ミニディスクロージャー2008 - 長野信用金庫

2
8
そ
ん
な
願
い
と
思
い
を
込
め
て
・
・
・
い
た
だ
き
た
い
。
を
ご
利
用
も
っ
と
気
軽
に
安
心
し
て
も
っ
と
知
っ
て
い
た
だ
き
た
い
、
さらに詳しくお知りになりたい方は、ディスクロージャー誌
「長野信用金庫の現況/SHINKIN REPORT 2008」をご覧ください。
当金庫の経営理念・経営方針
経営理念
健全経営に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する
経営方針
お客様を大切にし、地域の発展に奉仕する
健全で調和のとれた経営を実践する
使命感をもち、活力ある職場をつくる
経営計画
◆「長期経営3カ年計画」
“風車復活2006 ”
(平成18年4月∼平成21年3月)
基
本
姿
勢
「風車に込められた経営理念の実践」
〈地域の豊かな未来づくりへの挑戦〉
お客さま満足度の高い金融の実現
基 本 方 針
地域の持続的発展に向けた金融の実現
問題解決型金融の強化
安定的な収益を確保するための地固め
金融サービス業としての事業展開
経営戦略目標
金融機関を取り巻く環境が厳しさを増すなかにあって、地域と共に活力ある自立した地域社会づくりを目指し、
地域に貢献することが当金庫の使命であります。
平成18年度から平成20年度の3年間は、長期経営3カ年計画“風車復活2006”により、
シンボルマークの風
車に込められた経営理念を実践していくこととしています。平成19年度は、
「地域密着型金融推進」への取組みが
恒久的なものと位置付けられたことを踏まえ、経営計画の基本方針に基づき、地域に密着した事業展開を図ってま
いりました。
◆「平成 20年度経営計画」
地域密着型
金 融 推 進
重点取組課題
行 動 指 針
蘆1
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援の一層の強化
事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
預貸金バランスのとれた基盤拡充 収益力の強化
経営管理態勢の確立 人財の育成
地域からの信頼を得て、地域貢献を果たす
■平成19 年度 地域密着型金融の取組み状況について
地域密着型金融推進の基本方針(平成19年度経営計画の基本方針)
1.
お客さま満足度の高い金融の実現
お客様の期待に応えお客様とともに課題解決を図る付加価値の高い課題解決型金融を実践し、
お客様との接点
である現場でのサービス品質の向上を図ることで、人と人とのつながりを大切にした質の高い金融サービスの
実現を目指します。
2.
地域の持続的発展に向けた金融の実現
環境にやさしく、高齢化や人口減少のもとでも持続的発展が可能な地域社会づくりのため、域内循環経済システ
ムの中核的な担い手となることを目指します。
基本方針に基づく地域密着型金融推進に関する主要な具体的取組み項目を以下のとおりとしています。
Ⅰ.
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援の一層の強化
①産学官との連携や新事業進出等への支援資金の活用による創業・新事業支援
②経営改善支援、事業再生支援の強化
③経営相談・支援機能の強化
Ⅱ.
事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
①個人保証・不動産担保に過度に依存しない融資として流動資産担保融資等の活用
②私募債の推進と多様な手法による融資商品の提供
③目利き能力向上に向けた人材育成
Ⅲ.
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
①ビジネスフェアの開催等によるビジネスマッチング機会の創造
②顧客ネットワークを活用した取引先経営層への企業活性化支援
③利用者満足度調査による業務改善施策への情報活用
各業務部門では、基本方針に沿って地域密着型金融に関する各種事業に積極的に取組み、平成19年度の取組み
状況・実績は以下のとおりであります。
平成19年度 取組み実績
具体的な取組み項目
Ⅰ.
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援の一層の強化
①産学官との連携や新事業進出等へ の ・創業・新事業支援のための融資商品など、積極的な推進を図りました。
支援資金の活用による創業・新事業支援 ・平成19年度の創業・新事業支援融資実績 【40件414百万円】
・地元の大学や高等専門学校と提携し、地域企業の新商品開発や新分野進出に関する情報
仲介など、支援活動を展開しました。平成19年度は、当金庫の仲介により、取引先企業2社
が長野工業高等専門学校と提携し、
共同して製品開発に取組み、
商品化を目指しました。
(注)創業・新事業支援融資の実績には、企業創業支援資金「ルーキーくん」のほか、他の
創業・新事業支援のための融資実績を含んでいます。
②経営改善支援、事業再生支援の強化
・本年度も経営改善支援・事業再生支援への取組みを継続して実施しました。経営支援対
象先として292先
(正常先を除く)
をリストアップし、
そのうち98先(正常先を除く)について
「事業改善計画書」を策定して取組みました。
・本部担当者と営業店が協力して活動し、本年度は17先がランクアップしました。
・平成19年度実績(※1参照)
経営改善支援取組み率(正常先を除く) 【19.
