営利法人の運営する介護サービス事業所に対する指導監査実施 - 松江市

営利法人の運営する介護サービス事業所に対する指導監査実施要領
1
実施方針
(1)対象事業所
松江市内に所在する営利法人の運営する全ての介護サービス事業所を対象とする。
ここでいう営利法人とは、株式会社、有限会社、合資会社、合名会社、合同会社をさす。
(2)目的
各介護サービス事業所における「人員、設備及び運営基準」の遵守状況について点検するこ
とにより、過誤や不正事案を防止し、介護事業の適切な運営の確保を図ることを目的とする。
(3)根拠規定・位置づけ
各介護サービス事業所における「人員、設備及び運営基準」の遵守状況の確認を行う観点か
ら、介護保険法第5章の各規定を適用して、介護サービス事業所に対して報告書類の提出を求
めることにより実施する。
(4)実施期間
平成 22 年度から平成 24 年度までの 3 年間で実施する。
2
監査実施方法
(1)実施概要
別に定める自己点検シート等を活用した、書面による審査により実施する。なお、必要に応
じて実地検査も実施することとする。
(2)対象サービス
居宅サービス、居宅介護支援、介護予防サービスを対象とする。
(3)実施の流れ
①松江市の実施通知
松江市は、別に定める指導監査実施計画により、今年度監査対象となった事業所の法人に
対して実施通知を行う。
②監査対象事業所による自己点検シート等の提出
ア 提出書類
・実施通知を受けた事業所は、報告書類として、対象事業の自己点検シート及び勤務表(前
一月分)を記載し、表紙と、利用者数実績(前一月分)のわかる資料とともに提出する。
・勤務表は、現に使用している既存の書類等を利用しても構わない。また、利用者数実績
は任意の書式とする。
・介護サービス事業所が複数ある場合は、それぞれについて書類を記載・用意し、一括で
提出する。ただし、居宅介護サービスと介護予防サービスの指定を併せて受けている場合
は、ひとつの事業所として提出する。
・報告書類は、市のホームページにもエクセル書式(表紙、自己点検シート、勤務表、勤
務表記載例)を掲出する。
○ホームページ
http://www1.city.matsue.shimane.jp/kenkou/kansashidou/gyoumu/gyoumu.html
裏面へ
- 1 -
イ 提出先
松江市監査指導課
〒690-8540 松江市末次町 86 番地
ウ 提出の〆切
平成 25 年 2 月 28 日(木)
エ 記載留意事項
当該自己点検シートには、適正に事業所の実態に即した記述を記載することとし、虚偽
の報告が認められた場合には、指定取消等の行政処分の対象ともなり得る。
③提出された自己点検シートの内容確認
松江市は、提出された自己点検シートの人員、設備及び運営基準上の各項目について、次
に掲げる事案が認められるか確認する。
・自己点検シートの確認事項について、回答が「不適」となっていて、基準上の問題また
は疑義が認められるものがあるか。不適の場合、その「事由及び改善状況」の記載内容に
より、改善の見込があるか。
・人員基準に係る記載内容並びに添付された「既存の前一月分(特定施設は前年度分)の
利用実績(利用者数、サービス提供時間数等)」及び「前一月分の勤務表」により、人員
基準上の問題または疑義が認められるものがあるか。
④結果通知
松江市は、提出された自己点検シート等についての内容確認結果を、当該法人へ通知する。
(4)必要に応じた実地検査等
自己点検シートの内容確認の結果、基準上の問題点又は疑義が認められる事業所に対しては、
実地検査の実施によりその内容について検査を行う。
なお、基準上の問題又は疑義が認められない事業所であっても、通報等の情報との不整合が
ある等の事由がある場合には、松江市の判断により、記載内容の確認を行うための実地検査を
実施する場合がある。
また、実地検査の結果、基準違反・虚偽報告等が認められた場合には、その基準違反・虚偽
報告等の程度に応じ、改善指導、改善勧告、改善命令又は指定の効力の停止、指定取消等、必
要な行政指導、行政処分を行うものとする。
- 2 -