医薬品インタビューフォーム - 日本点眼薬研究所

2009年12月改訂(改訂第8版)
日本標準商品分類番号
87 1319
医薬品インタビューフォーム
日本病院薬剤師会のIF記載要領 2008 に準拠して作成
広範囲抗菌点眼剤
処方せん医薬品
Marromel ophthalmic solution 0.3%
剤
形
点 眼 剤
製 剤 の 規 制 区 分
規
格
・
含
量
処方せん医薬品
1mL 中 日局オフロキサシン
3mg
和名:オフロキサシン
一
般
名
洋名:Ofloxacin
製造販売 承認年 月日
製造販売 承認年 月日:2001年3月15日
薬 価 基 準 収 載
薬価基準 収載年 月日:2001年7月6日
・ 発 売 年 月 日
発
開発・製造販売(輸入)・
発 売 元:株式会社日本点眼薬研究所
提携・販売会社名
製造販売元:大興製薬 株式会社
売
年
月
日:2001年8月31日
医薬情報担当者の連絡先
株式会社日本点眼薬研究所 営業本部学術部学術課
問 い 合 わ せ 窓 口
TEL 052(823)9110 FAX 052(823)9115
医療関係者向けホームページ
http://www.nitten-eye.co.jp/
本IFは2009年6月改訂の添付文書の記載に基づき改訂しました。
最新の添付文書情報は,医薬品医療機器情報提供ホームページ http://www.info.pmda.go.jp/にて
ご確認ください。
IF利用の手引きの概要−日本病院薬剤師会−
1.医薬品インタビューフォーム作成の経緯
医療用医薬品の基本的な要約情報として医療用医薬品添付文書(以下,添付文書と略す)がある。
医療現場で医師・薬剤師等の医療従事者が日常業務に必要な医薬品の適正使用情報を活用する際
には,添付文書に掲載された情報を裏付ける更に詳細な情報が必要な場合がある。
医療現場では,当該医薬品について製薬企業の医薬情報担当者等に情報の追加請求や質疑をし
て情報を補完して対処してきている。この際に必要な情報を網羅的に入手するための情報リスト
としてインタビューフォームが誕生した。
昭和 63 年に日本病院薬剤師会(以下,日病薬と略す)学術第2小委員会が「医薬品インタビュ
ーフォーム」
(以下,IFと略す)の位置付け並びにIF記載様式を策定した。その後,医療従
事者向け並びに患者向け医薬品情報ニーズの変化を受けて,平成 10 年9月に日病薬学術第3小
委員会においてIF記載要領の改訂が行われた。
更に 10 年が経過した現在,医薬品情報の創り手である製薬企業,使い手である医療現場の薬剤
師,双方にとって薬事・医療環境は大きく変化したことを受けて,平成 20 年 9 月に日病薬情報
委員会において新たなIF記載要領が策定された。
2.IFとは
IFは「添付文書等の情報を補完し,薬剤師等の医療従事者にとって日常業務に必要な,医薬
品の品質管理のための情報,処方設計のための情報,調剤のための情報,医薬品の適正使用のた
めの情報,薬学的な患者ケアのための情報等が集約された総合的な個別の医薬品解説書として,
日病薬が記載要領を策定し,薬剤師等のために当該医薬品の製薬企業に作成及び提供を依頼して
いる学術資料」と位置付けられる。
ただし,薬事法・製薬企業機密等に関わるもの,製薬企業の製剤努力を無効にするもの及び薬
剤師自らが評価・判断・提供すべき事項等はIFの記載事項とはならない。言い換えると,製薬
企業から提供されたIFは,薬剤師自らが評価・判断・臨床適応するとともに,必要な補完をす
るものという認識を持つことを前提としている。
[IFの様式]
①規格はA4判,横書きとし,原則として9ポイント以上の字体(図表は除く)で記載し,一
色刷りとする。ただし,添付文書で赤枠・赤字を用いた場合には,電子媒体ではこれに従うも
のとする。
②IF記載要領に基づき作成し,各項目名はゴシック体で記載する。
③表紙の記載は統一し,表紙に続けて日病薬作成の「IF利用の手引きの概要」の全文を記載
するものとし,2頁にまとめる。
[IFの作成]
①IFは原則として製剤の投与経路別(内用剤,注射剤,外用剤)に作成される。
②IFに記載する項目及び配列は日病薬が策定したIF記載要領に準拠する。
③添付文書の内容を補完するとのIFの主旨に沿って必要な情報が掲載される。
④製薬企業の機密等に関するもの,製薬企業の製剤努力を無効にするもの及び薬剤師をはじめ
医療従事者自らが評価・判断・提供すべき事項については記載されない。
⑤「IF記載要領 2008」により作成されたIFは,電子媒体での提供を基本とし,必要に応じ
て薬剤師が電子媒体(PDF)から印刷して使用する。企業での製本は必須ではない。
[IFの発行]
①「医薬品インタビューフォーム記載要領 2008」
(以下,
「IF記載要領 2008」と略す)は,平
成 21 年4月以降に承認された新医薬品から適応となる。
②上記以外の医薬品については,
「IF記載要領 2008」による作成・提供は強制されるものでは
ない。
