今後の経営展望について 平成25年5月10日 代表取締役社長 根岸 孝成 平成25年3月期業績（連結） （図１） （単位：百万円） 実 績 （うち為替影響額） 前年比 ３１９，１９３ （▲４，０７２） １０２.１％ ９９.１％ 営業利益 ２３，０６８ （▲５５０） １１０.８％ １０９.８％ 経常利益 ２９，４２４ （▲６７５） １０５.１％ １０５.１％ 当期純利益 １６，３７９ （▲１３６） １２３.２％ １０９.２％ 売上高 計画対比 （11月9日発表） ※百万円未満切り捨て 平成26年3月期通期業績予測（連結） （図2） （単位：百万円） 通期予想 前年比 ３５５，０００ １１１.２％ 営業利益 ２９，０００ １２５.７％ 経常利益 ３５，０００ １１８.９％ 当期純利益 ２０，０００ １２２.１％ 売上高 ※百万円未満切り捨て 国内飲料食品事業 （千本/日） 10,000 （図3） 東日本大震災発生 9,000 8,000 7,000 6,000 その他乳製品 発酵乳 5,000 その他ヤクルト 4,000 ヤクルト400類 3,000 ヤクルト 2,000 1,000 0 2002年 3月 2003年 3月 2004年 3月 2005年 3月 2006年 3月 2007年 3月 2008年 3月 2009年 3月 2010年 3月 2011年 3月 2012年 2013年 3月 3月 3月(予想) 乳製品の販売本数は減少傾向が続いていたが、2007年3月期を底に、 「ヤクルト４００類」を核とした価値普及活動の徹底により、回復基調が 続いている。 国内飲料食品事業 ヤクルトレディ50周年 （図4） １９６３年に「婦人販売店制度」が導入されてから、今年で50年を迎えます。 日本で誕生したヤクルトレディの輪は、今では、世界で8万人以上に広がって います。このヤクルト独自のユニークな販売チャネルをより一層拡充し、世界 の人々の健康で楽しい生活づくりに貢献してまいります。 国内飲料食品事業 健康（ 免疫維持・ 活性、便性改善、腸内環境） （図5） 私たちは、 生命科学の追究を基盤として、 世界の人々の健康で楽しい 生活づくりに貢献します。 楽しさ・乳酸菌の可能性の拡がり 化粧品事業 「グループ化粧品事業」の「事業化」 昨年度の取り組み ●基礎化粧品に軸足 ●専売組織による訪問販売 ●先行販売会社の事例紹介・共有化 ＋ 今年度の取り組み ●ヤクルトの「愛飲者を優先・中心とした 愛用者づくり」 ●「エステサロン」を活用し、基礎化粧品 の価値徹底 （図6） 医薬品事業 （図7） エルプラットの年間動向 100 ９９．６ １００．０ ９３．０ 市場拡大再算 定による薬価 引き下げ ▲１５％ 60 アジュバント療 法浸透による 成長 20 ８．０ 2012.3 -20 単価 ▲１５．０ 数量 2013.3 2014.3 医薬品事業 （図8） エルプラットのアジュバントにおける浸透状況 ステージⅢA 2013年 対象患者数 （見込値） ステージⅡ（ﾊｲﾘｽｸ）： 5,177名 ステージⅢ ： 18,862名 35% Ⅲ-A 1,886名 Ⅲ-B 13,203名 Ⅲ-C 3,773名 ステージⅢ全体 20 % 12% 12% ステージⅢB 46% エルプラット Drug A （経口フッ化ピリミジン） Drug B （経口フッ化ピリミジン） Drug C （経口フッ化ピリミジン） Drug D （5-FU注射薬） 21 % 7% 12% 38% 36% 15 % 7% 12% 37% 39% ステージⅢC 34 % 22% 13% 36% 28% Ipsos Healthcare Japan Tandem Oncology Monitor 2012Q4 医薬品事業 （図9） 進行・再発がんにおける化学療法 セカンドライン （二次化学療法） ファーストライン （一次化学療法） 23％ 73％ エルプラット ベースの治療 カンプト ベースの治療 その他の治療 FOLFOX （±分子標的治療薬） XELOX （±分子標的治療薬） SOX （ ±分子標的治療薬） 47％ 25％ 1％ FOLFOX （±分子標的治療薬） XELOX （±分子標的治療薬） SOX （±分子標的治療薬） 15％ 6％ 2％ Ipsos Healthcare Japan Tandem Oncology Monitor 2012Q4 医薬品事業 （図10） 適用拡大 薬品名 エルプラット 適応症と臨床レベル 胃がん（進行・再発）P-Ⅲ 胃がん（アジュバント） P-Ⅱ 膵がん P-Ⅱ（FOLFIRINOX） 参 考 2013年度第2四半期申請予定 2014年申請予定 2013年度第1四半期申請予定 カンプト バイオ後続品 当社は 3 月6 日に、ＵＭＮファーマおよびアピとの間で、がん領域の複数抗体バイオ シミラーの研究開発及び商業化を共同で実施することおよびその基本的事項につい て合意した。 