田原ロータリークラブ

田原ロータリークラブ
事務局:崋山会館 3F
TEL0531-22-0831 FAX0531-23-1216
E‐mail [email protected]
U R L http://www.tahararc.com/
会
長/河 合 利 則
幹
事/鈴 木
雅
クラブ奉 仕 委 員 長/松 井
昭
広 報 委 員 長/大 村 俊 美
No.34 通算 2580 回
平成 26 年 3 月 6 日(木)
点鐘 12:30
蒲郡信用金庫田原支店
ゲスト
地区危機管理委員会 委員 黒田勝基氏
米山奨学生:ドゥヌウイラムディヤンセラーゲ・パサン タールカ君
ビジター
豊橋南RC 神戸邦夫会員
田原ローターアクトクラブの
例会、近隣クラブ例会臨時変
更はプログラムに記載のとお
りです。
来訪者紹介並びに会長報告 河合利則会長
来訪者の紹介をさせて頂き
ます。本日のゲストスピーチ、
地区危機管理委員会の黒田
勝基会員。豊橋南RC 神戸邦
夫会員。そして米山奨学生の
パサン君です。
本日ゲストスピーチは危機
管理の必要性に関してという事です。田原RCは、今は青少年
交換を行っておりませんが、将来青少年交換を行う時には今日
の事がいい勉強になると思います。
早いもので今日来場されているパサン君、これで一年が終
了となります。この後短い時間ですがスピーチをお願いしてあ
ります。それから、本日の 3 分間スピーチはおおもとの職業奉
仕委員長の安田幸雄会員です。楽しみにしております。よろしく
お願いいたします。
■米山奨学生
ドゥヌウイラムディヤンセラーゲ・パサン タールカ君
残念ながら今日は私の最後
の例会となります。これからお
礼のスピーチをしたいと思い
ます。
私が田原RCにお世話にな
って一年が経ちました。この
一年間のクラブ活動は私にと
ってとても有効なものと考えています。とても勉強になりました。
また新しい友達を作ることもできました。そしてこのRCからの
支援で、経済的なことへの不安もなく、自分の研究に集中して
頑張ることが出来ました。いい研究成果を出すことが出来たの
は皆様のおかげです。
今日の例会が正式な例会の最後となりますが、来月にある
家族例会も参加する予定をしていますので、皆様とまた会う機
会があると思います。
一年間お世話になりました。ありがとうございました。
幹事報告 鈴木 雅幹事
3 月ロータリーレートは1ドル=102 円です。
4月3日・10日の例会プログラムが理事会で承認されました。
豊川RC55 周年の例会のお礼状がきています。
歌:奉仕の理想
会場委員会 高崎雄三会員
■3月の誕生祝い
左から
藤城隆雄会員・秋田敬治会員・大河直樹会員・中内田耕三会員
佐野朝海会員(欠席)
おめでとうございます。
ニコボックス 高崎雄三会員
□河合利則会長
黒田さん、本日は遠いところをありがとうございます。
スピーチお願いします。
□河合利則会長
パサン君、あっという間の一年でした。
また遊びに来てください。
□高浜RC 黒田勝基会員
危機管理の卓話をさせて頂きます。
□豊橋南RC 神戸邦夫会員
久しぶりのメーキャップです。黒田さんお久しぶり。
□秋田敬治会員
黒田さん、本日は卓話ご苦労様です。地区ではいつもお世話
になっております。次年度もガバナー補佐のお役目と地区の
青少年奉仕委員会担当でご苦労かけます。
宜しくお願いいたします。
□安田幸雄会員
3 分間スピーチをさせて頂きます。
□高崎雄三会員
本日娘が中学を卒業しました。
出 席 報 告 (出席親睦委員会)
本日
2/20
会員数
46 名
名
義務者
42 名
名
欠席
10 名
3名
出席率
76.19%
%
補正後
%
92.85%
3 分間スピーチ 安田幸雄会員
私が職業奉仕委員長を受け
た時、私がRCに入った時の
職業奉仕委員会のとらえ方と
いうのは、今は亡き真智会員
とお話しした時のことが心に
残っています。職業奉仕の言
葉の中に「よき奉仕をする者
はよく報われる」という言葉がありますが、報われるというのは
お金ではなく、評価とか信頼そういう形で返ってくる。
会場奉仕の中に3分間スピーチを入れたことで、東三河の中
で一番出席率が良いと、そういうクラブとしての評価を頂きまし
た。私自身RCというのは食事が楽しい事と、卓話を楽しみに来
ます。RCは卓話を通じて職業倫理を学ぶ場だと思います。
ゲストスピーチ
