大規模な土地の形質の変更の届出について(ご案内) <届出について> 一定規模(3,000㎡)以上の土地の形質の変更をしようとすると きは、土壌汚染対策法第4条第1項により着手日の30日前までに届出 が必要です。 <届出者(届出主体)について> 届出は土地の形質の変更をしようとする者が行なうことになって います。土地の形質の変更をしようとする者とは、具体的には土地の 形質変更の施工に関する計画の内容を決定する者が該当します。 <形質の変更の面積とは> 土を触る工事(※掘削、盛土、地均し、杭打ちなど)全般が土地の形質変更に該当します。 土地の形質変更面積はこれらの工事を行なう部分の合計面積が3000㎡以上であれば届出が必 要です。 ※注 実際に土地を掘削する場所であり、建築物の基礎のための床掘や余掘等も形質変更となります。 (都市計画法における開発行為の形質変更の考え方とは異なる場合がありますのでご注意ください) 土地の形質変更面積が3000㎡以上であっても、以下の場合は届出対象外です。 ①土地の形質変更が盛土だけの場合 ②次のア、イ、ウの全てに該当する場合 (ア)区域外へ土壌を搬出しない (イ)周辺への土壌の飛散・流出がない (ウ)形質変更の深さが50cm未満 ③農業を営むために通常行なわれる行為(耕起、収穫等)であって、 区域外へ土壌を搬出しない場合 ④林業の用に供する作業路網の整備であって、区域外へ土壌を搬出しない場合 ⑤鉱山関係の土地において行なわれる土地の形質変更 土地の形質変更の対象外の判断については環境保全指導課に事前にご相談ください。 <届出の時期> 土地の形質変更の着手日の30日前までに届出が必要です。 <調査命令> 届出の土地が汚染のおそれの基準に該当すると神戸市長が判断した場合は、土地所有者等に 対して土壌汚染状況調査命令が発出されます。調査命令を受けると120日以内に調査し、結果 を報告しなければなりません。 <届出書類> 届出書及び添付書類は次の1、2のとおりです。チェックリストにより確認のうえ、土地の 形質変更の着手日の30日前までに提出してください。 ※記載内容の錯誤や添付書類の不備等が多く見られます。届出の際は事前に環境保全指導課にご相談いただくとと もに、事前に届出書(案)をEメール([email protected])で送信いただきますようお願いします。 事業者が土地所有者でない場合は、土地所有者の同意書の添付が必要です。また、市有地(河 川、道路等)の場合は、所管課(下水道河川部河川課、道路部計画課等)に事前に協議し同意 書を取得してください。 1.一定の規模以上の土地の形質の変更届出書(様式第6) 様式第6は下記の神戸市ホームページでダウンロードしてご使用ください。 http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/environmental/cleanup/dojo/dojyo-youshiki6.pdf 確認欄 2.添付書類 添付書類は次表のとおりです。 項目 確認欄 土地の形質の変更をしようとする場所を示すもの(図には方位、スケール、凡例を記入する) 付近見取図(住宅地図程度の縮尺のもの。事業区域を「形質変更の場所」として示す。) □ 敷地全体の図面(現況地形図に筆界、地番、土地の形質変更を行う敷地境界(事業区域 □ 界)を記載する。地形図には地盤レベル値、断面線を入れない。記載例参照) 掘削及び盛土を行う場所の平面図(敷地全体の図面に掘削部分、盛土部分等の範囲を着 □ 色する。記載例参照) 形質変更を行う場所の面積一覧表(記載例参照) □ 可能な限り両表をA4用紙1 土地の地番・地積一覧表(記載例参照) 枚に併記する。 □ (形質変更する土地について記載する) 土地の所有者等に関するもの 形質変更する土地の登記事項証明書及び公図の写し (公図には、土地の形質変更を行う敷地境界(事業区域界)を赤線で記載する。) 