「長期ビジョン2018」 「2014中期経営計画」 - グローリー

「長期ビジョン2018」
&
「2014中期経営計画」
グローリー株式会社
2012年3月7日
目 次
1.2011中期経営計画の総括
2.長期ビジョン2018
①策定の背景
②概要
3.2014中期経営計画
①概要
②基本戦略(事業・機能・企業)
③投資計画
④業績目標
4.タラリス社の株式取得(子会社化)について
2
2011中期経営計画
総括
(2009年度~2011年度)
2011
中期経営計画
総括
基本戦略の達成状況
世界的視野でビジネスチャンスを捉え、新たな成長ステージへ飛躍する!
[スローガン] “GET INTO GLOBAL 2011”
ビジネス戦略
体質強化戦略
グループ体制強化戦略
基盤ビジネス
(国内事業)
成長ビジネス
(海外事業)
機能別革新活動
によるビジネス体質強化
グローバル化を
支える体質強化
金融市場
海外市場
開発革新
ガバナンス戦略
流通・交通市場
遊技市場
その他
●原価低減による
収益性の改善
●海外全体戦略に基づく
積極的な経営資源の
投入
●販売・保守網の
グローバル展開
●海外展開を想定した
製品開発
●開発効率30%アップ
生産・調達革新
●海外生産・調達比率30%アップ
営業革新
●新しい営業スタイルの構築
●高付加価値戦略による
収益確保
在庫革新
●新市場の開拓
●棚卸資産回転期間1.5ヶ月
○
×
△
●ガバナンス体制強化
グループ会社戦略
●グループ再編
人事戦略
●人的資源の選択と集中
資産・資本政策
●資産内容の健全化他
○
4
2011
中期経営計画
総括
連結業績の推移
2009年度
(億円)
1,600
2010年度
2011年度 予想
(09年4月~10年3月) (10年4月~11年3月) (11年4月~12年3月)
2011
中期経営計画
最終年度 目標
売上高
1,351
1,389
1,450
1,700
営業利益
76
103
110
150
経常利益
90
110
110
-
当期純利益
51
62
65
-
(億円)
売上高
120
1,200
(億円)
営業利益
120
90
(億円)
経常利益
150
(億円)
当期純利益
90
100
800
60
60
400
30
30
50
0
0
09年度
10年度
11年度(予)
0
09年度
10年度
11年度(予)
0
09年度
10年度
11年度(予)
09年度
10年度
11年度(予)
5
2011
中期経営計画
総括
1,600
セグメント別売上高の推移
億円
1,459
128
1,351
109
1,200
263
275
1,389
124
241
1,450
130
その他
240
遊技市場
281
252
800
266
300
流通・交通
市場
458
426
469
435
金融市場
400
0
327
287
287
2008年度
2009年度
2010年度
345
海外市場
2011年度 予想
2011中期経営計画
6
グローリーグループ
長期ビジョン2018
について
2018
長期ビジョン
長期ビジョン策定の背景
企業理念(存在意義)
グループの現状
■ 海外事業規模の伸び悩み
私たちは「求める心とみんなの力」
■ 国内市場利益依存比率の上昇
を結集し、セキュア(安心・確実)な
■ 基幹製品依存による将来リスクの増大
社会の発展に貢献します
事業を取り巻く潮流
■ 海外生産拡大に伴う生産体制の再編
■ 社員年齢偏在と高齢化
予測される法律・規則の変化
■ 国内金融店舗減少と軽量化
■ 国際会計基準の導入
■ 国内小売業態変化と非現金取引拡大
■ BIS規制(自己資本比率、オペリスク)
■ 新興国市場の急拡大
■ 消費税の改正
■ 為替変動リスク
■ 環境規制の強化と環境意識の高まり
■ クラウドコンピューティングの加速化
■ 価格競争の激化
8
