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ファウンドリーメーカーが太陽電池分野に進出
セミコンダクタポータルのコンテンツパートナー、アレグロ インフォメーション・インク(以下アレグロ)
による、中国のエレクトロニクス・半導体・液晶分野のマーケット情報です。アレグロは、同社独自の調
査及び、中国国家統計局、CCID、中国電子報、経済参考報、国際金融報などから得たフレッシュな情報を
ベースに、特に中国の IT、エレクトロニクス、半導体・液晶関連の情報収集・提供、分析、調査を行って
います。今回、提供したのは、同社の月刊レポート「中国レポート:Electronics and Semiconductor China」
の 2006 年 6 月号からの一部抜粋です。
太陽電池がクリーンエネルギーとして着目されている。太陽電池と半導体の製造技術は
共通点が多いため、特に半導体ファウンドリーメーカーは、低コストを実現した半導体製
造プロセス技術を生かして、太陽電池分野に積極的に進出している。
200 5年太陽電池メーカーシェア
出典: PVNews
Uni-Solar
カネカ
1%
SunPower
1%
1%
BO Solar
Photowatt
その他
1%
In ternational
シャープ
15%
1%
24%
E-Ton
2%
BP Solar
2%
Q-Cells
Deutsche Cell
9%
2%
Isofoton
京セラ
Shell Solar
3%
8%
Industries
三洋電機
2%
7%
MOTECH Suntech
三菱電機
5%
3%
6%
Schott Solar
5%
太陽電池生産量(2005年) 出典:PVNews
ランク 社名
国籍
生産量
1 シャープ
日
427.6
2 Q-Cells
独
166.0
3 京セラ
日
142.0
4 三洋電機
日
125.0
5 三菱電機
日
100.0
6 Schott Solar
独
82.0
6 Suntech
中
82.0
8 MOTECH
台
60.0
9 Isofoton
西
53.0
10 Shell Solar Industries
米
42.0
11 Deutsche Cell
独
38.0
12 BP Solar
豪
35.0
13 E-Ton
台
28.0
14 Photowatt International 仏
24.0
15 SunPower
フィリピン
23.0
16 BO Solar
米
23.0
17 Uni-Solar
米
22.0
18 カネカ
日
19.0
その他
267.1
合計
1,758.7
*注:上記図表と本文は無関係です。
UMC は、2005 年末に太陽電池専業メーカー「晶能科技」を設立した。
SMIC は、2005 年より太陽電池事業に取り組み、既にドイツと日本の顧客を獲得して、
2006 年 4 月に量産を開始した。力晶(Power Chip )は、太陽電池メーカーの新日光に出
資している。
台湾は、得意とする半導体産業の強みを生かして、半導体をエネルギービジネスに応用
するためのビジネスチャンスを探り、太陽電池産業を次の花形産業として育成させている。
このため、独 SolMic 社の定年退職者を迎え、台湾勢の太陽電池技術力の向上に取り組んで
いる。台湾当局による資金投入(10 億台湾㌦=約 36 億円)により、2008 年には 300 ト
ン、2010 年には 1,000 トンの生産規模に達すると見込んでいる。2010 年の台湾太陽電池
産業規模は 600 億台湾㌦(約 2,160 億円)へと拡大すると予想している。UMC が設立し
た晶能科技は、主に太陽電池関連製品の製造を中心に事業展開していく。PCB 大手の欣興
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電子協理陳銘如氏が晶能科技の董事長(会長に相当)に就任、前寛柏光電副総経理韓宗立
氏が総経理(社長に相当)に就任した。資本金は、2,000 万台湾㌦(約 7,200 万円)。
SMIC は、スクラップウェハ(scrap wafer )の再利用を図りながら、半導体を低コス
トで製造するノウハウを利用して、太陽電池のファウンドリー事業に乗り出した。これに
加え、同社は現時点でモノ不足が深刻化している多結晶シリコン材料の製造工場を構築す
る方針も打ち出している。
実際、SMIC が太陽電池分野に参入した背景には、中国大陸の税関関連法にあるとみら
れる。中国では、スクラップウェハの輸出が禁じられているため、SMIC は量産以来のス
クラップウェハをずっと倉庫に貯めていたという。2005 年より太陽電池市場が脚光を浴び
ていることを契機に、SMIC はスクラップウェハの在庫の再利用を図り、太陽電池への応
用として事業に取り組んでいる。
(2006/07/19
セミコンポータル編集室)
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