第5回鳥取市校区審議会資料1(853KB)(PDF文書)

第11期
第5回 鳥取市校区審議会 次第
平成24年7月2日(月) 9:00
市役所第2庁舎 5階 会議室
1 開
会
2 会長あいさつ
3 議事録署名委員の選任
4 報
委員、
委員
告
(1) 第4回 校区審議会概要について
P1
(2) 佐治中学校・用瀬中学校の統合について
P3,4
5 議
事
1 校区再編について
6 その他
7 閉
会
P5,6
鳥取市校区審議会委員(第11期)
任期:平成23年10月24日~平成25年10月23日
区 分
氏 名
所属、職業、住所等
わたなべ
あ き お
渡部
昭男
いわさき
けんいち
岩崎
憲一
わたなべ
かん じ ろ う
渡辺
勘治郎
おおにし
たかお
学識経験者 大西
(8名) に し お
西尾
孝雄
ゆうこ
裕子
ながお
長尾
し
うえやま
ひろこ
上山
弘子
かみたに
まさえ
神谷
正恵
ありもと
有本
き
アドバイザー
事務局
や
ぎ
八木
み
お
喜美男
まえた
前田
公募
(5名)
ほ
志保
た
き
お
多喜男
かずもと
一元
よこにし
つねお
横西
経雄
ふくやす
おさむ
福安
修
くらもち
ひろみ
倉持
裕彌
ま つ の た に
ひろし
松ノ谷
博
は せ が わ
せいいち
長谷川
誠一
ひ ら い
けいすけ
平井
圭介
はしもと
ひろゆき
橋本
浩之
し み ず
け い じ
清水
圭二
7/2
出欠
鳥取大学名誉教授、神戸大学発達科学部教授
○
(株)海南開発
○
鳥取市自治連合会 (連合会副会長)
○
鳥取市小学校校長会 (岩倉小学校校長)
○
鳥取市中学校校長会 (東中学校校長)
○
鳥取市小学校PTA連合会 (醇風小PTA会長)
○
鳥取市中学校PTA連合会 (福部中PTA会長)
○
行政経験者
○
無職(富安2丁目)
○
無職(面影1丁目)
○
無職(西町2丁目)
○
文化団体役員(布勢)
○
会社役員(佐治町尾際)
○
鳥取環境大学 地域イノベーション研究センター
○
教育委員会事務局次長兼学校教育課長
学校教育課
参事
学校教育課
参事
学校教育課
課長補佐
学校教育課
主任
報告(1)
第4回 鳥取市校区審議会 概要
1 日 時
2 会 場
3 出席者
平成24年4月16日(月) 午前9時 ~12時
鳥取市役所第2庁舎 5階会議室
渡部会長、岩崎副会長、渡辺委員、大西委員、西尾委員、上山委員、神谷委員、
有本委員、前田委員、八木委員、横西委員、福安委員、倉持アドバイザー
(欠席:長尾委員)
〔事務局〕松ノ谷次長、長谷川参事、平井参事、清水主任
≪概要≫
1 会長あいさつ
2 議事録署名委員の選任
横西委員、福安委員を選任
3 報告 (1)第3回会議概要
(2)佐治中学校・用瀬中学校の統合について
4 議事
1 校区再編について
資料により、問題となっている地域の状況(位置関係等)、各中学校区別の小中学校の児童・生徒
数の推計等を説明し、意見交換を行った。
〔会議で示された考え方や発言内容〕
区分
内
容
A1
過小規模校
関係
・小規模校の問題は学校の存廃ラインの問題なので慎重な検討が必要。
・現場の教育の状況を確認するため視察をしてはどうか? → 実施する。
・地域の考えを把握する必要がある、
・市の進める小中一貫教育はイコール一貫校ではないが、学力向上と学校不適応の解
消を柱として中学校区単位で連携を深めている。
・小中一貫校については、校区審議会のスタンス、地元への関わり方などをどうする
かを整理する必要がある。
・統合という選択の前の連携などの実践が重要ではないか。
・小学校の統合の場合、通学距離が10キロを超えるような場合が出てくるがどうか。
・ある程度の方向性を出すことは必要。
・適正規模(6学級)であっても5学級以下になる可能性があれば検討すべき。
・今までのケースで統合は地域振興策とセットで考えてほしいという要望を聞いた。
B1
通学に関する
問題
・新袋川の川内と川外は校区を分けるべき(橋を渡るのが危険ではないか)。
C
適正配置関係
・問題解決方法として校区の弾力的運用により子供の利益を考えるべきではないか。
・自治会(公民館)区域と校区がイコールにならないのはやむを得ないのではないか。
・中心市街地の近接する複数の小学校については主要議題としたい。
・Cについては対象地域を選んで検討したほうがよい。
その他
(進め方等)
・どこが窓口となってやりとりしていくかが重要
・地域の意見を丁寧に聞かなければならない。
・校区審の議論をどのように地域審議会や自治会に返していくか。
・自治会内でも立場によって様々な意見があり集約は難しい。市から案を示して検討
してもらうほうがよいという自治会長が大半。
・地域からの要望があれば取り上げるというのが第10期からのスタンス。
・残された期間を考えれば、全ての課題を今回の審議会で扱うのは現実的に無理であ
り、A1に絞って主要議題として進めるべきではないか。
・見直しの対象となった地域(自治会)とは緊密な連携をはかって進める必要がある。
5 次回について
小規模校の視察を計画する。
1
〔会議等開催経過〕
日付
名称
主な内容
23年10月24日(月) 第1回 校区審議会
会長・副会長の選出
