妊婦栄養と胎児及び胎児付属物のエピゲノム変化に関する研

課題番号
:23指103
研究課題名
:妊婦栄養と胎児及び胎児付属物のエピゲノム変化に関する研究
主任研究者名 :箕浦茂樹
分担研究者名 :清水功雄
キーワード
: 生活習慣病胎児期発症(DOHaD)説、
研究成果
: 胎児期の低栄養への曝露により生活習慣病の素因が形成されるという「生活習慣病
胎児期発症説」(FOAD 説、DOHaD 説ともいわれる)が近年注目され、動物実験ではエピゲノム変化の
関与が示されているが、ヒトでは分子機序はほとんど解明されていない。一方日本では、妊婦栄養の
劣悪化と低出生体重児の増加が先進国の中で特に顕著に進行しており、将来の健康障害の更なる増加
が危惧される状態である。本研究は、「妊娠中の低栄養が児に及ぼす影響を分子的に明らかにするた
めに、妊婦及び胎児を対象に、母体栄養と胎盤、臍帯血のエピゲノム変化の関係を検討する。」研究 A
と、「妊娠中の母親の栄養を既に調査している 3−5 歳の小児を対象に、身体精神発達との関連を調査
し、さらにエピゲノム修飾と母体栄養状態との関係を検討する」研究 B とから構成される。ただし、
本研究では A を先行させ、B については、予備的検討を行う。
研究 A については、平成 23 年度から外部協力病院、平成 24 年度より国立国際医療研究センター
(NCGM)
病院で、それぞれエントリーを開始する予定であったが、外部協力施設が、主に産科の現場の事情(人
手不足など)により次々と協力を辞退する事態が生じた。最終的には社会保険相模野病院、舘出張佐
藤病院から、本研究の重要性を理解して協力を申し出ていただき、平成 24 年度後半からエントリーを
開始することができた。この経緯は、現在周産期医療の置かれた厳しい状況を浮き彫りにするもので、
本研究が日本では極めて困難であることを象徴するものである。各施設での倫理委員会承認日および
平成 24 年度末時点でのエントリー数は、以下の通りである。
・国立国際医療研究センター病院:「妊婦栄養と臍帯血・胎盤のエピジェネティクスとの関連の研究」
(課題番号:遺伝子 No.130)平成 22 年 9 月 27 日。エントリー数:28 名[平成 24 年度末現在]
・社会保険相模野病院:倫理委員会承認日:平成 24 年 6 月 14 日。エントリー数:24 名[同上]
・舘出張佐藤病院:倫理委員会承認日:平成 24 年 12 月 17 日。エントリー数:31 名[同上]
このうち NCGM 病院の 3 例で出産まで到達し、胎盤、臍帯、臍帯血の収集を行った。
ゲノム解析については、one carbon metabolism に関連する遺伝子を中心に、母体 DNA でタイピング
を行うべき遺伝子や多型をリストアップして、検索用プローブの準備を行った。またエピゲノム解析
については、いくつかの候補遺伝子について、プロモーター領域の DNA メチル化を、バイサルファイ
ト処理後パイロシークエンス法(機器はキアゲン社 PyroQ24 を用いる)にて定量的に解析する系を構
築した。メチル化解析は、児の組織の predictive adaptive response としての変化が重要であるため、
臍帯血を主な対象とすることとした。臍帯血は、ヘテロな細胞種が混合しているが、限られた細胞数
の点から特定の細胞を分離して解析するのは困難と考え、臍帯血全体で行うことにした。
研究費 B については、平成 23-24 年度に郵送でのアンケート調査を行った。しかし転勤等の移動例
が多く、住所を確認しアンケートを回収できたのは 98 例にすぎなかった。(住民票での追跡を行った
が、4 回までの転勤は追跡できたが、それ以上は困難であった。)得られたアンケートデータから、薬
剤、ビタミン B12、亜鉛、メテオニン、ホモシステインなどを含む多様な栄養素と精神身体発育との関
連について、予備的検討を行っているが、最近ビタミン D や脂肪酸の重要性も指摘されており、今後
さらに検討してゆく。
Subject No.
