1 学位の種類 本学の学位の種類は次のとおりです。 (1)情報アーキテクチャ専攻 情報システム学修士(専門職) ( Master of Technology in Information Systems) (2)創造技術専攻 創造技術修士(専門職) ( Master of Technology in Innovation for Design and Engineering) 2 修了に必要な単位数と要件 本学では、次に示す修了要件を満たすことにより、学位を得ることができます。 (1)修了要件【情報アーキテクチャ専攻】 ①在学年数 2年以上(長期履修生は2年6ヶ月又は3年以上) ②修得単位数 40単位以上(必修科目12単位、選択科目28単位以上) ③次の必修科目の単位修得 ・情報システム学特別演習 1 ・情報システム学特別演習 2 (2)修了要件【創造技術専攻】 ①在学年数 2年以上(長期履修生は2年6ヶ月又は3年以上) ②修得単位数 40単位以上(必修科目12単位、選択科目28単位以上) ③次の必修科目の単位修得 ・イノベーションデザイン特別演習 1 ・イノベーションデザイン特別演習 2 (3)他大学院の授業科目の履修等 ①他大学院の授業科目の履修 学 長 が 認 め た 場 合 は 、他 大 学 院 の 授 業 科 目 を 履 修 す る こ と が で き 、修 得 し た 単 位 を 、 修了に必要な単位として、10単位を上限として認めることができます。 ②入学前の既修得単位等の認定 学長が認めた場合は、学生が本学に入学する前に大学院において修得した単位を、 修了に必要な単位として、10単位を上限として認めることができます。 ③上記①、②を合算する場合は、10単位を上限として認めることができます。 9 3 履修について (1)履修申請及び履修登録確認の時期・方法 ①申請時期 毎年4月及び10月の指定された期間内に、履修しようとする授業科目(4月にお いては第1・2クォータ分、10月においては第3・4クォータ分)を申請してくだ さい。指定期間の経過後は受け付けないので注意してください。 履修申請をしない場合、授業への出席及び試験等の受験はできず、単位も修得でき ないので十分注意してください。 履 修 申 請 は Web に よ り 行 い ま す 。 履 修 申 請 期 間 前 に 、 大 学 か ら ロ グ イ ン ID と PW を メールにてお知らせします。 ②履修登録確認 上 記 申 請 時 期 に は 、同 じ く Web 上 で 履 修 登 録 内 容 の 確 認 及 び 修 正 が 可 能 で す 。ま た 、 6 月 及 び 1 2 月 の 指 定 さ れ た 期 間 内 で は 、6 月 に お い て は 第 2 ク ォ ー タ 分 、1 2 月 に お いては第4クォータ分の確認及び修正が可能です。 確 認 は 、Web 上 に て「 履 修 登 録 確 認 表 」を ダ ウ ン ロ ー ド 又 は 印 刷 し て 確 認 し て く だ さ い 。履 修 申 請 時 の 操 作 ミ ス 等 に よ り 、正 し く 履 修 登 録 が さ れ て い な か っ た 場 合 、希 望 通 りの受講が出来なくなりますので、必ず期間内に確認・修正を行ってください。 「 履 修 登 録 確 認 表 」は 必 ず 手 元 に 保 存 し て お き 、履 修 に 関 し て 質 問 等 が あ る と き は 、 必ず事務室窓口に持参してください。 ③履修確定 履修確認期間が終了すると履修する科目は確定します。確定後は履修科目を変更で きないので十分注意してください。 (2)履修科目の登録の上限 1 年 間 に 履 修 科 目 と し て 登 録 す る こ と が で き る 単 位 数 は 、4 5 単 位 を 上 限 と し ま す 。 (3)重複履修の禁止 次に掲げる事項は重複履修とされ、履修が認められません。 ①同一クォータの同一曜日、同一時限に2科目以上の授業科目を履修申請すること。 ②既に単位を修得した授業科目を再度、履修申請すること。 (4)長期履修制度 本学では、仕事の都合や育児、長期介護等の事情により、標準修業年限(2年)で 修了することが困難な方を対象として、長期履修制度を実施しています。長期履修は 許可を受けた学生に対して、2年6ヶ月または3年間の修業年限を認める制度です。 許可された期間で支払う授業料は、2年分の授業料です。 申請手続きは入学時のみで、募集人員は若干名です。長期履修制度の適用を希望す る学生は、所定の期間に申請書及び必要書類を事務室に提出してください。 一度、長期履修を許可されると、後から、長期履修期間の短縮及び延長は認められ ませんので、十分検討の上、申請してください。 