長期ビジョン2018 概要
2018
長期ビジョン
【長期基本方針】
『モノづくり』の技術で新たな価値を創造し、夢へ挑戦する
CSR活動を通じて、社会とともに継続的な企業成長を図る
【長期業績目標】(2018年度)
○ 連結売上高 2,200億円
○ 連結営業利益率 12%
2,500
新事業 ・・・非現金分野での事業確立
2017
中期経営計画
1,500
2ndステップ
2014
中期経営計画
1,000
0
国内事業・・・未開拓市場攻略と新製品の投入
海外事業・・・新興国を攻略し収益モデルを確立
(億円)
2,000
500
【長期基本戦略】
○ 事業戦略
2011
中期経営計画
1stステップ
○ 機能戦略
・世界に先駆けたコアとなる技術の開発と
真似のできないモノづくりの実践
・事業戦略を支えるQCDの実現
○ 企業戦略
・強固なグループ経営基盤確立と
グローバル人財の育成
・グループシナジーの最大化
9
2014中期経営計画
(2012年度~2014年度)
2014中期経営計画 概要
2014
中期経営計画
長期ビジョン2018
2017中期経営計画
2014中期経営計画
【基本方針】
『モノづくり』の技術で新たな価値を創造し、夢へ挑戦する
CSR活動を通じて、社会とともに継続的な企業成長を図る
長期ビジョン達成に向けた
成長戦略推進と収益力強化
営業利益率10%以上(2014年度)
セグメント別売上高(億円)
1,800
290
(2014年度)
・ROE 6.0%以上
135
1,450
【経営目標】
・連結売上高 1,800億円
・海外売上高比率 30%以上
325
300
500
435
345
(2014年度)
・連結営業利益 180億円
その他
130
240
【業績目標】
遊技市場
流通・交通
市場
金融市場
550
海外市場
【基本戦略】
事業戦略
・海外事業戦略
・国内事業戦略
・新事業戦略
機能戦略
・製品開発戦略
・生産・調達戦略
・品質保証戦略
企業戦略
・グループ体制
・人事戦略
・資本財務戦略
2011年度 2014年度
11
2014
中期経営計画
【事業戦略】
事業戦略
「海外事業」
・新興国の攻略と海外事業の収益モデル確立
【機能強化戦略】
■欧・米・アジアの3極体制の構築
550億円
■直販・直メンテナンス地域の拡大
OEM
■代理店販売の強化
345億円
アジア
欧州
米州
2011年度
2014年度
12
2014
中期経営計画
事業戦略
「海外事業」
【地域別事業戦略】
■欧州市場
○ 銀行店舗向けソリューションの強化
○ 新興国への販売拡大
○ リテール事業の強化
■米州市場
○ 大手行での窓口用紙幣入出金機の拡販
○ 新興国への販売拡大
■アジア市場
○ 主要国での販売強化(中国、インド)
○ 新興国への販売拡大(アセアン等)
○ 価格競争力強化
■OEM市場
○ OEM先との協業の拡大
○ 新たな分野の開拓・協業
13
2014
中期経営計画
【事業戦略】
事業戦略
「国内事業」
・未導入市場攻略と新製品の投入
【セグメント】
金融市場
金融市場
1,000
(億円)
国内セグメント別売上高推移
900
800
流通・交通市場
流通・交通市場
700
600
500
遊技市場
遊技市場
流通・交通市場
400
300
その他
その他
金融市場
遊技市場
200
100
その他
0
14
2014
中期経営計画
【事業戦略】
事業戦略
「国内事業」
金融市場
・オープン出納システム市場の拡大と非現金分野の開拓
・システムメーカーとの連携強化
■ 現金分野 → 新規純増
○ オープン出納システムのターゲット市場攻略
○ ネットワーク化提案による市場の深掘り
○ ポスト オープン出納システムの創出
■ 非現金分野 → 新商品でビジネス発掘
500億円
435億円
DP
○ セキュリティ分野での事業拡大
○ ロビー・カウンター関連製品の開発