7%】
再生計画策定率(正常先を除く) 【33.
6%】
ランクアップ率(正常先を除く) 【 5.
8%】
③経営相談・支援機能の強化
・顧問税理士による税務・経営相談を、毎月の営業店巡回により実施して相談業務の充実
を図り、平成19年度は、
589件のご利用をいただきました。
Ⅱ.
事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
①個人保証・不動産担保に過度に依存しな ・個人保証・不動産担保に過度に依存しない融資として流動資産担保融資を積極的に推
い融資として流動資産担保融資等の活用
進しました。
・平成19年度の融資実績 【265件1,
173百万円】
(※2参照)
②私募債の推進と多様な手法による融資 ・私募債の積極的推進を図るとともに、
CLOローンや地域活性化特別資金等の資金提供
商品の提供
を行いました。
・平成19年度実績(※2参照)
私募債 【 9件 560百万円】
CLOローン 【32件 766百万円】
地域活性化特別資金 【43件 609百万円】
シンジケートローン 【 2件1,
500百万円】
③目利き能力向上に向けた人材育成
・審査能力、企業診断能力アップに向け、営業店管理職に対する「審査トレーニー」を実施
し、延べ5名が参加しました。
・目利き能力向上に向けた集合研修には延べ84名が参加し、通信教育を67名が受講、外
部の資格試験には5名が合格し資格を取得しました。
・中小企業診断士二次試験に職員1名が合格しました。
2蘆
平成19年度 取組み実績
具体的な取組み項目
Ⅲ.
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
①ビジネスフェアの開催等によるビジネス ・お取引先企業の販路拡大などに役立てていただくため、異業種交流、
ビジネスマッチン
マッチング機会の創造
グ機会の提供として、
「第5回長野しんきんビジネスフェア2008」の開催を計画しました。
これまで4回開催したフェアに比べ、
より多くの商談機会を提供することに重点を置いた
独自スタイルのビジネスフェアとするため、十分な準備期間を確保し、開催時期を平成
20年5月としました。
・前回第4回のビジネスフェアでは、
1
3件のビジネスマッチングが成立しました。
・平成19年10月の「第21回東京ビジネスサミット」には、当金庫から9企業が出展し、
13件
のビジネスマッチングが成立しました。
②顧客ネットワークを活用した取引先経営 ・平成19年度「企業経営者育成塾」を開講しました。当金庫理事長を「塾長」とし、
お取引先
層への企業活性化支援
サークル「長野しんきんビジネスクラブ
(NBC)
」と「長野しんきん若手経営者経済研究会
(NYCE)
」の会員から受講生を募集し、
25名の参加人員で5回に分け開催しました。学習
テーマは、
企業経営に関する基礎となる考え方や事業戦略の基本などとし、
地元企業の視
察も実施しました。
③利用者満足度調査による業務改善施策 ・平成19年11月、個人のお取引先500名を対象に利用者満足度調査を実施し、
496名から
への情報活用
回答をいただきました。アンケート結果に基づき、お客様のニーズにお応えできるよう、
逐次業務改善を図ってまいります。
※1. 経営改善支援の取組み実績
19年 4月∼20年 3月
(単位:先数)
経営改善支援
ランクアップ率 再生計画策定率
取組み率
=β/α
=δ/α
=α/A
期初債務者数 うち経営改善支 αのうち期末に債 αのうち期末に債 αのうち再生計画
A
援取組み先 α 務者区分がランク 務 者 区 分が 変 化 を策定した先数
アップした先数 β しなかった先数 γ δ
正常先①
6,679
7
1
3
0.1%
要
注 うちその他要注意先②
意
先 うち要管理先③
1,049
229
11
189
70
21.8%
4.8%
30.6%
42.9%
85
25
3
18
13
29.4%
12.0%
52.0%
破綻懸念先④
205
36
3
29
15
17.6%
8.3%
41.7%
実質破綻先⑤
97
2
0
2
0
2.1%
0.0%
0.0%
破綻先⑥
46
0
0
0
0
0.0%
−
−
1,482
292
17
238
98
19.7%
5.8%
33.6%
8,161
299
17
239
101
3.7%
5.7%
33.8%
小計(②∼⑥の計)
合 計
注)
・期初債務者数及び債務者区分は19年4月当初時点で整理
・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先は含まない。
・βには、当期末の債務者区分が期初よりランクアップした先数を記載。
なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαには含めるもののβに含めない。
・期初の債務者区分が
「うち要管理先」
であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」にランクアップした場合はβに含める。
・期初に存在した債務者で期中に新たに
「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については(仮に選定時の債務者区分が期初の
債務者区分と異なっていたとしても)
期初の債務者区分に従って整理すること。
・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めない。
・γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載。
・みなし正常先については正常先の債務者数に計上のこと。
+
+
・
「再生計画を策定した先数」
=
「中小企業再生支援協議会の再生計画策定先」
「RCCの支援決定先」
「当金庫の事業改善計画書策定先」
※2. 個人保証・不動産担保に過度に依存しない融資の取組み状況(多様な手法による融資商品等の取扱実績を含む)
個人保証・不動産担保に過度に依存しない融資の推進にあたり、当金庫では、多様な融資手法・融資商品の提供に取組み、平成19年度の
実績は以下のとおりとなっております。また、並行して個人保証を取得する際の説明態勢の整備・充実を図っております。これまで、流動資
産担保融資やCLOローンを中心に推進しており、今後も引続き、
スコアリングモデルや財務制限条項を活用した商品等について研究、検
討を継続してまいります。
〈期中実績(平成 19年度中)〉
(金額単位:百万円)
流 動 資 産 担 保 融 資 C L O ロ ー ン 地域活性化特別資金 シンジケ ートロ ーン 私
募
債
各手法実績の合計
件
数
265
32
43
2
9
351
金
額
1,173
766
609
1,500
560
4,608
〈期末残高(平成 19年度末)〉
(金額単位:百万円)
流 動 資 産 担 保 融 資 C L O ロ ー ン 地域活性化特別資金 シンジケ ートロ ーン 私
募
債
各手法実績の合計
件
数
44
108
42
6
22
222
金
額
218
1,721
551
2,431
1,390
6,311
〈特徴的な取組事例〉
・
「第2回長野しんきんCLOローン」平成19年11月より取扱開始。本商品は、中小企業金融公庫と提携することにより、新しいタイプの
無担保・保証人不要の商品を中小企業のみなさまに提供するものです。
・
「地域活性化特別資金」平成19年11月より取扱開始。取引先事業者の資金需要期の円滑な資金調達に資するため、期間限定商品とし
て実施しました。
*地域密着型金融の取組み状況については、当金庫ホームページ(http://www.nagano-shinkin.jp/)にも掲載しております。
蘆3
当金庫の健全度について(平成20年3月期)
自 己 資 本 比 率
平成20年3月期の23.81%は、国内基準の4%を大きく上回って
おります。
内
部
留
保
これまで長年積み上げてきた利益等による内部留保は、当期には「特
別積立金」10億円の積み増しにより充実を図りました。
預
金
残
高
預金残高は6,585億円と前期比130億43百万円の増加となり堅
調に推移しました。
不 良 債 権 比 率
リスク管理債権の合計額は、
前期比8億75百万円減少し、
貸出金に占
める割合は、
9.65%と前期比0.14ポイント改善しました。また、
金
融再生法ベースでの不良債権比率は9.59%となっています。
内 部 管 理 体 制
法令等遵守やリスク管理等の内部管理体制の充実を図っています。
(ディスクロージャー誌 6・17∼ 25ページに掲載しています)
新しい自己資本比率規制
金融機関の自己資本比率に関する国際統一基準であるBIS規制は、平成19年3月期より、新しい規制とし
てバーゼルⅡ
(新BIS規制)が施行されました。
新しい規制では、自己資本比率の最低基準は8%(国内基準4%)と変わりませんが、自己資本比率を算定
するにあたり、分母となるリスクの計測を旧規制より精緻化することとしています。具体的には、信用リスクの
計測手法が精緻化されるとともに、オペレーショナル・リスク(事務事故、
システム障害、不正行為等で損失が
生じるリスク)の計測が新たに自己資本比率の算定に導入されました。
当金庫では、信用リスクについては「標準的手法」
(旧規制を一部修正した方式)、オペレーショナル・リスク
については「基礎的手法」
(粗利益を基準に計測)を採用しております。
自己資本比率23.81%は健全経営のあかしです。