③使用上の注意の改訂,再審査結果又は再評価結果(臨床再評価)が公表された時点並びに適
応拡大等がなされ,記載すべき内容が大きく変わった場合にはIFが改訂される。
3.IFの利用にあたって
「医薬品インタビューフォーム記載要領 2008」においては,従来の主にMRによる紙媒体での
提供に替え,PDFファイルによる電子媒体での提供を基本としている。情報を利用する薬剤師
は,電子媒体から印刷して利用することが原則で,医療機関でのIT環境によっては必要に応じ
てMRに印刷物での提供を依頼してもよいこととした。
電子媒体のIFについては,医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報提供ホームページ
に掲載場所が設定されている。
製薬企業は,
「医薬品インタビューフォーム作成の手引き」に従って作成・提供するが,IFの
原点を踏まえ,医療現場に不足している情報やIF作成時に記載し難い情報等については製薬企
業のMR等へのインタビューにより薬剤師等自らが内容を充実させ,IFの利用性を高める必要
がある。また,随時改訂される使用上の注意等に関する事項に関しては,IFが改訂されるまで
の間は,当該医薬品の製薬企業が提供する添付文書やお知らせ文書等,あるいは医薬品医療機器
情報配信サービス等により薬剤師自らが整備するとともに,IFの使用にあたっては,最新の添
付文書を医薬品医療機器情報提供ホームページで確認する。
なお適正使用や安全確保の点から記載されている「臨床成績」や「主な外国での発売状況」に
関する項目等は承認事項に関わることがあり,その取扱いには十分留意すべきである。
4.利用に際しての留意点
IFを薬剤師等の日常業務において欠かすことができない医薬品情報源として活用して頂きた
い。しかし,薬事法や医療用医薬品プロモーションコード等による規制により,製薬企業が医薬
品情報として提供できる範囲には自ずと限界がある。IFは日病薬の記載要領を受けて,当該医
薬品の製薬企業が作成・提供するものであることから,記載・表現には制約を受けざるを得ない
ことを認識しておかなければならない。
また製薬企業は,IFがあくまでも添付文書を補完する情報資材であり,今後インターネット
での公開等も踏まえ,薬事法上の広告規制に抵触しないよう留意し作成されていることを理解し
て情報を活用する必要がある。
目
Ⅰ.概要に関する項目
1.開発の経緯 ……………………
16. そ の 他 ………………………
1
2.製品の治療学的・製剤学的
特性 ……………………………
次
1
Ⅱ.名称に関する項目
6
Ⅴ.治療に関する項目
1.効能又は効果 …………………
7
2.用法及び用量 …………………
7
3.臨床成績 ………………………
7
1.販 売 名 ………………………
2
2.一 般 名 ………………………
2
3.構造式又は示性式 ……………
2
又は化合物群 …………………
9
4.分子式及び分子量 ……………
2
2.薬理作用 ………………………
9
5.化学名(命名法) ……………
2
6.慣用名,別名,略号,
Ⅵ.薬効薬理に関する項目
1.薬理学的に関連ある化合物
Ⅶ.薬物動態に関する項目
1.血中濃度の推移・測定法 ……
11
記号番号 ………………………
2
2.薬物速度論的パラメータ ……
11
7.CAS登録番号 ………………
2
3.吸
収 ………………………
11
4.分
布 ………………………
11
5.代
謝 ………………………
12
6.排
泄 ………………………
12
12
Ⅲ.有効成分に関する項目
1.物理化学的性質 ………………
3
2.有効成分の各種条件下
における安定性 ………………
3
7.透析等による除去率 …………
3.有効成分の確認試験法 ………
3
Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する
4.有効成分の定量法 ……………
3
Ⅳ.製剤に関する項目
1.剤
1.警告内容とその理由 …………
形 ………………………
4
2.製剤の組成 ……………………
4
3.用時溶解して使用する製剤の
調整法 …………………………
13
2.禁忌内容とその理由
(原則禁忌を含む) …………
13
3. 効能又は効果に関連する
4
4.懸濁剤,乳剤の分散性
に対する注意 …………………
項目
使用上の注意とその理由 ……
13
4. 用法及び用量に関連する
4
5.製剤の各種条件下における
安定性 …………………………
5
6.溶解後の安定性 ………………
5
7.他剤との配合変化
使用上の注意とその理由 ……
13
5.慎重投与内容とその理由 ……
13
6.重要な基本的注意とその理由
及び処置方法 …………………
13
7.相互作用 ………………………
13
(物理化学的変化) …………
5
8.副 作 用 ………………………
13
8.溶出性 …………………………
5
9.高齢者への投与 ………………
14
9.生物学的試験法 ………………
5
