第 10 号 2006 年 5 月発行ドラマのような展開・・そして０昨年秋に、1 年生 0 人 2 年生 1 人の状態を何とかすべく練習会を開始した結果、1 年生が 1 人入ってくれました。練習会の方も軌道に乗りつつあるかというところで、長年顧問を務めて頂いた藤田先生が３月で戸山を去ることになりました。藤田先生には学内外の活動に大変尽力していただいている姿を私自身見ておりましたので、今回の異動はラグビー部にとってかなりの痛手です。次から次へと訪れる苦難は開き直って楽しむしかないようです。・・と会報をまとめて印刷に回そうとしていた矢先、クラブ登録日に新入部員０、のみならず現役 2 人も退部したとの連絡がありました。正直これ以上何を書けば良いのかわかりませんが、ただ現在高校に顔を出してもラグビーをする人はいない。それは事実です。＊＊＊＊＊＊１．ラグビー部 NOW！２．会費納入のお願い３．総会及び懇親会のお知らせ４．新 OB 紹介５． 3 年生卒業記念試合６． 9 校ラグビー祭７．ゴルフコンペ報告８．寄稿：変なバーの話９．後記目次 1 ＊＊＊＊＊＊１１．．ララググビビーー部部N NO OW W!! ＜顧問の藤田先生離任＞冒頭にも書きました通り、藤田能先生が、2006 年 3 月で戸山を去ることになりました。藤田先生は、1999 年に戸山に着任され、ラグビー部の顧問として、練習相手も勤めて頂くなど大変お世話になりました。＜4 月の練習会＞メール等でお知らせしていた通り、4 月の練習会は新入部員獲得の絶好の機会と OB 会もかなり精力的に臨んだのですが、説明会・練習会とも 1 年生の参加０と大変厳しい状況となり、集まった OB の顔も強張っておりました。下記に転載した、練習会に参加された菅沼さんのホームページ投稿に危機的状況が切実に現れておりますが、正直（どうしましょう）という感じです。菅沼（昭和 54 年卒）です。さて、のんきに構えて三浦君たちにまかせっきり OB 諸兄へ急告です！保護者世代代表として本日練習見学参加しようとでかけましたが、待望の 1 年生は、残念ながら練習見学、参加者ゼロでした。 OB 会費の意味がなくなる日も近いのかもしれないことを体感し、とてもやり場のない気持ちになった一日でした。新入部員が入らない→同好会降格→廃部。あなたの愛してやまない戸山ラグビー部が五十有余年の歴史を閉じる日も近いのです。知り合いの新入生宅に様子をきいたところ、アメフトは説明会に 90 名を超える参加者あるのに、逆に「ラグビー部ってあったの？」まともに存在さえ知られていません。どうせ廃部になってしまうなら、OB としてできる限りのことをしませんか。新入生にツテのある方は、なんとかご協力お願いします。ご近所に「うちのが戸山高校にはいったんで・・・」っておよろこびの親御さんがいらっしゃったら、一番頭がよくなるスポーツはラグビーだって言いましょう！社会人に勝ったあの早大ラグビー部にも戸山の OB が在籍していました！今ならレギュラー確実です！帰宅部や、人数多すぎアメフト部を目指してるようなら、ラグビーがいい！って推薦してください。こんなに素晴らしいスポーツがあること、もっともっとたくさんの人に教えてあげないといけません。お願いします。 2 ２２．．会会費費納納入入ののおお願願いい（省略）３３．．総総会会及及びび懇懇親親会会ののおお知知ららせせ下記日程で、2006 年度の総会及び懇親会を開催します。懐かしい顔も揃いますので、皆様お誘いあわせの上、是非ご出席下さい。日時：2006 年 6 月 24 日（土） 18：00～場所：ＮＨＫ青山荘港区南青山５－２－２０ Tel.03-3400-3111 地下鉄表参道駅下車Ａ５出口より徒歩 1 分会費：一般＝5,000 円、学生＝3,000 円議題：① 2005 年度事業報告及び決算 ② 2006 年度事業計画及び予算 ③ 役員改選 ④ その他 ※会場手配の都合上、出欠の返事は同封のハガキにて、５月３１日までにお願い致します。