:23D103
Title
:Maternal nutritional status and epigenetic changes in humans
Researchers :Shigeki Minoura, Isao Shimizu, Hideoki Fukuoka, and others
Key word
:maternal nutrition, low birth weight, DOHaD hypothesis, epigenetics, one carbon
metabolism
Abstract
: Among developed countries, Japan exhibits by far the highest rate of low-birth-
weight infants and the number is still on the increase. It is believed that this is mainly due to the
poor nutritional status of Japanese mothers. The fact that the exposure to malnutrition during the
embryonic period will form predisposition to lifestyle-related disorders such as type 2 diabetes
mellitus in adulthood has been well established and is well known as the “ developmental origins
of health and disease (DOHaD) ” hypothesis. The molecular mechanisms of DOHaD hypothesis are
largely unknown, although epigenetic changes are supposed to be involved. In this study, we
aimed to elucidate the impact of maternal nutritional status on epigenetic status of both mothers
and the offspring.
The study consists of two parts: A “the analysis of maternal nutrition and epigenetic status of
maternal blood, placenta and umbilical blood”, and B “ relationship of maternal nutrition and
physical and psychological development of the offspring”. We decided to mainly focus on the project
A according to the advisory board’s suggestions.
In part A, we started enrollment of pregnant subjects from NCGM hospitals [NGCMH] and two
hospitals (Sagamino Hospital[SH]and Tatedebari Sato Hospital[TSH]) in collaboration with
Waseda University. By the end of March 2013, 82 subjects were enrolled (28, 24 and 30 from
NCGMH, SH and TSH, respectively). Blood samples as well as detailed information on their
lifestyle, especially the nutritional state, were collected at the outpatient clinic. Three of the
participants delivered babies, and placenta and umbilical blood were collected.
We also set up for SNP analysis and selected genes mainly related to one carbon metabolism we
also prepared to assess DNA methylation of genomic regions containing important candidate
genes.
As for part B, we analyzed data from a pilot study in which physical and mental growth of infants