10. 製剤中の有効成分の
確認試験法 ……………………
投与 ……………………………
14
11.小児等への投与 ………………
14
12.臨床検査結果に及ぼす影響 …
14
5
13.過量投与 ………………………
14
5
14.適用上の注意 …………………
14
15.その他の注意 …………………
14
16.そ の 他 ………………………
14
5
11. 製剤中の有効成分の
定量法 …………………………
12.力
価 ………………………
13.混入する可能性のある
夾雑物 …………………………
10.妊婦,産婦,授乳婦等への
5
14.治療上注意が必要な容器に
Ⅸ.非臨床試験に関する項目
関する情報 ……………………
6
1.薬理試験 ………………………
15
15. 刺 激 性 ………………………
6
2.毒性試験 ………………………
15
Ⅹ.管理的事項に関する項目
13. 再審査結果,再評価結果
1.規制区分 ………………………
16
公表年月日及びその内容 ……
17
2.有効期間又は使用期限 ………
16
14.再審査期間 ……………………
17
3.貯法・保存条件 ………………
16
15.投薬期間制限医薬品に
4.薬剤取扱い上の注意点 ………
16
関する情報 ……………………
17
5.承認条件等 ……………………
16
16.各種コード ……………………
17
6.包
装 ………………………
16
17.保険給付上の注意 ……………
17
7.容器の材質 ……………………
16
8.同一成分・同効薬 ……………
16
1.引用文献 ………………………
18
9.国際誕生年月日 ………………
16
2.その他の参考文献 ……………
18
10.製造販売承認年月日及び
ⅩⅠ.文
献
ⅩⅡ.参考資料
承認番号 ………………………
17
1.主な外国での発売状況 ………
19
11.薬価基準収載年月日 …………
17
2.海外における臨床支援情報 …
19
12.効能又は効果追加,用法及び用量
ⅩⅢ.備考
変更追加等の年月日及びその
内容 ……………………………
その他の関連資料 …………………
17
20
Ⅰ.概要に関する項目
1.開発の経緯
オフロキサシンはフルオロキノロン系合成抗菌薬である。
マロメール点眼液 0.3%は規格及び試験方法を設定し,動物による
薬力学的同等性試験,加速試験を行い,後発医薬品として 2001 年 3
月に承認を取得,2001 年 8 月に販売開始した。(付表参照)
2.製品の治療学的・製剤学的
特性
- 1 -
Ⅱ.名称に関する項目
1.販 売 名
(1)和名:マロメール点眼液 0.3%
(2)洋名:Marromel ophthalmic solution 0.3%
(3)名称の由来:特になし
2.一 般 名
(1)和名(命名法)
:オフロキサシン(INN)
(2)洋名(命名法)
:Ofloxacin(INN)
(3)ステム:抗菌薬,ナリジクス酸誘導体 –oxacin
3.構造式又は示性式
構造式
4.分子式及び分子量
分子式:C18H20FN3O4
分子量:361.37
5.化学名(命名法)
(3RS)-9-Fluoro-3-methyl-10-(4-methylpiperazin-1-yl)7-oxo-2,3-dihydro-7H-pyrido[1,2,3-de]-1,4-benzoxazine6-carboxylic acid
6.慣用名,別名,略号,
略号:OFLX
記号番号
7.CAS登録番号
82419−36−1
- 2 -
Ⅲ.有効成分に関する項目
1.物理化学的性質
(1)外観・性状1)
帯微黄白色∼淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
(2)溶解性1)
溶 媒
日本薬局方の表現
酢酸(100)
溶けやすい
水
溶けにくい
アセトニトリル,エタノール(99.5)
極めて溶けにくい
(3)吸湿性
該当資料なし
(4)融点(分解点)
,沸点,凝固点1)
融点:約 265℃(分解)
(5)酸塩基解離定数
該当資料なし
(6)分配係数
該当資料なし
(7)その他の主な示性値1)
水酸化ナトリウム試液溶液(1→20)は旋光性を示さない。
2.有効成分の各種条件下
光によって変色する。
1)
における安定性
3.有効成分の確認試験法
日局「オフロキサシン」による
4.有効成分の定量法
日局「オフロキサシン」による
- 3 -
Ⅳ.製剤に関する項目
1.剤
形
(1)投与経路
点眼
(2)剤形の区別,規格及び性状
剤 形:点眼剤
規
格:本品は定量するとき,表示量の 95∼105%に対応する
オフロキサシンを含む。
性 状:微黄色∼淡黄色澄明の液である。
(3)製剤の物性
該当資料なし
(4)識別コード
なし
(5)pH,浸透圧比,粘度,比重,安定なpH域等
pH :6.5 ∼ 7.5
浸透圧比:0.95 ∼ 1.15
(6)無菌の有無
無菌製剤
2.製剤の組成
(1)有効成分(活性成分)の含量
1mL 中 オフロキサシン3mg を含有。