■「危機管理の必要性に関して」
地区危機管理委員会 委員 黒田勝基氏
現在、青少年交換委員 危
機管理委員をやっております。
今日は危機管理は必要かとい
う事でお話をさせて頂きたい
と思います。本日は新しいバ
ージョンで資料を作ってまいり
ました。危機管理というのはど
うしても堅苦しくなってしまいますので、プレゼンの本を買って
勉強致しました。新しい資料なので、なかなか上手くいかない
所もあるかも知れませんが、ご勘弁いただきたいと思います。
2009 年 1 月 24 日(日)午後 10 時 37 分この遅い時間に、アメ
リカのオレゴン州で学生の誕生日を祝うために集まった、青少
年交換留学生が無差別発砲による事件に巻き込まれ、2 名が
死亡したという大変悲惨な事件が発生しました。この時、1 時間
もかからずこの銃撃事件が発生した事、2 名死亡した事、数名
負傷した事、この事が 5100 地区のガバナーまで伝わりました。
それと同時に、国際ロータリーの事務局まで報告が上がりまし
た。この体制はとても素晴らしいものだと思います。この 1 日後、
マスコミ対応の委員が立ち上がります。そして 1.5 日後、カウン
セリングが始まりました。発生から1週間少々で追悼行事が始
まり、遺体の本国移送も始まりました。
2009 年というのは、世界各国で危機管理委員会が立ち上が
っていました。日本でも 2007 年から、地区の危機管理委員会と
して組織が出来ておりました。危機管理の仕組みがもたらした
ものとして、第一に必要なデータの必要十分な収集、第二に医
療・警察等とのタイアップ、第三に憶測での情報拡散の防止、
第四に関係者への通知、最後に地域関係者の協力体制整備、
こういったものは危機管理の仕組みが無いと出来ないであろう
と考えています。
もう一つ事例を申し上げたいと思います。 3.11(東日本大震
災)これは明らかに日本と外国と危機管理の考え方が違うとい
う事例でございます。日本は非常に狭い範囲からだんだんと危
険な範囲を広げていきました。アメリカだと危険な範囲を広くし
ておき、だんだん範囲を狭くしていきました。これは日本と外国
との考え方の違いだと思います。この 3.11 以降、危機管理委員
会は、今後こういった地区をまたがった大震災・事件・事故の時
にどういった動きをするか早急に考えをまとめようと話をしてお
ります。
RIは、我々青少年RCに対してどういった奉仕活動をしてほ
しいのか、それはまさに歴史が物語っていると考えています。
ライラ・インターアクト・ローターアクト・青少年交換はすべてRI
の正式プログラムでございます。いろいろな条件をRIが世界統
一で決めたルールがございまして、それにしたがって我々は
動いております。RIが推奨する奉仕活動、青少年の育成、
2005-06 年RI会長ステンハマー氏の言葉に、「世界中の高校生
が青少年交換プログラムに参加すれば、世界の争いはなくな
る」と、こういった事もおっしゃっておりました。ロータリアンはそ
れに応えてきたかというと、我々個人は青少年に十分奉仕をし
ていただいていると思いますし、国際ロータリーが目指すとこ
ろにベクトルは完全にあっていると信じていますが、セクハラ
による巨額な賠償金を支払った事例もございました。このような
極端な事例もございますが、誤解なきよう皆様にお伝えするの
は、99.99%以上、我々はきちんと青少年を育成したり、ルール
にのっとって育成をしているという事をお伝えしたいのですが、
残念ながらこういった事例もあると弁解をしなければいけない
事になっております。
我々ロータリーの青少年育成事業は、信頼と友情・奉仕の精
神で築き上げられてきたはずなのに、なぜ今危機管理が必要
なのか疑問に思われる事もあると思います。危機管理の仕組
みがなかったらどうなってしまうのでしょうか?危機管理の仕
組みがなかったら学生を守れることも難く、またロータリー組
織・ボランティアは守れない、そしてロータリー活動の維持が難
しくなると思います。
新世代青少年奉仕は、ロータリーの最も重要な奉仕活動の一
つです。会社や家族を守るのと同じように、事前に最大限の心
構えをして、学生やRCの関係
者全員により安全でかつ安心
な活動にしていくための、危
機管理の仕組みでございます。
是非ご理解とご協力をお願い
申し上げたいと思います。
◆点鐘
[大村 俊美 記]