形質変更する土地の所有者の同意書(届出者が土地所有者ではない場合に必要です) □ □ 任意提出資料(必要に応じて提出をお願いすることがあります) 土地の履歴資料 現況平面図 現況建物配置図 掘削及び盛土の断面図 自主調査結果等の資料 特定有害物質の使用等の状況 各種法令(消防法等)の届出事項等 その他必要資料 ※図面、地図、写真等を複写して使用する場合は、著作権者から使用許諾を取得してください。 □ □ □ □ □ □ □ □ <関係法令(参考)> (土壌汚染対策法―抜粋) 第四条 土地の掘削その他の土地の形質の変更(以下「土地の形質の変更」という。)であって、その対象となる土 地の面積が環境省令で定める規模以上のものをしようとする者は、当該土地の形質の変更に着手する日の三十日 前までに、環境省令で定めるところにより、当該土地の形質の変更の場所及び着手予定日その他環境省令で定め る事項を都道府県知事に届け出なければならない。ただし、次に掲げる行為については、この限りでない。 一 軽易な行為その他の行為であって、環境省令で定めるもの 二 非常災害のために必要な応急措置として行う行為 (同法施行規則―抜粋) 第二十三条 法第四条第一項の届出は、様式第六による届出書を提出して行うものとする。 2 前項の届出には、次に掲げる図面及び書類を添付しなければならない。 一 土地の形質の変更(法第四条第一項に規定する土地の形質の変更をいう。以下同じ。)をしようとする場所を 明らかにした図面 二 土地の形質の変更をしようとする者が当該土地の所有者等でない場合にあっては、当該土地の所有者等の当該 土地の形質の変更の実施についての同意書 (施行通知―抜粋) 「土地の形質の変更をしようとする場所を明らかにした図面」とは、土地の形質の変更が行われる範囲 を明示した図面であり、掘削部分と盛土部分が区別して表示されていることを要する。 「同意書」は、土地の形質の変更の工事の請負契約書及び当該請負契約の発注者が当該土地の所有者等 であることを証する書類(所有者であることを証するのであれば、登記事項証明書及び公図の写し)が 想定される。 <届出の提出及び問い合わせ先> 神戸市環境局 環境創造部 環境保全指導課 水・土壌環境係 〒650-8570 神戸市中央区加納町6丁目5番1号 神戸市役所3号館6階 電話:078-322-5309 ファックス:078-322-6068 Email:[email protected] http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/environmental/cleanup/dojo8.html (2013 年 10 月作成) <添付書類の記載例> ○形質変更を行う場所の面積一覧表(面積がゼロの区分でも0m2と記載してください) 区分 盛土部分 掘削し盛土する部分 掘削部分 合 計 面積 1,000㎡ 500㎡ 2,500㎡ 4,000㎡ ○土地の地番・地積一覧表(地番、地積、所有者は登記事項証明書記載のとおりに記載してください) № 地番 1 中央区加納町65X番1 2 中央区加納町65X番2 3 中央区加納町65X番3 中央区○○町65X番3地先里道 4 (道路、水路など)※ (※登記がない土地の記載方法です) 合 地積 3,000.00㎡ 2,000㎡ 1,000㎡ 実測200㎡※ 所有者 中央太郎 神戸○○㈱ 神戸○○㈱ (※登記がない土地の場合は、形質変更の 神戸市 実測面積を記載する) 計 6,200.00㎡ ○土地の所有者等の形質の変更の実施についての同意書 平成 2x 年 xx 月 xx 日 同意書 神戸市中央区加納町 6 丁目 5 番 1 号 ○○株式会社 代表取締役 神戸太郎様 神戸市中央区雲井通 5 丁目 1 番 1 号 中央太郎 印 土壌汚染対策法第 4 条第 1 項に規定する土地の形質の変更の届出に関し、下記の土地の形質の 変更の実施について同意します。 