教育委員会より諮問
佐治中学校・用瀬中学校の統合決定について報告
本市校区再編の経過、課題、第10期答申などについて説明
今後の進め方について説明
23年12月19日(月) 第2回 校区審議会
佐治中学校・用瀬中学校統合準備会議について報告
鳥取県における少人数学級の拡充について説明
棒鼻地区からの校区再編要望について審議
先進地視察(高松市)について説明
23年12月26日(月) 先進地視察(高松市)
旧市街地の学校統合について視察
24年 2月24日(金) 第3回 校区審議会
先進地視察(高松市)のまとめ
本市の校区再編について、課題の整理、意見交換
答申までのスケジュールを提示
24年 4月16日(月) 第4回 校区審議会
新委員、アドバイザー紹介
本市の小中一貫教育について説明
課題の整理
過去の答申と経過について
課題のある地域について(図面等)
児童生徒数の推計について
24年 6月 4日(月) 小規模校視察(神戸小) 小規模校の教育の状況について視察
24年 7月 2日(月) 第5回 校区審議会
小規模校の視察をふまえ方向性、進め方を協議
2
報告(2)
佐治中学校・用瀬中学校の統合について
1 準備体制(検討組織)について
校務検討部会
委員16名(学校関係者、小中保護者)
検討内容:通学に関すること
制服、鞄、靴、体操服等に関すること
部活に関すること
発足:平成24年3月8日
学校名選考委員会
委員10名(両地域各5名)
検討内容:新中学校の学校名の選考
実施:平成24年5月17日、6月13日
佐治中学校・用瀬中学校統合準備会議
校訓検討委員会(予定)
会 長:長戸信勝 用瀬地域審議会長
副会長:下石義忠 佐治地域審議会長
委員28名
発足:平成23年12月16日
(詳細未定)
開催予定:平成24年9月~11月
校歌検討委員会(予定)
事務局:鳥取市教育委員会 学校教育課
〃
佐治町分室
〃
用瀬町分室
(詳細未定)
開催予定:平成24年10月~12月
校章検討委員会(予定)
(詳細未定)
開催予定:平成24年10月~12月
用瀬中学校閉校記念式準備委員会
委員19名
検討内容:閉校記念式典に関すること
閉校記念誌に関すること
2月9日発足。7月10日より「用瀬中学校閉
校記念事業実行委員会」に改称
閉校記念式典:平成25年3月22日(金)
事務局:教育委員会用瀬町分室
佐治中学校閉校記念事業実行委員会
委員17名
検討内容:閉校記念式典に関すること
閉校記念誌に関すること
2月1日発足
閉校記念式典:平成25年3月23日(土)
事務局:佐治中学校、教育委員会佐治町分室
3
2 現在の状況
(1) 第7回 統合準備会議(6月27日)
① 学校名の案を決定(正式発表は7月6日の予定)
せんだいみなみ
鳥取市立 千 代 南 中 学 校
【選定理由】
佐治・用瀬両地域のイメージとして「清らかな川」が共通しており、新中学校の近くを流れる千代川
の名前を冠することが一番馴染みやすい。また、市町村合併後の鳥取市の中で「南部地域」、「南ブロッ
ク」という表現が定着してきており、「南」の文字を加えることによってより具体的に所在地を表す地
域にふさわしい名前になると判断した。併せて、千代川の雄大な流れのような大らかな人格を持ち、川
が大海へと注ぐごとく社会へ大きく羽ばたいてほしいという願いも込めた。
(一次選考で候補とした名前)
佐治用瀬中学校、佐用中学校、清風中学校、清流中学校、千代中学校、千代南中学校、光南中学校、
星流中学校、清南中学校、流星中学校
② 校章デザインの募集、校歌(歌詞)の募集、校訓制定のためのアンケートについて協議
・募集要項等を両地域に全戸配布し、広く県外からの応募も期待する(HP等でPR)
・校章デザイン、校歌(歌詞)については、部門を設け優秀作品は表彰する(記念品も授与)
*今後予定:
第8回 … 8月8日(水)
第9回 … 9月19日(水)
(2) 第3回 校務検討部会(6月20日)
① 指定物品の方針決定
・鞄、サブバッグともに指定とする。靴についても、通学靴と運動靴(外用)を兼用で指定する。
(中学生らしい華美でないもので統一し、新中学校の一体感を出す。生徒指導上も好ましい)
・制服については現在の方式(男子:標準学生服、女子:サージセーラー服)とし仕様は協議する。
・制服、指定物品ともに、新1年生からの購入とし、在校生は両校の従前のものを引き続き使用する。
・指定物品については業者に仕様を提示して候補となる商品を提案してもらい部会で選定する。
・年内には詳細な仕様や運用を決定し、入学説明会等に備える。
*次回予定:
第4回 … 8月1日(水)
(3) 建設工事関係
・6月7日 仮設校舎(プレハブ)着工
8月上旬完成予定
8月16日~ プレハブへ引っ越し
9月より現校舎解体(年内完了)
25年1月より新校舎建設(26年3月完成)
(4) その他
開校記念式典 … 平成25年4月8日(月)に始業式と併せて開催する予定
4
議事 1
校区再編について
【今回方向性をまとめるべき主な内容】
① 小規模校の教育の現状の評価、審議の方向性、および進め方
② 適正配置問題の絞り込み(考え方、具体的な個所の目安)
③ 中間とりまとめの方向性と今後の進め方
〔論点〕
No.