(単位:百万円)
平成18 年 3月末
平成19 年 3月末
平成 20 年 3月末
自己資本(A)
+
(B)
−
(C)
=
(D)
60,823
61,465
62,551
基本的項目 (A)
58,849
60,176
61,042
補完的項目 (B)
1,974
1,349
1,621
控除項目 (C)
-
60
113
リスク・アセット等 (E)
315,894
285,404
262,665
自己資本比率 (D)
÷
(E)
19.25%
21.53%
23.81%
〈用語解説〉
自己資本比率とは・
・
・
・自己資本比率は、
リスクが発生する可能性のある「資産(リスク・アセット等)
」に対する「自己資本」の割
合です。
◎リスク・アセット等は、金融機関が保有している資産(貸出金、有価証券など)について、安全度に応じた掛け目(リスク・ウェイ
ト)を乗じて算出した額です。平成19年3月期、平成20年3月期は、それぞれオペレーショナル・リスク相当額を8%で除して
得た額25,235百万円、24,633百万円を加算しております。
◎平成20年3月期の自己資本[基本的項目
(TierⅠ)
]
は、
「 出資金」26億円、
「利益準備金」27億円、
「特別積立金」554億円、
「次期繰越金」2.7億円等からなっており、
これまでの利益から長年積み上げてきた「特別積立金」が多くを占め、内部留保の
厚さを示しています。
◆ディスクロージャー誌 15・16 ページ
*各項目の金額、構成比、諸比率及び文中の金額は単位未満を切り捨てて表示しております。
4蘆
収益の推移
〈平成18 年 3月期〉 〈平成19 年 3月期〉 〈平成20 年 3月期〉
5,000
4,481
4,528
4,379
4,000
3,000
2,129
2,000
1,555
1,422
1,351
1,016
844
1,000
0
(百万円) 業務純益 経常利益 当期純利益
業務純益 経常利益 当期純利益
業務純益 経常利益 当期純利益
平成20年3月期は、
資金運用収益の増加や不良債
権処理に対応した有価証券売却益の計上などによ
り、
資金調達費用の増加をカバーし、
「業務純益」は1
億48百万円増加して45億28百万円となりました。
「経常利益」はお取引先企業の業況低迷に伴い貸倒
引当金を積み増したことなどから5億73百万円減
少して15億55百万円となり、
「当期純利益」
は4億6
百万円減少して10億16百万円となりました。
〈用語解説〉
業 務 純 益 と は・
・
・
・資金運用収支などの業務粗利益から、業務に必要な費用(経費と一般貸倒引当金純繰入額)を差し引いた
もので、金融機関の基本的な業務での利益です。
経 常 利 益 と は・
・
・
・業務純益に株式の売買損益や貸出金償却などの臨時損益を加減したもので、金融機関の経常的な営業活
動の成果を示すものです。
当期純利益とは・
・
・
・経常利益に特別損益と法人税などの税金を加減した最終的な利益です。
預金・貸出金の状況
〈平成18 年 3月末〉 〈平成19 年 3月末〉 〈平成20 年 3月末〉
7,000
6,585
6,455
6,256
6,000
5,000
4,000
3,315
3,198
3,154
3,000
2,000
1,000
0
(億円)
預金残高 貸出金残高
預金残高 貸出金残高
預金残高 貸出金残高
預 金: 個人の定期預金が順調に増加したこと
期末
から、
期中130億43百万円増加して、
残高は6,585億96百万円となりました。
貸出金: 引き続き資金需要が低調に推移したこ
とから、
期中44億円減少して、
期末残高
は3,154億45百万円となりました。
貸出金以外の運用につきましては、国債・地方債・
政府保証債等の有価証券や、信金中央金庫の預
け金(定期預金)など、安全性の高い資産による運
用が大半を占めており、お客様の大切な財産をよ
り安全に運用することを優先しております。
預金保険制度について
1.預金保険制度とは
預金保険法により定められた金融機関(信用金庫や銀行、信用組合、労働金庫など)が預金保険機構に預
金保険料を支払い、金融機関が預金等の払戻しができなくなった場合などに、預金者等を保護し、
また資金
決済の確保を図ることによって、信用秩序を維持するための制度です。
2.預金保護の仕組み
平成17年4月より、保険の対象となる預金等のうち、決済用預金(無利息、要求払い、決済サービスを提
供できること、
という3条件を満たす預金)に該当するものは全額保護となり、それ以外の預金等について
は1金融機関ごとにお1人様元本1,000万円までとその利息等が保護され、1,000万円を超える部分及
び保護対象外の預金等並びにこれらの利息等については、破綻金融機関の財産の状況に応じて支払われる