(2)添加物
緩 衝 剤:ホウ酸,ホウ砂
等張化剤:塩化カリウム,塩化カルシウム水和物,
塩化ナトリウム
(3)添付溶解液の組成及び容量
該当しない
3.用時溶解して使用する
該当しない
製剤の調整法
4.懸濁剤,乳剤の分散性に
該当しない
関する注意
- 4 -
5.製剤の各種条件下における
安定性
加速試験2)
試験条件:5mL プラスチック容器,40±1℃,75±5%RH
(n=3)
項目及び規格
開始時
1ヵ月後
3ヵ月後
6ヵ月後
(微黄色∼
淡黄色澄明)
微黄色澄明
微黄色澄明
微黄色澄明
微黄色澄明
pH(6.5∼7.5)
6.87∼6.92
6.88∼7.00
6.94∼7.00
6.89∼6.90
1.07
-
-
1.12∼1.13
性状
浸透圧比
(0.95∼1.15)
含量
(95∼105%)
6.溶解後の安定性
該当しない
7.他剤との配合変化
別紙参照
98.8∼100.3 98.6∼101.5 99.8∼100.3 100.1∼100.9
(物理化学的変化)
8.溶出性
該当しない
9.生物学的試験法
該当しない
10.製剤中の有効成分の
1)呈色反応
確認試験法
2)沈殿反応
3)紫外可視吸光度測定法
吸収の極大:波長 224∼228nm 及び 292∼296nm
4)液体クロマトグラフィー
11.製剤中の有効成分の
液体クロマトグラフィー
定量法
12.力価
該当しない
13.混入する可能性のある
該当資料なし
夾雑物
- 5 -
14.治療上注意が必要な容器に
該当しない
関する情報
15.刺 激 性
眼粘膜一次刺激性試験3)
白色家兎の結膜嚢内にマロメール点眼液 0.3%0.1mL を1回点眼し
たところ,眼粘膜に対して刺激性は認められなかった。
16.そ の 他
- 6 -
Ⅴ.治療に関する項目
1.効能又は効果
〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,
ミクロコッカス属,モラクセラ属,コリネバクテリウム属,クレブ
シエラ属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,
プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ヘモフィルス・エジプチウ
ス(コッホ・ウィークス菌)
,シュードモナス属,緑膿菌,バークホ
ルデリア・セパシア,ステノトロホモナス(ザントモナス)
・マルト
フィリア,アシネトバクター属,アクネ菌
〈適応症〉
眼瞼炎,涙嚢炎,麦粒腫,結膜炎,瞼板腺炎,角膜炎(角膜潰瘍を
含む)
,眼科周術期の無菌化療法
2.用法及び用量
通常,1回1滴,1日3回点眼する。なお,症状により適宜増減
する。
〈用法・用量に関連する使用上の注意〉
(1)本剤の使用にあたっては,耐性菌の発現等を防ぐため,原
則として感受性を確認し,疾病の治療上必要な最小限の期
間の投与にとどめること。
(2)長期間使用しないこと。
3.臨床成績
(1)臨床データパッケージ(2009 年4月以降承認品目)
該当しない
(2)臨床効果
該当資料なし
(3)臨床薬理試験:忍容性試験
該当資料なし
(4)探索的試験:用量反応探索試験
該当資料なし
(5)検証的試験
1)無作為化平行用量反応試験
該当資料なし
2)比較試験
該当資料なし
3)安全性試験
該当資料なし
4)患者・病態別試験
該当資料なし
- 7 -
(6)治療的使用
1)使用成績調査・特定使用成績調査(特別調査)
・製造販売後
臨床試験(市販後臨床試験)
該当資料なし
2)承認条件として実施予定の内容又は実施した試験の概要
該当資料なし
- 8 -
Ⅵ.薬効薬理に関する項目
1.薬理学的に関連ある化合物
キノロン系抗菌薬
又は化合物群
2.薬理作用
(1)作用部位・作用機序
作用部位:眼組織
作用機序:細菌のDNAジャイレースを阻害し,DNA複製や耐性化過
程の1つであるプラスミドの複製を阻害する。4)
(2)薬効を裏付ける試験成績
〔薬力学的同等性試験〕
ウサギ実験的細菌性角膜感染症に対する治療効果5)
角膜表層に創を作製し,菌液を接種したウサギ眼球に各被験薬剤
をそれぞれ 50μL,2時間ごとに1日6回,3日間点眼し,角膜
の混濁を感染の指標として,8日間経過を観察して治療効果を調
べた。また,角膜表層に滅菌綿棒を接触させ,それを培養してコ
ロニー面積を計測した。菌株は緑膿菌(IID strain No.1210)を
用いた。
各群の各測定時点における角膜所見及びコロニー面積を表に示し
た。
本剤および標準製剤は対照との間に有意な治療効果を認め,本剤
と標準製剤の間に有意差は認められず,薬力学的同等性が認めら
れた。(Tukeyの多重比較)
表1:ウサギ緑膿菌角膜感染症における角膜所見(順位変換値)
菌接種後経過日数
0
1
2
3
4
5
6
7
16.5
15.0
9.9
9.9
11.0
10.5
9.8
9.5
標準製剤
16.5
15.2
11.2
11.2
10.1
10.5
