No14 これからの算数数学教育 - 登米市視聴覚センター

登米市
8 月 26 日(火)午後 3 時より、第 3 回心の教室相談員等
連絡会を市視聴覚センター第 2 研修室で、市内小・中学校
に配置されている心の教室相談員、けやき教室相談員の
方々が一堂に会して開催した。席上、市教委の千葉真郎指
導主事より、2 学期から新たにスクールソーシャルワーカ
第 1 回算数・数学研修会を 8 月 8 日(金)
、宝江ふれあい
ー事業の指定を受けての取り組み、スクールサポーターの
センターにおいて、講師に宮城教育大学教授 田端輝彦先
導入や不登校傾向児童生徒の推移と今後の指導のあり方等
生を招き、
「これからの算数・数学教育∼新学習指導要領か
について話された。情報交換では、相談員から各学校での
ら見えるもの∼」と題して開催した。
取り組み状況や指導を通しての悩み等について、当所カウ
講義では、新学習指導要領の特徴を分析し、これからの
ンセラーから指導助言を頂き、教育相談に関する理解を深
算数・数学教育を考えると、算数・数学的活動、表現、活
めた。心の相談員の方々は、子どもの心の揺れを受け入れ、
用がポイントである。その意味について新学習指導要領解
親身になって相談活動を実践されていることが、ひしひし
説算数・数学編のページを示しながら具体的に説明された。
と感じられた。
また、算数・数学の新学習指導要領における学年配当指導
内容を一覧表で示し、小学校算数と中学校数学の領域間の
関連について指導を受け、移行措置への取り組みを見出す
ことができた内容であった。
文部科学省や県教委等ではインターネットで皆さんに情
報を提示しており、
素早く情報を得て活
用することは、高度
情報化社会では大切
なことである。
「分か
心の教室相談員等連絡会の様子
らなかった」は通用
しないと、強く指摘
講師の田端輝彦先生
された。
【受講者の声】
○ 本日、先生の話を聞いて、今までバラバラだった情報
が一つにつながったような気がします。本当は、田端先
夏休み期間中、実施しておりませんでした、教育
生が情報を整理分析し考えたように、自分でもやらなけ
相談活動を、8 月26日(火)より、再開いたしま
ればいけないんだなと思いました。必ずや授業を改善し
した。
ます。
不登校・いじめ等の子どもにかかわる悩みを抱え
○ 新学習指導要領における算数科の目標、そして内容に
ている人のために、臨床心理士である佐藤美希専門
ついて押さえるべき事を分かりやすくお話して頂きまし
カウンセラーが教育相談を行っています。
た。指導内容の改善、そして何よりも指導方法の改善に
電話での相談もできますので、一人で悩まずに
早速取り組み、子供たちに生きた算数の力が身に付くよ
ご相談下さい。
う指導して行かなければと感じました。
2008.9.1
No14
2日、9日、16日、30日 の各火曜日
4日間実施。
算数・数学研修会受講者
・相談時間:午前9時00分∼午後4時50分
・相談方法:面接、電話(予約が必要)
・予約受付:随時
・予約先、問合せ先:市教育研究所 ℡22−8029