立川市生活環境安全確保推進協議会 (喫煙環境改善推進協議会) 提 1 言 書 はじめに これまで市 内 公 共 空 間 における喫 煙 対 策 は、喫 煙 者 の自 発 的 なマナーに 委 ねられてきました。このため、一 部 の迷 惑 喫 煙 者 の行 為 による「環 境 中 たば こ煙 (呼 出 煙 と副 流 煙 ① )による受 動 喫 煙 」、「裸 火 による火 傷 等 の事 故 」、 「た ば こ の ポ イ 捨 て に よ る 美 観 の 悪 化 、 火 災 の 危 険 」 に 対 し 、 健 康 や ま ち の 美 化 、青 少 年 の 健 全 育 成 や 安 全 な ど の 面 か ら の 取 り 組 み が 求 め ら れ 、 市 民 や立 川 市 を訪 れる人 々からも多 くの苦 情 が市 に寄 せられていま す。 立 川 市 は、平 成 18 年 5月 、立 川 市 生 活 環 境 安 全 確 保 会 議 に「公 共 空 間 における喫 煙 対 策 について」提 案 し意 見 を求 めたところ、確 保 会 議 から、市 民 や関 係 者 による協 議 会 を設 置 し、具 体 的 な方 策 を検 討 すべきであるとの 方 向 が示 されました。これに基 づき平 成 18 年 7月 、公 募 による市 民 (14 名 )と 関 係 機 関 ・団 体 、関 連 事 業 者 の代 表 (16 名 )による「立 川 市 生 活 環 境 安 全 確 保 推 進 協 議 会 (喫 煙 環 境 改 善 推 進 協 議 会 )」が設 置 されました。 協 議 会 では、「公 共 空 間 における喫 煙 対 策 」を喫 緊 の課 題 とする認 識 を共 有 し、「共 存 」「分 煙 」の視 点 から、迷 惑 喫 煙 への対 策 について、13 回 にわた り精 力 的 な協 議 を重 ねて参 りました。 これまでの議 論 を踏 まえ、今 後 立 川 市 が進 める「公 共 空 間 における喫 煙 対 策 」について、「規 制 のルールづくり」「ルール周 知 ・徹 底 のための施 策 」 「市 民 、関 係 機 関 ・団 体 、事 業 者 、市 の協 働 の仕 組 みづくり」について、以 下 のとおり提 言 します。 2 喫煙対策の取り組みの必要性 (1) 現 状 と 課 題 ① 受動喫煙 平 成 15 年 5月 に施 行 された健 康 増 進 法 により、公 共 施 設 等 多 数 の人 が利 用 する施 設 の管 理 者 は受 動 喫 煙 防 止 に努 めることとされたことから、 レストランや公 共 施 設 での分 煙 が図 られ、受 動 喫 煙 防 止 対 策 が推 進 さ れてきました。 喫 煙 者 が吐 き出 した「呼 出 」煙 と、たばこの燃 焼 部 から出 る「副 流 」煙 が健 康 に影 響 を及 ぼすと指 摘 され、加 えて、その臭 気 に対 する嫌 悪 感 も あって、非 喫 煙 者 にとっては他 者 の喫 煙 が大 変 な苦 痛 である、と言 われ ています。 ① 呼 出 煙 とは喫 煙 者 が吐 き出 す煙 、副 流 煙 とはたばこの燃 焼 部 から出 る煙 1 ② 子 どもをはじめとする歩 行 者 の火 傷 事 故 市 内 には、多 摩 地 域 でトップの乗 降 客 数 (平 成 17 年 度 一 日 平 均 約 30 万 人 )のJR立 川 駅 のほか、多 摩 都 市 モノレール立 川 北 駅 (同 、34 千 人 )、同 南 駅 (同 24 千 人 )があり、また、国 営 昭 和 記 念 公 園 (年 間 来 園 者 285 万 人 )や、JRA場 外 馬 券 売 場 (年 間 来 場 者 291 万 人 )、立 川 競 輪 場 (同 47 万 人 )もあります。立 川 市 は多 摩 の中 核 市 として商 業 集 積 、業 務 集 積 が進 み、市 域 を大 きく越 えて数 多 くの人 々が訪 れています。 ペデストリアンデッキなどの立 川 駅 周 辺 地 域 をはじめ、市 内 各 所 の多 く の人 々が往 来 する場 所 では、歩 行 者 が交 錯 します。