(three to five years old) has been followed up in a cohort in Saitama. Our preliminary data from
questionnaires suggested that maternal intake of the nutrients during pregnancy seemed to be
related with physical and mental development of the offspring, and we are now analyzing the data
in more details.
Researchers には、分担研究者を記載する。
一次試料
社会保険相模野病院周産期母子医療センタ−( 24 )
及び産科婦人科 舘出張佐藤病院 (31 )
国立国際医療研究センター病院
産婦人科(28)
提供施設
一般臨床検査等
外注委託
・ベックマンコールター社
・シノテスト
・アルフレッサ
・協和メディックス
・味の素
・ヤクルト
国立国際医療研究センター
研究所糖尿病研究センター
代謝疾患研究部
遺伝子多型(SNP)、エピ
ジェネティクスの解析
解析データ(SNP、エピゲノム)
臨床情報及びゲノ
ム・エピゲノムデータ
の統合的解析
匿名化された試料
国立国際医療研究センター
早稲田大学総合研究機構
匿名化された臨床情報
同上(必要に応じて)
( )内は、平成25年3月末現在のエントリー数
匿名化された外注検査及び結果
(血中プロファイル)など
課題番号
:23指103
研究課題名
:妊婦栄養と胎児及び胎児付属物のエピゲノム変化に関する研究
分担研究課題名:「研究の総括、臨床試料の収集と、エピゲノム変化の解析」
分担研究者名 :箕浦茂樹(協力研究者;安田和基、中西美紗緒、南茂隆生、ほか)
キーワード
:
研究成果
:本研究では、近年の生活習慣病の重要な背景と考えられる「生活習慣病胎児期発症説
(胎児プログラミング説、FOAD 説、DOHaD 説ともいわれる)」に注目し、その分子メカニズムと
して栄養状態とエピゲノム変化との関係に焦点を当てて解析する。分担研究では、研究全体の総括の
ほか、国立国際医療研究センター(以下 NCGM)「妊婦及び胎児を対象に、母体栄養状態を分析し、
胎盤、臍帯血のエピゲノム変化との関係を検討する」パネル作成のための臨床試料の収集、及び研究
所において遺伝子多型のタイピングと、エピゲノム変化の解析を行う。(このうち、研究全体の総括
は、主任報告書に譲る)
妊娠中の臨床経過、妊娠中の栄養状況等のアンケート、客観的な栄養状態評価、出産時の胎盤や児
の情報収集、及び血液・胎盤などのエピゲノム解析、を行う、いわゆる「バースコホート」は、医学
的にも国民健康の点からもきわめて重要な、しかし前例のほとんどない研究である。平成 24 年度より
サンプルの測定を開始している。
本研究のパネル作成について、NCGM では、平成 22 年 9 月 27 日に倫理委員会(遺伝子)で研究計画
が承認された(「妊婦栄養と臍帯血・胎盤のエピジェネティクスとの関連の研究」課題番号:遺伝子
No.130 後、病院、産婦人科外来、病棟をはじめ、臨床研究センター(臨床研究支援室など)、担当 CRC
(臨床研究コーディネーター)、中央検査室、及び JCRAC の協力のもと準備を整え、予定通り平成 24
年度(第一例は平成 24 年 5 月)からエントリーをスタートし、妊娠期間中の栄養状況調査や血液検査
など臨床情報の収集、および血液検体の収集を行った。ほぼ順調にエントリーは進んでおり、平成 24
年度末の時点でエントリー数は 28 名、うち 3 例出産しており、胎盤、臍帯、臍帯血の収集も行った。
特に本研究の一つの柱となる、客観的な栄養状態評価の体制をするために構築分担研究者の清水、
協力研究者の福岡(いずれも早稲田大学)らの多大な尽力により、各分析物質を専門としてこれまで
測定の実績のある企業に、本研究の重要性を理解していただき、非営利的な共同研究体制(コンソー
シアム)を組むことに成功している。
ゲノム解析としては、母体血液由来 DNA を用いて、いわゆる one carbon metabolism 関連酵素の遺
伝子を中心に、(協力研究者安田らが同定した KCNQ1 を含む)も合わせた多型解析を行い、葉酸など
の血中栄養素濃度への寄与を検討することとし、候補遺伝子・SNP のリストアップを行い、検索用の
TaqMan プローブ準備を開始した。エピゲノムとしては、いくつかの候補遺伝子について、プロモータ
ー領域の DNA メチル化を、バイサルファイト処理後パイロシークエンス法(機器はキアゲン社 PyroQ24
を用いる)にて定量的に解析する系を構築し、他の研究で得られた DNA を用いて、インプリンティン
グが想定される KCNQ1 領域や、いくつかの候補遺伝子のプロモーター領域のメチル化の定量を行って
いる。当初は、母体血由来の DNA のメチル化も解析する予定であったが、本研究の趣旨からみて、児
の predictive adaptive response としてのメチル化変化を見るのが重要であるため、吟味の結果、臍