非現金
■ DP分野 → 第三の柱へ挑戦
現金
○ 新認識技術を核としたエンジンの開発
○ 営業店向け製品の販売拡大
○ 帳票類イメージ化受託サービスの拡大
2011年度
2014年度
15
2014
中期経営計画
【事業戦略】
事業戦略
「国内事業」
流通・交通市場
ユーザーニーズを追求した事業領域拡大と収益拡大
■後方機器市場の安定拡大
○ 店舗運営の効率化を図る高付加価値製品の展開
○ 未導入ユーザーの攻略
325億円
■フロント機器市場の事業領域拡大
300億円
○ 更新及び新規市場の開拓
フロント機
器
後方機器
2011年度
2014年度
16
2014
中期経営計画
【事業戦略】
事業戦略
「国内事業」
遊技市場
ホール向け新システム製品の開発推進
及び新たな遊技事業の創出
■製品ラインナップの強化
○ ホール向け新システム製品の開発推進
○ 大手ホール向けの製品開発の強化
■新たな遊技事業の創出
○ 広範囲での遊技事業の模索
290億円
240億円
その他
システム
製品
2011年度
2014年度
17
2014
中期経営計画
【事業戦略】
事業戦略
「国内事業」
その他
・新たな自販機事業の創出
・市場の深掘りと事業領域の拡大
・非現金分野での事業確立
■自動販売機市場
○ たばこメーカーとの協業強化
○ 券売機の製品力強化と販路拡大
○ デジタルコンテンツ販売機の拡販
130億円
135億円
その他
■その他市場の深掘りと事業領域拡大
○ 病院市場への営業強化
○ 社員食堂システムの拡販
自動販売
機
■新事業
○
○
○
○
電子決済サービスの展開拡大
生体認証分野の営業強化
会話保護装置の拡販
データサービス事業の強化
2011年度
2014年度
18
2014
中期経営計画
機能戦略
【製品開発戦略】
■事業収益に貢献する製品開発の実施
■コア技術の開発力強化
■グローバルに通用するコスト競争力の追求
【生産・調達戦略】
■マザー工場の機能強化
■海外生産の拡大
■国内生産のコスト構造改革
【品質保証戦略】
■海外における地域別・市場別の品質保証体制の確立
19
2014
中期経営計画
企業戦略
【CSR活動の取り組み】 ・本業を通じて社会への責任を果たす
・社会との信頼関係を築き、ステークホルダーから
信頼される企業グループを目指す
【グループ体制】
■コーポレートガバナンスの強化
■グループの成長戦略に合わせた再編とグループ体質強化
【人事戦略】
■活力ある人事制度の推進
■人材の育成と活用(ダイバーシティの推進等)
【資本・財務戦略】
■資本効率向上と適正な株主還元
○ 戦略的な投資計画の実施(研究開発投資、設備投資、M&A投資)
○ 適正な株主還元
連結株主資本配当率(DOE) 1.8%以上
連結配当性向 25%以上
20
投資計画
2014
中期経営計画
【開発投資計画】
(2012年度~14年度)
研究開発投資額:平均100億円/年
(連結売上高比率 平均6.0%)
※2011中期経営計画(2009年度~11年度)予想
研究開発投資額:平均92億円/年(連結売上高比率 平均6.6%)
【設備投資計画】
(2012年度~14年度)
3年間の設備投資額:255億円
(新製品金型、建物、設備、システム投資等)
※2011中期経営計画(2009年度~11年度)予想
3年間の設備投資額196億円
21
業績目標
2014
中期経営計画
12.0%
【営業利益率】
●
●
10.0%
7.6%
15.0%
10.0%
●
●
●
●
5.0%
2,500
(億円)
【セグメント別売上高】
2,000
2,200
1,800
135
1,500
1,450
130
240
1,000
500
300
0
290
325
2011年度
予想
遊技市場
流通・交通市場
500
435
345
その他
金融市場
550
2014年度
目標
海外市場
2018年度
目標
22