ジェネリック ゲムシタビン、レボホリナート、シスプラチン等の後発品は、今期も大きな伸びを計画 している。 国際事業 （図11） （万本/日） 2,500 2,182 2,000 2,002 1,872 1,777 1,605 1,500 1,434 1,420 1,449 1,483 1,489 1,639 1,659 1,540 1,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 国際事業（進出国・地域の状況） （図12） 国名 販売人口 （千人） 2012年1~12月 販売実績 （本/日） 前年比 （％） 人口比 （％） 国名 販売人口 （千人） 2012年1~12月 販売実績 （本/日） 前年比 （％） 人口比 （％） 台 湾 22,438 932,623 104.90 4.16 ブラジル 101,060 1,847,059 108.26 1.83 香 港 7,668 539,897 112.23 7.04 メキシコ 84,687 3,337,065 100.85 3.94 タ イ 64,076 21,45,649 96.09 3.35 アルゼンチン 40,090 14,067 69.00 0.04 韓 国 48,200 4,169,516 104.22 8.65 アメリカ 77,950 162,323 130.22 0.21 フィリピン 73,230 1,501,594 115.92 2.05 米州計 303,787 5,360,514 103.88 1.76 シンガポール 3,580 214,846 110.52 6.00 オランダ 16,732 210,368 95.50 1.26 インドネシア 160,000 2,744,080 121.78 1.72 ベルギー 23,137 68,452 90.03 0.30 オーストラリア 22,000 213,910 103.18 0.97 イギリス 66,880 219,325 107.94 0.33 マレーシア 18,000 225,154 115.88 1.25 ドイツ 83,000 86,597 82.30 0.10 ベトナム 32,500 108,499 159.58 0.33 オーストリア 8,210 14,743 86.04 0.18 インド 77,050 74,286 154.52 0.10 イタリア 60,600 76,649 119.01 0.13 広 州 78,660 1,377,616 111.55 1.75 ヨーロッパ計 258,559 676,134 98.52 0.26 上 海 2,3027 412,714 132.40 1.79 合計 1,505,025 21,817,457 108.98 1.45 北 京 19,610 209,799 125.46 1.07 （連結合計） 1,297,081 13,068,075 112.64 1.01 中 国 292,640 910,626 153.02 0.31 中国計 413,937 2,910,755 126.06 0.70 ｱｼﾞｱ・ｵｾｱﾆｱ計 942,679 15,780,809 111.34 1.67 （連結合計） 734,735 7,031,427 112.17 0.96 国際事業(中国 １) （図13） 2002年 6月：広州工場稼働 、広州で販売開始 2004年 6月：深圳で販売開始 2005年 4月：上海に中国統括会社設立 5月：上海で販売開始 2006年 1月：南京で販売開始 9月：上海工場稼働6 月：北京で販売開始 2007年 4月：天津 6月：蘇州 9月：杭州で販売開始 2008年 4月：青島 5月：寧波 7月：済南 8月：湛江で販売開始（海南省へも供給） 2009年 5月：煙台 7月：武漢 8月：温州で販売開始 2010年 3月：瀋陽 4月：大連、福州、厦門で販売開始 2011年 1月：合肥で販売開始 8月：天津工場生産開始 2012年 3月：長沙 4月：西安、南昌 7月：長春 12月： 石家荘で販売開始 2013年 1月：成都 2月：重慶 3月：鄭州で販売開始 統括会社：1 工場：3 販売拠点：24 近隣からの商品供給 で販売している都市：4 西安 成都 重慶 長沙 南昌(武漢) 長春（瀋陽） 石家荘(北京） 鄭州 合肥（南京） 北京 瀋陽 天津 大連 煙台 済南 青島 南京 蘇州 上海 杭州 寧波 温州 武漢 