帯血を主な対象とすることとした。
課題番号
:課題番号(23指103 )
研究課題名
主任研究者名
分担研究者名
キーワード
婦
研究成果
:妊婦栄養の実態調査と胎児臓器発育の分析及びバイオサンプリング
:箕浦茂樹
:清水功雄 p
:成人病胎児期発症起源説、エピジェネティクス、妊婦栄養、低出出生体重児、やせ妊
:研究 A と研究 B よりなる。
研究 A:研究協力施設としての協力がなかなか得られなかったが前年度は、社会保険相模野
病院と群馬県高崎市の産科婦人科 舘出張佐藤病院の 2 施設の協力病院を得て、臨床研究が現在進
行中である[図 1]。本バースコホートは、妊婦と対応者との信頼関係が不可欠であり、密な連
絡体制と人間的つながりをしっかりと構築する事が不可欠な、難しい状況が基礎にある。し
かし、現時点では流産、医療施設の変更等での中止以外は生じておらず、強い信頼関係の元
に本研究が進んでいると考えている。事務、看護師、検査技師等病院施設の関係者や、アン
ケートを通じての被験者との接点に立っている関係者は大変な傾注している。細かくきめ細
やかな対応により、症例数が増加してきている。またエピジェネティクス制御に強く関連し
た栄養素及びその中間代謝産物の測定が重要と考えて分析を行っている[図2]。
○社会保険相模野病院:妊婦を対象として、生体資料をスムーズに採取し、出生児を含めた
経過観察する体制を確立した。管理栄養士、看護師、臨床検査技師、事務員等の協力体制お
よびシステムを確立し臨床研究が進行中である。月平均 5 例のリクルートが進行している状
況にある。また分娩は既に 7 例に達している。コンソーシアム構成の臨床検査各社の分析は
すすんでいる。中間の分析結果を集計しつつあるが、葉酸、摂取エネルギー、ビタミン D 等
は低値例が多く、妊婦栄養の現況は決して望ましい状況にないといえる。3 月 31 日現在 24
例。
○産科婦人科 舘出張佐藤病院(群馬県高崎市)
国立国際医療研究センター倫理委員会で佐藤病院の研究協力病院としての審査が行われ承認され
(平成 24 年 12 月 6 日)、その承認後に、当該施設及び、早稲田大学倫理委員会でも審査され、
承認された。これを受け、平成 25 年 2 月から共同研究が開始された。病院医師、院内検査部・看
護部・事務部とで検討を重ね、体制を構築した。病院の稼働能力から、週 5 例の妊婦をリクルー
トする体制で研究が進んでいる。また資料の一時的保存システム、検体移送システム、研究参
加妊婦との密な連携体制の確立(ニュースレター作成、送付、クレーム対応窓口、インフォ
ームドコンセント説明等、超音波計測を行う臨床検査技師の優れた技術力)が必要であり、
週 1 回の院内検討会が行われつつ進行中である。本施設の対象妊婦は今年度はこの後 80 名を
予定している。3 月 31 日現在 30 例。
研究 B:栄養調査を行った妊婦より生まれた6-7歳児の身体精神発育の調査
埼玉の産科医院で行った母体栄養摂取と母体血液検査と、出生児現在6-7歳となる児
に三宅式精神身体発育調査表(KIDs)及び母子手帳による精神身体発育状況との関連性を検討
した(148 名)。また母子手帳を中心とした、児の身体発育のアンケート調査を行った。前年
度より年齢が長ずる事による変化が生じている可能性があり、同様に児の精神身体発育を再
度アンケート調査する。現在までの予備的検討は、One carbon metabolism 代謝系に関与する
葉酸、ビタミンB12,B2,B12,亜鉛、メチオニン、ホモシステイン等と精神身体発育
との関連を見るものであった。しかしビタミンDや n-3/n-6 脂肪酸の重要性、更に体脂肪の
絶対量は妊娠中の炭水化物摂取量に関連している事も指摘されており、これらの関連性も検
討する。
研究発表及び特許取得報告について
課題番号: 23指103
研究課題名: 妊婦栄養と胎児及び胎児付属物のエピゲノム変化に関する研究
主任研究者名: 箕浦 茂樹
論文発表
論文タイトル
著者
Sugiyama T,
Nakanishi M,
Severely Fluctuating Blood Glucose Hoshimoto K,
Levels Associated with a
Uebanso T,
Somatostatin-Producing Ovarian
Inoue K,
Neuroendocrine Tumor.
Endo H,
Minoura S,
Yasuda K,
アメリカとオランダの実践から「助産
箕浦茂樹、鈴
力」を考える.国立国際医療研究セン
木享子、櫻井
ター「リトリート・国際母子合同カン
幸枝
ファレンス」リポート
4.母子感染症 4HIV.
“ローリスク妊娠”の妊娠中の管理
妊婦健診のポイント
鉗子分娩
貧血ですがレバーが苦手です.代わり
に鉄分は何からとったらいいですか?
妊娠して便秘がひどくなりました。食
生活のポイントは?
水血症
膵β細胞におけるエピゲノム制御
GWASの読み方
2型糖尿病遺伝子解析の最新情報
Human β cell transcriptome
analysis uncovers lncRNAs that are