ため、一部カットされることがあります。
◆預金等の保護の範囲(平成17年 4月以降)
1,000万円まで
預
金
保
険
の
対
象
預
金
等
預対
金象
等外
決 済 用 預 金(注)
当座預金
無利息普通預金等
決済用預金以外
有利息普通預金
定期預金
定期積金等
1,000万円超
元本全額を保護
元本1千万円までと
その利息等を保護
元本1千万円を超える部分及び外貨
預金とこれらの利息等について、破
綻金融機関の財産の状況に応じて
支払われます
(一部カットの可能性)
外貨預金
譲渡性預金等
破綻金融機関の財産の状況に応じて支払われます(一部カットの可能性)
(注)決済用預金とは、
「無利息、要求払い、決済サービスを提供できること」という3条件を満たすものです。
蘆5
今後も資産の健全性向上を図ってまいります
◆不良債権の状況
当金庫では、保有する資産(貸出金など)について厳格な自己査定を行い、その結果に基づいて不良
債権を開示しております。
「リスク管理債権」
「金融再生法に基づく開示債権」の関係及び保全状況は次のようになっています。
自己査定と
自己 査 定
債務者区分
リスク
管理債権
金融再生法
開示債権
(貸出金)
(貸出金及びその他の債権)
破 綻 先
破綻先債権
実質破綻先
延滞債権
破綻懸念先
延滞債権
破産更生債権
及 び こ れら に
準 ずる債 権
危険債権
3カ月以上延滞債権
要管理債権
要管理先
貸出条件緩和債権
要注意先
正常債権
正 常 先
リスク管理債権は、自己査定における「破綻先」に対する貸出金を「破綻先債権」、
「実質破綻先・破綻懸念
先」に対する貸出金を「延滞債権」として開示しています。
金融再生法開示債権は、
自己査定により「破綻先・実質破綻先」に区分された債権を「破産更生債権及びこ
れらに準ずる債権」とし、
「破綻懸念先」に区分された債権を「危険債権」、
「要注意先」に区分された債権の
うち3カ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に該当する債権を「要管理債権」として開示しています。
リスク管理債権が貸出金のみを対象とするのに対し、金融再生法開示債権は貸出金のほか、貸付有価証券、
外国為替、未収利息、仮払金、債務保証見返、金融機関保証付私募債を開示対象債権としているので、その相
違を除けば両者はほぼ同一の債権をあらわしています。
◎信用金庫は事業地区の限定とともに、融資業務においては会員である地域の中小企業や個人の皆さま
をお取引対象とすることを原則とする専門性をもっています。地元のお客さまからお預かりした大切な
資金(預金積金)を、地元で資金を必要とするお客さまにご融資し、地域社会の発展に貢献することが当
金庫の使命であり、そうした経営理念に基づき、
お取引先企業の経営改善支援への取組み強化を図って
おります。
◎平成20年3月末の不良債権の状況は、
リスク管理債権が前期比8億75百万円減少、貸出金に占める割
合は0.14ポイント低下となり、金融再生法開示債権も前期比8億36百万円減少し、総与信に占める割合
は0.13ポイントの低下となりました。また、全体の保全率は前期比5.1ポイント上昇し、担保・保証及び貸
倒引当金でカバーされていない部分は金融再生法開示債権で約18億円の減少となっており、不良債権
の対応には万全を期しています。
6蘆
リスク管理債権
(単位:百万円)
破綻先債権
延滞債権
3カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合計・
・
・
・
・
・
(A)
(A)
の貸出金に占める割合
保全額
担保・保証額
貸倒引当金
保全率
平成19 年 3月末
平成 20 年 3月末
810
21,629
171
8,714
31,325
9.79%
20,697
14,432
6,265
66.07%
984
21,898
130
7,436
30,449
9.65%
21,694
13,597
8,097
71.24%
平成19 年 3月末
平成 20 年 3月末
3,530
19,056
8,885
31,472
291,991
323,463
9.72%
20,817
14,522
6,295
66.14%
3,655
19,412
7,567
30,635
288,641
319,277
9.59%
21,826
13,668
8,157
71.24%
金融再生法開示債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
小計・
・
・
・
・
・
(B)
正常債権
総与信残高
(B)
の総与信残高に占める割合
保全額
担保・保証額
貸倒引当金
保全率
(単位:百万円)
(注)1.
