2005.4 秋田高専 木澤 Acrobot の振り上げ安定化制御に関して(その5) シミュレーション Link1 が倒立した状態 q1 = π / 2 , q2 = 0 に達するまでは,振り上げ制御を行い,その後,LQR コ ントローラーにより,安定化制御を行う.物理パラメータは表の通りである. m1 m2 l1 l2 lc1 lc 2 I1 I2 g 1 1 1 2 0.5 1 0.083 0.33 9.8 プログラムの構成は STEP.1 部分線形化による振り上げ制御(Swing Up Controller) q1 = v (5-1) q2 = − 1 d p1 − 11 v d12 d12 (5-2) 制御入力は v = − f1( q1 − π / 2 ) − f 2 q1 とし,ここでの制御入力のゲインは STEP.2 (5-3) f1 = 9 , f 2 = 27.95 とする. LQR コントロール(Balancing Controller) 線形化された状態方程式は x = Ax + Bu (5-4) である.ここで, 0 ⎡ 0 ⎢ 0 0 A=⎢ ⎢ 12.61 −12.67 ⎢ ⎣ −14.73 29.58 1 0 0 0 0⎤ ⎡ 0 ⎤ ⎢ 0 ⎥ ⎥ 1⎥ ⎥ B=⎢ ⎢ −3.01⎥ 0⎥ ⎢ ⎥ ⎥ 0⎦ ⎣ 6.03 ⎦ ⎡ q1 − π ⎤ 2⎥ ⎢ ⎢ q2 ⎥ x=⎢ ⎥ ⎢ q1 ⎥ ⎢⎣ q2 ⎥⎦ である.このとき,重み関数を次のように決めると ⎡1 ⎢0 Q=⎢ ⎢0 ⎢ ⎣0 0 1 0 0 0 0 1 0 0⎤ 0 ⎥⎥ 0⎥ ⎥ 1⎦ R =1 フィードバックゲインは Fgain = [ −246.48 98.69 −106.46 −50.13] となる. u =τ 以下の図は,前半が部分線形化による Swing Up コントロールで,リンク1が垂直に立ち,リンク2 もリンク1に対して垂直になった状態で LQR コントロールに切り替えた時間応答を示している. Swing Up and balancing motion 3 Link1 q1 Link2 q2 2 1 Angle of Link1&Link2[rad] 0 -1 -2 switch to linear controller -3 -4 -5 -6 -7 -8 0 1 2 3 4 Time[s] 5 6 7 8
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