記 土地の形質の変更の対象となる土地の所在地 神戸市中央区加納町 65X 番 1 土地の所有者 神戸市中央区雲井通 5 丁目 1 番 1 号 中央太郎 ○ 敷地全体の図面/掘削及び盛土を行う場所の平面図 道 路 敷 加納町 65X 番3地先 N 加納町 65X 番 1 加納町 65X 番 3 加納町 65X 番 2 100m 土地の形質変更を行なう敷地境界線 地番境界 掘削部分 盛土部分 掘削し盛土する部分 掘削及び盛土を行う場所の平面図 ◆図面についての注意点 ・ 現況地形図を用いて作成し てください。 ・ 図面のタイトルを記入して ください。 ・ 線は太くはっきりと記入し てください。 ・ 土地の大きさを示すもの(主 要部分の寸法、スケールな ど)を記入してください。 ・ 凡例を記載してください。 ・ 方角を記入してください。 ・ 図面のサイズは A4 もしくは A3 としてください。 ・ 事業区域を「土地の形質変更 を行う敷地境界線」で囲んで ください(開発事業では、開 発区域と関連区域を合せた 区域が事業区域のイメージ です) ○土地の履歴資料(任意提出資料) (1)自主調査の実施と基準超過の有無 調査の種類 確認欄 地歴調査の実施 有 無 不明 試料採取調査の実施 有 無 不明 有 (物質名 有 無 不明 無 不明 基準超過物質 自主調査結果報告書の神戸市への提出 (H 年 月 ) 日提出) (2)有害物質の使用等(わかる範囲で○を付けてください。) No. 特定有害物質名 区分 No. 特定有害物質名 区分 1 四塩化炭素 有・無・不明 14 シアン化合物 有・無・不明 2 1,2-ジクロロエタン 有・無・不明 15 水銀及びその化合物 有・無・不明 3 1,1-ジクロロエチレン 有・無・不明 16 セレン及びその化合物 有・無・不明 4 シス-1,2-ジクロロエチレン 有・無・不明 17 鉛及びその化合物 有・無・不明 5 1,3-ジクロロプロペン 有・無・不明 18 砒素及びその化合物 有・無・不明 6 ジクロロメタン 有・無・不明 19 ふっ素及びその化合物 有・無・不明 7 テトラクロロエチレン 有・無・不明 20 ほう素及びその化合物 有・無・不明 8 1,1,1-トリクロロエタン 有・無・不明 21 シマジン 有・無・不明 9 1,1,2-トリクロロエタン 有・無・不明 22 チオベンカルブ 有・無・不明 10 トリクロロエチレン 有・無・不明 23 チウラム 有・無・不明 11 ベンゼン 有・無・不明 24 ポリ塩化ビフェニル 有・無・不明 25 有機りん化合物 有・無・不明 12 カドミウム及びその化合物 有・無・不明 13 六価クロム及びその化合物 有・無・不明 (3)関係法令の該当(わかる範囲で○を付けて該当欄にご記入ください。) No. 特定有害物質名 区分 3 水質汚濁防止法 (兵庫県環境保全条例※を含む) 大気汚染防止法 (兵庫県環境保全条例※を含む) ダイオキシン類対策特別措置法 4 下水道法 有・無・不明 5 クリーニング業法 有・無・不明 6 消防法 有・無・不明 7 銃砲刀剣類所持等取締法 有・無・不明 8 毒物及び劇物取締法 有・無・不明 9 高圧ガス保安法 有・無・不明 10 労働安全衛生法 有・無・不明 11 農薬取締法 有・無・不明 1 2 12 化学物質の審査及び製造等の規制に関 する法律 有・無・不明 有・無・不明 有・無・不明 電気事業法 有・無・不明 14 鉱業法 有・無・不明 15 鉱業法施行法 有・無・不明 16 鉱山保安法 有・無・不明 18 19 (例) 特定物質の規制等によるオゾン層の保 護に関する法律 特定化学物質の環境への排出量の把握 等及び管理の改善の促進に関する法律 ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処 理に関する特別措置法 水質汚濁防止法 該当する特定有害物質 有・無・不明 13 17 該当内容 有・無・不明 有・無・不明 有・無・不明 有・無・不明 電気めっき施設 ※兵庫県環境保全条例:(正式名称)環境の保全と創造に関する条例 六価クロム
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