担保・保証額は、それぞれの債権に対して、
自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収
が可能と認められる額の合計額です。
貸倒引当金は、
リスク管理債権については、破綻先債権・延滞債権に対する個別貸倒引当金と3カ月以上延滞債権・
2.
貸出条件緩和債権に対する一般貸倒引当金の引当額であり、金融再生法開示債権については、破産更正債権及びこ
れらに準ずる債権・危険債権に対する個別貸倒引当金と要管理債権に対する一般貸倒引当金の引当額です。
保全額は、不良債権のうち担保・保証等により回収可能な部分と、貸倒引当金の引当てを行ったカバー部分の合計で
3.
あり、保全率は、保全額が不良債権に占める割合です。
〈用語解説〉
◎破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないも
のとして未収利息を計上しなかった貸出金
(未収利息不計上貸出金)
のうち、会社更生法、破産法、民事再生法、会社法など法律上
の整理手続きの開始申立があった債務者及び手形交換所において取引の停止処分を受けた債務者に対する貸出金のことです。
◎延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した
貸出金以外の貸出金のことです。
◎3カ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しない貸出
金のことです。
◎貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務
者の有利となる取決めを行った貸出金で、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない貸出金のことです。
◎破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権(破産更生債権
等)です。
◎危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の
受取りができない可能性の高い債権です。
◎要管理債権
自己査定において要注意先に区分された債務者に対する債権のうち3カ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権に該当する
貸出債権です。
◎正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、破産更生債権等、危険債権、要管理債権以外の債権です。
蘆7
◆保全状況
リ ス ク
管理債権
〈平成19 年 3月末〉
〈平成 20 年 3月末〉
全体の保全率 66.07%
全体の保全率 71.24%
(単位:百万円)
保全率
100%
30,000
破綻先債権
担保・保証額
645
810
保全率
100%
破綻先債権
984
担保・保証額
781
貸倒引当金
貸倒引当金
164
202
担保・保証額
保全率
20,000
延滞債権
10,724
81.19%
保全率
75.42%
担保・保証額
21,629
10,749
延滞債権
21,898
貸倒引当金
貸倒引当金
10,000
3カ月以上
延滞債権
3カ月以上
延滞債権
171
担保・保証額
3,037
貸出条件
緩和債権
保全率
8,714
貸倒引当金
40.22%
536
0
金融再生法
開示債権
7,056
5,563
130
担保・保証額
貸出条件
緩和債権
2,090
保全率
38.69%
7,436
貸倒引当金
837
31,325 20,697
30,449 21,694
〈平成19 年 3月末〉
〈平成 20 年 3月末〉
全体の保全率 66.14%
全体の保全率 71.24%
(単位:百万円)
30,000
破産更生債権
及びこれらに
準ずる債権
保全率
100%
担保・保証額
担保・保証額
2,682
貸倒引当金
847
3,530
破産更生債権
及びこれらに
準ずる債権
2,898
保全率
100%
貸倒引当金
757
3,655
20,000
保全率
保全率
危険債権
71.96%
19,056
78.52%
担保・保証額
危険債権
8,802
19,412
担保・保証額
8,680
貸倒引当金
貸倒引当金
10,000
6,562
4,910
担保・保証額
要管理債権
8,885
3,037
保全率
40.22%
0
31,472 20,817
貸倒引当金
536
担保・保証額
要管理債権
7,567
2,090
保全率
38.69%
貸倒引当金
837
30,635 21,826
8蘆
長野信用金庫と地域社会 ∼地域とともに持続的な発展を目指します∼
当金庫は、長野市を中心とする北信地域を主な事業地区とし、地元の中小企業者や地域の皆さまが会員と
