光台第二中・根岸中と
の6校合同で、ゴスペルを発表しました。名付けて我ら“磯ゴスペラーズ”!!
11月の宿泊学習の少し後から、
5回も
全員で交流練習会を行い、
クラスでもほと
んど毎日のように歌やダンスの練習をし
てきました。残念ながら1名風邪でお休みになってしまい、当日体調が
悪い生徒もいましたが、9名でがんばって参加しました。朝8時10分
に磯子駅に集合し、みんな少し緊張しながら西公会堂へ到着。
磯ゴスペラーズの出番は1番目でした。
開会式の前からステージを準備して順番に整列し、リラックスのための準
備体操をしながら、少しずつ気持ちを高めていきました。学芸会は経験済
みの2・3年生も、いつも元気印の1年生も、この時ばかりは緊張顔…。
そして9時50分。西公会堂の大きな緞
帳が開きました。「さぁみんな、あたりま
え体操の時間だよ。
今日も元気にいってみ
よ~!!」の一声で、会場のお客さんからは楽しそうな笑い声が聞こえま
した。欠席のため急きょ一人でダンスをすることになってしまった子も
いましたが、集中してがんばりました!!
2曲目は『崖の上のポニョ』です。この
曲は、特にダンスをがんばりました。根岸中のみんなが考えてくれたオリ
ジナルダンスに全員で挑戦。最初はなかなかうまくできませんでしたが、
練習の成果を発揮して、本番ではみんな上手に踊れました!!
最後の曲は、ゴスペルの名曲『Oh Happy Day』です。映画『天使にラ
ブソングを』でもおなじみのこの曲は、歌詞も全部英語なうえに、手拍子
や足のステップなど、歌以外の部分でも難しいことがたくさんありました。練習の時からクラスのみん
なで練習方法を話し合い、時には生徒たちが先生
の代わりになってくれました。それでも難しい曲
なので練習は本当に苦労しましたが、本番の発表
は今まで一番の、最高のゴスペルになりました!!
お客さんからもたくさんの手拍子と拍手をもらい、
磯ゴスペラーズの発表は大成功で終わりました!!
今年から新しく始めたゴスペルでしたが、がん
ばった分だけ、うれしい気持ちになれました!!
手話講座
2月15日
15日(金)に、1年生は
年生は福祉体験学習を
福祉体験学習を行いました。
いました。
この体験学習
この体験学習では
体験学習では、
では、事前学習を
事前学習を行い、手話講座・
手話講座・白杖体験・
白杖体験・車
イス体験
イス体験・
体験・認知症サポートの
認知症サポートの4
サポートの4つのコースに分
つのコースに分かれ、
かれ、ハンディ
キャップのあ
キャップのある
のある方々にとって、
にとって、実際にどのようなことが
実際にどのようなことが困
にどのようなことが困るの
かを教
わり、
、それに対
かを教わり
それに対して私
して私たちが具体的
たちが具体的にどのように
具体的にどのように支援
にどのように支援が
支援が
できるのかを、
できるのかを、実際に
実際に体験しながら
体験しながら勉強
しながら勉強しました
勉強しました。
しました。
手話講座では
手話講座では、
では、耳が聞こえない方
こえない方とのコミュニケーションを
白杖体験
白杖体験
とる方法
とる方法のひとつとして
方法のひとつとして、
のひとつとして、手話を
手話を教わりました。
わりました。あいさつだけ
でなく、
でなく、自分の
自分の名前を
名前を手話で
手話で伝えたり、
えたり、簡単な
簡単な会話を
会話を手話で
手話で行
ったり、
ったり、実際にやってみることで
実際にやってみることで手話
にやってみることで手話の
手話の難しさと楽
しさと楽しさを学
しさを学ぶ
ことができました。
ことができました。「表情
「表情だけでも
表情だけでも相手
だけでも相手の
相手の気持ちは
気持ちは伝
ちは伝わるんで
すよ」
という言葉
言葉がとても
すよ」という
言葉がとても印象的
がとても印象的でした
印象的でした。
でした。
白杖体験では
白杖体験では、
二人一組となり活動
一人がアイマ
では、二人一組となり
となり活動しました
活動しました。
しました。一人がアイマ
スクをつけ目
スクをつけ目が見えない役
えない役となり、
となり、もう一人
もう一人がそれを
一人がそれを誘導
がそれを誘導する
誘導する
介添えとして
介添えとして、
えとして、階段やスロープを
階段やスロープを歩
やスロープを歩く体験をしました
体験をしました。
をしました。普段は
普段は
気にならないようなちょっとした段差
にならないようなちょっとした段差でも
段差でも、
でも、目が見えない状態
えない状態
車イス体験
イス体験
で歩くことはとても難
くことはとても難しかったですね。
しかったですね。介添え
介添えをする方
する方も、で
きるだけ簡潔で
簡潔で適切な
適切な指示を
指示を出すことは難
すことは難しいことでした。
しいことでした。
車イス体験
イス体験でも
体験でも、
でも、同じくペアで活動
じくペアで活動しました
活動しました。
しました。平らな廊下
らな廊下で
廊下で
は自力で
自力で車イスを動
イスを動かすことができても、
かすことができても、スロープや狭
スロープや狭い通路
では後
では後ろから補助
ろから補助してくれる
補助してくれる人
してくれる人がいないとな
がいないとなかなかまっすぐ
に進めませんでした。
めませんでした。また、
また、補助をする
補助をする方
をする方も車イスに乗
イスに乗ってい
る方がどう動
がどう動きたいのか、
きたいのか、しっかりとコミュニケーションをと
る必要があ
必要がある
があるとわかりました。
とわかりました。
認知症サポート
認知症サポート講座
サポート講座では
講座では、
では、認知症を
認知症を患っている方
っている方と接する時
する時
認知症サポート
認知症サポート講座
サポート講座
に気をつけることを、
をつけることを、ロールプレイをとお
ロールプレイをとおして
とおして学
して学びました。
びました。私
たちが当
たちが当たり前
たり前に伝わると思
わると思って話
って話した言葉
した言葉でも
言葉でも、
でも、受け取り方
によっては違
によっては違った意味
った意味になってしま
意味になってしまう
になってしまうので、できるだけ
できるだけ簡単
るだけ簡単に
簡単に、
ゆっくりはっきり話
ゆっくりはっきり話しかけることが
しかけることが大切だとわかりました
大切だとわかりました。
だとわかりました。
どの講座
どの講座でも
講座でも、
でも、「ノーマライゼーション
「ノーマライゼーション(
ノーマライゼーション(誰もが平等
もが平等に
平等に生き
ることができる環境づくり
環境づくり)
づくり)」の
」の大切さを
大切さを学
さを学ぶことができまし
た。この体験学習
この体験学習をとおして
体験学習をとおして豊
をとおして豊かな心
かな心を育むことができました。
むことができました。
森中学校のホームページでも情報を公開しております。「森中学校」で検索してみてください。
http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/jhs/mori/