特 に小 さい子 どもの 目 線 の高 さに位 置 する 700℃とも言 われるたばこの火 の存 在 は大 変 危 険 です。 歩 行 喫 煙 が行 われることにより、行 き来 している人 々は様 々に危 険 な 状 態 に置 かれています。 こうした状 態 は早 急 に改 善 しなければなりません。 ③ 青 少 年 の健 全 育 成 の阻 害 発 育 途 上 の年 齢 期 にある青 少 年 が、好 奇 心 などから喫 煙 をし、次 第 に飲 酒 や薬 物 乱 用 に進 む傾 向 があると言 われており、学 校 ・家 庭 ・地 域 社 会 などが、その心 身 に及 ぼす影 響 を積 極 的 に伝 え、理 解 を深 めるなど の広 報 啓 発 活 動 を展 開 する必 要 があります。 また、現 在 は自 動 販 売 機 の設 置 が進 み容 易 にたばこを入 手 できる状 態 にあり、年 齢 確 認 の徹 底 など、青 少 年 を健 全 に育 成 するための効 果 的 な取 り組 みが求 められています。 ④ まちの美 観 の悪 化 立 川 の市 民 のみならず、立 川 市 を訪 れる人 々が、たばこの吸 殻 が散 乱 した状 態 を見 れば、このまちの道 徳 心 にも疑 問 を抱 くでしょう。 多 くの人 が訪 れる立 川 市 は、市 民 ・地 域 (団 体 )・事 業 者 ・行 政 などが 連 携 ・協 働 して、道 路 や公 園 などの公 共 空 間 から吸 殻 を無 くし、“ポイ捨 てを許 さない”という強 力 なメッセージをマナー違 反 の喫 煙 者 に伝 える必 要 があります。 多 くの人 々の意 識 を高 め、ポイ捨 てのしにくい環 境 をつくるあげること で、市 民 等 の自 治 意 識 が高 まり、犯 罪 ・少 年 非 行 などの無 いまちづくりが 達 成 されるものと確 信 します。 ⑤ 火 災 の危 険 火 の点 いた状 態 のたばこのポイ捨 ては、美 観 の問 題 に限 らず、近 くの 可 燃 物 への延 焼 から火 災 になるおそれもあります。 空 気 の乾 燥 した時 期 の落 ち葉 や、道 端 に捨 てられたゴミなど、市 内 の 至 る所 で火 災 の危 険 が潜 んでいることを、立 川 市 民 をはじめ立 川 市 を訪 れる人 々に周 知 し、認 識 を新 たにしていただいて安 全 安 心 なまちづくりの 推 進 を図 る必 要 があります。 2 (2) 取 り 組 み の 方 向 性 本 協 議 会 では、市 内 公 共 空 間 での喫 煙 権 と嫌 煙 権 の共 存 に配 慮 し、他 の自 治 体 の実 施 例 や現 場 視 察 などの調 査 を行 い、「喫 煙 行 為 の規 制 」に ついて協 議 を進 めてきました。 その過 程 で、罰 則 等 による規 制 よりも、意 識 啓 発 に重 点 を置 いた取 り組 みを展 開 することが望 ましい、との意 見 が大 勢 を占 めました。 具 体 的 には、規 制 す べ き 対 象 行 為 を ①「決 められた場 所 以 外 での喫 煙 行 為 」 ②「たばこのポイ捨 て行 為 」 3 としました。 喫煙対策を考える際の用語の定義 立 川 市 における喫 煙 環 境 の改 善 を協 議 するにあたり、協 議 会 では、次 のよ うに用 語 の定 義 づけをしました。 ① 公共空間 道 路 ・公 園 ・広 場 、その他 公 共 の用 に供 する場 所 ② 歩行喫煙 公 共 空 間 において、歩 きながらまたは自 転 車 ・オートバイに乗 車 ・走 行 しながらの喫 煙 行 為 ③ 路上喫煙 状 態 を問 わず、公 共 空 間 における喫 煙 行 為 ④ ポイ捨 て 公 共 空 間 のほか、他 人 が所 有 または管 理 する土 地 等 に着 火 したたばこ またはたばこの吸 殻 を捨 てる行 為 ⑤ 重点区域 特 に多 くの人 が往 来 ・滞 留 する場 所 で、啓 発 活 動 などを重 点 的 に行 う 区域 ⑥ 決 められた場 所 重 点 区 域 内 における路 