福州 厦門 広州 深圳 湛江 国際事業(中国 ２） （図14） チャネル別の販売状況（本数ベース） (単位：千本／日) 3500 店舗 宅配 3000 ２,９１０ 2500 ２,３０９ 2000 １,６２５ 1500 １,２８７ ９４４ 1000 0 ３２７ ５９ １９０ 1 ２５０ 240 300 9 27 ４１３ 375 1371 812 580 133 45 1956 1091 ６６３ 500 2500 196 255 353 410 83 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 国際事業（インドネシア １） （図15） (単位：千本／日) 3000 店舗 2,744 宅配 2500 2,254 2000 1,766 1500 1,406 1000 742 795 901 1,015 1,054 1,006 1,103 1,288 1,115 500 0 1,475 991 589 622 714 831 857 811 153 173 187 184 197 195 2002 2003 2004 2005 2006 2007 841 966 1,269 2011 2012 651 415 262 2008 2009 2010 国際事業（インドネシア ２） （図16） （人） 5,000 ヤクルト レディ数 4,600 3,840 4,000 3,054 3,000 2,141 2,000 1,000 968 1,066 1,163 1,202 1,229 1,151 1,460 0 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 （12末時点） （店） 95,061 100,000 90,000 取引店舗数 78,273 80,000 66,082 70,000 60,000 30,000 65,487 71,665 82,920 48,937 50,000 40,000 70,020 82,415 30,258 37,916 20,000 10,000 0 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 （12月末時点） 国際事業（インドネシア ３） （図17） カリマンタン島 スラウェシ島 ｽﾗﾊﾞﾔ第2工場 スマトラ島 ｼﾞｬｶﾙﾀ本社 ジャワ 島 49支店（2012年12月末） ｽｶﾌﾞﾐ工場 （第1工場） バリ 島 国際事業（メキシコ １） （図18） 4,000 （単位：千本/日） 店舗 宅配 2,968 3,000 3,102 3,128 3,177 2,623 2,000 1,478 1,515 1,409 1,399 1,658 1,693 1,728 1,773 1,831 1,822 2007 2008 2009 2010 2011 2012 1,310 2,172 3,337 1,404 2,376 2,075 2,157 3,309 1,142 1,011 806 877 901 1,000 1,269 1,280 1,272 1,365 1,481 2002 2003 2004 2005 2006 0 国際事業（メキシコ ２） （図19） 販売数量 ﾔｸﾙﾄﾚﾃﾞｨ数 納入店舗数 （千本/日） （人） （店） 9,000 3,500 8,214 人 3,400 3,300 3,366本 3,259本 8,454人 17,109 計 16,000 8,000 7,000 11,000 6,000 6,000 5,000 1,000 14,492 計 3,200 3,100 3,000 2012.1Q 2013.1Q 数量増 103.3% （2013.1~3累計） 単価増 宅配 5.3% 店頭 4.6% 2012.1Q 2013.1Q 2012.1Q 2013.1Q 当資料取扱い上の留意点 当資料に掲載されている計画、見通しなどのうち、過去 の事実以外は将来に関する見通しであり、不確定な要因を 含んでいます。実際の業績は、さまざまな要因によりこれ ら見通しとは異なる結果となる場合があることをご承知お きください。 当資料のいかなる情報も投資勧誘を目的としたものでは ありません。また、弊社は当資料の内容に関し、いかなる 保証をするものでもありません。万一、この資料に基づい て被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供者 は一切責任を負いません。
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