項目
小規模校(過小規模校)の教育の現
状をどのように評価するか。
どのレベルまでの規模なら存続可能
と考えるか。どの段階でどのような
具体的方策を講ずるか。
① 小規模校の問題
地域における学校の重要性、地域の
要望や期待をどう受け止めるか。
小中一貫教育、学校間の連携や交流
と学校御あり方を校区問題にどのよ
うに盛り込むか。
小規模校についての基本的な方針
審議対象とすべき地域を絞り込む必
要があるかどうか。
② 適正配置、通学
各地域(校区)の問題点をどこまでど
のように把握するか。
通学上の危険をどこまで考慮すべき
か
校区外就学の弾力運用
答申内容について(市全体をにらん
だ考え方、中間報告との整合)
③ 進め方、全体
関係者の意見の把握方法、校区審の
考え方を周知する方法。
小規模校の実態把握はどこまでやる
べきか。
中間とりまとめの内容
考え方の例
・小規模校でも問題はない。
・小規模の特徴を生かしたよい教育が行われている (少人数教育縦割
り班など)。
・自然に囲まれた教育環境、地域の協力など充実している。
・児童生徒全員に目が行き届き、丁寧な教育、指導が行われるので不
適応などのリスクが低い。
・小規模の集団で過ごすことは、学校に対して感じるストレスが小さ
く、小学生にとって望ましい状況であるとも考えられる。
・多様な意見が出にくい。
・クラス替えができないので人間関係がリフレッシュできない。中学
校も小規模校の場合はクラスメート(同級生)が9年間固定される。
・人間関係が固定化し序列ができる。切磋琢磨しなくなる。
・統合すれば、通学距離が長くなり、10kmを超える場合があり好
ましいとは言えない。
・減少傾向により、このままでは30人を割る学校が出てくる。
・小学校と中学校ではある程度対応が違ってくる(中学校は部活の問
題が大きい)。
・統合以外の環境改善の方法が考えられないか。
・児童生徒数だけで単純に判断できない。
・現状で大きな問題の出ている校区(地域)は絞られる。
・各自治会単位での意見集約は難しいか?(同じ地域でも立場によっ
て考えは全く違ってくる)
・通学距離を等しくすることは事実上困難であり、理想に近づけるた
めには全ての校区を変更する必要がある。
・適正配置の問題の解決方法として、校区を修正すると、公民館校区
を変更しなければならない場合が多く。反対や混乱は必至である。
・自治会区域と校区を完全に一致させることは現実的に困難である。
・長年固定された校区を変更することは困難だが、校区外就学の運用
を弾力化して解決すれば、混乱を抑えて問題を解決できる。
・中心市街地の小学校については、合理化の観点で言えば統廃合すべ
きであるが、学校が身近にあることは好ましい事であり、教育環境
としては問題がない。それを変えるための大きな理由やメリットが
あるのか?
・全ての問題を十分精査し審議するのは、残された時間では不可能。
・具体的な変更や修正を行う場合は、その内容は限定的にとどめるべ
き(沢山やろうとすると混乱する)。
・最初に対象を絞って校区(地域)を特定すべきではないか。
・各自治会からの意見把握は情報収集(問題のある個所を知らせても
らう)程度か。
・地域との意見調整を緊密に行い意見交換会などを行う必要がある。
・決まってから提示するのは良くないが、何らかの案や方針を提示し
たうえで協議しなければ話が進まない。大まかな方針を示すべき?
・中間とりまとめでは、具体的な対象校と今後の検討方針を示すまで
にとどまるか?
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