上 喫 煙 行 為 の規 制 が解 除 される場 所 (喫 煙 スポット・決 められた喫 煙 場 所 等 ) ⑦ 灰皿 たばこ販 売 店 やコンビニエンスストアなどの店 舗 のほか、民 有 地 および 公 共 施 設 に設 置 された灰 皿 ならびに個 人 が所 有 する携 帯 型 等 の灰 皿 3 4 対象行為と規制のためのルールづくり 「公 共 空 間 での喫 煙 行 為 を規 制 」することについて協 議 を進 めていくと、 歩 きながら、または自 転 車 、オートバイに乗 車 ・走 行 しながらの喫 煙 行 為 と、 立 ち止 まった状 態 等 での喫 煙 行 為 への対 応 を分 けたほうが良 いとの意 見 が 出 されました。 また、人 々が集 中 している場 所 と人 通 りの少 ない場 所 での規 制 を同 一 に する必 要 はない、などの意 見 がありました。 個 々のケースを考 え、同 一 の規 制 ではなく、全 市 的 な規 制 と重 点 区 域 に 対 応 する規 制 とを分 けた対 応 が必 要 と考 えます。 具 体 的 には、規 制 す べ き 対 象 行 為 とその対 象 エ リ ア を次 のように設 定 することとしました。 ① 市 内 全 域 で、歩 行 喫 煙 及 びたばこのポイ捨 てを禁 止 する。 ② 多 くの人 が往 来 ・滞 留 する区 域 を重 点 区 域 とし、その区 域 内 では、決 め られた場 所 以 外 での路 上 喫 煙 を禁 止 する。 ③ 重 点 区 域 は、当 面 、立 川 駅 周 辺 とする。 他 の地 域 への拡 大 については、説 明 会 の開 催 やパブリック・コメント等 に より市 民 ・事 業 者 等 の意 見 を聴 いて対 応 する。 5 制度を実効あるものとするために取り組むべき施策 上 記 のルールを作 っても、それが守 られなければ意 味 がありません。 ルールを実 施 する前 の早 い段 階 から周 知 を行 い、施 行 後 も継 続 して啓 発 活 動 に取 り組 むとともに、迷 惑 行 為 者 に継 続 して指 導 などを実 施 することが 必 要 です。 また、重 点 区 域 内 の「決 められた場 所 」、あるいは区 域 外 の「灰 皿 」を置 い てある場 所 の周 知 徹 底 が、立 川 市 を訪 れる多 くの人 々の理 解 と協 力 を得 るう えで効 果 的 と考 えます。 協 議 会 では、どのような施 策 に取 り組 むべきかについて協 議 し、次 のように まとめました。 以 下 に掲 げる取 り組 みについては、実 現 可 能 な施 策 から順 次 実 行 し、多 く の市 民 等 に周 知 ・徹 底 を図 ることを希 望 します。 (1) 周 知 ・ 啓 発 事 業 に つ い て ○ 表 示 物 等 の掲 出 ・配 布 大 型 看 板 、周 辺 案 内 板 、横 断 幕 、懸 垂 幕 、路 面 表 示 、街 路 灯 ステッカ ー等 の掲 出 、ポスター・チラシ類 の掲 示 、配 布 など ○ 広報活動 市 広 報 ・ホームページ・新 聞 掲 載 、駅 ・館 (場 )内 ・商 店 街 ・路 線 バス車 内 放 送 、広 報 車 ・ごみ収 集 車 等 の巡 回 アナウンス、大 型 ビジョン放 映 、 4 自 治 会 ・商 店 会 ・PТA等 各 種 団 体 広 報 誌 掲 載 など ○ 啓 発 キャンペーン活 動 市 民 ・地 域 (団 体 )・事 業 者 ・行 政 が協 働 してキャンペーンを実 施 ○ ルール指 導 員 (仮 称 )等 による啓 発 パトロール ルール周 知 、規 制 に反 する行 為 者 への注 意 、「決 められた(喫 煙 )場 所 」・「灰 皿 」への案 内 ・誘 導 また、次 のような意 見 もありました。 ○ 標 語 ・シンボルマークの募 集 (2) 決 め ら れ た (喫 煙 )場 所 及 び 灰 皿 の 設 置 に つ い て ○ 決 められた(喫 煙 )場 所 の設 置 (重 点 区 域 内 ) 重 点 区 域 内 には、市 民 等 の導 線 を十 分 配 慮 した位 置 に、たばこ事 業 者 の協 力 を得 て喫 煙 場 所 を設 ける。