平成21年度 仙台大学体育学部 授業概要(シラバス) 介護概論Ⅰ 授業科目名 開講学年・学期 履修方法 授業の概要 1年、半期 コース必修 担当教員 大山 さく子 授業の方法 単位数 2 講義 関連資格 介護福祉士 介護福祉士を取り巻く状況や背景を介護の歴史を通して理解させ、介護福祉士の社会的役割や利用者の主体性や自立支援の重要性について学習する。 授業の一般目標 一人ひとりの利用者の意向や生き方、生活習慣など、その人らしさを学び、尊厳を守る介護、自立に向けた介護について理解を深める。 授業の到達目標 ■ 認知的領域 ■ 情意的領域 □ 技能表現的領域 授業計画(全体) 介護の歴史や関連法規が説明できる。また、介護の意義と役割、専門性について述べることができる。 介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取組むことが出来るようになる。 各授業テーマに沿い教科書および資料を用いた講義を展開するが、介護をより身近に、そして理解を深めるため事例を用いながら進める。各授業毎に、授業の感想と課題を授業 内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。 授業計画(詳細) 回 1 授業テーマとその内容 [テーマ] オリエンテーション [内容] 担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法 [授業外学習の指示等] シラバスを熟読し、教科書の目次をチェックすること 9 [テーマ]介護を必要とする人の理解1 [内容]人間の多様性・複雑性について説明する [授業外学習の指示等]資料を基に復習しておくこと 2 [テーマ] 人間と生活の理解1 [内容] 生活の考え方と私たちの生活の理解について説明する [授業外学習の指示等]‘人間’と‘生活’について、その本質を復習しておくこと 10 [テーマ]介護を必要とする人の理解2 [内容]さまざまな高齢者の暮らしや介護が必要になった事例を紹介する [授業外学習の指示等]高齢者の暮らしを理解しておくこと 3 [テーマ] 人間と生活の理解2 [内容] 生活の個別性・多様性、複雑性について説明する [授業外学習の指示等]教科書を復習すること 11 [テーマ]介護を必要とする人の理解3 [内容]さまざまな障害者の暮らしと生活ニーズについて説明する [授業外学習の指示等]障害者の暮らしを理解しておくこと 4 [テーマ]介護福祉士を取り巻く状況1 [内容] わが国の介護の歴史について説明する [授業外学習の指示等]資料を基に復習しておくこと 5 [テーマ]介護福祉士を取り巻く状況2 [内容] 介護問題の背景と介護の社会化について説明する [授業外学習の指示等]教科書や資料を基に復習しておくこと 6 7 8 12 [テーマ]介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ1 [内容] 社会福祉士及び介護福祉士法の目的と概要を説明する [授業外学習の指示等]社会福祉士及び介護福祉士法の誕生と目的、概要を発表 できるようにしておくこと [テーマ]介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ2 [内容] 専門職能団体の活動と役割、機能を説明する [授業外学習の指示等]介護福祉士の担う社会的役割と機能について説明できるよ うにしておくこと [テーマ]介護福祉士の倫理 [内容]介護実践における専門職としての倫理と日本介護福祉士会倫理綱領につい て説明する [授業外学習の指示等]教科書を復習しておくこと [テーマ]介護を必要とする人の理解4 [内容]介護を必要とする人の生活環境とその人らしさについて説明する [授業外学習の指示等]資料を基に復習しておくこと 13 [テーマ]自立に向けた介護 [内容]自立の意味、重要性について説明する [授業外学習の指示等]資料を基に復習しておくこと 14 [テーマ]生活支援としての介護 [内容]さまざまな生活支援とその意義について説明する [授業外学習の指示等]教科書や資料を基に復習しておくこと 15 [テーマ]尊厳を支える介護 [内容]QOL、ノーマライゼーションの考え方について説明する [授業外学習の指示等]教科書や資料を基に復習しておくこと 16 [テーマ] テスト [内容] 授業の理解度・到達度を確かめるために期末テストを行う [授業外学習の指示等] テストに備えて復習をすること 成績評価方法(方針) 試験は、期末試験を1回実施する(評価割合80%)。また、授業内レポート(評価割合20%)を課す。そして、これらの結果を総合して成績評価を行う。出席は、評価割合に加えず、欠格条件とな る。 成績評価方法(詳細) 到達目標 履修上の注意(受講に当たって学生に望むこと) 認知的領域 情意的領域 技能表現的領域 成績評価方法 定期試験(期末試験) 小テスト・授業内レポート ◎ ◎ 宿題・授業外レポート 演習・実技 授業態度 評価割合 ・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得することが出来ない(欠格条 件)。 (%) ・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。 80 ・20分以上の遅刻は欠席とみなす。 ・授業中は携帯電話をかばんの中にしまうこと。 20 ・大学設置基準において、90分の授業に対して、予習・復習を各90分行う 0 ことが義務付けられている。このシラバスを参考に、しっかりと予習・復習を 評価対象外 行うこと。毎週の90分の授業参加だけでは、単位を取得できないと肝に銘 じておくこと。 減点アリ ・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。 出席 欠格条件 関連科目 介護概論Ⅱ(1年)、リハビリテーション論(1年)、コミュニケーション技術(1年)、レクリエーション活動援助法Ⅰ(1年)、生活と生活支援(1年)、生活支援技 術に基礎Ⅰ・Ⅱ(1年) 教科書 新・介護福祉士養成講座 第3巻・第4巻 介護の基本 Ⅰ・Ⅱ 中央法規 連絡先 研究室:F棟2階211 オフィスアワー:木曜日 10:20~11:50 参考書
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