11.2
11.6
対照
13.5
16.4
25.5
25.5
25.5
25.5
25.5
25.5
マロメール
点眼液 0.3%
- 9 -
表2:ウサギ緑膿菌角膜感染症におけるコロニー面積(cm2)
菌接種後経過日数
0
マロメール
点眼液 0.3%
- 10 -
4
7
11.82 0.01 0.02 0.26
標準製剤
11.43 0.01 0.03 0.23
対照
10.28 6.87 6.30 6.75
(3)作用発現時間・持続時間
該当資料なし
2
Ⅶ.薬物動態に関する項目
1.血中濃度の推移・測定法
(1)治療上有効な血中濃度
該当資料なし
(2)最高血中濃度到達時間
該当資料なし
(3)臨床試験で確認された血中濃度
該当資料なし
(4)中毒域
該当資料なし
(5)食事・併用薬の影響
該当資料なし
(6)母集団(ポピュレーション)解析により判明した薬物体内動態
変動要因
該当資料なし
2.薬物速度論的パラメータ
(1)コンパートメントモデル
該当資料なし
(2)吸収速度定数
該当資料なし
(3)バイオアベイラビリティ
該当資料なし
(4)消失速度定数
該当資料なし
(5)クリアランス
該当資料なし
(6)分布容積
該当資料なし
(7)血漿蛋白結合率
該当資料なし
3.吸
収
4.分
布
該当資料なし
(1)血液−脳関門通過性
該当資料なし
(2)血液−胎盤関門通過性
該当資料なし
(3)乳汁への移行性
該当資料なし
(4)髄液への移行性
該当資料なし
- 11 -
(5)その他の組織への移行性
<参考>
ウサギ角膜炎症眼における眼内動態6)
水酸化ナトリウム水溶液によりアルカリ腐食角膜炎を惹起したウ
サギの両眼に,マロメール点眼液0.3%及び標準製剤をそれぞれ50
μL点眼した。点眼後5,15,30,60,180,360及び720分に眼房
水中オフロキサシン濃度を測定し,得られた眼房水中オフロキサ
シン濃度について統計解析を行ったところ,本剤と標準製剤の間
に有意差は認められず,薬力学的同等性が認められた。(F検定)
5.代
謝
(1)代謝部位及び代謝経路
該当資料なし
(2)代謝に関与する酵素(CYP450 等)の分子種
該当資料なし
(3)初回通過効果の有無及びその割合
該当資料なし
(4)代謝物の活性の有無及び比率
該当資料なし
(5)活性代謝物の速度論的パラメータ
該当資料なし
6.排
泄
(1)排泄部位及び経路
該当資料なし
(2)排泄率
該当資料なし
(3)排泄速度
該当資料なし
7.透析等による除去率
該当資料なし
- 12 -
Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目
1.警告内容とその理由
2.禁忌内容とその理由
(原則禁忌を含む)
該当しない
禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分及びキノロン系抗菌剤に対し過敏症の既往歴のある
患者
3.効能又は効果に関連する
該当しない
使用上の注意とその理由
4.用法及び用量に関連する
「Ⅴ.治療に関する項目」を参照すること。
使用上の注意とその理由
5.慎重投与内容とその理由
該当しない
6.重要な基本的注意と
該当しない
その理由及び処置方法
7.相互作用
(1)併用禁忌とその理由
該当しない
(2)併用注意とその理由
該当しない
8.副 作 用
(1)副作用の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実
施していない。
(2)重大な副作用とその初期症状(頻度不明)
ショック,アナフィラキシー様症状:ショック,アナフィラキシ
ー様症状を起こすことがあるので,観察を十分に行い,紅斑,発
疹,呼吸困難,血圧低下,眼瞼浮腫等の症状が認められた場合に
は投与を中止し,適切な処置を行うこと。
- 13 -
(3)その他の副作用
副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処
置を行うこと。
頻度不明
過敏症
発疹,蕁麻疹,眼瞼炎(眼瞼発赤・浮腫等)
,
眼瞼皮膚炎,瘙痒感
眼
結膜炎(結膜充血・浮腫等)
,刺激感,びまん
性表層角膜炎等の角膜障害
(4)項目別副作用発現頻度及び臨床検査値異常一覧
該当資料なし
(5)基礎疾患,合併症,重症度及び手術の有無等背景別の
副作用発現頻度
該当資料なし
(6)薬物アレルギーに対する注意及び試験法
該当資料なし
9.高齢者への投与
10.妊婦,産婦,授乳婦等への
投与
該当しない
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益
性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するこ
と。
[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]
11.小児等への投与
12.臨床検査結果に及ぼす影響
該当しない