なって、お互いに助け合い、お互いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融
機関です。
地域のお客さま・会員の皆さま
お客さまのご預金について 預金積金残高【6,585億円】
地域のお客さまの着実な資産づくりのお手伝いをさせていただくため、預金商品やサービスの
充実に努めております。また、預金以外にも、国債の窓口販売や投資信託、保険商品の取扱いなど、
資産運用のご提案も行っています。
当金庫の預金の内容を残高で見てみると、科目別では定期性預金が約74%、法個人別では個
人が約82%となり、会員と会員外の割合では会員外が約70%となっています。このことは、大手
企業ではなく地域の中小企業や個人の方々専門の金融機関であり、協同組織金融機関であって
も預金は広く一般の方々を対象とすることができる信用金庫の大きな特徴となっています。
オリジナル商品
年金マル悠定期・年金マル得定期は、当金庫で年金をお受取りの方にご利用いただける金利優
遇定期預金です。また、平成19 年度は、夏に「しんきん夏サン!サン!キャンペーン」、秋に「しんき
ん特別金利定期預金スペシャルドリームキャンペーン」を実施し、
「子育て支援定期積金『子育て
応援隊』」のキャンペーンも実施しました。その他、ゆとりある資金の運用には、オープン外貨定
期預金も取り扱っています。
◆ディスクロージャー誌:26・31・32・45ページ
預
金
積
金
出
資
金
有価証券残高【3,086億円】 外国証券(7,900百万円)2.5%
その他の証券
(16,
963百万円)5.4%
預証率【46.86%】 (株式 百万円)
13,
975
4.5%
お客さまからお預か
りした資金の一部は、
安全性や収益性に留意 社債
( 809百万円)
有価証券
し、債 券を 中 心とした 83,
27.1%
残高構成
有価証券等で運用して
います。
地方債
◆ディスクロージャー誌:
(56,
862百万円)
48・51・52ページ
18.4%
資
ご融資以外の運用について
金 運用
長野信用金庫
今期の決算状況
業務純益:4,528百万円
経常利益:1,555百万円
当期純利益:1,016百万円
自己資本比率:23.81% 国債
(129,
134百万円)
41.8%
◆ディスクロージャー誌:14・15・49ページ
常勤役職員:644名
店舗数: 41店(内出張所1)
◆ディスクロージャー誌:
14・27・29・30ページ
地域のお客さまへのご融資について
貸出金残高【3,154億円】 預金積金に占める貸出金の割合【47.89%】
地元でお預かりした大切な預金積金は、お客さまの幅広い資金ニーズにお応えし、地域にお住
まいの方や事業者の方々などにご融資して、豊かな暮らしや事業発展のためのお手伝いをさせて
いただいております。また、地方公共団体向け融資は、地域
地方公共団体
(17,
123百万円)
の総合整備事業や活性化事業などに活用されています。
5.4%
取扱商品
個人
890百万円)
事業者向けには、県・市町村の制度資金のほか、法人会 (91,
ローンや NPOローン、介護関連ニュービジネス支援資金 29.1%
貸出金
残高構成
などを用意しており、個人向けには、住宅ローンはじめ教育
ローンや小口フリーローン「らく太郎200」などによりお客
さまの多様なニーズにお応えしております。
◆ディスクロージャー誌:33・34ページ
当金庫の貸出金の特徴は、会員へ のご融資が全体の
約 90 %を占め、金額段階別では、
1千万円未満の先が約
80%となっており、会員優先の小口多数主義に徹してお
ります。
◆ディスクロージャー誌:46・47ページ
事業者
(206,
430百万円)
65.4%
159,454百万円 50.5%
155,990百万円 49.4%
住宅ローン 76,850百万円
消費者ローン 14,703百万円
設備資金
運転資金
貸
出
金
支
援
サ
ー
ビ
ス
地域のお客さま・会員の皆さま
蘆9
当金庫の経営理念である「健全経営に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する」のもと、地元のお客さまから
お預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客さまにご融資し、円滑な地域金融に資す
るとともに、地域社会との強い絆とネットワークづくりに努めてまいりました。
今後とも、
こうした金融機能の提供はもとより、文化・環境・教育といった分野におきましても、地域社会の活
性化、持続的発展のため広く貢献できますよう積極的に取り組んでまいります。
*計数はいずれも平成20 年 3月末現在で記載しております。
地域への貢献活動について
地域社会の一員として、
金融面にとどま
らず地域の
経済・文化の発展に貢献できるよ