４４．．新新O OB B・・O OG G 紹紹介介 3 今年卒業の新 OB です。みなさん、よろしくお願い致します。青柳遊大：森勝進一朗キャプテン、ハーフ。北海道大学理学部進学。：ウイング。埼玉大学工学部進学自分たちの頃は、こんなに進路決まっていたかなあ、と少し遠い目になってしまいました。５５．．33 年年生生卒卒業業記記念念試試合合（（岡岡田田英英孝孝：：SS6633 年年卒卒）） 2006 年 3 月 18 日（土）、都立松原高校グラウンドで、卒業引退試合が行われました。松原主体のメンバーでしたが、戸山からは 3 年生 2 人と OB が 3 人参加しました。チーム分けは、クジで分けた結果、戸山は 3 年生 OB 共上手くバラけました。試合は、12 人制（後半 11 人制）フォワード 5 人で 20 分ハーフで行いました。松原本ジャージチーム（以下本）対混成ジャージチーム（以下混）の試合は、前半は、お互いトライを取り合う展開で、本 3 トライ（1 ゴール）、混 2 トライで折り返しました。後半は OB 主体チームなので流石に疲れが出てきたのか、前半ほどスピードはなくなったものの、本 1 トライ（1 ゴール）、混 2 トライを挙げました。3 年生の青柳君はハーフで、森勝君はウイングで出場しましたが、お互い１トライ挙げて良い思い出になったのではと思います。OB は諏佐君と上野君がフォワード、何故か高君はバックスで参加していました。試合前には、タッチフットをみっちりやった後、スリーをやり、試合前もパス回しやサイン合わせを念入りにやっていたりして、見ている方は何だかタッチフットだけでお腹一杯という感じでした。天気は試合終了直後に雤が降り出すなど肌寒い陽気でしたが、プレーをするには良かったかもしれません。卒業試合は、勿論真剣にぶつかり合っているのですが、怪我をしないように選手レフリー全員で心がけていて、大人だなあと感じ入っていました。選手権などの試合とは違った、ただ相手ゴールを目指すというのもまた見ていて楽しかったです。前半始まってすぐに足がつって退場した OB の寂しそうでつまらなそうに試合を見ている姿が印象的でした。ただ楽しくはあったのですが、見ているだけでは寒く風邪がひどくなってしまいました。今度行くときは、見栄え気にせずに厚着をしていきます。今回の引退試合では、グラウンドを貸していただき、運営上も何かとお世話になった松原高校の顧問の先生や部員の皆さん、そして戸山・新宿の顧問の先生方ありがと 4 うございました。そして、引退試合を良い試合にしてくれた０Ｂ・OG の方々ありがとうございました。（試合参加 OB・現役）諏佐（H13）、高（H14）、上野（H15）、青柳（３年）、森勝（3 年）（その他 OB・OG）岡田英（S63）、三村（H14）６６．．九九校校ララググビビーー祭祭（（友友部部真真人人：：SS４４５５年年卒卒））九校ラグビー祭が、 4 月２２日（土）、江東区「辰巳の森ラグビー練習場」にて、１２時から 14 時まで行われ、その後、「焼肉・アリラン」にて懇親会が行われました。晴天で絶好のラグビー日和だったのですが、残念ながら戸山からの参加者はいませんでした。次回は、１０月か１１月に開催の予定です。流れてきたメールを見ると、今回は各校とも参加人数が振るわなかったようです。是非、奮ってご参加ください。６６．．ゴゴルルフフココンンペペ報報告告２００６年春の懇親ゴルフコンペが、４月８日（土）川崎国際生田緑地ゴルフ場で開催されました。 5 参加者：（敬称略）小池雄吉（Ｓ３３）、小松三邦（Ｓ３４）清水任（Ｓ３５）、新原弘彬（Ｓ３６）、寺尾雄資（Ｓ３７）、樋口尚也（Ｓ３７）、藤森忠雄（Ｓ４２）、古河博（Ｓ４２）、尾川正美（Ｓ４３）、新田健一（Ｓ４３）優勝：寺尾、準優勝：清水次回秋のコンペは９月３０日（土）東京倶楽部ダイアリーの予定です。