該当しない
13.過量投与
該当しない
14.適用上の注意
(1)投与経路:点眼用にのみ使用すること。
(2)投 与 時:薬液汚染防止のため,点眼のとき,容器の先
端が直接目に触れないように注意するよう指
導すること。
15.その他の注意
該当しない
16.そ の 他
該当しない
- 14 -
Ⅸ.非臨床試験に関する項目
1.薬理試験
(1)薬効薬理試験(
「Ⅵ.薬効薬理に関する項目」参照)
(2)副次的薬理試験
該当資料なし
(3)安全性薬理試験
該当資料なし
(4)その他の薬理試験
該当資料なし
2.毒性試験
(1)単回投与毒性試験
該当資料なし
(2)反復投与毒性試験
該当資料なし
(3)生殖発生毒性試験
該当資料なし
(4)その他の特殊毒性
眼粘膜一次刺激性試験3)
白色家兎の結膜嚢内にマロメール点眼液 0.3%0.1mL を1回点眼
したところ,眼粘膜に対して刺激性は認められなかった。
- 15 -
Ⅹ.管理的事項に関する項目
1.規制区分
製剤:処方せん医薬品
注意−医師等の処方せんにより使用すること
有効成分:該当しない
2.有効期間又は使用期限
使用期限:3年
3.貯法・保存条件
室温保存,気密容器
4.薬剤取扱い上の注意点
(1)薬局での取り扱いについて
該当資料なし
(2)薬剤交付時の注意(患者等に留意すべき必須事項等)
「Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目」参照
5.承認条件等
該当しない
6.包
5mL×10,5mL×50
装
7.容器の材質
〔点眼剤〕
プラスチック容器
8.同一成分・同効薬
容器
中栓
キャップ
ポリエチレン
ポリエチレン
ポリエチレン
同一成分:タリビッド点眼液 0.3%(参天製薬)
オーハラキシン点眼液0.3%(大原薬品工業)
オフテクター点眼液0.3%(富士薬品)
オフロキサット点眼液0.3%(日医工)
オフロキシン点眼液0.3%(東亜薬品)
オプール点眼液0.3%(メディサ新薬)
オルカビット点眼液0.3%(シオノケミカル)
キサトロン点眼液0.3%(昭和薬品化工)
タリキサシン点眼液0.3%(日新製薬)
タリザート点眼液0.3%(大正薬品工業)
タリフロン点眼液0.3%(東和薬品)
ファルキサシン点眼液0.3%(キョーリンリメディオ)
リビゲット点眼液 0.3%(長生堂製薬)
オフロキサシンゲル化点眼液 0.3%「わかもと」(わか
もと製薬)
同 効 薬:ノルフロキサシン,レボフロキサシン,
塩酸ロメフロキサシン,ガチフロキサシン
トスフロキサシントシル酸塩水和物,
モキシフロキサシン塩酸塩
9.国際誕生年月日
不明
- 16 -
10.製造販売承認年月日及び
承認番号
製造承認年月日:2001 年3月 15 日
製 造 承 認 番 号:21300AMZ00275000
11.薬価基準収載年月日
2001 年 7 月 6 日
12.効能又は効果追加,
用法及び用量変更追加等
の年月日及びその内容
該当しない
13. 再審査結果,再評価結果
公表年月日及びその内容
2004 年 9 月 30 日(抗菌薬再評価結果通知)
変更後
変更前
〈適応菌種〉
オフロキサシン感性のブドウ球菌
本剤に感性のブドウ球菌属,レンサ球
属,レンサ球菌属,肺炎球菌,ミク
菌属,肺炎球菌,腸球菌属,ミクロコッ
ロコッカス属,コリネバクテリウム
カス属,モラクセラ属,コリネバクテリウ
属,ブランハメラ・カタラリス,シュ
ム属,クレブシエラ属,セラチア属,プ
ードモナス属,緑膿菌,ヘモフィル
ロテウス属,モルガネラ・モルガニー,
ス属[インフルエンザ菌,ヘモフィ
プロビデンシア属,インフルエンザ菌,
ルス・エジプティウス(コッホ・ウィー
ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウ
クス菌)],モラクセラ属(モラー・ア
ィークス菌),シュードモナス属,緑膿
クセンフェルド菌),セラチア属,ク
菌,バークホルデリア・セパシア,ステ
レブシェラ属,プロテウス属,アシ
ノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフ
ネトバクター属,嫌気性菌(プロピ
ィリア,アシネトバクター属,アクネ菌
オニバクテリウム・アクネス)による
〈適応症〉
下記感染症
眼瞼炎,涙嚢炎,麦粒腫,結膜炎,瞼
眼瞼炎,麦粒腫,涙嚢炎,結膜
板腺炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む),
炎,瞼板腺炎,角膜炎,角膜潰
眼科周術期の無菌化療法
瘍,術後感染症
14.再審査期間
該当しない
15.投薬期間制限医薬品に
本剤は,投薬期間に関する制限は定められていない。
関する情報
16.各種コード
販売名
マロメール
点眼液 0.3%
17.保険給付上の注意
HOT(9 桁)
厚生労働省薬価基準
レセプト電算
番号
収載医薬品コード
コード
113972301
1319722Q1147
660453048