喫 煙 場 所 の管 理 ・清 掃 の仕 組 みを 別 途 検 討 する ○ 重 点 区 域 内 の灰 皿 重 点 区 域 内 の公 共 施 設 には灰 皿 を設 置 しないようにするほか、たばこ 販 売 店 や商 店 ・デパート・飲 食 店 など民 間 施 設 の敷 地 内 の灰 皿 設 置 に ついて、喫 煙 対 策 の趣 旨 を説 明 し、設 置 しないよう協 力 を要 請 する ○ 灰 皿 の管 理 清 掃 (市 内 全 域 ) 市 の施 設 敷 地 内 やたばこ店 ・コンビニエンスストアなどの民 有 地 内 に設 置 する灰 皿 は、設 置 者 それぞれが管 理 及 び清 掃 を行 う 一 方 、次 のような意 見 もありました。 ○ 「決 められた場 所 」は設 けず、重 点 区 域 の境 界 線 の外 側 に灰 皿 を設 置 する ○ 「決 められた場 所 」は煙 が拡 がらないよう配 慮 し、駅 周 辺 に最 小 限 の数 を設 置 する ○ 「決 められた場 所 」は、たばこ事 業 者 の協 力 のもと、市 が設 置 し、市 ・た ばこ販 売 店 ・商 店 会 ・自 治 会 が管 理 、清 掃 を行 う 6 規制に反する行為への対応 前 項 の取 り組 みを推 進 するとともに、実 効 あるものにするため、「規 制 に反 する行 為 」については、次 のような対 応 が必 要 と考 えます。 (1) 注 意 ・ 指 導 の 取 り 組 み ① 市 内 全 域 では、地 域 パトロール団 体 をはじめ多 くのボランティア防 犯 組 織 が、地 域 の安 全 を守 る活 動 を展 開 しています。 これら地 域 (団 体 )での活 動 と、市 民 ・事 業 者 ・行 政 が連 携 ・協 働 した パトロール活 動 を行 い、規 制 内 容 の説 明 や喫 煙 場 所 への案 内 などを行 5 うことが重 要 と考 えます。 こうした活 動 を実 施 する関 係 者 に、例 えば、路 上 違 反 広 告 物 撤 去 活 動 推 進 員 制 度 のような位 置 づけが必 要 と考 えます。 ② 重 点 区 域 内 では、注 意 ・指 導 ・誘 導 をおこなう「ルール指 導 員 (仮 称 )」 を配 置 し、地 域 団 体 ・事 業 者 などと連 携 した対 応 を行 うことが望 ましいと 考 えます。 (2) 過 料 等 の 罰 則 に つ い て 協 議 会 では、過 料 等 罰 則 については、「科 さない」あるいは「一 定 期 間 経 過 後 に科 す」という意 見 が多 数 でした。「罰 則 より意 識 啓 発 での周 知 徹 底 」 を採 用 し、当 面 は啓 発 による取 り組 みを中 心 に行 うことが望 ましいと考 えま す。 しかしながら、ルール実 施 後 、効 果 や変 化 が見 られない場 合 は、過 料 等 、 罰 則 の導 入 もやむを得 ないとの意 見 で一 致 しました。 7 市 民 ・ 地 域 (団 体 )・ 事 業 者 の 役 割 と 行 政 の 責 務 「公 共 空 間 における喫 煙 対 策 」は、立 川 市 民 のほか、立 川 市 を訪 れる 人 々を含 めた取 り組 みであるため、市 民 ・地 域 (団 体 )・事 業 者 ・行 政 がそれ ぞれの役 割 を担 い、連 携 ・協 働 することが、最 も効 果 的 であると考 えます。 協 働 の取 り組 みが多 くの市 民 等 への強 力 なアピール・メッセージとなるよう、 個 々の取 り組 みにあたっては、それぞれの施 策 が相 乗 効 果 をもたらすように 工 夫 することが重 要 と考 えます。 「市 の責 務 」と「市 民 、地 域 (団 体 )、事 業 者 の役 割 」については以 下 のよう に掲 げますが、それぞれの主 体 が協 働 して取 り組 み、「公 共 空 間 」の随 所 で 花 開 き、喫 煙 者 の自 制 と、非 喫 煙 者 の理 解 が実 を結 ぶことを切 に願 います。 (1) 市 の 責 務 ・ 表 示 物 等 の掲 出 ・配 布 と市 民 ・地 域 (団 体 )・事 業 者 等 への協 力 要 請 ・ 広 報 活 動 の実 施 と依 頼 、協 力 要 請 ・ 市 民 ・地 域 (団 体 )・事 業 者 等 と協 働 した啓 発 キャンペーン活 動 の実 施 ・ ルール指 導 員 (仮 称 )による啓 発 パトロールの実 施 ・ 地 域 (団 体 )や事 業 者 ・商 店 会 等 のルール啓 発 パトロール活 動 などへの 協力要請 ・ 「決 められた(喫 煙 )場 所 」の設 置 と管 理 ・清 掃 ・ 市 施 設 をはじめ公 共 施 設 の「灰 皿 」及 び民 有 地 の「灰 皿 」の適 正 取 扱 い管 理 の依 頼 ・要 請 ・ 児 童 ・生 徒 への喫 煙 防 止 教 育 の実 施 6 (2) 市 民 ・ 地 域 ( 団 体 )・ 事 業 者 の 役 割 ① 市 民 の役 割 ・ 喫 煙 対 策 のルールの遵 守 ・ 表 示 物 等 の掲 出 ・配 布 の協 力 ・ 啓 発 キャンペーン活 動 への参 加 ② 地 域 (団 体 )の役 割 ・ 表 示 物 等 の掲 出 ・配 布 の協 力 及 び住 民 への周 知 協 力 ・ 広 報 誌 等 への啓 発 記 事 掲 載 の協 力 ・ 市 民 ・事 業 者 ・行 政 と協 働 して啓 発 キャンペーンを実 施 ・ 地 域 での啓 発 キャンペーンの実 施 ・ 自 治 会 ・PTA・地 域 パトロール隊 によるルール啓 発 活 動 ・ 「決 められた(喫 煙 )場 所 」、民 有 地 の「灰 皿 」の管 理 の協 力 ③ 事 業 者 の役 割 ・ 表 示 物 等 の掲 出 ・配 布 の協 力 及 び顧 客 ・従 業 員 等 への周 知 協 力 ・ 事 業 者 内 広 報 誌 への啓 発 記 事 掲 載 の協 力 ・ 市 民 ・地 域 (団 体 )・行 政 と協 働 して啓 発 キャンペーンを実 施 ・ 事 業 者 ・商 店 会 等 での啓 発 キャンペーンの実 施 ・ 重 点 区 域 ・地 域 でのパトロール及 びルール啓 発 活 動 への協 力 ・ 「決 められた(喫 煙 )場 所 」の管 理 の協 力 と、民 有 地 の「灰 皿 」の管 理 8 提言の実施に向けて 本 提 言 は、市 民 をはじめ立 川 市 を訪 れる人 々が、楽 しく、安 全 に過 ごせる よう、公 共 空 間 での喫 煙 を制 限 し、喫 煙 者 と非 喫 煙 者 の「共 存 」を希 求 する ものです。 従 って、本 協 議 会 は、ここに掲 げる規 制 や、市 民 ・地 域 (団 体 )・事 業 者 の 役 割 と行 政 の責 務 を明 らかにする「条 例 」を速 やかに定 め、市 民 の総 意 によ る取 り組 みとなることを期 待 します。 市 としての基 本 方 針 を決 定 するにあたっては、広 く市 民 の意 見 に耳 を傾 け、 条 例 化 の参 考 とすべきであることを申 し添 えます。 また、これらの取 り組 みを実 効 あるものとするためには、多 くの関 係 者 の理 解 と協 力 が必 要 であり、十 二 分 な周 知 ・広 報 期 間 を設 けて対 応 するとともに、 それぞれの施 策 を着 実 に遂 行 するために必 要 な予 算 措 置 に努 めるよう要 望 します。 7 立川市生活環境安全確保推進協議会 開催状況 (喫煙環境改善推進協議会) 回数 開催日時・場所・出席者数 平成18年7月11日(火)午後7時~ 市民会館 第1会議室 23名 第1回 第2回 平成18年8月1日(火)午後7時~ 市民会館 第1会議室 20名 会議内容 ◎生活環境安全確保推進協議会委員辞令伝達 1 市長あいさつ 2 協議会正副会長の選任 3 本協議会の趣旨説明 4 喫煙対策について他市の取組状況 5 委員の自己紹介、意見交換 1 本協議会の『呼称』について 2 分科会の構成と進め方及び今後の日程等について 3 分科会の開催~フリートーク 