皆様の参加お待ちしてます。連絡先は幹事の寺尾さんへお願い致します８８．．寄寄稿稿：：変変ななババーーのの話話（（鈴鈴井井進進：：SS４４２２年年卒卒））東京の夜の繁華街銀座も今はオジンしか行かず、人出が一番多いのは六本木。その片隅の住宅街にある、１０人も座れば一杯になってしまうカウンターだけのこじんまりとしたバーに、私はもう１０年以上も毎日の如く通う。悪い事に丁度会社と自宅の中間にあり１－２杯のビールで仕事の疲れを癒すのにはもってこい。最初の内は仕事の客と二人で行ったり、一人で３０分程黙って飲んでいただけだったが、常連の客同士の話に連れ込まれるようなると、なんとラグビーをやっていた連中が結構いる。そして判ったのは、そのバーを一人でやっている私と同年輩の女主人Ｋ子がラグビーの大ファン。い。シーズン中は土日に秩父宮に行けば必ず会えるくら類は友を呼ぶ、で段々ラグビー出身、現役の客が増え始め、Ｋ子も一緒に客でツアーを組んでホンコンセヴンスにも何回も行った。戸山ラグビーの我々の代とその下２－３代で集まると３次会にはここに押し寄せる。友部君や岡松さんと打ち合わせの後にもよく行ったし、竹尾君と飲みにいったり、大学のラグビー部の後輩達も最近では結構入り浸っている。Ｋ子は１５年程前迄銀座の幾つかのクラブでジャズシンガーとして名を馳せていたがピタリと辞め、ひっそりと一人で店を始めた。ラグビーが好きだからか、そうだからラグビーが好きなのか、彼女の性格はフェアプレーの権化みたいなもの。値段も１５年間変えず、客ながら大丈夫かなと心配になる。客商売だからお世辞の一つでも言えば、と思うときもあるが、ただ正直、チヤホヤされたいだけの客も一度来れ 6 ば雰囲気で来なくなるし、他の客に煩がられる事を言ったりすると、「あんたもう帰りなさい。もう来なくていいから。」と真顔で言ったりする。ヨーロッパから来る私の仕事仲間も、「ここは俺たちのハングアウト（隠れ家）だ」とか言って、出張中は毎晩ここで仕上げてホテルに帰る連中が多い。ある晩、知り合いでパキスタン帰りの防衛庁の武官が、隣に座った若い日本人の男を私に紹介した。オランダ生まれ、英国育ち、日本で小・中教育を受け、高校はニュージーランド、早稲田大学を卒業したものの帰国子女への偏見からか就職上手くいかず、パキスタンの日本大使館で２年間ボーイさんをして帰国、就職口を探しているところだった。その男、今私の会社で隣に座っている。なあ、とお互いに後悔しているのは冗談。あの時は酔っていたから２年経った今、既に業界では名の通ったとレーダーになってしまった。Ｋ子、若い客が来ると二言目には、「あなた達、早く結婚して沢山子供生みなさいよ。お願いだからその内一人でもいいからラグビーやらせなさいね。」店の名前は「レフティー」。と。多分、酒飲みの「左利き」の意味だろうが、Ｋ子は、「昔の彼氏が左利きだったの。」と、ニヤリと笑う。機会があったらいつでもご案内します。９９．．後後記記会報 10 号をお送りします。本来、部員０の事態を受けて紙面を作るべきなのでしょうが、諸般の事情もあり、その知らせを聞く前とあまり変わらない体裁で刊行しました。ここ数年の厳しい状況は会報でもお知らせしていた通りで、その状況に対して客観的に見れば足りない点は多々あったでしょうが、現場で対応していた OB の方々は出来る限りのことはやってきたかと思います。今後の部及び OB 会の行く末については、6 月の総会が一番良い機会ではありますが、その他ホームページ，メール，手紙などなどでどんどんとご意見をお寄せ頂けたらと思います。 2005 年度は、ラグビー部の“終焉”となるのか、“休止”となるのかはあなた次第です。 7 戸山ラグビーOB 会報第 10 号 2006 年 5 月発行編集及び発行戸山高校ラグビー部 OB 会事務局 8