tissue-specific, dynamically
regulated, and abnormally
expressed in type 2 diabetes
掲載誌
掲載号
年
J Clin
Endocrinol
Matab
97(11)
2012
助産雑誌
66(6)
2012
症例から学ぶ周
産期診療ワーク
箕浦茂樹、中 ブック(日本周
西美紗緒
産期・新生児医
学会 教育・研
修委員会編)
水主川純、箕
周産期医学
浦茂樹
箕浦茂樹、中
周産期医学
西美紗緒
中西美紗緒、
周産期医学
箕浦茂樹
定月みゆき、
周産期医学
箕浦茂樹
中西美紗緒、
周産期医学
箕浦茂樹
南茂隆生、安 週刊医学のあゆ
田和基
み
Diabetes
安田和基
Frontier
安田和基
月刊糖尿病
Morán I,
Akerman I,
van de Bunt
M, Xie R,
Benazra M,
Nammo T,
Arnes L,
Nakić N,
GarcíaHurtado J,
RodríguezSeguí S,
Pasquali L,
Sauty-Colace
C, Beucher
Cell Metab
A,
Scharfmann
R, van
Arensbergen
J, Johnson
PR, Berry A,
Lee C,
Harkins T,
Gmyr V,
Pattou F,
Kerr-Conte
J, Piemonti
L, Berney T,
Hanley N,
Gloyn AL,
Sussel L
2012
42(1)
2012
42(11)
2012
42(増刊号)
2012
42(増刊号)
2012
42(増刊号)
2012
244(12)
2013
23(1)
2013
4(10)
2012
16(4)
2012
研究発表及び特許取得報告について
Imamura M,
Maeda S,
Yamauchi T,
Hara K,
Yasuda K,
Morizono T,
Takahashi A,
Horikoshi M,
Nakamura M,
Fujita H,
Tsunoda T,
Kubo M,
Watada H,
Maegawa H,
A single nucleotide polymorphism
Okada-Iwabu
in ANK1 is associated with
M, Iwabu M, Hum Mol Genet
susceptibility to type 2
Shojima N,
diabetes in Japanese population
Ohshige T,
Omori S,
Iwata M,
Kashiwagi A,
Kawamori R,
Kasuga M,
Kamatani N,
Diabetes
Genetics
Replication
and Metaanalysis
(DIAGRAM)
Consortium
胎内栄養環境と高血圧‐成人病胎児期
日本女性医学学
福岡秀興
発症起源説の視点から考える
会誌
21(13)
2012
20(3)
2013
DOHaD最近の動向
福岡秀興
渡邊浩子
産科と婦人科
5(15)
2013
健やかな子どもの成長は妊婦栄養にあ
り!
福岡秀興
佐賀母性衛生学
会雑誌
16(1)
2013
胎児期からの次世代健康確保-「生活
習慣病胎児期発症起源説」の視点から
-
福岡秀興
日本健康医学会
雑誌
21(4)
2013
肥満発症にかかわる胎生期発症環境の
影響
福岡秀興
向井伸治
谷口髙憲
日本臨牀
71(2)
2013
出生体重低下のリスクを考える(成人
病胎児期発症起源説の視点から)
福岡秀興
缶詰技術研究会
雑誌
54(1)
2013
成人病(生活習慣病)胎児期発症説
福岡秀興
旭久美子
大貫善市
鈴木恵美
小児科診療
9(137-144)
2012
DOHaD説は仮説か学説か?―成人病胎
児期発症起源説の視点から本態性高血
圧を考える―
福岡秀興
向井伸二
周産期医学
42(7)
2012
Q&A産科編 妊娠中はカルシウムをた
くさんとる必要がありますか?
福岡秀興
周産期医学
42(7)
2012
胎児期に形成される?生活習慣病-
Barkaer仮説
福岡秀興
周産期医学
42(7)
2012
胎生期のエピジェネテクスと成人病胎
児期発症説
福岡秀興
旭久美子
チャイルドヘル
ス
15(3)
2012
食育は胎児から ~胎児から始まる成
人病~
福岡秀興
日本食育学会誌
6(1)
2012
研究発表及び特許取得報告について
Hashimoto F,
Nishiumi S,
Miyake O,
Takeichi H,
Chitose M,
Ohtsubo H,
Metabolomics analysis of umbilical
Ishimori S,
cord blood clarifies changes in
Ninchoji T,
saccharides associated with
Hashimura Y,
delivery method
Kaito H,
Morisada N,
Morioka I,
Fukuoka H,
Yoshida M,
Iijima K.