う、
さまざまな活動に取
り組んでいます。
会員制度について
会員数【61,860名】
出資金【26億12百万円】
信用金庫は、会員制度による協同組織金融
機関です。事業地区内にお住まいの方、お勤
めの方、事業所をお持ちの方及びその役員
の方が会員となっていただけます。ただし、信
用金庫は中小企業のための金融機関ですから、
従業員数と資本金に制限がございます。
◆ディスクロージャー誌:9・10・14ページ
金融面にとどまらず地域文化の
活性化にも取り組んでいます。
◆ディスクロージャー誌:7・8 ページ
地域
文化への
貢献
信用会
営業店ごとに、
お取引先による信用会を組織し、各営業店
の運営を支える中心的な会となっています。お客さまの
ネットワークによる情報交換の場として、文化的な活動も
展開しています。
経済・文化講演会
( 昭和62年10月
「長野しんきんビジネスクラブ(NBC)
」
発足)と「長野しんきん若手経営者経済研究会(NYCE)」
(平成 8 年 6月発足)
は、定期的に経営セミナーや講演会、
勉強会を開催し、毎回、多くの会員のみなさまのご参加をい
ただいています。
年金友の会(信寿会)
(昭和53年 3月発足)
当金庫で年金をお受取りになられるお客さまの会で、営
業店ごとの催しや全店合同旅行などを開催しています。
地域経済の
活性化に向けた取組み
厳しい経済環境のなか、
地元お取引先企業の企業経営
を支援する「経営支援グループ」の積極的な活動により、
営業店と連携して経営改善に必要な支援を行っておりま
す。専門スタッフによる体制の充実を図り、
お客さまの状
況に応じて、お客さまとともに経営改善に積極的に取り
組んでおります。
また、
当金庫では、
事業所お取引先の組織として「長野
しんきんビジネスクラブ」
「長野しんきん若手経営者経済
研究会」などがあり、
経営セミナーや企業経営者育成塾
などを開催して、
企業経営に関する支援事業、
情報交換・
ビジネスマッチング機会の提供等を行っています。平成
19 年度は、第 2 回目の企業経営者育成塾を 5 講座実施
し、異業種交流会「長野しんきんビジネスフェア」につ
いては、20年 5月の開催に向け準備を進めました。
( 2・
3 ページ参照) ◆ディスクロージャー誌:7・8 ページ
お取引先企業の新入社員研修会
お取引先の新入社員を対象に、社会人としての基本的な
マナーや応対などについての研修会を開催しています。
経済情報誌「すかい」
当金庫事業地区
(北信地域)
の経済
動 向について、お客さまからのアン
ケートをもとに、身近な情報誌として
「すかい」を毎月発行しています。
しんきんローンセンター
(本店:平成16年 10月開設・篠ノ井支店:平成18年 8月開設)
本店及び篠ノ井支店に「しんきんローンセンター」を開
設し、平日はもちろん、土・日曜日にも住宅資金をはじめ各
種ローンのご相談にご利用いただいています。
環境問題への取組み
本部・本店営業部を対象に平成 15 年 6 月13日付で環境
管理の国際規格である「 ISO14001 」の認証を取得し、
金融機関業務を通じて地域の環境問題に積極的に取り組
んでいます。
また、地域の小学生の皆さんの、地球・環境にやさしいエ
コロジー活動を、
テレビの「わたしたち“エコキッズ”宣言!」
で紹介させていただいています。
長野しんきんビジネスフェア
こども安全110 番活動
平成18 年 9月より、
地域のお子さんをさまざまな危険から
守る活動として
「こども安全110番活動」を開始しました。
10 蘆
私ども は引続き堅実経営と
高い自己資本比率を維持し、
積極的で透明なディスクロージャー
(経営内容の開示)を通して、
真に「安心して預けられる金融機関」
をめざしてまいります。
シンボルマーク
長野信用金庫(Nagano Shinyokinko)の
NとSを図案化して風車を形取ったものです。
風車の羽根は当金庫を構成する
地域社会・会員・金庫・職員の4本の柱を示し、
その地は協同組織の「奉仕・感謝・信頼・協調」の
4つの理念を意味しています。
長野信用金庫のプロフィール
立 大正12年 9月1日
創
本 店 所 在 地 〒380-8686 長野市居町133番地1
電
話
番
号 (026)228-0221
41店舗
644名
会
員
数 61,860名
出
資
金 26億12百万円
預 金 積 金 残 高 6,585億96百万円
貸 出 金 残 高 3,154億45百万円
自己資本比率
(単体) 23.81%
店
舗
数
常勤役職員数
(平成 20 年 3 月31 日現在)
http://www.nagano-shinkin.jp/
PRINTED WITH
SOY INK
TM
Trademark of American Soybean Association
この印刷物は、大豆油インクおよび再生紙を使用しています。