本剤は保険診療上の後発医薬品である。
- 17 -
ⅩⅠ.文献
1.引用文献
1)第十五改正日本薬局方解説書,2006(廣川書店)
2)大興製薬株式会社 社内資料〔安定性試験〕
3)大興製薬株式会社 社内資料〔眼粘膜一次刺激性試験〕
4)ステッドマン医学大辞典 改訂第5版(メジカルビュー社)
5)大興製薬株式会社 社内資料〔生物学的同等性試験Ⅱ〕
6)大興製薬株式会社 社内資料〔生物学的同等性試験Ⅰ〕
2.その他の参考文献
該当資料なし
- 18 -
ⅩⅡ.参考資料
1.主な外国での発売状況
該当しない
2.海外における臨床支援情報
該当資料なし
- 19 -
ⅩⅢ.備考
その他の参考資料
付表
医薬発第 481 号(平成 11 年 4 月 8 日)に基づく承認申請時に添付する資料
別表 1 及び別表 2-(1)医療用医薬品より改変
添付資料の内容
新有効成分含有製剤
(先発医薬品)
イ 起源又は発見の経 1 起源又は発見の経緯
○
緯及び外国におけ 2 外国における使用状況
○
る使用状況等に関 3 特性及び他の医薬品と
○
する資料
の比較検討等
ロ 物理的化学的性質 1 構造決定
○
並びに規格及び試 2 物理的化学的性質等
○
験方法等に関する 3 規格及び試験方法
○
資料
ハ 安定性に関する資 1 長期保存試験
○
料
2 苛酷試験
○
3 加速試験
○
ニ 急性毒性,
亜急性毒 1 単回投与毒性
○
性,慢性毒性,催奇 2 反復投与毒性
○
形性その他の毒性 3 生殖発生毒性
○
に関する資料
4 変異原性
○
5 がん原性
△
6 局所刺激性
△
7 その他の毒性
△
ホ 薬理作用に関する 1 効力を裏付ける試験
○
資料
2 一般薬理
○
ヘ 吸収,分布,代謝, 1 吸収
○
排泄に関する資料 2 分布
○
3 代謝
○
4 排泄
○
5 生物学的同等性
×
ト 臨床試験の試験成 臨床試験成績
○
績に関する資料
○:添付,×:添付不要,△:個々の医薬品により判断される
- 20 -
その他の医薬品
(後発医薬品)
×
×
剤形追加に係る医薬品
(後発医薬品)
○
○
×
○
×
×
×
×
○
○
×
×
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
○
△
△
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
○
×
×
別紙
マロメール点眼液 0.3%配合変化表
マロメール点眼液 0.3%と配合薬剤を1:1 の比で混合し、7日間、常温で保存した。
配合薬剤
混合直後
製品名
外観
pH
外観変化
フルオメソロン 0.02%点眼液 振り混ぜると白濁 5.5∼7.5 極微黄色の液、
振り混ぜると白濁
フルオメソロン 0.05%点眼液 振り混ぜると白濁 5.5∼7.5 極微黄色の液、
振り混ぜると白濁
フルオメソロン 0.1%点眼液 振り混ぜると白濁 5.5∼7.5 極微黄色の液、
綿状沈殿、
振り混ぜると白濁
フルメトロン点眼液 0.1%
振り混ぜるとき白濁 5.5∼7.5 微黄色の液、
振り混ぜると白濁
DMゾロン点眼液0.02%
無色澄明
5.0∼6.0 微黄色澄明*
「日点」
DMゾロン 0.05%点眼液
無色澄明
4.7∼5.7 微黄色澄明*
サンテゾーン点眼液(0.1%) 無色∼淡黄色澄明 4.0∼6.0 微黄色の液、白濁
ベルベゾロン眼耳鼻科用液
無色∼微黄色澄明 7.5∼8.5 極微黄色澄明
0.1%
リンベタPF眼耳鼻科用液
無色澄明
7.5∼8.5 極微黄色澄明
0.1%
リンデロン点眼・点耳・点鼻液
微黄色の液、白濁、
無色澄明
7.5∼8.5
0.1%
もや状結晶析出
保存
pH
外観変化
6.94 3日後 極微黄色の液、
綿状沈殿、
振り混ぜると白濁
6.94 1日後 極微黄色の液、
綿状沈殿、
振り混ぜると白濁
6.92 7日後 極微黄色の液、
綿状沈殿、
振り混ぜると白濁
7.17 3日後 微黄色の液、
白色沈殿、
振り混ぜると白濁
7日後 微黄色澄明*、
6.47
壁に白色結晶付着
6.76 7日後 微黄色澄明*
6.53 3日後 微黄色の液、
白濁、白色沈殿
pH
6.77
7.70 7日後 極微黄色澄明
7.69
7.76 7日後 極微黄色澄明
7.77
7.52
1日後 微黄色の液、
白色綿状結晶析出
6.80
6.98
7.12
6.50
6.77
6.51
7.43
ベルベゾロンF点眼・点鼻液 無色∼微黄色澄明 4.5∼7.5 微黄色澄明
7.02 7日後 微淡黄色澄明
6.91
点眼・点鼻用リンデロンA液 無色∼微黄色澄明 5.0∼7.5 微黄色の液、白濁
6.93 1日後 微黄色の液、
白色沈殿、
振り混ぜると白濁
3日後 微黄色の液、
白色沈殿
6.94
うすい帯青紫色澄明 7.0∼8.5 淡青紫色澄明
7.65 7日後 淡青紫色澄明
7.64
無色∼微黄色澄明 6.7∼7.7 極微黄色澄明
わずかに乳白光を
発することもある
ジクロスターPF 点眼液 0.1% 無色∼微黄色澄明 7.0∼8.5 極微黄色澄明
