ハンディー・ターミナル活用事例2 『部品入出庫業務の改善』 建設機械メーカーであるA社様は、建設機械を製造販売 A 株式会社 機器構成 5250エミュレーターを使用した無線通信 ハンディターミナル : XIT−100B するだけでなく、国内外の販売会社に対して、部品の供給 アクセスポイント : シンボリック社AP−4131 も行っております。この供給部品の在庫及び入出庫業務を 基幹システム : IBM I5 効率化するために、部品センター「入出庫業務」をハンデ ィターミナル(ウェルキャット社製)を利用してシステム 化を実現させました。 【主要機能】 1商品ラベル発行(バーコード) 5.出庫伝票出力 【部品センターシステム】概要 2.工程入力(入庫∼出庫)H/T 6.梱包ラベル発行 入出庫の効率化と仕掛かり在庫、出庫可能在庫の即時把握 3.棚番ラベル発行(バーコード) 7.送り状発行 を実現 4.棚入力 8.基幹システム連携 H/T 部品センターシステム化の目的は、 ①「入庫∼出庫」業務のスピードアップ ②正確な在庫把握 【業務面の改善ポイント】 ③誤配送の防止 1.入庫∼出庫までをバーコードで運用。 をさせる事でした。 入庫時に発行される商品ラベルにバーコードを印字 システム構築にあたり、ハンディターミナルの機種選択に することにより、以降の工程をすべてバーコードを読 おいては、作業時の操作性、ホストコンピュータとの親和 み取ることで、入力ミスをなくす。 性、導入後のシステム保守の簡便性を考慮し、全ての取扱 2.出庫の際に、伝票と部品のバーコードを突き合わ い品に対して、入荷時にバーコードを利用して、入荷検品、 せることで、部品の誤出荷をなくす。 棚管理、出荷検品の精度向上と、作業の効率化が図れたシ 3.基幹システムのデータベースにリアルタイムで更 ステムが実現できました。 新することにより確認作業、問合せ作業を軽減させる 【導入後の効果】 ○初期メニュー画面 全ての棚、部品にバーコードラベルを貼付する必要があ るため、導入時は、かなりの作業付加が発生するが、稼 動後は、ハンディターミナルでバーコードを読み込むだ けで、各工程の入力が済むようになった。そのため、入 庫から棚入れ、出庫の作業効率が向上した事と、誤りが 減少した事で、作業時間を大幅に減少できた。 また、5250エミュレーター画面を利用しているため、 ○工程選択画面 操作に違和感なく導入できた。 * H/T利用者層(20代後半∼50代後半) 社員及びパートタイマー 1∼2日程度で、習熟して業務を実施。 ○出庫チェック入力画面 【今後の予定】 ① 他工場部品センターへの展開 ② 海外工程管理のハンディターミナル化 【ハンディターミナルメーカー】 【お問合わせ先】〒103-0001 中央区日本橋小伝馬町 14-7 アクサ小伝馬町ビル 株式会社ウェルキャット URL:http://www.welcat.co.jp TEL 03−3662−2308
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