詳 細 は 、「 平 成 2 4 年 度 『 長 期 履 修 制 度 』 に つ い て 」 を 参 照 し て く だ さ い 。 10 ( 5 ) 情 報 シ ス テ ム 学 特 別 演 習 1・ 2( P B L ) の 履 修 情 報 ア ー キ テ ク チ ャ 専 攻 1( 10 月 入 学 の み ) ・2 年 次 配 当 科 目 の 情 報 シ ス テ ム 学 特 別 演習1・2(PBL)を履修することができる者は、以下の履修条件を満たした者と します。 ① ② 4月入学生及び長期履修生 2 2 単 位 以 上 の 単 位 を 修 得 し た 者 ( イ ン タ ー ン シ ッ プ を 除 く 。) 10月入学の一般学生 1 2 単 位 以 上 の 単 位 を 修 得 し た 者 ( イ ン タ ー ン シ ッ プ を 除 く 。) ( 6 ) イ ノ ベ ー シ ョ ン デ ザ イ ン 特 別 演 習 1・ 2( P B L ) の 履 修 創 造 技 術 専 攻 1( 10 月 入 学 の み ) ・2 年 次 配 当 科 目 の イ ノ ベ ー シ ョ ン デ ザ イ ン 特 別 演 習1・2(PBL)を履修することができる者は、以下の履修条件を満たした者とし ます。 ① ② 4 4月入学生及び長期履修生 2 2 単 位 以 上 の 単 位 を 修 得 し た 者 ( イ ン タ ー ン シ ッ プ を 除 く 。) 10月入学の一般学生 1 2 単 位 以 上 の 単 位 を 修 得 し た 者 ( イ ン タ ー ン シ ッ プ を 除 く 。) 授業 (1)学期 本 学 の 授 業 は 1 年 を 4 期 に 分 け て 行 わ れ 、そ れ ぞ れ を 第 1 ク ォ ー タ 、第 2 ク ォ ー タ 、 第3クォータ、第4クォータと呼びます。 (2)授業時間 本学における授業時間は次のとおりです。 時限 1 2 3 授業時間 10:30~ 12:00 13:00~ 14:30 14:45~ 16:15 4 5 6 16:30~ 18:00 18:30~ 20:00 20:10~ 21:40 ※ 祝 日 は 授 業 を 行 わ な い の で 、ご 注 意 く だ さ い 。但 し 、学 年 暦 に よ り 授 業 日 に 指 定 している場合を除きます。 (3)休講 本学または各授業担当者にやむを得ない事情が発生した場合には、授業を休講する こ と が あ り ま す 。休 講 の 連 絡 は 、事 務 室 前 の 掲 示 板 及 び ポ ー タ ル サ イ ト に 掲 示 し ま す 。 (4)補講 休講等により講義の進行が予定より遅れた際に、補講を行います。 補講は、原則各クォータの試験・授業期間に行います。 補講の連絡は、事務室前の掲示板及びポータルサイトに掲示します。 11 (5)講義支援システム 本 学 で は 、 e-Learning シ ス テ ム を 利 用 し た 講 義 支 援 を 積 極 的 に 行 っ て お り 、 す べ て の講義はビデオ録画され、遠隔からの視聴が可能です。本システムは講義に関する質 問の受付、演習課題の提出等にも利用され、時間に制約のある社会人学生の学習をサ ポートするものです。なお、単位修得・修了には正規授業への出席が必要です。 正規学生は、すべての講義のビデオ視聴が可能です。但し、講義資料の取得及び演 習課題の提出等は履修登録を行った学生のみ可能です。 ※講義支援システムについて 入 学 時 に 、別 途 配 付 す る ID と パ ス ワ ー ド に よ り 、ロ グ イ ン す る こ と が 可 能 で す 。 詳 細 は 、「 L M S 利 用 手 順 書 ( 学 生 用 )」( ポ ー タ ル サ イ ト に 掲 示 ) を 参 照 し て く だ さい。 ※ AIIT Knowledge Home Port 制 度 め ま ぐ る し く 進 歩 す る 産 業 技 術 に 係 る 講 義 を e-Learning コ ン テ ン ツ と し て 、修 了 後10年間無料で視聴可能とする制度です。 (6)遠隔授業 本 学 で は 学 生 支 援 の 一 環 と し て 、品 川 シ ー サ イ ド キ ャ ン パ ス と 秋 葉 原 サ テ ラ イ ト キ ャ ン パ ス を リ ア ル タ イ ム に 接 続 し 、そ れ ぞ れ の キ ャ ン パ ス か ら 同 時 に 1 つ の 授 業 を 受 け る こ と が で き る 遠 隔 授 業 を 実 施 し て い ま す 。実 施 科 目 に つ き ま し て は 、各 ク ォ ー タ 前にポータルサイトや掲示板にて周知いたします。 (7)講義資料 教 員 が 授 業 中 に 配 布 し た 講 義 資 料 の 残 部 は 、キ ャ リ ア 開 発 室 内 に あ る レ ジ ュ メ ボ ッ ク ス に 保 管 し て い ま す 。こ の 講 義 資 料 を 入 手 で き る の は 履 修 申 請 し た 方 の み で す 。台 帳に記入の上入手してください。なお、講義資料はクォータ終了後に破棄します。 (8)交通機関運休の場合等の授業の取り扱い 交通機関が、自然災害、事故等により運休した場合は、その状況により、本学とし て休講措置を取ることがあります。 5 試験と成績評価 (1)試験の方法 試験は各授業担当者の定める方法によって行います。その方法とは、各クォータの 試験・授業期間内に行う試験、試験・授業期間外に随時授業担当者が行う試験、レポ ートその他による考査、あるいはこれらのいくつかを併用したものです。 各クォータの試験・授業期間内に行う試験等の日程については、事務室前の掲示板 及びポータルサイト等に掲示します。 (2)追試験 追試験の実施については以下のとおりです。 ①交通機関の運休、遅延、病気その他やむをえない事由により、定期試験期間内に行 われる正規の試験を受験できなかった場合は追試験を申請することができます。 ②追試験を希望する場合は、当該試験実施後3日以内(日曜日・祝日を除く)に、当 12 該授業科目担当教員に申請書を提出してください。 ③ 追 試 験 の 可 否 は 当 該 授 業 科 目 担 当 教 員 が 決 定 し ま す 。( 申 請 し て も 認 め ら れ な い 場 合 が あ り ま す 。) ※ 追試験の対象となる試験は、試験・授業期間内に実施する試験のみです。 (3)学生受験心得 受験に当たっては、以下の「学生受験心得」に従い、厳正に受験しなければなりま せん。不正行為とみなされる行為があった場合は、学則に基づく懲戒処分(退学、停 学及び訓告)の対象となる場合があるので注意してください。 ①試験場へは当該試験科目を履修している者に限り、入室することができます。 ②試験場への入室は試験開始から原則30分まで認められます。 試験場からの退出は試験開始時点から原則30分以降とします。 ③試験場の着席について監督者の指示がある場合には、その指示に従ってください。 ④受験に際しては学生証を所持し、試験中机上に提示してください。 ⑤受験に際して、あらかじめ許可されたもの以外のものを使用しないでください。 ⑥答案用紙はいかなる場合も試験場外に持ち出すことはできません。 ⑦以上のほか、試験場では、すべて監督者の指示に従ってください。 (4)成績の評価 成績の評価は以下のとおりです。 成績通知書 成績証明書 100点法 の表示 の表示 程度 単位 GPA 素点 5 優 優 非常に優れている ○ 4.0 80~89点 4 優 優 優れている ○ 3.0 70~79点 3 良 良 普通 ○ 2.0 60~69点 2 可 可 やや劣る ○ 1.0 59点以下 1 不可 表示せず 劣る × 0 0 不可 表示せず 評価の対象にならない × 0 ※成績通知書は5点法で表示します。2以上が合格で、単位を修得することになります。 90点以上 (5)成績通知書の配布 成 績 通 知 書 は Web に よ り 配 布 致 し ま す 。成 績 通 知 の 時 期 は 別 途 ポ ー タ ル サ イ ト 等 で お 知らせします。 (6)GPAによる成績評価 G P A ( Grade Point Average: 成 績 平 均 法 ) と は ア メ リ カ 、 カ ナ ダ 、 イ ギ リ ス 等 の 大学で用いられている成績評価法の1つです。算出方法は以下のとおりです。 ・ 2 ~ 5 ま で の 成 績 表 示 点 に 対 し て 、そ れ ぞ れ か ら 1 を 引 い た 値 を G P A 素 点 と し ま す。 ・ 0、1の成績表示点は、いずれも0をGPA素点とします。 ・ 科 目 の G P A 素 点 を G P 、そ の 科 目 の 単 位 数 を n 、履 修 申 請 し た 単 位 数 の 合 計 を N とするとGPAは次式で計算されます。 N=∑n G P A = ∑ ( G P ×n ) / N 13 このようにGPAはGPに単位数をかけた値の平均(加重平均)となります。なお 履 修 申 請 を し た 後 に 履 修 を 放 棄 し た 場 合 は 、G P は 0 と し て 平 均 点 が 算 出 さ れ る た め 、 履修申請をして単位が修得できなければ、GPAは下がるので注意してください。 GPAは必要に応じて学生の学習指導に利用されます。 14
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