平成18年9月13日(水)午後7時~ 1 これからの分科会のテーマ及び今後の開催日程に 市民会館 地下サブホール・第2・4会議室 ついて 第3回 20名 2 分科会の開催~フリートーク 第4回 平成18年9月27日(水)午後7時~ 市民会館 第1・2・4会議室 22名 1 全体会~分科会の協議方法について 2 分科会の開催~課題「規制・範囲」の協議 平成18年10月11日(水)午後7時~ 第5回 市民会館 第1・2・4会議室 17名 1 全体会~課題「規制・範囲」の協議 2 分科会の開催~課題「共存」等の協議 平成18年10月25日(水)午後7時~ 市民会館 地下サブホール・第4会議室 第6回 14名 1 分科会の開催~課題「共存」等の協議 第7回 平成18年11月8日(水)午後7時~ 市民会館 第1会議室 18名 1 全体会~課題「規制・範囲」の協議 2 分科会の開催 ~課題「共存」のための「規制 ・範囲」の方向性の確認 平成18年11月21日(火)午後7時~ 第8回 市民会館 第1会議室 19名 1 全体会~「規制すべき対象行為と対象エリア」の まとめの協議 平成18年12月6日(水)午後7時~ 第9回 市民会館 第4会議室 19名 1 全体会~「規制すべき対象行為と対象エリア」の まとめの協議 平成19年1月24日(水)午後7時~ 第10回 市民会館 第1会議室 15名 1 全体会~「規制のための施策」等の協議 平成19年2月7日(水)午後7時~ 第11回 市民会館 第1会議室 20名 1 全体会~「取りまとめに向けた骨子(案)」の協議 平成19年2月21日(水)午後7時~ 第12回 市民会館 第1会議室 14名 1 全体会~「提言書(素案)」の協議 平成19年3月14日(水)午後7時~ 第13回 市民会館 第1会議室 18名 1 全体会~「提言書(案)」のまとめの協議 8 立川市生活環境安全確保推進協議会委員名簿 (喫煙環境改善推進協議会) 平成 19 年 3 月 14 日現在(敬称略 ) 役職 氏 名 区分 会長 草 野 忠 正 関係団体 副会長 福 本 行 廣 公募市民 副会長 森 谷 孝 関係団体 備 考 立川市喫煙マナーアップキャンペーン実行委員会 市 民 公 募 立川市喫煙マナーアップキャンペーン実行委員会 委員 五十嵐 陸 夫 公募市民 市 民 公 募 委員 市 川 敏 夫 公募市民 市 民 公 募 委員 加 藤 享 司 公募市民 市 民 公 募 委員 城 戸 尊 江 公募市民 市 民 公 募 委員 笹 浪 真智子 公募市民 市 民 公 募 委員 澤 田 康 人 公募市民 市 民 公 募 委員 三本木 良 彦 公募市民 市 民 公 募 委員 根 岸 邦 夫 公募市民 市 民 公 募 委員 福 永 輝 夫 公募市民 市 民 公 募 委員 古 川 榮 一 公募市民 市 民 公 募 委員 細 谷 剛 公募市民 市 民 公 募 委員 山 本 英 樹 公募市民 市 民 公 募 委員 吉 本 智 子 公募市民 市 民 公 募 委員 坂 村 宗 紀 関係団体 立川市喫煙マナーアップキャンペーン実行委員会 委員 田 中 太 関係団体 立川市喫煙マナーアップキャンペーン実行委員会 委員 降 矢 進 関係団体 立川市喫煙マナーアップキャンペーン実行委員会 委員 角 谷 人 地域団体 立川市青少年健全育成地区委員長連絡会 委員 長 家 功 地域団体 立川市自治会連合会 委員 井 上 愛 子 関係機関 東京都多摩立川保健所 委員 中 村 眞 一 関係機関 東京都多摩環境事務所 委員 奥 平 敏 明 事 業 者 立川バス株式会社 委員 迫 田 積 事 業 者 日本たばこ産業株式会社 委員 佐 藤 孝 事 業 者 東日本旅客鉄道株式会社立川駅 委員 鈴 木 豊 事 業 者 多摩都市モノレール株式会社 委員 土 田 廣 司 事 業 者 日本交通立川株式会社 委員 森 田 素 夫 事 業 者 立川たばこ商業協同組合 委員 村 田 光 男 有 識 者 生活環境安全確保会議 事務局 明 正 市民生活部 生活安全課 環境下水道部 環境対策課 9
© Copyright 2025 ExpyDoc