14. 14.1 定 でんわばん登録解除機能 義 でんわばん登録解除機能は、フィーチャキーマネジメント手順を利用したでんわばんサービスの登録解除 機能です。 14.2 概 要 本機能は、でんわばんサービスに付随して利用できます。フィーチャキーマネジメント手順を利用して、 でんわばんの登録解除ができます。 本機能を利用するには、網に登録が必要です。 でんわばんサービス自体は、登録・登録解除手順も含めて従来の電話網と同様の特番により利用できます。 14.3 契 約 本機能は、契約により利用できます。 その他、契約時に、次の注意事項があります。 (1) ダイヤルイン利用時 契約者回線番号に着信時のみ、本機能を利用するか、ダイヤルインの追加番号に着信時にも本機能を利 用するかを指定できます。 (2) 代表利用時 代表群のパイロット番号にのみ契約が可能です。子番号への契約はできません。 14.4 手 順 フィーチャキーマネジメント手順を利用して、でんわばんの登録解除ができます。本機能は、呼と関連しない 機能(サービス)であり、第2部 5.2.2.1節に従い、呼が生起していないときは、ダミー呼番号で、呼が 生起しているときは、ダミー呼番号あるいは、生起中の呼番号で付加サービスのインボケーション(起動)が できます。 この手順は、第2部 5.2.4.2節 (1)を用いており、オン、オフを繰り返すことができます。フィーチ ャ状態表示が活性中のとき、登録状態です。このとき、ポイント・マルチポイント接続インタフェースでは、 どのコネクションエンドポイントサフィックス(CES)からも、この手順をとることができます。 また、ポイント・マルチポイント接続インタフェースの場合は、網からのフィーチャ状態表示の通知は、そ のDチャネルのすべてのコネクションエンドポイントサフィックス(CES)に対して、レイヤ2の非確認形 情報転送を用いて行われます。 また、ダイヤル操作によりでんわばんを登録解除した場合も、網からのフィーチャ状態が通知されます。 - 99 - 14.5 他の付加サービスとの競合条件 14.5.1 迷惑電話おことわり機能 迷惑電話おことわり機能の競合条件を参照してください。 14.6 信号シーケンス フィーチャキーを用いた登録解除手順 14.6.1 ダミー呼番号による登録解除手順 MB1をMESと読みかえて図11.1~図11.2を参照して下さい。 14.6.2 特番による登録解除手順 ユーザ MES 端末1 端末2 網 SETUP(CR1,BC,KP〔1411〕)(注) ● 〔登録開始〕 CALL PROC(CR1,CH〓〔B1〕) INFO(DMY-CR,FI)(GTEI) ○ DISC(CR1,CAUSE〓〔#〓16〕 ,PI〔#8〕) CPT ~~~~~~~~~~~~~~ REL(CR1) (登録中) REL COMP(CR1) 〔登録解除〕 ● SETUP(CR2,BC,KP〔1410〕)(注) CALL PROC(CR1,CH〓〔B1〕) INFO(DMY-CR,FI)(GTEI) DISC(CR1,CAUSE〓〔#〓16〕 ,PI〔#8〕) CPT ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ REL(CR1) REL COMP(CR1) (解除中) (注) この場合、番号の指定は、“キーパッド”情報要素、“着番号”情報要素何れでも可能です。 図14.1 特番による登録解除手順 (ポイント・マルチポイント接続インタフェースの場合) - 100 -
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