わずかに乳白光を
発することもある
7.23 7日後 極微黄色澄明
7.22
7.62 7日後 極微黄色澄明
7.65
ジクロード点眼液0.1%
無色∼微黄色澄明 6.0∼7.5 微黄色澄明
7.28 7日後 微黄色澄明
7.22
ハオプラ点眼液 0.1%
無色澄明
7.5∼8.5 極微黄色の液、
白濁後、
綿状白色沈殿
7.53 1日後 極微黄色の液、
綿状白色沈殿
7.49
ニフラン点眼液 0.1%
無色澄明
7.0∼8.0 極微黄色澄明
7.64 7日後 極微黄色澄明
7.61
4.5∼6.5 黄色澄明
6.56 7日後 黄色澄明
6.50
アズラビン点眼液 0.02%
ジクロスター点眼液 0.1%
※
カタリンK点眼用 0.005%
黄色澄明
※ 主剤を添付溶解液で溶解後
* 色調の変化を認めた
- 21 -
6.93
配合薬剤
製品名
混合直後
外観
pH
外観変化
pH
外観変化
pH
トラメラス点眼液 0.5%
微黄色澄明
7.43 1日後 微淡黄色澄明
7.46
クモロール点眼液2%
無色∼微黄色澄明 4.0∼7.0 微黄色澄明
6.97 7日後 微黄色澄明
7.01
クモロールPF点眼液2% 無色∼微黄色澄明 4.0∼7.0 淡黄色澄明
6.93 7日後 淡黄色澄明
6.93
インタール点眼液2%
無色∼微黄色澄明 4.0∼7.0 微黄色澄明
7.21 7日後 微黄色澄明
7.18
フマルトン点眼液 0.05%
無色∼微黄色澄明 4.8∼5.8 極微黄色澄明
6.70 7日後 極微黄色澄明
6.73
ザジテン点眼液 0.05%
無色∼微黄色澄明 4.8∼5.8 極微黄色澄明
6.76 7日後 極微黄色澄明
6.80
アレギサール点眼液0.1% 無色澄明
チモレート点眼液 0.25% 無色澄明
7.0∼8.0 微黄色澄明
保存
7.5∼8.5 極微黄色澄明
6.5∼7.5 微黄色の液、
白色のもや状結晶
析出
7.11 7日後 極微黄色澄明
6.76 1日後 微黄色の液、白色
のもや、白色沈殿
7日後 微黄色の液、
白色沈殿
チモレート点眼液 0.5% 無色澄明
6.5∼7.5 微黄色の液、白色の 6.91 1日後 微黄色の液、白色
もや状結晶析出
のもや、白色沈殿
チマバック点眼液 0.5% 無色澄明
6.5∼7.5 極微黄色澄明
6.71 1日後 極微黄色澄明、
白色沈殿
チモプトール点眼液 0.5% 無色∼微黄色澄明 6.5∼7.5 極微黄色澄明
6.84 1日後 極微黄色澄明、
白色沈殿、
振り混ぜると白濁
7.10
6.76
ブロキレート点眼液 1%
6.70
6.90
6.78
6.80
無色澄明
6.2∼7.2 微黄色澄明
6.93 7日後 微黄色澄明
6.91
ブロキレートPF点眼液1% 無色澄明
6.2∼7.2 微黄色澄明
6.89 7日後 微黄色澄明
6.92
ブロキレート点眼液 2%
無色澄明
6.2∼7.2 微黄色澄明
7.04 7日後 微黄色澄明
7.01
ブロキレートPF点眼液2% 無色澄明
6.2∼7.2 微黄色澄明
6.92 7日後 微黄色澄明
6.87
ミケラン点眼液 2%
無色澄明
6.2∼7.2 極微黄色澄明
6.95 7日後 極微黄色澄明
6.98
ベタキソン点眼液 0.5%
無色∼微黄色澄明 6.1∼7.1 極微黄色澄明
6.81 7日後 極微黄色澄明
6.89
4.8∼5.8 微黄色澄明
*
5.61 7日後 微黄色澄明
5.63
アドソルボカルピン点眼液
無色透明
1%
3.5∼5.5 微黄色澄明*
5.81 7日後 微黄色澄明*
5.78
アドソルボカルピン点眼液
無色透明
2%
3.5∼5.5 微黄色澄明*
5.54 7日後 微黄色澄明*
5.51
レスキュラ点眼液 0.12% 無色澄明
キサラタン点眼液 0.005% 無色澄明
5.0∼6.5 極微黄色澄明
6.5∼6.9 極微黄色澄明
7.06 7日後 極微黄色澄明
6.77 1日後 極微黄色澄明、
綿状結晶析出
3日後 極微黄色澄明、
綿状結晶析出、
一部粒状化
7日後 極微黄色澄明、
綿状結晶析出、
一部樹状化
7.03
6.71
プロゲート 0.1%
※
無色澄明
*
6.69
6.72
サ ン ド ー ル M Y 点眼液
無色澄明
0.4%
6.0∼7.0 極微黄色澄明
7.02 7日後 極微黄色澄明
7.04
ミドリンM点眼液 0.4%
4.5∼5.8 微黄色澄明*
6.04 7日後 微黄色澄明*
5.99
*
*
無色澄明
サンドールP点眼液
無色∼微黄色澄明 4.5∼5.8 微黄色澄明
6.32 7日後 微黄色澄明
6.23
コバラム点眼液 0.02%
紅色澄明
5.5∼6.5 紅色澄明
6.82 7日後 紅色澄明
6.75
サンコバ点眼液0.02%
紅色澄明
5.5∼6.5 紅色澄明
6.61 7日後 紅色澄明
6.57
ヒアレイン点眼液0.1%
無色澄明
6.0∼7.0 極微黄色澄明
6.96 7日後 極微黄色澄明
6.95
※ 主剤を添付溶解液で溶解後
* 色調の変化を認めた
- 22 -