Early Hum Dev
89(5)
2013 May
学会名
場所
年月
第64回日本産科
婦人科学会
神戸
平成24年12月
第64回日本産科
婦人科学会
神戸
平成24年12月
第123回関東連
合産科婦人科学
会
東京
平成24年6月
第48回日本周産
期・新生児医学
会
大宮
平成24年7月
第48回日本周産
期・新生児医学
会
大宮
平成24年7月
第24回日本超音
波医学会関東甲
信越地方会
大宮
平成24年10月
9th IDF-WPR
Congress & 4th
AASD
Scientific
Kyoto
平成24年11月
学会発表
タイトル
妊娠中の抗ウイルス療法開始が遅れた
HIV感染妊婦に対する抗HIV薬の選択
妊娠22週以降に妊婦健康診査を開始し
た妊婦の周産期予後と問題点に関する
検討
妊産婦の細菌性腟症治療における習慣
的温水洗浄便座使用が阻害要因になる
可能性について
HIV感染妊婦の早産例に関する検討
定期的な妊婦健康診査受診への介入策
に関する検証
Amniotic sheetの1例
Genetic factors for type 2
diabetes mellitus in Japanese
Nicotinamide regulates gene
expression in post-transcriptional
mechanisms in pancreatic beta
cells
膵β細胞株を用いた分泌刺激による遺
伝子発現変化とFAIREによるクロマチ
ン状態の評価
発表者
中西美紗緒、
大垣洋子、折
戸征也、水主
川純、桝谷法
生、定月みゆ
き、五味淵秀
水主川純、定
月みゆき、大
垣洋子、中西
美紗緒、折戸
征也、桝谷法
生、五味淵秀
人、箕浦茂樹
荻野満春、箕
浦茂樹、飯野
孝一
中西美紗緒、
大垣洋子、水
主川純、定月
みゆき、五味
淵秀人、箕浦
水主川純、定
月みゆき、大
垣洋子、中西
美紗緒、箕浦
中西美紗緒、
高野恭平、竹
内亜里砂、大
西賢人、大垣
洋子、水主川
純、桝谷法
生、定月みゆ
き、五味淵秀
Yasuda K,
Udagawa H,
Nammo T,
Hiramoto M
Hiramoto M,
Nishimura W,
Kawaguchi M,
Udagawa H,
Uebanso T,
Takahashi E,
Kano K,
Kaburagi Y,
Ishibashi N,
Eto K, Nammo
T, Yasuda K
南茂隆生、上
番増喬、宇田
川陽秀、衛藤
弘城、川口美
穂、西村渉、
平本正樹、安
2013 Keystone
Symposia on
Molecular and
Cellular
Biology.
Santa Fe,USA 平成25年2月
Nutrition,
Epigenetics
and Human
Disease
第55回日本糖尿
病学会年次学術
集会
東京
平成24年5月
研究発表及び特許取得報告について
平本正樹, 宇
田川陽秀, 渡
KCNQ1 遺伝子イントロンのSNP領域にお 邉淳, 上番増
いてアリル特異的に結合する因子の単 喬, 川口美
離・同定・解析
穂, 石橋奈緒
子, 南茂隆
生, 西村渉,
宇田川陽秀、
平本正樹、上
膵β細胞INS-1における糖尿病遺伝因
番増喬、川口
子KCNQ1の機能解析
美穂、南茂隆
生、西村渉、
今村美菜子、
前田士郎、山
内敏正、原一
雄、安田和
基、綿田裕
Imputationに基づくゲノムワイド関連
孝、広瀬寛、
解析による2型糖尿病疾患感受性遺伝
加来浩平、伊
子領域の同定
藤千賀子、田
中逸、戸辺一
之、柏木厚
典、河盛隆
造、春日雅
2型糖尿病—遺伝素因と環境因子の関わ
り in シンポジウム『糖尿病増加の誘
安田和基
因は?生活環境・生活習慣の疫学か
南茂隆生、安
膵β細胞のエピジェネティクス
田和基
膵島組織のエピゲノム解析と糖尿病
南茂隆生
膵β細胞のエピジェネティクス
南茂隆生
第55回日本糖尿
病学会年次学術
集会
東京
平成24年5月
第55回日本糖尿
病学会年次学術
集会
東京
平成24年5月
第55回日本糖尿
病学会年次学術
集会
東京
平成24年5月
東京
平成24年5月
東京
平成24年5月
第55回日本糖尿
病学会年次学術
集会
第55回日本糖尿
病学会年次学術
第9回東北糖尿
病トータルケア
研究会
第62回日本体質
医学会総会
井上裕行、淺
原俊一郎、江
藤博昭、照山
杏子、伊原佑
香、渋谷由
2型糖尿病候補遺伝子kncq1遺伝子領域 紀、松田友 第35回日本分子
生物学会年会
が膵β細胞に及ぼす影響の検討
和、小柳真
希、神野
歩、西村
渉、長嶋一
昭、安田和
基、稲垣暢
平成24年10月
大阪
平成24年11月
福岡
平成24年12月
場所
年月日
その他発表(雑誌、テレビ、ラジオ等)
タイトル
発表者
発表先
紙上診察室“妊娠8ヶ月で8kg増は”
箕浦茂樹
東京新聞
平成24年6月19
日
特許取得状況について ※出願申請中のも
のは( )記載のこと。
発明名称
※該当がない項目の欄には「該当なし」と記
載のこと。
※主任研究者が班全員分の内容を記載のこ
登録番号
特許権者(申請者)
登録日(申請日)
(共願は全記載)
出願国